「なんでコーチングなのに読解の勉強をさせているのですか?」
「コーチングに指示代名詞とか、文法とか必要ですか?」
という質問に対しては、シンプルにコーチング(やメンタリングやカウンセリングやコンサルティングのような)言語を使った(内部表現の)書き換えに、言語能力がなぜ不要だと思いますか?と質問に質問で返したくなります。
「いやいや、私たちは言語ではなく、非言語で書き換えをしているので、言葉はいらないんです」などと、おっしゃるのであれば、
父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです(ルカ23:34)
と、つぶやきたくなります。
もし、その「非言語書き換え」とやらが、ご自身の想定しているようなものであるならば、次回からその先もずっと一切しゃべらずにセッションをすると良いです。
ホテルのラウンジでクライアントさんとにらめっこをしていれば良いです。そしてそれで結果を出して、感謝されてください。
そのようなことを「まといのば」が言うと、
「非言語書き換え」は存在します!!
とStap細胞のように言い募る方もいるでしょうが、Stap細胞も(その方の中での)「非言語書き換え」も存在しません。それは定義が間違っているからです。存在しないことの証明は悪魔の証明であり、不可能だと再反論が来そうですが、そういう話をしているのではないのです。
もちろん非言語書き換えと呼ばれるような現象は存在します(彼らの臨場感空間の中に存在しないと言っているだけです)。
たとえば、これから展開しようとしているRayサロンのオイルトリートメントはその最たるものです。施術中に一切、言葉を使わなくても、書き換えができます(だからといって、話すことなくセッションをする気はありませんが)。これは非言語書き換えの一つの現れです。
そうではなく、ここでは、コーチングが非言語書き換えだから、コーチは言語能力が無くても良いのだというCrative Avoidanceを批判しているだけです。
話を次の階層へ進めます。
自分の言語能力が驚くほど低いことに気付けることが、成長の糧です。
逆に「自分は文章が読めていないとは思いません」という勘違いが大きな膜となって、成長を阻害します。その膜はぬめぬめとあなたを覆っており、世界を見えなくしているのです。大人になれば、ますます分厚くなるばかりです。
どこかで誰かに切り開いてもらうしかないのです。もしくは裂け目だけでも、切っ先の鋭いナイフで入れてもらうしかないのです。
イエス様は自分の能力の秘密を実はこっそりと打ち明けています。
イエスはピカソです。剽窃の天才というより、まっすぐにパクる人です。偉大な先人の智慧をそのままパクります。先人たちの巨人の肩に乗るのです。いわゆる律法です。
しかし、律法をきちんと学んだラビは大勢います。その優秀なモブキャラとイエスの違いは一点だけです。
律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか(ルカ10:26)
この一点です。
暗記し暗唱するだけではなく、その構造を真剣に分析して、その果実を得てきたからこそ、ラビの中のラビではなく、イエス・キリストになったのです。
(だからナザレのイエスはミシュナー、ゲマラーの申し子なのです。ラビの伝統の延長にある特異点なのです。そしてその伝統は魔術の源流でもあります。という話をリニューアルメンター2期で展開します。たぶん)
たとえば、、、実際には実現することは難しいですが、たとえば小学生や中学生をメンター養成BootCampに参加させたとします。イエスの言う幼子を、猛烈に優秀な皆さんの中に混じらせて、一緒に討論させます。
そうすると、面白いことに、彼らは平然と「王様は裸だ」と言うでしょう(いや、わかりにくいたとえだ)。「この文章はこう読む以外の読みはありえないですよ」、と言うでしょう。
もっと深く受講生たちは絶望すると思います。
絶望した方が良いのです。
子供の頃にはすっきりと見えていたものが、大人になると見えなくなるのです。
それは視点の違いというものではなく、単なるスコトーマです。
(分かりやすく言えば、知性の劣化です)。
そういう訓練を課せられるからです。
1984のテレスクリーンは石器サイズになりました。
実際にきちんと考えれば同じ結論に至るのに、片方には(幼子には)最初から見えてて、片方には(大人たちには)全く見えないのです。
ちなみに、「まといのば」のメンター養成では言語能力は重視しますが、それも「人として会話ができる」レベルまでです。ロジカルモンスターを目指してはいません。
「そこそこに小学生並の読解力があれば良いよね」、というところを目指しています。
なぜなら、その言語能力というのはヒーリングの入り口でしかないからです。
我々の主戦場は鵺(ぬえ)のような超情報場です。もしくは情報空間です。
分かりやすくたとえると、論理的に言語的に問題が解決したからと言って、クライアントの問題が解決しなかったら意味がないからです。
いわゆる「手術は成功しました、、、、が、患者は死にました」というやつです。
それをシン・メンター養成スクールの楽日(二日目)のレジュメでは、
『楽譜を読めるか』って聞くと、『演奏がダメになるほどは読めないよ』って答えるんだ。(デイビット・エプスタイン 『RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる』)
と書きました。
言語、もしくは文字、もしくは概念というのは部分関数です。
世界を真っ二つ以上に分けるものです。
平たく言えば分断をもたらすのです。そして能力も分断させます。
文学部唯野教授の中の一節だったかと思うのですが、大学教授が女性の事務員にこんな指示を出します。
「この資料をコピーしておいて」。
「コピーしたら、オリジナルを破棄しておいて」。
「それが終わったら、コピーの方をシュレッダーにかけて」、と。
女性の事務員が「それってどんな意味があるのですか?」と聞くと、俺を侮辱したと大学教授が怒り出すという話しです。
僕はこの話がとても好きで、なぜ好きかというと、よく描けているからです。
僕らも同様で言語を使うことで、能力を失い、そしてその原因となった言語能力も徐々に失っています(その結果の一つが世界に蔓延するインフォデミックです)。
たとえば、この2つのオレンジが同じ大きさに見える文字を持たない人々がいるそうです。
錯視は言語によって起こっている可能性があります。
言語によって失った能力は多くあるのです(それを少しでも取り戻そうとするのが、MiQです。なぜならそこに圧倒的なヒーリングの力があるからです。その能力や世界観というのは大衆にとっては「愚か」に観えるのです)。
集められた魂は目覚める
霊(アートマン)の知識の中に
それは無知の者には暗夜である。
無知の者は自らの感覚的な生命の中に目覚める
それを彼らは日光だと思う。
だが見者にとってそれは暗黒である。
(バガヴァッド・ギーター2章69節)
テクノロジーは諸刃の剣です。移動手段が便利になったことで、足腰は弱くなります。
移動手段を享受しつつも、足腰も弱らせないためには、それ相応の努力というか、考え方のパラダイムシフトが必要です。
メンタリングに関しても同様です。
というか、このメンター養成BootCampを世界の裂け目として、気功も気功整体もオイルトリートメントも非言語書き換えも全てがレベルアップします。なぜなら世界は言語で書かれていて、それを読まれるのを待っているからです。
はじめにロゴスありき(ヨハネ1:1)
そしてガリレオを思い出しますね。
世界は言語で書かれています。
哲学は眼の前にたえず開かれているこの最も巨大な書[、すなわち宇宙]のなかに、書かれているのです。しかし、まずその言語を理解し、そこに書かれている文字を解説することを学ばないかぎり、理解できません。その書は数学の言語で書かれており、その文字は三角形、円その他の幾何学図形であって、これらの手段がなければ、人間の力では、そのことばを理解できないのです。(引用終了)(贋金鑑識官 p.308 世界の名著21巻「ガリレオ」)
c.f.新しい言語の習得は新しい能力をもたらす、、知は力なりの真の意味(数学も哲学も音楽も芸術も言語) 2017年07月25日
(引用開始)人間と記号表現の関係において(この場合は釈義の手続きにおいてだが)、少しでも変更をほどこせば、人間の存在様態をつなぎとめる路線が修正されることになって、歴史の全行程が変わってしまうのである。 (引用終了)(ジャック・ラカン)
というわけで、ますますがんばりましょう!!!
たとえば、MiQから学ぶのも良い方法です!(たぶん!)
【リニューアルOnLine MenTor1期 〜即戦力を鍛える密教的IQ(MiQ)の獲得!(6ヶ月完成)〜】
【概要】 毎月10日、20日の23時ごろに動画教材配信!(6ヶ月完成)、毎月10日23時からその月の講座内容に関連した気功技術の伝授(任意)
【場所】 いつでも、どこでも、どんなデバイスでも!!(Vimeoでの配信。ダウンロードも可!)(6ヶ月完成)
【受講料】 45万円(プラチナコース)、30万円(オンラインセッションコース)、18万円(ヴァーチャルコース)
(プラチナコースは一括払いのみ。他のコースは分割払い可能です。2回、3回、6回)
【概要】プラチナコース:動画教材+毎月1時間の対面セッション(オンラインも可)
オンラインセッションコース:動画教材+毎月15分のオンラインセッション
ヴァーチャルコース:動画教材のみ
*どのコースもLINEでの質問は無制限に可能です。また毎月伝授があります!(任意です)。
【受講資格】 ブログ読者の方
【持ち物】 ノートとペンと情熱、あとゴールを忘れずに!
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
*初回伝授は10日を予定していますので、10日までにお申し込みいただければ今月スタートできます!(それ以降の方はご相談ください!)
*従来のセミナー受講生やメンター生などは個人LINE、もしくはLINE@でメッセージをいただければ、それでお申し込みも可能です!!
*現在、メンター受講中の方も並行受講も移籍も可能ですので、ご相談ください!!
そして、パンデミックセミナーです!
オリンピックのような確定した未来はどうでも良いので、その後の自分たちの生活を本気で心配しましょう。MadMaxより廃墟となった未来での生き延び方を!
たとえば我々のジャングルは破壊されたのです。破壊しつくされました。その生物学的多様性が我々の良心だったのです。我々を守り、強くしてくれた存在でした。
いや、アマゾンの熱帯雨林以上のジャングルでした。そう腸内細菌叢です。
動物はほとんどはわずか9つの門に属し、植物ですら12の門の中に含まれます。
しかし、細菌は今の段階で約50の門があることが分かっており、人間の腸の中には驚くべきことに12の門の微生物が生息しています(植物と同じ、動物よりもはるかに多い門の数です!)
おそるべき、おそるべき多様性です。
c.f.きれいはきたない、きたないはきれい(マクベス)〜コッホとダーウィンという偉大なスコトーマ 2017年04月07日
【まといのば講座『パンデミックの不都合な真実〜本当の恐怖はこれから?!〜』】
【日時】 4月30日(金)19:00~22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
(Zoomによるライブ受講、そしてビデオ教材によるヴァーチャル受講も可能です!ヴァーチャルの方で希望者には遠隔伝授をします)。
「しなければ」を基準に考えることで、自らの痛みの原因をつくり出していました。
そこで、私は言いました。
「解決策はあるよ。でも、君はそれを嫌がるかもしれない」(ルー・タイス『アファメーション』)
嫌がるかもしれない解決策を楽しく学ぶのが、シン・アディトレスクール!!
【シン・アディトレマスター養成スクール 〜時空超えて生命に回帰する〜】
【日時】 5月22日(土)13:00〜18:00
5月23日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
*Zoomによるライブ受講あります!!
*動画教材(当初はZoom版、その後高画質版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!
(↑Coubic)
【書籍紹介】
この2つを最低限読み返しておいてください。
思いっきりビーガンです。もちろん。でも必要な知見です。