とは言え、脊椎はテンセグリティー構造です。
それはトムとはまた違った視点でのテンセグリティー構造と言えます。
僕らが外すロックはアナトミートレインの手法とはまた違うものです(同じであれば、トムから学んだ方が良いですし)。
まずは身体観のアップデートから。
建築モデルから逃れると、拠り所とすべき身体観が見当たらず迷子になります。
そこでこんな身体観はどうでしょう?というのが昨日のBody DesignBootCamp初回でした。
温故知新な「脊椎中心」です。
(Ray先生のセミナーで聞きました!というフィードバックを頂きましたね、セミナー後に)
かつて「脊椎中心、四肢中心」ということをしきりに言っていた時代がありました。
12期気功師養成スクールのラインナップにこの言葉が出てきていますね。
2015年のことでした。
台湾で見つけたあの言葉とは「脊椎中心」のこと。
この脊椎中心はきわめて重要です。
脊椎が(飛行石のおかけで)宙に吊り下げてあり、そこに四肢や臓器がぶら下がっていると考えます。
背骨(仙骨)から腸骨がぶら下がり、そこから下肢がぶら下がっているのが分かります。
同様に胸椎から肋骨がぶら下がり、その上に肩甲骨がポンと乗ってぶら下がり(我々にとっての前面には鎖骨が胸骨からぶら下がり)そして上肢が続きます。
この感触が見えてくると(是非四足でライオンになった気分で読んでみて)、大胸筋がぶら下がり、広背筋が脊椎からぶら下がっているのが見えます。
そして極めつけは大腰筋です。脊椎から下肢に向かってダランとぶら下がります。
この時にロックされているのは実は下肢でも上肢でもなく、脊椎だったという衝撃の事実が昨日のBody DesignBootCamp1期初回のテーマでした。
「いやいや、背骨は自由に動きますよ」と思うかもしれません。
でもそれは誤解です。
それがなぜ誤解と分かるかと言えば、脊椎調整をすると一挙に脊椎だけではなく、身体の動きが自由になり(たとえば前屈が)、今までの不自由さが腹落ちするからです。
この脊椎調整(それもボキボキやらない)は非常に面白いです。
そこからぶら下がっている頭蓋骨と四肢の調整の中に「後頭下筋群」、「腸腰筋群」「大臀筋」「中殿筋」「ハムストリングス」「内転筋群」が包摂される様が感動的でしたね。
Body DesignBootCamp第二回はここからまた凄まじい世界へ移動していきます!
これからの参加も歓迎です!
お楽しみに!!
〜3月の日程(CAP制度継続!)〜仮のサブタイトルをつけました。
①3月12日(日)17時〜『Mind Design 〜Bodyって不思議な言葉だね、深く考えればMindだと分かる〜』
②3月23日(木)19時〜『ゴムゴムDesign 〜皮膚って不思議なFasciaだよね、筋膜の仲間外れだけど一番大事(な筋膜)なのにね〜』
③3月25日(土)13時〜『Joint Design 〜関節って不思議な概念だよね。深く考えれば(関節など)どこにもないんだから、自由に定義しようよ〜』
④3月25日(土)17時〜『神経Design 〜そろそろ神経のFasciaリリースにも手を付けたいね〜』
⑤3月26日(日)13時〜『Body Reading Design〜身体を読解する目の習得〜』
⑥3月28日(火)19時〜『ラピュタの飛行石Design 〜頭で分かっていても、腑に落として身体で(ラピュタを)実装できなければ画餅だよ〜』
そしてBody Design BootCamp1期生募集開始です!(旧アナトレBootCamp)
〜Anatomy2.0を用いて圧倒的な身体を目指す!〜
【Body Design BootCamp1期:開催日程】*2回目のみ変則的に日曜日です。他は土曜日開催!
2月25日(土)19時〜(第1回)
3月12日(日)13時〜(第2回)
4月15日(土)19時〜(第3回)
5月13日(土)19時〜(第4回)
6月10日(土)19時〜(第5回)
〈Body Design BootCampは全3コースです〉
・Body Design BootCampプラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料45万円)
・Body Design BootCamp1期リアル受講コース(リアル受講+ビデオ受講)(受講料25万円)
・Body Design BootCamp1期ヴァーチャルコース(ビデオ受講)(受講料15万円)
(Ray式オイルBootCamp受講生向けの割引制度があります!)