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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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不安定だった爪先立ちが内転筋群や骨盤底筋群もキュッとしまって抜群の安定感でした。

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たとえばオイルトリートメントではタオルワークと呼ばれる術技があります。

タオルを操作して、施術部位を正確に出す作業です。

単にタオルをかけたり、タオルを外したりも気を遣うものですが、脚表を施術するときに右足だけつまさきからそけい部までのタオルを正確に、それもタオルの端だけを持って操作するにはそれなりの感覚が必要です。

 

 

つまさきのほうのタオルだけをつまんで、鼠径部近くまで操作します。それもあたかもタオルが意志を持って自分で動いているかのように正確に動かします。

これをより繊細により丁寧にやる練習を幾度も繰り返していくと、それはそのままFascia(筋膜)の操作にスライドさせられます。

 

最近のオイルトリートメントBootCampで繰り返し伝えているのは(そして徐々にできる人が増えているのは)、内腿のニーディングをしながら、体幹部のFasciaを動かすワークです(その先の内臓のコントロールまで教えていますが、それはさすがにブログに書くにはオカルトな感じがするので差し控えます。興味がある人は体験しに来てください)。

内腿の肌に触れて、そのもっとも表層をわずかにずらすイメージを持ちます。

表層をずらして、そのズレが深層に段階的に伝わっていくイメージで、内腿自体を深くゆるめていきます。その一方で、もっとも表層をずらすことで、それは鼠径部から腹部、腹部から胸部とズレが伝わってきます。

 

 

これは視覚的に確認できます。タオル越しにももちろん目視できるので、確認しながら、タッチの圧を調整していきます。
これはかつて艶姿スクール女子校編ではじめて公開した方法です。

触れることができないような箇所を深くゆるめていく方法です。

タオルワークもそうですが、触れられるのはつまさきの先の一部ながら、脚全体のタオルを操作できるように、身体の一部から情報を広げていくと、触れられない箇所までしっかり動かしてゆるませることができるのです。

 

 

これは魔法のようですが、からくりはタオルワークと同じで張力による伝達です。

身体は一枚の大きな大きな皮膚で覆われており、すべて繋がっています。皮膚の概念を拡張して、粘膜も含めれば、消化器も含めた大きな膜となります。

口から直腸肛門までもひとつの通路ですし、耳のように貫通していない部位もあります。

ざっくりとトポロジカルに近似するとドーナツのような感じでしょうか。

ドーナツを一枚の大きな布でおおっているようなイメージです。布のどの部分をさわっても、全体に影響を与えられます。

 

 

張力による情報の伝播ということで言えば、重力場のモデルと似ています。

2次元の伸び縮みするゴム状の時空モデルを考え、重力の伝播を不思議な遠隔力ではなく、時空のヒダの光速での移動と考えるのと同じです。

空間は存在せず重力場が存在し、物質が存在するとその重力場の歪みが光速で宇宙に広がっていきます。

 

 

 

そんなことをイメージしながら、楽しんで学んでいってください!

 

自分がある程度、セラピストとして成長してきたら(その前でも)是非、Rayさんや僕らの施術を受けるのもオススメです。

 

自分がやりたいこと、やろうとしていることをクライアントとして学ぶことができます。

それはシンプルな手技から、気功技術まで多岐にわたります。

 

セラピストとしての外側からの学びだけではなく、クライアントサイドという内側から学ぶことで、学びが加速します!

何よりもとても楽しいので、是非楽しんでオイルトリートメントを受けてください!!

 

フィードバックを頂きました!

 

この方は現役のRaySalonセラピストです。先日、解説付きのオイルトリートメントを行いました!!


(引用開始)

 

おはようございます。

昨日はプレミアムな施術、ありがとうございました。

変化した自分の身体を確認しているうちにとても愛おしくなり、「他人を愛するように自分を…」の感覚が少しわかりました。

帰宅後も自分の身体で「Lucy」「もち肌」を流しつつ針を見つけては、小躍りしていましたパンダ

施術していただいた踵骨ですが、帰宅後その変化にやっと気づきました。治らないとあきらめていたので…スコトーマでした。

度重なる捻挫でマヒしていた足首が甦ったというか、それぞれの骨と強調して動いている感覚がわかりました。不安定だった爪先立ちが内転筋群や骨盤底筋群もキュッとしまって抜群の安定感でしたパンダ

自分ともクライアントさんとももっと向き合って、共に成長していきたいと思いました爆  笑

ありがとうございました。

 

(引用終了)

 

 

 

変化した自分の身体を確認しているうちにとても愛おしくなり」というのがとても良いですね。

 

積み重ねる過労と心労の中で、自分の身体と心が対立してしまいがちです。

 

「もっと体力が欲しい」という願いは、ある意味で「もっとがんばれよ」と身体に向かって言っているのと同じです。

心と身体はお互いにいたわりあって、協調していきたいのです。

 

 

身体が深くゆるむことで、自分の身体が愛おしくなってきます。

「よくがんばったね」と声をかけたくなります。

それは身体がゆるむことで、心がゆるむからです。そして本来の愛情が復活してきます。

 

「他人を愛するように自分を…」の感覚」というのはRayTENETスクールのテーマであった隣人愛ですね。「汝が如く汝の隣人を愛せよ」です。これは逆向きに言えば、隣人を愛するがごとく、自分自身も愛せよということです。イエスは自己犠牲をすすめているわけではありません。むしろ自分がゆるみ、楽になり、楽しくなることで、同時に他人を愛し、ゆるめることができます。

 

一度ゆるみ始めるとダムが決壊するがごとく、脱力と高機能化が進んでいきます。

ドミノ倒しのように良いことが次々と起こります。

 

後日談としては、このセッションの翌日のRaySalonセラピストのカンファレンス(会議)にて、衝撃の事実が次々と判明して、、、、そして新しい気功技術が誕生しました。

 

抜針という気功技術はこの5年ほど大活躍ですが、その特殊バージョンで抜森(ばっしん)です。Rayさんが命名した造語です。端的に言えば「Envyの蔦を取る」という技術の後継版です(が全く違う技術です)。緑色の大量のEnvyが森のように鬱蒼としているので、それを根こそぎ剥がしていきます。体系的に継続的に剥がします。

またこれはセミナー等で紹介しますが、(森だけに)根が深い問題をはらんでいます。

最近、ベテランメンバーさんから「ホムンクルスのような新しいタイプの洗脳をもっと見つけて、人を楽にしたい」というゴールをシェアしてもらったのですが、そのゴールは面白いカタチで結実しました(これからもますます見つけていきます)。

 

いずれにせよ、ガンガン楽しんでいきましょう!!

 

アプロディーテーでもパーソナルセッションでも解説付きのオイルトリートメントはいつでも行いますので、気軽にお声がけください!!お待ちしております!!


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