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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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理論などなくともうまくやっていけると豪語する経済学者は、結局、古い理論に縛られているにすぎない

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あまりに先走り過ぎて、BodyDesignBootCamp(ボディデザインブートキャンプ)の4期の話を2期のグループラインでしてしまったらしいことに全く気付いていない今日このごろです。

 

先に行きたいと願っていたら、未来の方から来てくれた感じがあるので、もっと先を目指しましょう。ますますホンモノへ移動しましょう。

c.f.【シン・美女ボディ】熱望していた身体が垣間見え、どの方向に向かえば叶うのか、指し示してくれた♪ 2023-10-08Rayさんのブログ

 

    

最近本家主宰と、1年後2年後10年後の話をしています(^O^)/

 

こういうことはよくあるのですが、以前話していた未来がここ数ヶ月でパタパタと現実になって動き出しているので、1年後2年後10年後の話も非常に臨場感が高く、未来から「早く次の系に移って😎」と急かされているように感じます気づき

 

 

9月10月のオイルBootCampやBodyDesignBootCampで公開した様々な技術は、どれも私のお気に入りですが、中でも「シン・美女ボディ」は日々多用しています(^o^)丿

 

「過去に縛られたい」というメルマガを書いている方がいて(高名なコーチ)、「過去は関係ないというのは恵まれた人だけだ」という趣旨のことを書いていらっしゃいました。

上手に情動をゆさぶりながら、読者を煙に巻こうとしているのがとても新鮮でした。そもそも恵まれた人って自分のことですよね。妬ましく「あの人はとても恵まれているよね」って思う人々の裏をちょっとでも見てみれば、壮絶な地獄が口を開けて待っているのです。銀の匙など咥えてこなければ良かったという人生があるのです。

創業者一族の御曹司で東大法学部を出て、関連会社を見事に立て直して、大王製紙の社長、そして会長まで上りつめられた方が収監されました。しかしほぼ無実のような罪で実刑判決を受けるよりも苦しい過去がありました。

 

*だからこそ、創業者一族を巧妙に追い出されたことを、「上手なExit」と本気で言えるのです。Jobsの「人生最良の日」(スカリーに創業した会社を追い出された日)と同じです。

 

 

 

そのブログで苫米地博士のことも天才であり、恵まれているから、過去は関係ないと言えるのだとありましたが、、、、。

 

そもそも過去は関係ないというのは、そういう解釈の問題ではないのです。

 

 

 

彼らは自分の足元をまず見るべきです。

 

その前にサンデル教授の『これからの「正義」の話しをしよう』でも読みましょう。

 

 

このサンデル教授の議論というのを煎じ詰めると正義とはポジショントークだということです(そうなのか?)。正確に言えば、誰も背景に政治哲学をもっており、それが無意識に埋め込まれている。そしてその無意識のシステムが高度なポジショントークを発現(発言)しているということです。

これに関連して、ケインズが味わい深いことをおっしゃっています。

 

経済学者のJ・M・ケインズはかつてこう語ったことがある。理論を嫌う経済学者、もしくは理論などなくともうまくやっていけると豪語する経済学者は、結局、古い理論に縛られているにすぎないのだ、と。(引用終了)イーグルトンの「文学とは何か」の冒頭からの引用です。
c.f.寺子屋「文学」配信開始 〜文学は存在しないのか、なぜ文学理論が必要か、そして... 2015年01月02日

c.f.理論など無しでもやっていけると豪語する気功師は、結局古い理論に縛られているだけなのだ 2017年11月29日

経済学でもそうであり(だからファイナンスのゴールがうまくいかないメンタルブロックなどと言うものの裏には古い経済学理論があるのです。いや、本当に)、政治哲学でも同様です(サンデル教授によれば)。これをもう少し押し進めていくと党派性とは遺伝子で決定しているという議論になります。同じParty(党派)の人間のシャツに残った香りを「良い香り」と感じるのです(フェロモン気功講座でやりましたね)(今のBodyDesignBootCampの文脈で言えば、細胞と細菌がどの党を選ぶかを決めるのです。そしてリベットではないですが、それを意識が追認する)。

c.f.私は連邦レベルではリバタリアン。州レベルでは共和党。地域レベルでは民主党。家族には社会主義者だ。 2020年06月09日(上記を踏まえた上で、この視点はとても大事です)

 

    

スケールを無視した政治的普遍主義の愚かさを一言でまとめているのが、ジェフ・グラハムとヴィンス・グラハムの兄弟による次の言葉だ。

 

私は、連邦レベルではリバタリアンだ。

州レベルでは共和党支持者だ。

地域レベルでは民主党支持者だ。

そして、家族や友人レベルでは社会主義者だ。

 

この言葉を読んでも、左と右というレッテル貼りが愚かだと納得しないなら、もはやつける薬はないだろう。(ナシーム・ニコラス・タレブ)

 

で、話を戻しますが、「過去は関係ない」を批判する人々は、それは恵まれている人だから言えるセリフだと言いながら、それはご自身の背景にある理論を自己紹介してしまっているのです。すなわち、「過去はそもそも関係あるけれど」という自己紹介です。

その上で、過去は未来に関係あるけれど、恵まれた人は「過去は関係ない」と言えて、他の多くの人はやはり過去は関係があるんだ、と言うことです。

 

これはお金と幸福をめぐる古臭い議論に似ていて、お金で幸福は買えないと言える人は極端に貧乏か、ある一定以上の収入がある人です。しかし、狭い領域では、収入と幸福度は相関します。ただし、その限界効用が非常に狭い範囲でしか通用せず、稼げば稼ぐほど幸せなのは短期間で、離陸してしまうと、お金は単なる数字になるのです(でも、損失回避性というバイアスが働くので、最大の経費である税金には腹が立ちます。そしてそれがきちんと使われないと感じることに感情が動くのです。しかしある一定以上すぎると、それも麻痺してきます)。

 

話を戻しますと、「過去は関係あるか否か」の議論をしているにも関わらず、「関係がある」ことを前提として議論を進めて、恵まれているか否かという不思議な補助線で部分集合に分けて、関係があると言える人、言えない人で分けてしまうのです。でもそれは「関係があるか、否か」ではなく、「言えるか言えないか」の議論にスライドしており、かつ本人たちは政治的に目が不自由なので文字が読めないのです。

 

そういう属人的、そしてフィクショナルな「恵まれている」という話ではなく、もっと構造的な時間の双方向性について話しているのです。
 

その結果として、「過去は一切関係ない」という命題が演繹されたのです。

 

昨晩深酒をしたから、今日二日酔いだとしても、来年の人事異動が発表されて、一気にさめてしまうことはあります。未来が決めるのです。

 

よくT理論で引かれる話は、こんな話です。

若い頃やんちゃした人が反社組織に入り鉄砲玉として使われて収監され、シャバに出てきても誰からも相手にされない。若い頃にやんちゃしなければ、あそこで俺の人生は変わったと考える人と、若い頃にやんちゃしたけど、今や国会議員という人で、過去への解釈が変わるよね、という話です。

「若い頃にやんちゃしたからこそ、諸外国との外交でもしっかり自国の利益を主張できた」とか講演会で自慢しちゃったりするわけです。

未来で過去の解釈は変わるのです(ちなみに、これも「恵まれた人」の話と同じで、抽象度を下げて、わかりやすく「解釈論」に切り替えたパターンです。本質的には「Beam me up」であり、時空の離散性であり、プランク時間です)。

 

 

こんな話をするつもりはなく、筆が滑りました。本来はBodyDesignBootCamp4期の中身を話すつもりでした。
2期は秘密結社編で、能力開発・身体開発がテーマでした。

いわば「開発」です。

そして、いま受講生自身が強烈に感じていると思いますが、この〈秘密結社編〉の開発によって、圧倒的に開発されているのは実は「共感覚」です。

いわゆる超能力を身に着けたかのように、微細な波動を日常生活で感じているでしょう。なぜこんなに情報に溢れ、未来からの予兆にあふれているのだろうと訝しがる受講生も多いでしょう(フィードバック、待っています)。

それは、未来予知的な超能力であったり、心を読めるテレパシー的な超能力を手にして、様々な波動をキャッチできるようになったわけでは、、、、ありません。

純粋に共感覚が「開発」されたのです。いま、感じているのは共感覚によるものです。その方法は秘密結社だけに秘密ですw

だからこそ、初回でがっつりやったΨが必須になります(膨大な情報が心と身体に流れ込んで、困惑するからこそ)。

 

そして3期のテーマは「開発から関係へ」です。

きっちり能力と身体が開発された者同士が向かい合って、はじめて圧倒的なクンダリーニが可能になります。五感を塞いではコミュニケーションができないように、共感覚が麻痺していてはコミュニケーションができないのです。そして、我々は接続しないとBootしません。

 

我々は石ではないのです。しかし、スタンドアローンになることはできますし、スタンドアローンにさせるような「独立」とか「Individual」という社会的洗脳は存在します。そしてそれは成功しています。Stay Homeと命令されるのです。心地よいコンフォート・ゾーンのHomeにずっととどまれ、と。Awayに出て、隣人に遭うな、と。

 


*「I am a rock」とはある有名な詩に対する反歌であることに注意(という記事を過去に書いたつもりですが、見つけらず)。

 

3期〈密教タントラ編〉はますます秘密結社化していきます。そして、内向き志向が強まるがゆえに、外向きという逆ベクトルも活性化させます。

Yoshikaに言わせるとコンパスのポーズと言われるアーサナ(僕らはY字、I字と呼びます。バレエ用語ですら本来ない)を全員が普通にできるようになったのが、2期第3回でした。これまでもしっかりできていたのですが、その精度が上がりました。膝が伸びるようになり、YからIへ移行しました。これはかなりすごいです。
ヨーガだけではなく、バレエっぽい(Balle-ish)な動きや、圧倒的な成果を生み出す気功整体や、圧倒的な成果を生み出すオイルトリートメントや、圧倒的な結果をもたらすメンタリングなどを「まといのば」メンバーが実装していく形で世界へ機能を果たしていきたいと思っています。というか、果たすでしょう。

もちろんアディトレや美肌プロをアップデートしたシン・アルケミアで美しく魅力的な存在も目指します(この裏テーマはもっと強烈です。目指すは世界平和です←「まといのば」らしくなくてウケますね。実際にスクールではもっと具体的な話をしていきますが、既得権益層と激突せず、できたら共闘したいので、アホのフリをしていきたいです)

c.f.「良い人」は「どうでもいい人」だから透明人間に。でもフェロモンを忘れずに〜「作り阿呆」のすゝめ 2022年02月17日

*僕の1つの理想、1つのモデルはこの一條大蔵卿、特に当代の幸四郎さんが素晴らしかったです。愛らしい「作り阿呆」です。そしてそれもまた「イエス・キリストを着なさい」(ロマ書)なのです。人を偲ぶ仮の姿でありつつ、Skin in the gameなあり方でもあるのです。

 

で、4期の隠れテーマの1つが実は本稿のテーマでした。

それも関係は関係でも、、、、おっと、誰かが来たようだ。

 


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