僕らはパンドラの箱を開けてしまったように思います。
いや、良い意味のパンドラの箱。
世界を幸福にするパンドラの箱を!
僕らは楽しんでBody Designを弄んでいるうちに大きなつづらを開けてしまい、災厄ならぬ幸福が世界中に飛び立っていきそうな気配を感じています。
たとえば、前屈に関して、僕らは非常に面白い知見が得られそうです。
僕らは前屈を股関節屈曲と認識してきました。もちろんそれはそれで正しいです。前屈するときに、脊椎を屈曲すると股関節までたどり着かないので、むしろ脊椎を伸展位にして股関節を曲げると良いよ、とこれまで指導してきました。
ところが、テンセグリティーとしての脊椎というテーマで第一回を行ったBody Design BootCampの知見によれば、、、棘間筋に対するTZを丁寧に仕掛けていくと、脊椎屈曲を丁寧にやっても、しっかりと深く前屈ができることが分かりました。
これはかなり面白いのですが、結論に飛びつかず、淡々と棘間筋を伸ばしていきましょう。
相当に気持ち良く、相当に効果的です。
邪魔していたのはハムストリングスではなく、脊椎の屈曲だったのです。脊椎の屈曲がスムーズではないので、前屈ができなかったのです。
これはかなり面白い感覚ですので、是非体験してみてください。
ぶら下がっているということで言えば、頭蓋骨も頚椎にぶら下がっています。
その1つが後頭下筋群であり、僧帽筋です。
尾骨からぶら下がっているのが、尾骨筋です。
尾骨の調整に関しては、神経モビライゼーションの手法を応用しました。
神経に関してはこれからガンガン(丁寧に)触っていきたいですね(まずはBody Designでもお馴染みポパイの腕神経叢から丁寧に)。
ただし痛めつけるタイプの神経モビライゼーションではなく、TMで神経の筋膜の通り道を開ける方向で、神経の位置を修正したいと思っています。
そして、素敵なヨギーニからフィードバックを頂きました。
Body Design BootCamp1期初回の感想です!
(引用開始)
ありがとうございます😊
昨日の脊柱中心も楽しかったです。今朝のヨガの練習は、明らかにカラダが軽く動きやすかったです。ぶら下がる事が出来たら、捻る事もかなりスムーズでした!
熱心にヨガをされているヨガの先生だけに、身体の声が聞こえており、フィードバックも精密です。
ゴールがあると、結果がはっきりと見えますし、変化にも敏感です。
尾骨の(神経と位置の)調整によるウエストの変化も相当にすごかったですね。
あれは一過性のものではなく、神経の漏電を解消することで恒常的になります。
通り道が開発されればされるほど、スピードが早くなります(脳神経のグリア細胞のように)。
ぶら下がることができると、ひねり系も上手になります。
回旋系はどれだけゆるむかがポイントです。
関節もどれだけ脱力して、スペースを開けるかが大事。
ともかく楽しく面白く学んでください。
ますます深みに入っていきましょう!!
【神経モビライゼーション】
神経モビライゼーションと言えば、兼子先生!
オイルBootCampやセミナーでも紹介しました!
「令和の虎」でしたか、兼子さんがドクターストレッチの開業秘話を話していました。ドクターストレッチの幹部は兼子さんのクライアントさんだったそうで。パクリが横行し、パクリの方がビジネスとしては大きくなりますよね。0→1は大変だけど、すでにある1を横展開するのは、、、。