TENETに関しては、苦言を呈するとしたら(映画自体ではなく、その関連に)クリストファー・ノーラン監督がノートに書いたであろう図を、映画を見ながら書き起こしているだけの人が多すぎるのですが、、、それこそ、Feel itでいきましょう。
考えずに、感じるべきところを、スクリプトを分析して、分かったつもりになってしまっているように思います。
それは非常に残念な話です。
メンター養成スクールにおいて、批判していた在り方に似ています。クライアントの音を聴かずに、発話しているテキストだけを認識して、先回りして理解しているような残念さを感じます。
もちろん話の筋を理解することは大事ですが、それ以上に大事なことがあります。
メンターで言えば、それはまずは音であり、そして光です。
すなわち物理です。
2つの宇宙が激突した点であるところの物理宇宙こそが大切です。それ以外は妄想ですw
映画で言えば、音と光による圧倒的な臨場感での体験です。
それが何を意味するかを考えすぎないで、圧倒的な体験に没入した方が良いのです。
圧倒的な体験を非常につまらないスクリプトの分析に費やしてしまい、分かった気になるのはもったいないのです。謎解きというのはたしかに醍醐味の一つですが、それが主になってしまうと、目の前の大きな果実を見落とすことになりかねません。
というか、謎解きは謎を解いているときが華であって、その結果は凡庸なのものです。ましてやそれを解説されてもね、、、と。
誰が順行して誰が逆行してとか、、、そういうことは本質ではなく、むしろセカンダリーなことです。
まさに「考えるな、感じろ」が重要です!
(クリストファー・ノーラン監督は映画好きですし、ブルース・リーだけではなく、名作のオマージュにあふれています)
今回のRay式艶姿1Dayスクールというタブーに挑戦系スクールでも、理論はさておき感じることを重視しました。Anatomy2.0のFasciaの感覚というのは非常に不思議です。
体験しなければ、その不思議と衝撃は分からないと思います。
たとえば、Y字の角度をもっと広げて、I字にしたいというときに従来であれば股関節に働きかけていました。
それが艶姿スクールでは、軸足の肋骨を軽くなでるだけで、I字に変えさせることができます。
全く無関係に見える部分を軽く撫でるだけです。
股関節とか、軸足とか、中殿筋とか、一切不要なのです。
おそろしいことに、、、、でも、それがパラダイム・シフトということです。
パラダイム・シフトを身体で体感してしまえば、もう二度と戻れません。
もう二度と前の窮屈なパラダイムには戻れないのです。
非常に不思議なのですが、これを頭で理解しようとする前に、まず感じることが大事です。
身体で変化を感じ、心地よさを感じ、不思議さを感じ、そしてそれを繰り返すことです。
そして不思議さに慣れてきたころに、おもむろに新しいパラダイムの新しい理論を少しずつ腑に落としていけば良いことです。
我々は理屈っぽいですし、理屈が理解できなければ、安心して飛び込めない、、、、と考えるのも分かります。
ですので、「まといのば」では最大限、典拠を明らかにし、カラクリをブログで公開しています。
それでも限界があり、密教的に秘密結社的なギルド的な空間の中でしか共有できない体験というのは多くあります。
共有できないのは「概念」ではなく、体験です。
その体験のトリガーとして、理論があり、概念があります。
ただ多くの残念な人は、理論と概念を文字通り引き写せば何とかなると思っています(そしてもっと残念なことに、その「多くの人」の望む程度には結果が出てしまうのです)。
でも、それって、極楽寺・高良などを拝んだだけで、石清水に詣でたと思うくらいに残念なことです(徒然草52段)。
入り口を軽くなでただけで、豪華絢爛な内側を観て味わい尽くすことなく終わるので。
パクリは歓迎ですし、どんどんCopyしてくれて構わないのですが、パクるならとことんと思います。表面をなでるのではなく、イナゴの大群のように食い荒らして欲しいと思います。毒を食らわば皿までです(意味不明w)。
本質を見抜き、本質をつかみ、それを換骨奪胎して、ピカソのように圧倒的なものに作り上げて欲しいです。
Good artists copy, great artists steal.
安いコピペでなく、骨の髄までの鮮やかな盗みを!!
まあ、それはさておき、我々は理論や理屈や文字ではなく、言葉にできないものを味わい尽くしましょう。
そして、それにトリガーとして何か名前をとりあえずつけるのです。
それがヴィジョンでも、ゴールでも、TENETでも良いのです!
All I have for you is a word…TENET
(この言葉だけは覚えておけ、、、テネット)
というか、その言葉以外は忘れていいのです。
我々は果実を食べつくしましょう!!
【まといのば講座『TENET(って何なんw)〜時間を逆行せよ〜』】
【日時】 10月6日(火)19:00~22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
*ヴァーチャル受講もしくはライブ受講(Zoom受講)も可能です!!
TENETは少なくとも予告編だけは見ておいてください!
映画を観ていなくても、今回のセミナーは受講できます(^o^)
映画「メッセージ(Arrival)」も思い起こしつつ!
セミナーも復習しておいてください!
そして、ドクター・ストレンジ!
「ドクター・ストレンジ講座」も是非、復習を!
You’re a man looking at the world through a keyhole.
You’ve spent your life trying to widen it.
Your work saved the lives of thousands.
What if I told you that reality is one of many?
(君は鍵穴から世界を見ている
君はそれを広げようと 人生を費やしてきた
君の仕事は何千人もの命を救った
現実は多くの中の一つだと言ったら?)