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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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殺された数百万という人々が安上がりに闇の中で道を踏み固めて行った(マンデリシュタム)

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古い時代、古いパラダイムを仮にダイナソー(恐竜)と呼んでみて、我々の内なるダイナソーを意識に上げながら、隕石が落ちてきた長い冬の時代であっても、軽やかな鳥に進化し生き残りたいと僕らは思っています。

 

毒親もそうですし(「まといのば」ではこれは先の戦争に端を発すると思っています。その前の世代はその前の世代の問題があったでしょうが)、暴力や差別がなぜか隠れて逍遥されているダイナソーの残滓もそうですが、それらが僕らの足を引っ張り、頭を押しつぶそうとしますが、しなやかに避け、遠ざけていきましょう。

 

一方でダイナソーを見つめるならば、分かりやすく戦争という暴力は存在し、それが手を変え品を変え、現代の洗脳戦とも言えるような認知戦に繋がっていきます。

 

殺された数百万という人々が安上がりに闇の中で道を踏み固めて行った(マンデリシュタム)

 

 

 

この先の世界の予兆としての漂白化社会やキャンセルカルチャー、パノプティコンに対して、僕らは生理的な嫌悪とまでも言いませんが、戸惑いを感じています。

 

ただ、それは古い時代の人間からの新しい時代に対する単なる認知不協和でしかありません。

 

明らかに改善された良い時代が近づいてきているので、何とか這いつくばっても生き残りたいと思っています(約束の地にたどり着く前に、約束の地を見ただけで死んだモーゼのようになったとしても)。

 

 

そして主は彼に言われた、「わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに、これをあなたの子孫に与えると言って誓った地はこれである。わたしはこれをあなたの目に見せるが、あなたはそこへ渡って行くことはできない」。
こうして主のしもべモーセは主の言葉のとおりにモアブの地で死んだ。
申命記34:4-5)

c.f.彼は怒りに燃え、手からかの板を投げうち、これを山のふもとで砕いた(エクソダス32:19) 2015年02月22日

 

 

その時の一つの指針が岡田斗司夫さんの提唱される「いい人」戦略です。

これは漂白革命のころから強く勧めていますが、時間が経つに連れ重要性が増します。

 

岡田斗司夫さんのご著書の目次から引用いたします。

 

 

 

 

 

「いいひと」戦略は二段階からなります。

第一にネガティブサイドが、「イヤな人になる努力をやめる」です。

その上で「いい人」戦略をシンプルに実行します。

 

イヤな人になる努力をやめる

A 欠点を探す

B 改善点を見つけて提案する

C 陰で言う

D 悪口で盛り上がる
E 悲観的・否定的になる

F 面白い人、頭の良い人、気の合う人だけで集まる

 

「いいひと戦略」

助走:フォローする

離陸:共感する

上昇:褒める

巡航:手伝う、助ける、応援する

再加速:教える

起動到達:マネー経済から抜け出す

これは暗記してしまいたい内容です。

 

これを今回はBodyDesignBootCamp2期〈秘密結社編〉の文脈で読み解きました。

 

モテる人という文脈です(実際はそれ以上でしたが)。

「イヤな人」はクンダリーニを阻害するのです。

 

厄介なのはダイナソーな価値観ではこの「イヤな人」が「良い人」だったのです。

すぐに欠点に気付き、改善点を提案でき、悲観的で否定的なことが頭の良さの代名詞でした。

今は「頭が良いこと」すらも嫌な感じになりつつあります。

だからこそ「IQDown」(IQを下げること、もしくはチューニングすること)を長年勧めてきました。

 

僕らはダイナソーな価値観での成功者であるからこそ(そう思えなくても、この文章を読んでいる時点で明らかにそうなので)、次のパラダイムには生き残れないのです(変化しない限り)。

 

 

ですので、頭を低くしながら、踏み固められた土地を耕しましょう。

 

わたしたちが正しい場所に
花はぜったい咲かない
春になっても。

わたしたちが正しい場所は
踏みかためられ かたい
内庭みたいに。

でも 疑問と愛は
世界を掘りおこす
もぐらのように 鋤のように。
そしてささやき声がきこえる
廃墟となった家が かつてたっていた場所に。 


イェフダ・アミハイ「わたしたちが正しい場所」(村田靖子訳)

c.f.われらはバビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した。 2016年04月09日

 

c.f.「己が正しい場所にいるかが全てだ。そこにいれば人は自ずと勝つ」(『嘘喰い』) 2022年01月15日

 

c.f.私の関心事は20世紀の認識論であり、非形式論理ではない。ましてやトゥールミンモデルでは、、 2022年11月27日

 

 

我々は仲良く楽しくしなやかに疑問と愛で世界を掘り起こしましょう!!

 

でも 疑問と愛は
世界を掘りおこす
もぐらのように 鋤のように。
そしてささやき声がきこえる
廃墟となった家が かつてたっていた場所に。 

 

かなり突飛で不思議な現象と理論が見えてきますが、いつも「仮説と検証」「FactとLogic」を忘れないで、奇妙奇天烈なことに自分をオープンにしていけば、道は開けていきますし、世界は掘り起こされていくはずです。

 

踏み固められた道から外れて、いばらの道を楽しく行きましょう!!


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