Quantcast
Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

パターン認識を支配するものがIQを支配する。パタンパタンと倒していけば、ポテンシャルも?!

$
0
0

パターン認識を支配するものがIQを支配すると言っても過言ではありません(そうなのか?w)。

 

パターン認識は非常に大切です。

 

たとえば、変な話ですが、右手を覚えれば、左手は鏡像対称で覚えられます。

 

解剖学において基本となる骨を覚えようと思い、そのベースとなる「あなたの骨を数えましょう」のワークをするとします(骨の名前を覚えるより先に、骨の数を数えられるようにするという試みです。とても大事です)。

 

そのとき、右手を覚えれば、それをパタンと反対側に倒せば左手となります。

 

左右反転しますが、左手なので問題ありません。

 

アンディ・ウォーホルのハンコのようなものです(アンディ・ウォーホルはもともとはハンコ職人でした。長じては判で押したような作品を作り続けます。「機械になりたい」と言いながら、マシーンのように創り続けました)。

 

c.f.魔術師の内的進化が進むにつれ、魔術師はセフィラ即ちこれまでのものより一つ上位の次元の「神」に祈る 2021年12月06日

c.f.私は機械になりたい(アンディ・ウォーホル)マシーンのように無心に淡々と、それが成功の秘訣! 2020年05月01日

 

たとえばFingersを覚えるときも人差し指が3本の骨でできていることを知れば(末節骨、中節骨、基節骨)、人差し指から中指、中指から薬指、薬指から小指へとパタンパタンと倒していくだけで、Fingersが覚えられます。

指の中でも特殊なのが親指です(「親は2人」と覚えます。親指は指骨が2本です)。

 

中手骨は5本のまま、しかし手根骨はFingersの4本がそのまま根本に来ていて、2重になっているので8個と覚えます。4×2です。

そして、前腕が2本、上腕が1本と、上に行けば行くほど本数が減ります(上に行くほど情報量が下がる、抽象度のよう)。

 

1→2→4×2→5→5×3−1

上腕→前腕→手根骨→中手骨→指骨

 

となっていきます。

(もちろん忘れてはいけないのは、上肢帯の2つです。鎖骨と肩甲骨です)

 

このように右手だけを覚えたとしたら、パタンと倒せば左手となります。

 

 

それだけではありません。

 

下向きにパタンと倒せば、足の骨となります。

 

上肢の骨が30(+2)あります。肩から先はなんと覚えやすさのために神様が細工したとしか思えない数(30個)です。

 

実は下肢も同様です。

30(+1:腸骨)です。

 

とすると、右手をパタンと下に倒せば足の骨となります(ただし、微調整が必要です。それが膝にある種子骨である膝蓋骨、もう一つは足根骨が8ではなく7個ということです。それでプラマイゼロで、30ぴったりです。

 

下肢も右足が分かれば、パタンと倒せば鏡像対称な左足となります。

 

 

右手と左手、右足と左足みたいな話はパターン認識の例としてはずいぶん弱いような感じがします(実際にそうです)。

もちろん足と手の骨が似ているということもそうです。

 

しかし、この当たり前なことを面白がって、パタンパタンやっていると、気付いたらすごいことになります。

 

 

全部覚えるのではなく、最小限の知識を使い回していけば、脳のリソースは喰わないで済むのです。

 

 

二重丸の本質もMATLAS図(イデア図)の棒人間の図も同様です。

 

シンプルですが強烈なのは、脳の機能に沿っているからです。

 

我々はイラストの象と写真の象を同じ「ゾウ」と幼い頃から認識できる脳を持っています。しかし両者は雲泥の差があります。

しかし特徴量を掴むことができる我々の脳は両者を同じゾウさんとして認識できるのです。

 

 

逆に言えば、「ヘノヘノモヘジ」程度の絵でも人は人間の顔と認識できます。

 

*たくさんの人が寄せ集まっているリヴァイアサンな絵でも、人間の顔と身体に見えてしまいます。

c.f.浮世絵版リヴァイアサン?! 〜みかけはこわいいがとんだいいひとだ!!〜人は人によって創られる?! 2014年09月28日
c.f.大勢の人が寄ってたかって、とうとう、いい人をこしらえた〜対話の無限地獄の中で必死の成長をするしか 2024年02月23日

 

この脳の機能を理解していたら、イデア図はシンプルが良いのです。

 

驚くほどにシンプルな図を描いていたら、そのうちに解剖書が楽しくなってきます。

イラストのゾウと写真の象くらいに違う絵なのに、同じに見えるのです。これが脳機能の不思議です。

そして、覚えすぎないほうが良いのです。必要なものはどうせ覚えます。それよりはゲシュタルトやフレームを大事にして、きちんとフレームが閉じ、ゲシュタルトができるように情報量を絞ることです。そして一度系が閉じれば、それをしっかり強化するだけです。

 

「ねぇ、羊の絵を描いて」と言った星の王子さまの物語は非常に教訓的です。

 

どんなに上手に羊の絵を描いても、星の王子さまは満足しないでしょうが、羊が住んでいる箱を描いたら満足するのです。

 

 

 

 

僕らの脳も同じです。

 

イデア図によって、あっさりと理解してしまい、その上で十分な余白があれば、その余白はきちんと埋まるのです。

 

「マルかいてチョン。マル書いてチョン」というドラえもんの数え歌があります。

 

それをもじって言えば「マル書いてマル」がMATLAS4です。

いや、MATLASⅠで導入しました。

 

すなわち、大腿部の断面図です。

 

まず大きなマルを描き、そして小さなマルを描きます。

 

大きなマルが大腿部全体、小さなマルが大腿骨です。

 

 

僕らヒーラーが図を描いたということは、その行為はT理論に基づけば、世界のイデアを描いたことになります。

すなわちあれをあれすると、たとえば足が一気に細くなっていくのです。

これは本当に魔法のようですが、現実です。そして理論にも基づいています。

それが分かると、この「マルかいてマル」は次々と先が見えてきます。

パタンパタンと倒れていくのです。

ドミノのようにカスケードしてきます。

 

 

たとえば、少し工夫すれば、下腿となり、少し工夫すれば、上腕骨となり、少し工夫すれば前腕となります。

いや、それだけではありません。

パタンパタンと倒していくことに強みがここにあります!

 

Yes,MATLAS!!

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>