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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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「ごめん、あまりに集中して君の話を聞いていたので、何を言っているか全く分からなかったよ」

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ここ1年くらいの「まといのば」のテーマは共感覚です。

 

特に情報に対する感受性みたいなものを重視しています。

(情報を触覚や視覚に変換するのが共感覚ですね)

 

秋口からスタートする予定の「はじめての気功」は、当初はビギナー向けを考えていましたが、「まといのば」に集う人の集合無意識的ゴール的なるものを考えていたら、「(「まといのば」に)ビギナーなどいない」という結論に達しました(笑)。

 

いや、本当に。

 

どんな初心者でも、「まといのば」で学ぼうとする人は自分がビギナーだと認識しないので、ビギナー向けは大不評なんです。

 

ですので、従来の「はじめての気功」と同じで、人類がはじめて出会う気功という意味で、最新のコンテンツを「はじめての気功」に投入していこうと思います。

とは言え、スクール修了生が受講対象とするわけではなく、きっちり一見さんも歓迎という方針で行きます(多分)。

かなり面白い企画になりそうですので、是非お楽しみに!!

イメージとしては、本気で気功が使える人材の育成です。

これまで意識的に避けてきた、気功技術ということにはじめて正面から向き合います。

(「まといのば」は気功に気功技術は不要というのがプリンシプルです。それを弱めて、むしろリブート版の「はじめての気功」では、気功技術に特化させていきます)。

 

高名な気功師でも、気功が使えない人はたくさんいます(不都合な真実ですね)。

 

単にそれらしい説明が上手で、雰囲気作りが上手で、伝授は気功技術のおかげでできているという人はいっぱいいます(きっとあなたの周りにも)。

 

パクリが上手なのは良いことですが、パクるなら徹底的にパクって欲しいものです。いや盗んで欲しい。本質を根こそぎ盗んで欲しいと思います。

そうやって大金を手にした人は、むしろ「まといのば」としては三顧の礼をもって迎えたい友人です。

 

c.f.「画家とは結局なんですか?」という質問にピカソはこう答えた。それは、自分が好きな、、、、 2016年12月29日

「どうしてそんなことを? 私にはできない。どういうことになるかわかりきっている。私が予備裁判に行ったら、犯人が手錠をはめられて入ってくるだろうが、それは私の友人のひとりだろう」(ギィ・リブ『ピカソになりきった男』pp.158-159)

 

 

 

気功技術は使ってもらうために生まれてきたのであって、せこく開発者が独占するためにあるわけではありません。

開発者としては、広く使って欲しいと思っています。

 

というか、面白い技術はまだ山程あり、そして面白い事象も海の深さほどあります。

 

それを楽しくシェアして、そしてそれぞれの場に持ち帰って、多くの人を救って欲しいと思っています。救うというのは傲慢な言い方であれば、多くの人の役に立って欲しいし、喜ばれて欲しいと思っています。

その方が関係する全員が楽しいでしょう。

 

そういう仲間同士でギルドのようにゆるやかな共同体を作って、それぞれが自分のコアに従って、専門分化していくと非常に面白いと思っています。

 

「『まといのば』メンバー同士でパイの奪い合いになりませんか?」という質問をしてくる人は、今の所いませんが、、、、パイって大きいんです。実は。

 

想像の数千倍、数万倍大きいです。ただそこにアクセスできる人が少ないので、自分の血で染まったレッドオーシャンで溺れてしまうのです。そりゃそこはキラキラして見えるだろうけど、レッドオーシャンなプールだよというところに、こちらの老婆心をスルーして突っ込んでいく人が後を絶えません(耳が悪いのかな)。

 

パイは実は大きいのです。優秀なヒーラーを待つ人は膨大にいるのです。

 

76億人とは言いませんが、本当に大きいのです。

 

そしてすぐに自分の池は埋まってしまいます。

 

ヒーリングは基本的にマンツーマンでとても時間がかかるので、スケールするのが難しい職業なので、すぐに自分が担当できるクライアントは埋まってしまうのです。

(だから、「まといのば」はずっと新規に対して門戸を閉じ続けています。この10年、新規募集を熱心にやった時期はありません。

「今後も門を開くことがありますか?」と聞かれますが、基本的には閉じています。

勝手口は隙間がちょっとだけ開いています。

無理矢理入ってくる人は拒みません)

 

ですので、世界はずっと「優れたヒーラー募集中」なのです。

 

「優れたヒーラー求む」状態です!

 

優れたヒーラーになるなんて、自分には無理という人も多いですが、、、、それは実は定義の問題です。

(っていうか、やりたいかやりたくないかであって、無理か無理じゃないかの問題ではないということをルー・タイスがあれほど口酸っぱくして言っても、誰も理解しません。

ご承知のとおり苫米地理論に至っては、「無理」だからこそ、良いゴールと言えます。現状の外であることがゴールの制約条件です)。

 

 

優れたヒーラーと言ったときに、「誰にとって?」という関数が存在します。

すなわち、「優れているか否か」は関係性の中に生じるのです。

誰にとって優れているかが重要です。

絶対的ではなく、相対的です。

 

「まといのば」でいくらポンコツと怒られようと、自分の場に変えれば尊敬されているヒーラーはたくさんいます。

 

とあるマーケットやそこのメンバーにとって、あなたが十分に優秀と見做され、そしてきちんと結果を出せるならば、それは定義上「(彼らにとっての)優れたヒーラー」と言えるのです。

(↑ここ重要)

 

たとえば、超簡単なことを教えていて、それでとても感謝されているヒーラーがいたとします。

 

でも、多くの場合、このヒーラーは不満で不満で仕方がありません。

 

自分のクライアントの能力が低いから、自分はすごいと思われているけど、実際は大したこと無い、、、、、などと、謙虚そうに見えて、天に唾することを言い募ったりします。

(これは謙虚ではなく、傲慢の別の顔です)

 

この人が分かっていないのは、関係性というのは相対的なものであるということです。

 

自分のクライアントに役に立っているのであれば、そのコンテンツに対する自己の評価がどうあれ、そんなことは関係ないという視点が欠けているのです。

 

 

よびのりさんが大学生に向けてのびのびと教えているのを見て、痛感しました。

 

予備校のノリで高校生に数学を教えるようなレベルの人では無いのです。

でも、教えられる場所で輝き続けたから、次々とチャンスが舞い込んできたように思います。

 

でも、そのノリで堀江貴文さんにも教えました。
(最近は将棋の腕もメキメキと上達されていて)

 

 

それをヘーゲルはイソップ寓話から引いて、

 

ここがロードスだ、ここで跳べ

 

と言ったのだと思います(多分)。

 

 

俺は別の世界だったら、自分の能力が発揮できたのに、とか言わないのです。

 

いま、輝ける場所が、今の自分の理想の場所なのです。

それが未来につながる場所なのです。

 

「俺が本当は教えたいのは、ここじゃない」とか言わないことです。

 

俺がやりたいヒーリングはもっと蟲とか、呪いとか、脱洗脳とか、コーチングとかメンタリングの高度なものであって、こんな簡単な「気を出す、気を感じる」とかスプーン曲げじゃないんだ!!とか言わないことです。

 

 

それは天に唾することと同じです。

 

小学生向けに算数をひたすらに教えている人生に思えたとしても、真摯に小学生に教えているうちに、大学院で数学を教えているようになるのです。それがヒーリングの世界のダイナミズムです。

 

 

共感覚から話がズレてしまい、そしてタイトルからもズレてしまったのですが、本稿では本当は空也の実践法を書くつもりでした。

 

 

これは超簡単です。

 

クライアントが話しているのをじっと見てみてください。

 

その口から音が出る様を眺めます。

 

口から出た音という空気の振動が我々の耳に届きます。

 

その空気の振動は明確な物理です。

 

その振動を塊として、認識します。

もちろん空気の振動を見ることはできません(聞くことはできます)。

 

でも、見えたと思って、それもひとかたまりの固体と思って認識します。

 

 

空気を見つつ、発話しているクライアントの全体もよく見てみてください。眼光紙背に徹するくらいによく見てみてください。

集中して見て、そして発話の音の立ち上がりを逃さないようにすることです。

 

あまりに集中しすぎて、何を言っているかが分からないくらいに(笑)、集中してみましょう。

 

思わず、

 

「ごめん、あまりに集中して君の話を聞いていたので、何を言っているか全く分からなかったよ」

 

と言ってしまうくらいにです(^o^)。

 

何を言っているかを忘れるくらいに集中してみてください。

何かが観えてきます。

 

共感覚で発話体とでも呼べるような何かが口から出るのが分かります。

 

たとえばショッキングピンク色をした硬い綿菓子のようなものが口から出てきたとします(それを共感覚で捕まえます)。

 

そのピンク綿菓子を手で掴みましょう。そしてそのピンク綿菓子から、逆向きにハッキングしていくことで相手の内部表現に介入できます。

 

ピンク色した綿菓子を掴んだ瞬間に、ジーザス・クライストのコスプレをしながら、ぼそっと、

 

「あなたがそう言った」とか、「それはあなたの言葉」とか、「あなたがそう言った」とかつぶやきましょう。

 

ルー・タイスのように、「私になぜ走りたいかを話した。それは君自身の考えだ。」と言っても良いです。

 

You told me why you want to run. It's your idea.

 

You told me why you want to 〜 なのです。

 

あなたがそう言った(イエス)」です。

 

いや別にそんな大事なことでなくても良いのです。

 

本当に簡単な挨拶でも良いのです。なんでも口から出たものであれば良いのです。

 

それを丁寧につかまえて、ツルツルとアリアドネの糸をたどるように丁寧にたどっていくと、相手の内部表現のど真ん中に至ります。そしたらじっくりと(ネバネバ)と書き換えていくことです。縁起のネットワークを紡いでいくイメージです。

 

これをかなり明確で具体的なワークとして、スクールで行います!お楽しみに!

 

 

 

p.s.相手の口から出た言葉(ロゴス)を掴み、すくい取り、そこから内部(内部表現)にハッキングする技を徹底的に練習します!

相手が嘘を言っていても、本当のことを言っていても、関係なく、口から出たものであれば、その内部表現にハッキングできるのです。

 

かつて「ココロの読み取り方」セミナーや、メンタースクールでどうしても導入したかったものですが(触りだけはどちらでもやりましたね)、今回は満を持して習得してもらいます!!

*「ヒトのココロの読み取り方」講座は今の時期だけ再販中!!お申し込みはこちら(スクール生、メンター生・修了生のみ)

c.f.すでに述べた如く、魔術的能力を獲得するためには二つの事柄が必要である。すなわち、意志を、、、 2019年01月17日

 

 

現代のヒーラー、特にコーチやメンターに欠かせない気功技術「空也」を初公開!

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【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*Zoomによるライブ受講あります!!

*動画教材(当初はZoom版、その後高画質版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから!

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