「まといのば」に集うメンバーはヴァータの方が多い傾向があります。
ほっそりとした身体ですが、乾燥しやすい体質です。
ヴァータは風の体質なので乾くのです。
ここで体質の覚え方を確認しましょう!(^o^)
ヴァータの頭文字はVです。風はWind。VとWは実は同じものです。
というか、WというはVが2つでできたのもの。だからダブルなんです。で、ダブリュー。
フランス語ではV(ヴェー)に対して、ダブルのVということでW(ドゥブルベ)です。
ラテン語にはWはありません。Vの音はWです。
そんなわけで、ヴァータのVはWindのWです!
そしてピッタは火ですが、ピッタの「ピ」は「火」です!(あとになればなるほど雑)
カパはカバと覚えます!水が大好きなカバです。
(アーユルベーダに興味がある人は昨年のアーユルベーダ講座を是非!)
ヴァータが強いというか、過剰だと、足元がカラカラに乾きます。全身が乾くのですが、特に足にそれが強く出ます。
それが続くと、白く粉をふき、角質が分厚くなります。
思わず「角質ケア」と称して削りたくなりますが、それは一過性のその場しのぎの解決にしかなりません。
削るのではなく、足しましょう。
何を足すかと言えば、オイルを足します。
最近、ひたすらにアロマセラピストとして気功を使っていると、面白いことに気付きます。ヴァータの人だけではなく、カパの人もオイルを吸うのです。身体がガンガンとオイルを吸います。
お勉強として学んでいたときは、身体がオイルを吸うというのは概念でしかなかったのですが、実際に次々に目の当たりにすると、本当に身体はオイルを吸うのだなと納得です。美肌クリームを開発していたころはこういう経皮吸収のたぐいを軽視していました(若気の至りです)。
アーユルベーダの先生から聞いた話で非常に納得した話があります。
ヴァータ体質の人は多くの場合ほっそりしています(カパは逆にふっくらしており、ピッタにははっきりした顔の人が多いです)。ほっそりとした女の子たちは、それを自分の利点だと考え、無茶なダイエットに走り、ますますほっそりしようとします。
かつてアメリカ発の「油が悪い」運動の後遺症で(その運動の副作用として、脂質を減らして、代わりにますます糖質を取り、ますます太ったのはご承知のとおり)、その子達は油を避けようとします。
そして原因不明の不定愁訴に悩まされます。
でもお医者さんに診てもらっても、原因不明とされます。
アーユルベーダ医から診たら、明らかな脂質不足です。でも彼女たちに脂を摂るように言っても、もちろん摂るはずもありません。そしてどんどんと体調を崩していきます。
そんな女の子たちへの処方は、、、、オイルトリートメントを受けさせることでした。
これは画期的な解決法で、一挙に体調が回復するそうです。
経口摂取が無理なら、経皮吸収ということです。そういう子たちの身体はオイルを必要なだけ吸います(経口摂取でも身体はオイルを必要なだけ吸収し、他は排泄します。ただ糖質と一緒に摂るとその限りではありませんが)。
僕らは西洋医学を深く尊敬し、信奉しておりますが、西洋医学はEmergencyRescue(救命救急)に対しては非常に強いのですが、長期的な疾患に対してはほぼ無力を通り越して、害悪のようです。
一方でアーユルベーダは交通事故にはほぼ無力ですが、生涯を通じて健康に生きる知恵には溢れています。
話を戻します。
「まといのば」に集うクライアントさんは人生の岐路であったり、大きな事件や事故を経て、大変な時期に施術に来られることが少なくありません。
ですので、カパであろうが、ヴァータであろうが、オイルを吸うのかなと思っています。
(吸わないのは健康なのではなく、吸う力が落ちている可能性もあります。以前もセミナーでも紹介しましたが、そんなときは絹で擦ると吸う力が回復することがあります)。
特に足というかフットの部分は乾燥していることが多いです。
RaySalonの主宰でもあるRayさんも書いていましたが、足裏は大変重要な部位です。
想像して欲しいのですが、画鋲か何かを間違って踏んでしまったら、その先の心身のパフォーマンスは落ちざるを得ません。
もともと「まといのば」はFoot(くるぶしから下)やlegs(膝下)のケアには膨大なエネルギーを注いできました。そこにCBDオイルが加わることで、非常に面白い展開が期待できそうです。
メルクリウスというのはマーキュリーとも呼ばれるローマ神話の神様の一人です。
錬金術師(アルケミスト)にとっては、アルケミアの祖です。
もちろんローマ神話はギリシャ神話のパクリであり(←失礼)、ギリシャ神話名はヘルメスです。
そのメルクリウスの足元には羽が生えています。可愛らしい羽ですが、それで移動します。
*拡大して足首というか、くるぶしのあたりを見てみてください。可愛らしい羽が生えています。天使の羽です。
天使が羽を生やしているのは進化論的には奇妙な話で、羽を生やす以上は腕はないはずです。腕が翼なので。肩甲骨から上腕骨、尺骨橈骨は翼であるべきなのです(もしかしたら阿修羅みたいなのかも)。
では、このメルクリウスの翼はくるぶしが進化したのでしょうか??
いえいえ違います。これは外から装着したものです。サンダルなのです。
フライングサンダルです。
くるぶしからつま先側のFootの部分を施術するたびに、このタラリア(有翼のサンダル)が僕の頭をかすめます。
古代ギリシアの人々もある種の体質の人の(世間を飛び回っている人の)フットが乾くことを知っていて、こんな洒落たことをしたのかな、と。
いずれにせよ、くるぶしの翼を休めるためにも、きっちりオイルでフットケアをしましょう!!
次のRaySalonセラピスト養成スクールではシンプルな手技の変更で圧倒的な結果を出す方法をお伝えします!!そちらもお楽しみに!!