艶姿(あですがた)という新しい概念を引っさげて登場した艶姿1Dayスクールが無事に終わりました。
当初の予定から大幅に拡大して企画が自己増殖と自己進化を遂げたので、1Dayどころか通常のスクール3回分でも終わらないのではないかと危惧しましたが、、、、蓋を開けてみたら、受講生の熱意とレベルの高さに助けられ(そして相変わらずのRayさんの豪腕っぷりで、ガンガンとコンテンツを受講生に渡せて)、大成功に終わりました。
大げさではなく、強烈なパラダイム・シフトの瞬間に立ち会えたのは非常に良かったと思います。
すべてはタイミングですし、何一つ欠けても結実しないものというのはあります。
今回は2つのタブーへの挑戦でした。
一つは性にまつわる社会的なタブー、もう一つは解剖学という巨大な学問体系に対して反旗を翻すというタブーです。
この2つのタブーが大きな壁となり、我々を阻んでいました(いや、一方でまだ現在進行系ですね)。
ただ、蟻の一穴のようなもので、正攻法ではなく、小さな抜け道から我々だけがすり抜けて、向こう側の世界へ抜けましょう。蟻の一穴が歴史的な巨大なパラダイム・シフトに繋がる日も近いでしょうが、それを待つほど悠長(ゆうちょう)ではいられません。
そして移動のみが大事なのではなく、その先が大事です。
その先に広大な世界が広がっているのです。
狭き門より入りましょう。
すなわち、やはり「解剖学」の知識は重要です。
簡単なもので構いません。
骨を覚え、主要な筋肉の名称を覚え、付着部を覚え(そのことで機能を知り)、神経支配を覚えることです。これらの暗記は地理の名称のようなものです。歴史は変わっても、地理は変わらないのと似ていて、パラダイム・シフトしても、概念の名称はそのまま使えます。
というか、解剖学1.0を修めないと、解剖学2.0には移動できないのです。
ただ、従来の解剖学にべったりとくっついた意味の羅列が我々の身体にまとわりついて、身体運動を阻害します。
面白いことに解剖学に真面目な人ほど、Fasciaが受け入れられなくなります。
先日の艶姿1Dayスクール(女子校編)でも、脚を高くあげて、頭の後ろに持っていくというI字超えなアーサナをほぼ全員がやっていましたが(詳細はRayブログを)、ここでもポイントは「解剖学を無視する」ことです。
解剖学を無視する?
そう。解剖学を無視します。
いまの文脈で言えば、解剖学1.0を意図的に忘れるということです。
かつてのバレエセミナーではよく言っていたことです。
骨レベルで良いので、解剖学をしっかり身体に落とし込んだら(「腕はどこから生えている、脚はどこから生えている?」というやつですね)、解剖学を意図的に忘れます。
たとえば、股関節の柔軟性を得たいと思ったら、股関節を忘れて、その分、骨盤や腰椎を意識し、腹筋群をゆるめます。いや、それよりもFasciaですね。
もしくは、最近はヒューリスティックに「皮膚を動かす」と言っています。
(Fasciaの世界では皮膚や角質をFasciaに含めるかと言われれば、悩ましいところがあると思うのですが、僕らはヒューリスティックに皮膚こそがFasciaの親玉のような扱いでやっています。うまくいけば何でも良いのです)
解剖学2.0については、これからもガンガンとブログに書きますし、セミナーもしていくつもりです。本来は本邦初公開になる予定だった(笑)「生きた解剖学スクール」でも、メインテーマは解剖学1.0から解剖学2.0です(フライングで艶姿に「初公開」を奪われましたwいやいや、最近のBootCampでも紹介しているので、本邦初公開はもっと前かもしれませんが)。
ただ、艶姿のもう一つのコンテンツに関しては、マスクをしないよりも恐ろしいバッシングが待っていそうなので、こっそりと内輪だけでひたすらに実践を繰り返してもらおうと思っています。
結果は目に見えますし、カラクリを隠すのは別に問題ないので。
(ある種の話題に関して、大衆というのは自分に意見を表明する権利があると無邪気に考え、倫理的観点から攻撃しても良いという許可を自分に与える傾向があります。いや、マスクなども同様です。
マスクに関して言えば、尾身先生も政府もひっそりと自粛警察の皆さんのはしごを外し始めています。2類相当から5類相当へと。
加害者でしかないのに、被害者意識だけ高くて、恐怖によってIQを猛烈に低下させている方々は、真の被害者になりかねません。
政府が言っているから、識者が言っているから、専門家が言っているから、テレビのコメンテーターが言っているから、正しいわけでも、間違っているわけでもありません。「まといのば」のブログももちろん同様です。ってか、そもそもきちんと読めていない可能性も考慮してw)。
艶姿1Dayスクールのコンテンツは本来はアーユルヴェーダシリーズの一つとして企画されました。
しかし、いろいろな問題というか、いろいろあって、、、スクールでは話しましたが、、結果的にBootCamp寄りになりました。
気功整体ですね。
気功整体の艶姿版として気功技術とワークがデザインされました。
ですので気功整体BootCampの艶姿版と言えるべきものが完成しました。
通常は少なくとも2つのスクールで習得してもらうもの(本来は3つ分)を、スクール半分と言える1Dayで終わったのは快挙とも言えます。
とは言え、冷静に分析するならば、受講生のほぼ全員がBootCamp生(また、その一部はAyur-RayDaセラピスト)ですので、すでに十分に訓練を受けていた方ばかりでした。
社会情勢なり、もしくは「まといのば」の周辺のコミュニティーの空気がガラッと変わらない限りは、今後はまた地下に潜って、この「艶姿(あですがた)」気功整体を磨き上げたいと思っています。
というわけで、艶姿1Dayスクール・伊達男編をお楽しみに!!
申し込みや詳細はRayブログにて。
https://ameblo.jp/ray-matoinoba/
◆ Ray式艶姿1Dayスクール〜伊達男編〜◆
【日時】10月11日(日)13:00〜18:00
【場所】東京 新宿・四ッ谷のセミナールーム
*今回も、Zoomもしくはヴァーチャル受講可能です!!
【受講料】16万円 (銀行振込、もしくはPayPal決済)
【受講要件】「まといのば」もしくは「Rayまといのば」の講座や個人セッション受講生
*男性限定
*バレエ経験は問いません(^^)
【持ち物】動きやすい服装(更衣室はございます)
・筆記用具・飲み物・熱い情熱
【お申し込み】お申し込みはこちらから♪
【書籍紹介】
記事タイトルは「三体Ⅱ 黒暗森林(上)」より