たとえばレモンの味変えなどは非常に面白い気功の練習台になります。
レモンの「味変え」というのは、文字通り、レモンの味を変えることです。
レモンの酸っぱさを気功で取り除くことです。もちろん物理的に取り除けたらオカルトなので、カラクリがあります。というか、催眠術でも良くあるものですね。
ただ、普通に頑張って「酸っぱくない」と思おうとしても、酸っぱいので、気功できちんと味を変えられたら面白いと思います。
やり方をシンプルに説明します。
かつてはセミナーでよく取り上げていましたが、最近はもう流行らないですね(スプーン曲げも)。
まずスライスしたレモンを何枚か用意します。
そして、一枚を手に取るか、別なお皿に置いてみます。
そして、おもむろに「レモンの酸っぱさ」を浄化してみようとか、取り除いてみようと思って、手を動かします。
とは言え、直接レモンに触るわけにはいかないので、レモンの上にレモンのアバターを想定します。
アバターというのはもともとは仏教用語が西洋の言葉に変わったものですが、ここでは身代わりという感じで考えておいてください。
リアルな物理的なレモンの上に、レモンの情報がぷかぷか浮かんでいるイメージです。
(レモンの上方に情報が浮いているわけですねw)
その「情報」(というかアバター)に対して、手で操作します。
その情報を祓(はら)うようにします。手を動かして、「酸っぱさ」だけを手で取り除く動作をします。
そのとき、手に何とも言えない感触があります。
手に何かが触れるのです。
それを「気感」と呼んでいます。
一般的には「気感」と呼んでいますが、これは先月のセミナーでやったように共感覚の一種です。気功の共感覚ですね。
身体をゆるめて、手のひらもゆるめると、手に何かが当たる感じがします。その当たった何かを丁寧に動かしてみると、動きます。
そうするとレモンから酸っぱさだけを取り除くことができます。
*後ろは海老蔵さんが市川團十郎白猿襲名記念の作品。
そしたらフィードバックを取ってみましょう( ̄ー ̄)ニヤリ
レモンが本当に味が変わったかのフィードバックです。
どうやってフィードバックを取れば良いかと言えば、シンプルに食べることです。
これのレモンの味変えがとても良い気功の練習と言われるのは、失敗すると厳しく罰せられるからです(笑)
もしレモンから酸っぱさをうまく浄化できていなければ、、、、猛烈に酸っぱいのです。当たり前ですね。
ですので、勢いよくガブッといきましょう( ー`дー´)キリッ
思いっきり酸っぱさを味わっておいてください。
そのうち味わえなくなるので。
ちなみにあまりにこの「味変え」が上手になると、酸っぱいレモンに出会えなくなります。
それもそのはずであまりに練習してしまうと無意識にレモンの酸っぱさを取り除く味変えをしてしまうからです。
気功は基本的に無意識で行うものがほとんどなので、知らず知らずのうちに酸っぱさを取ってしまいます。
ですので、オレンジのようにレモンをかじれてしまうのです。
そして「最近のレモンは酸っぱくない」などとうそぶくのです(笑)
最近のレモンも酸っぱいです。ただ単に気功で酸っぱくなくしているだけです。
そんなベテランメンバーも多いと思いますので、たまにはレモンの酸っぱさを感じましょう。
やり方は簡単です。
浄化の逆をやることです。
酸っぱさを戻すと設定してみましょう。
このときにきちんと手を使うことです。
頭の良い人は全てのマントラを頭の中でやろうとします。それは失敗の元です。
僕らは頭ではなく、手を使いましょう。
手をひらひらとさせて、命令を出しましょう。
この癖をつけておくと、大変な状況に陥った時などでも、「手」が動きます。
頭が止まっても、手や身体が何とかしてくれます。ですので、今のうちに手でやる癖付けておきましょう。
で、手を使って、酸っぱさを戻してみると、レモンは安定してとても酸っぱいものです。
僕も年に1回くらいは戻します。でも本当に酸っぱいので、すぐにまた消しますw
ちなみに科学的なカラクリとしては、唾液が大量に出るというような感じだと思います。科学的なカラクリはそんなに面白いものではありません。でも、言われてみれば当たり前と思うかもしれませんが、「じゃあ、知ったところでできるの?」という問題があります。
レモンを普通に気功を使わずに、唾液を大量に出して、食べて見れば良いと思います。
そんなわけで、レモンの味変えはオススメです。
下の写真は福岡市美術館の入り口にあるレモン、、、ではなくカボチャ(南瓜)です。
草間彌生さんは南瓜(カボチャ)を生涯の伴侶と呼び、カボチャに子供の頃から魅せられたとおっしゃっています。
(引用開始)
南瓜はどの角度から眺めてもおもしろく、見るたびに新しい発見があります。何とも愛嬌のあるかたちです。その太っ腹で飾らない容貌と精神的な力強さに私はずっと魅せられてきました。(引用終了)(p.25 草間彌生『水玉の履歴書』)
好きで好きで仕方ないものを作品にしているからこそ、訴えるものが強くあります。
南瓜(かぼちゃ)は愛嬌があって、
すばらしく野性的でユーモラスの雰囲気が
人々の心をとらえてやまない。(『南瓜について』二〇一〇年)(p.24 草間彌生『水玉の履歴書』)
僕らも自分が好きなものを貫き通しましょう。
ビジネスのために好きでもないものを継ぎ接ぎするのではなく、好きを貫いていきましょう。
目先のことを追い求めないで、自分の好きを貫きましょう。
その先に楽しい世界が待っています。過酷でも楽しい世界が。
というわけでいよいよ1週間後に迫りましたアナトミートレーニングスクールお楽しみに!!!
骨太の力と技術を身に着けましょう!!
そして何より楽しみましょう!!
【Anatomy2.0 Training(アナトレ)スクール 〜Anatomy2.0の進化版とアナトレの導入〜】
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1月10日(日)13:00〜18:00
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【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
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【お申し込み】お申し込みはこちら!!
【書籍紹介】
草間彌生さんファンであれば、必読。
非常に素晴らしいです。
毎日が闘いです。もっと努力したいと思います。
もっと強く、自分の思想や哲学を打ち立てていきたい、
そして私の愛をもって宇宙へかえりたい。
(『The Wall Street Journal』二〇一二年のインタビューより)
(p.68 草間彌生『水玉の履歴書』)