半年、1年後に(このブログに)書こうと思って、メモに残しておくのですが、その頃にはまた別なことに夢中になっていて、すっかり「すずめ」のことを忘れてしまいます。
たとえば、すずめという名前の由来が天之鈿女命(アメノウズメノミコト)であったこと、一方で「鎮める」の「しずめ」の変化型「すずめ」であることも事実であることなどです。
(これに関する新海誠監督の話しもまた非常に面白いです)。
アメノウズメノミコトとは、天照大御神(アマテラスオオミカミ:アポロンと同じく太陽神)が天岩戸(岩戸はすずめの名字)に隠れて世界が闇に覆われたとき(まさに常世=常夜)であったときに、その前で踊って岩戸を開かせました。踊り子(ダンサー)のはじめであり(終わりは伊豆に)、芸能の神であり、魂鎮めの祖です(『古語拾遺』)。
それよりも蝶々です。
余談ながら、蝶々と言うと思い出すのは、
春
てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った
という安西冬衛の詩ですが、今回はその話ではなく、すずめの周りに飛び回る蝶々の話です。
(この詩って「現状の外」ということを表していますよね〜、現状の外へ機会の通り道を通過して渡りきったてふてふを)
プシュケーの周りを飛んでいるのが蝶です(逆に蝶が飛んでいるからプシュケーと判断できるのが、絵画のReadingですが)。
プシュケーとはギリシャ語で「息」のことであり、転じて「息」が「生き」になりました。
アリストテレスが喝破したように、生命と非生命の違いは「息をしているかどうか」です。
プシュケーは一方で人間の女性であり、キューピットと結婚して女神様にもなりました(端折りすぎ、その間の面白い話はまた)。
そんなことを思いながら、映画を観るのも良いかも。
ちなみにダーウィンの最後の研究は「みみず」。
戸締まりの大切さ(フレームを閉じることの大切さ)を学んだ映画を見て、だらだらとドアを開けてはいけないと思いました。優しさは仇になる。
5年も開いていたのですから、入りたい人は全て入ったでしょう(そして華やかな成功をおさめました。もちろん、真の成功と成長はこれからですが)
というわけで、リニューアルOnLine MenTorの扉を閉じます!!
入り込めた人はおめでとうございます!!
【マントラ編】