Dr.Tに以前、質問したことがあります。
夜間電力をセーブしていたころなので、311の直後の渋谷駅周辺で一緒にタクシーに乗っていたときだったように思います。
深夜電力をセーブしても意味がないのに、という意味のことを夜の渋谷の街を眺めながらつぶやかれていたように記憶しています。
そのときに、なぜT理論の言葉を最近変えているのですか、という意味のことを聞きました。
「最近、T理論の言葉を変えている」というのは、たしか紀伊國屋書店での出版記念講演でのほぼ冒頭のセリフです(いや、うろ覚えです)。
先生の回答はシンプルで、
「飽きるから」
でした。
もちろん御本人が飽きるのではなく、受講生たちのことです。受講生たちが同じ用語を繰り返し聞いていると飽きるのです。
だから、目先を変える意味もこめて、ルー・タイスの用語に切り替えていったのです(この翌年にルー・タイスは急逝します)。
認知戦とは洗脳合戦のことです。それも国家規模、もしくは超国家的存在によるものです。
認知戦は最近突然出てきた新しい概念のように見えますが、少なくとも10年、おそらくは20年以上前から提唱されて、いまようやく世界で認知されてきたところです。
そして、洗脳合戦ということで言えば、ドクター苫米地の最初の著作(厳密には違いますが、苫米地理論ということでは第一作目)から書かれています。
私は欲張らず、いま持っている知識と能力でできる、自分が一番得意な範囲のことだけしかやりたくない。デプログラミングされる人も、する人も、命がけのリスクを負っているわけだから、失敗は絶対に許されない。(p.49苫米地英人『洗脳原論』)
c.f.私は欲張らず、いま持っている知識と能力でできる、自分が一番得意な範囲のことだけしかやりたくない。 2023年06月01日
同じく思い出すのは、岡田斗司夫さんです。
*幾度も紹介して恐縮ですが、表紙が村上隆
いま、RaySalonセラピストたちは荒波にさらされながら、「洗脳」について自分ごととして学んでいます。
学びには代償が必要であり、少なくない代償を支払いながら、必死で学んでいます。
僕らは表向きはヒーラーであったり、気功師であったり、気功整体師であったり、Ray古式マッサージ師であったり、ヨーギ、ヨギーニ、ヨガ教師であったり、アロマセラピストであったり、メンターであったり、コーチであったりするわけですが、その実は脱洗脳家の側面を強く持ちます。
洗脳社会が僕らの主戦場であり、脱洗脳が役割です(その中に悪魔祓いに見えるようなこともありますが、その実は単なる脱洗脳)。
洗脳を抽象的な観念だと思う向きもあるでしょうが、僕らにとっては目の前にあるリンゴと同じくらいにリアルな実体性を持ちます。それは触れられるし、共有できるし、検証できるし、取り除くことができるものです。
その過程で不思議なことがたくさん起こりますが、理論から観れば不思議ではなく、予測可能なものです。
雲をつかむような話に聞こえるでしょうが、リアルな話です。
とは言え、「洗脳」を「洗脳」として取り上げることは「まといのば」でもほとんど無く、皆様が飽きないように手を変え品を変え千の仮面を持って、提示していきたいと思います!
【御礼】
アメブロランキングの記事部門(リラクゼーション・整体部門)で1位を頂きました。
それもありがたいことにRaySalonセラピストのKIXとのワンツーフィニッシュ。
c.f.理論などなくともうまくやっていけると豪語する経済学者は、結局、古い理論に縛られているにすぎない 2023年10月09日 テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション1位
c.f.『その難解なパズルの一ピース目を正確に、丁寧にはめて解きほぐしていく事で、、、』 2023-10-09 12:00:36 テーマ:ブログ 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション2位(KIXのブログ)