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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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悲しい時にただ悲しい顔をしていても事態の改善はない事を彼等は子供の頃から骨身に染みて学んできた

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オペラの傑作をバレエ化するというとんでもないプロジェクトを大成功させたIwaki Ballet Companyと井脇幸江さんには脱帽でした。

すごい作品でした。

バレエの力、そしてオペラの力、音楽の力、何よりも人間の凄さを気付かせてくれる傑作でした。今から再演が待ち遠しいです(その前にDVDが観たいですね)。

 

 

バレエの世界も音楽の世界も(オペラの世界もそうでしょうが)僕らが想像を絶するような激しい世界のようです。

僕らが常識だと思っているものが通用しない世界です。

舞台を作っている人というのは、舞台は一種のイデアのように思っており、虚構を通じて、真理に至るような感覚があるのではないかと思います。

舞台に対する気迫なり、情熱と時間の注ぎ方が半端ないからです。

 

彼等の視点から見たら、現実世界の方が仮の姿であり、舞台だけが全て(もしくは真実)のように思っているのではないかと思います。

 

関係ないですが、そんなことを思っていたら、映画「バードマン」を観たくなりました(誰か分かります?この感覚)

 

 

 

そんなわけで(どんなわけだ)、RaySalonは活況の様相を呈してきましたが、セラピストに対する指導は日に日に厳しさを増しています(嘘です)。

 

ただ、セラピストたちは「まといのば」とRayの看板を背負うだけに、それだけの気概を持って、頑張って欲しいとは思っています。

 

 

次の審査会は7月1日に行います(候補者にはすでに案内が届いています)。

 

8月には再びRay式オイルトリートメントスクールを開催して、新人発掘に努めます!

というのも優秀な人材はいつでも募集しているからです。人手不足なのです。

人類は70億人もいると言うのに、RaySalonのセラピストはまだたったの4人です( ー`дー´)キリッ

 

 

かつて認定気功整体師のことをソルジャーと言っていました。

これはマイケル・ジャクソンの「愛のソルジャー」から由来しています。

 

 

 

そしてソルジャー(兵士)と言うと、「まといのば」で良く使うのはミツイたちです。

 

村上龍さんの「五分後の世界」というパラレルワールドものでは、主人公がまさに五分後の世界というパラレルワールドに移動してしまいます。

 

 

 

そこでは第二次世界大戦で降伏しない日本が描かれています。いまだにキューバのように世界と戦っています(いやいや、キューバは2015年、オバマさんのときに、アメリカと国交回復しましたが)。

 

そして世界からリスペクトされるテロ国家として君臨しているのです(リスペクトされるテロ国家って語義矛盾みたいですね)

 

 

彼等が正体不明なパンデミックを解決するために、兵士が派遣され、それに同行します。

この小説は是非読んで欲しいです。

いつでも胸アツです。

自分はどちらがわの人間だったかをいつも試されるのです(神によって、いや偉大な自然によって。ウィルスを含めて)。

 

(引用開始)

 

ずっと一緒に戦ってきた仲間の一人がからだ中から出血して死にかけている時、それを悲しいと思わない兵士はいない。彼らは深く悲しんでいる、だが、悲しいとは言わないし、悲しい表情も作らない。悲しい悲しいと叫び大声で泣くことによってミツイが助かるならば彼らはそうするだろう。UG兵士はシンプルな原則で生きている。最優先事項を決め、すぐにできることから始め、厳密に作業を行ない、終えると次の優先事項にとりかかる。悲しいときにただ悲しい顔をしていても事態の改善はないことを彼らは子供の頃から骨身に染みて学んできたのだ。アメリカのテレビでおなじみの光景、災害や事故や犯罪の現場でレポーターが被災者や被害者の家族に聞く、悲しいですか?悲しいでしょう?最優先事項がなく退屈な人々はそれを見て今自分が悲しくないことを確認して安心する。(p.237 村上龍 ヒュウガ・ウイルス 幻冬舎文庫)

(引用終了)

c.f.「悲しいときにただ悲しい顔をしていても事態の改善はない」〜ジョブズもピカソも盗む〜 2013年10月11日

 

悲しい悲しいと叫び大声で泣くことによってずっと一緒に戦ってきた仲間が助かるならば彼らはそうするだろう。しかし、「悲しいときにただ悲しい顔をしていても事態の改善はないことを彼らは子供の頃から骨身に染みて学んできた」。舞台に立つ者もヒーラーもその意味では、「最優先事項を決め、すぐにできることから始め、厳密に作業を行ない、終えると次の優先事項にとりかかる。」のでしょう。悲しいことと、悲しい表情を作ることは別なのです。

(余談ながら、この「悲しいことと、悲しい表情を作ることは別」ということに関する真に驚くべき著作がこちら)

 

*マルコム・グラッドウェル、本当にうまいなと思います。

必読です。具体例を積み重ねるのはとても大切です。なぜなら我々は抽象的概念を提示されても、自分を変えることは無いからです。

 

話を戻します。

 

というわけで、僕らはたしかに温室育ちなのでしょうが、その温室は破壊されたのです。

愚かさによって、賢さの浅はかさによって徹底的に破壊されたのです。

 

さあ、Mad Maxなサバイバルの始まりです!

 

*三体も必読です!焦らずゆっくりと!

 

 

知らないと見えません。

知るためには、ショックが必要です。

お手軽に楽しくショックを受けるには、、、、安易なようですが、ドラマはオススメ!

 

重要なのは「事実は小説より(ドラマより)奇なり」という自覚です。

 

 

小説より奇な事実としては、こちらを!
 

 

 



その上で、先に紹介したこちらを読むと、、、、むしろ告発できたのが奇跡と思えてしまいます。

(たしか橘玲さんがメルマガで紹介していました!)

 

 


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