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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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「汝の食事を薬として、汝の薬を食事とせよ(ヒポクラテス)」をいかに楽しく実践するか?

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シン・アディトレマスター養成スクールでは、「レクチン」問題のその先に切り込みたいと思います。

 

ガンドリー博士のレクチン(Plant paradox)は非常に素晴らしい考え方ですが、実装するのが非常に難しいという厄介さがあります。

 

Plant paradoxというのは言葉通りの意味で「植物のパラドックス」ということです。どうパラドックスかと言えば、我々は植物が必要ですし、多くの栄養素や食物繊維を考えても必須です。でも、その植物自体が我々の健康を害している、、、というパラドックスがガンドリー博士の主張です。

植物もやすやすと食べられたいわけではなく、我々に滋養をもたらせてくれる一方で、我々の身体を破壊するような時限爆弾も設置しているのだ、ということです。

それがレクチンです。

レクチンというのはタンパク質の総称で、たとえばグルテンなどが有名です。

 

グルテンのひとつ上の集合がレクチンです。

牛のひとつ上の集合が哺乳類であるように、グルテンのひとつ上の集合がレクチンです。

 

このレクチンはそもそも捕食者を退治するためのものです。

 

そのレクチンをいかに回避するか、もしくは人類が免疫寛解になっているものを摂取するかがガンドリー博士のポイントでした。

 

ですので、農耕開始以前の狩猟生活で摂っていたようなアブラナ科の植物(ブロッコリーなど)を摂りましょうというのが一つの結論です。また半日断食も有効です。いわゆるボディビルダーの間でも注目されているIntermmittent fastingです。日本では間欠的ファスティング(間ファス)という名称で知られていたりします(ネーミングセンス、、、)。

 

ここらへんの話しは過去記事でさんざんしているので、是非掘り返してください。面白いと思います。

 

もちろんガンドリー博士の著作を読むのも良いと思います。

 

 

 

で、この議論はたしかに素晴らしいですし、多くの患者を救ったのも事実でしょう。

 

ですが、じゃあ当のガンドリー博士はいま一体どうなっているかと言えば、、、、、サプリメント屋さんになっています。

非常に魅力的なサプリメントを売っています(日本以外の国でw)。

(日本にいながら買おうと思ったら、アメリカ本国で購入した上での個人輸入しか方法がありません)

 

もちろんレシピも多くありますが、正直な感想を言えば、「食べるものがない」そして「サプリメントはどれだけ飲めば良いの?」ということになります。

 

 

それを解決する非常に画期的な方法論が見つかりましたので、それを紹介します(^o^)

 

たとえば、「ビーガンになる」というのは一つの素晴らしい解決策に見えます。

(短期的に身体を改善するには有効な手段の一つとは思います。長期的には問題かと思いますが)

いや、ビーガンではなくベジタリアンになるということも、たとえば癌の予防には最高に見えます。

たしかに理論的にはそのとおりです。しかし現実的にはなかなかうまくいかないのです。

(同意する人がそれほど多くない隠れた真実の一つは、ビーガン料理の問題は美味しくないことです、、、、)

 

 

というか、そこが問題なのです。

何の話かと言えば、「健康に良いものはまずくて、健康に悪いものは美味しい!」という現実です。

これを「まといのば」のメンバーの一人が「良薬口に苦し」と言いました。

まさにそのとおりで、この「良薬口に苦し」という前提が間違っているとしたら、、、?というのが今回の切り口です。

 

いま戦時体制に入っているどこかの第三惑星では「贅沢は(素)敵だ」とか「欲しがりません勝つまでは」とか、灯火管制とか、隣組とかが復活しています。

 

同じく健康になるためには我慢をしなくてはいけないという洗脳も萬延しています。

 

もしもそれが全く間違っているとしたら、、、、。

 

「良薬口に苦し」ではなく、「良薬口に美味しい!!」だったら?

 

 

もっと先へ、話を進めます。

 

 

薬食同源というのは中国漢方の言葉で(日本語になったときに医食同源と変化しましたが)、これはユナニ医学というヨーロッパの伝統医学では「汝(なんじ)の食事を薬として、汝(なんじ)の薬を食事とせよ(ヒポクラテス)」となります。

 

薬食同源

 

 

「汝(なんじ)の食事を薬として、汝(なんじ)の薬を食事とせよ(ヒポクラテス)」

 

は全く同じことを言っています。

 

もちろんアーユルヴェーダも最も食を大事にします。

 

アーユルヴェーダ食というか、いわゆるインド亜大陸のスパイス料理というのは、そのまま薬膳なのです。スパイスとは薬のことであり、そのスパイスからいかにアロマ(芳香成分、薬効成分)を抽出するか、そしてそれを美味しくいただくかが課題です。

 

 

 

「お茶を濁す」という言葉があります。

この「お茶を濁す」が今回のテーマです。

いま我々が目にしている世界のほとんどの料理が実は「お茶を濁している」結果なのではないかという補助線です。

 

「お茶を濁す」とは、お茶を点てることができないのに、知ったかぶりをして、お茶を点てることができるふりをしたことを指しています。知らないのに知ったかぶりをして、ごまかしたということですね。

 

もちろん我々は”Fake it, till you make it!”であるべきでしょうが、でも間違いは間違いです。

きちんと学ぶ必要があります。

 

きちんと「お茶を点てる」ことができれば、それは素晴らしい薬になるのに、「お茶を濁してしまったら、それは似て非なるものになってしまうのです。

 

精密で精緻なスパイス料理の科学を知ってしまうと、他の料理がいかにお茶を濁しているかが、くっきり見えてきます。

 

たとえばスパイス料理としてのカレーと、インドを植民地支配していたイギリスが作り出した欧風カレーは似て非なるものです。小麦粉を入れるというのはインド人もびっくりです(←これが言いたかっただけ)。

 

インド人は豆使いが猛烈にうまいですが(そして非常に美味しいですが)、それを真似したのか、お茶を濁したイギリス人の豆料理は世界に冠たる不味さです(僕も家族がイギリスのケンブリッジにいたときに、訪問して、食べた豆料理はちょっと驚かされました。母は料理は上手な人でしたが、あの豆料理はちょっときつかった記憶があります)。

 

ヨーロッパと言えばジャガイモを食べるイメージがありますが(特にドイツなどは、ジャガイモとソーセージのような)、ジャガイモを食べる人々と言えばゴッホの作品です。

これも単に蒸かして、塩で食べるのではなく、たとえば角切りにしてクミンシードをからめたら美味しいのにと思います。

 

 

 

料理というのはいわば錬金術です。

素材はきわめて大事ですが、素材をいかに活かすかも重要です。

調理方法が洗練されていると、素材を化けさせられます。

 

レクチンも同様です。

 

たとえば、ガンドリーが唯一認めているのは伝統料理です。

 

伝統料理はレクチンを構造的に破壊する方法論が組み込まれているのです。

南米の豆料理はレクチンが破壊されていると言いますし、パンであってもヨーロッパのパンであれば食べれると言います(ただし長持ちはしないので、昨日のクロワッサンを出すようなことはしないのです)。

 

インド亜大陸の食事文化圏では3000年の歴史の中でレクチンと闘い、そして勝利し続けてきたのです。それは頑迷に伝統を守るだけという姿勢ではなく、良いものは素早く取り入れる柔軟性も持ち合わせています。

たとえば、電気やガスよりも早く圧力鍋が全土に普及しました(牛糞が燃料でした)。

大航海時代によって、南米からもたらされた唐辛子はいまやインド料理のメインのようです。

トマトなども近代に入ってきたものですが、上手に取り込みました(それもレクチンを構造的に破壊する調理法で)。最悪なのは生野菜をサラダと称して食べることです。野菜のとり方としては最悪の「お茶の濁し方」です。日本でもGHQ以前にそのような野蛮な習慣はありませんでしたw。

その意味では、日本に多くあるインドレストランに出てくるあの不思議なサラダも、インド由来ではありません。ナンというパンはインドの一地方の郷土料理であって、メジャーなわけではありません。ナンを知らないインド人もいるそうです。

 

 

というわけで!(どういうわけだ!)、今回は盛りだくさんの内容です!

 

そしてナンと今回は事前学習無しにする予定です!

 

2日間で必要な知識をがっつりと楽しんで入れてもらうようにします!

 

 

今回はアーユルヴェーダに限定した内容でも、スパイス料理の紹介でもありません。

 

これまで同様にガンドリー博士の「レクチン」を巡る壮大な議論をベースにします。

レクチンが腸壁を破壊して、リーキーガットを起こし、それが組織的に細胞を破壊し(たとえばインスリン抵抗性を引き起こすこともありますし、BBBを破壊することも)、癌や心疾患、自己免疫疾患の原因となるカラクリも説明します。

糖質体質、そしてケトン体質についても、ケトン体質の多幸感についても。

インスリン抵抗性の恐るべき滅びの門についても。

 

そして生化学や栄養学を経て、進化生物学にも切り込みます(穀物に我々が奴隷化されたというやつですね)。

いま起きているパンデミックのカラクリが手に取るように見えると思います(多分w)。

 

 

そしてなぜこれほどの素晴らしい知識が埋もれてしまったのか、そしてこれほどまで素晴らしいのにこの先もこの知識が脚光を浴びる可能性が低いのかのカラクリも説明します。

ちなみにガンドリーの方法論を含めた健康法のようにとんでもなくお金がかかるからではありません。むしろその逆です。

そしてこの知識が黙殺される理由もそれと同じです。

すなわち工場(工業)化による大量生産大量消費のシステムを希求するCapitalism(キャピタリズム)との相性が最悪なのです。

「良薬口に美味しい」という薬膳料理であり、漢方料理が恐るべき安価で、それも自分の体調、自分のゴール、環境に合わせた形でふんだんに提供できるシステムが存在するのです。そしてそれは資本家からすれば(古い言い方だ)、全くペイしないのです。儲からないのです。

たとえば食材一つとっても、アーユルヴェーダ的に良いものは地産地消であり、旬のものなのです。旬のものは驚くほど安く、驚くほど栄養価が高くなります(そして出荷せずに土に戻すほどに大量に穫れます。だから安くなります)。

資本主義というのはある意味で狂っていて、栄養価が低く、旬から外れたものが、希少性の原則によって高価になるのです。

 

というわけで、非常に面白いスクールになると思います。

最近のスクールの流れとうってかわって、レクチャーと気功のワーク、ワーク、ワークの参加しやすい形態です!

ワークは内臓のA.T.フィールドをいかに突破して、気功技術を流すか、そして最近流行りの「神経」そして「CBD・ECS」などをいかに導入していくかをがっつりとやります!

腸脳相関と言われるまでもなく、腸は神経叢が豊富な脳です。腸が変われば人生が変わります。

 

薬やサプリメント、そして医療との付き合い方についてもがっつりとやります。

サプリメントは盲信するのではなく、とは言え拒否するわけでもなく、薬的に緊急避難的に使うことです。薬に関しても同様です。医師と相談して、医師の見解が合理的と判断できたのであれば、採用すれば良いと思います。ただし、長期服用すれば、ホメオスタシスが働き、効能が消え、薬害だけが残ります。一気呵成に使い切りましょう。

 

というわけで、盛りだくさんですが、是非期待に胸膨らませて、楽しんで受講してください!!!

 

 

 

【シン・アディトレマスター養成スクール 〜時空超えて生命に回帰する〜】

【日時】 5月22日(土)13:00〜18:00

     5月23日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*Zoomによるライブ受講あります!!

*動画教材(当初はZoom版、その後高画質版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

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(↑Coubic)

 


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