小学校の体育の授業でやった「前へ倣え」というポーズがあります。
(余談ながら、前へ倣えってまさに軍隊ですね〜。まあ、そりゃ軍隊教育ですね)
その「前へ倣え」のバリエーションに「小さく前へ倣え」があります。
肘を90度に曲げて、脇につけます。
その「小さく前へ倣え」のポーズのときの肘の位置が重要です。
そのあたりが第10肋骨で、その位置から水平移動して背骨のあたりに腎臓があります。
内臓気功のうち、もっとも効果が分かりやすい(と「まといのば」が考えるのは)腎臓です。
腎臓って知っていますか。
腎臓は平たくいえば、尿をつくる器官です。
「まといのば」では「人望ある尿」と覚えたりして、腎臓・膀胱・尿道とセットで覚えます。泌尿器系の忘れられやすいところです。腎臓は比較的に裏側にありますし。
でも、内臓全般がそうですが(身体全般もそうですが)、きちんと意識してあげて、きちんとケアしてあげると、鶴の恩返しのように大きく報いてくれます。
義理堅いのです。
「小さく前へ倣え」をして、その肘の位置から内側に入ったところを手のひらで温めてあげてください。
1分もしないうちに身体が変化していきます。
身体が柔らかくなったり、身体があったかくなったり、背が伸びたり、トイレに行きたくなったり、身体がねじりやすくなったり、前屈が柔らかくなったり、ブリッジが突然できたりします。
それくらいに強烈です。
触っていると、「なんか腎臓が冷たい感じがする、、、」とか思うことがあります。
これは結構、重要な情報です。
身体って一枚岩ではなく、いろいろな臓器の集合体です(リヴァイアサンのように)。
そして、冷たいところがあり、温かいところがあります。
これは本当に物理的に冷えている場合もありますし、情報的な場合もあります。そして多くの場合は、連動しています。情報的に冷えて、物理的にも冷えています。
そのような状態に対しての処置はシンプルで温めることです。
物理的にあたためてもOKです。お湯にひたしたり(お風呂とか)、カイロを貼っても良いですし、手当ても有効です。
手当てというのは物理的にも情報的にも温めますね。
(これまた余談ですが、いま、AyurRay-Daがらみでオイルトリートメントの方法を独自で開発中ですが、ともかくアロマテラピーと気功って猛烈に相性が良いなと感じています。
AyurRay-Daというのは、Ray式オイルトリートメントであり、Ray式アロマテラピーですね。
この手技を開発しながら、これは相当に面白いことになりそうだなと感じています。もちろん、これからまだまだ改良と改善の余地がありますし、この先の大きな可能性を感じています。身体を書き換えるのに、「アロマテラピー×気功」というのは最高ですね。気功整体のエッセンスももちろん取り入れられますしね。
そして、将来的にはアロマセラピストを集めてスクールはやりたいですね。面白いくらいに結果が出るセラピストに生まれ変われます( ー`дー´)キリッ)
それはさておき、小さく前へ倣えからの腎臓の手当てはとても有効です。
腎臓に対する手当てをして、効果を感じれたら、手の熱で腎臓を物理的に温めるってイメージして、温めるだけで、すでにそれは気功です。
内臓気功です。
これは気持ち良いですし、身体も変わるし、楽しいことばかりです(身体が冷え切って、壊れきっているとなかなか感じることができません。そういう人はAyurRay-Daでまずは身体を回復させるのも良いかも)。
この腎臓に対する「手当て」から始まって、ハマっていって、たとえば肝臓のケアや小腸、大腸などのケアと進んでいくとかなり面白いです。
そうやってどんどん身体を書き換えながら、気功にハマると、確実に成長できます。フィードバックも取れるし、快適になるし、その場で気持ち良いし、最高です。
そして、自分の身体に触り慣れていくと、人の身体にも触れます。
そのままたとえばサロンでセラピストとして修行しながら、実践を積み重ねていけば、数年で独立して、自分の場で仕事もできるでしょう(以前のように、猫も杓子もセラピストになれた時代は終わったでしょうが、優秀な人材はいつでも歓迎でしょう。どうしてもセラピストは使い捨て感が半端ない業界なので。身体を壊して皆さんやめていきます。身体を癒やす職業なのに皮肉なものですが)
楽観的ですが、そんな感じで考えています。
ともかく伝授とか理論とかも大事ですが、まずはハマるワークを見つけるのも大事です!!
【書籍紹介】
橘玲さんがBigFiveがらみで紹介していました。この著書ではOCEANと言われる性格分析ですね。行動心理学の極みみたいなものですが、彼らが狙ったのは行動分析や心理分析ではなく、「行動変容」。それも悪魔的な手法により個々人の行動変容を促して、大きな政治運動につなげていくという手法です。
若き(上院議員を狙う)オバマや、まだ泡沫候補でしかなかったトランプ、そして絶対起こらないと思われていた時期のBrexitなどが扱われていて、非常に面白く、背筋が凍ります。
タイトルは、その会社であるCAのプレゼン資料の文言の一つ。
昔ながらの広告はブランドを構築し、社会的証明を与えるが、行動を変えることはできない
彼らのやったことは悪魔的ですが、テクノロジーと科学理論を駆使して(良心を少し静かにさせれば)こんなこともできるという良い例です。
魂を悪魔に売らない程度に僕らも参考にしましょう(^o^)
(ちなみに正しいのかもしれませんが、僕がBig5はあまりにも人間を単純化しすぎと考えていて、好きになれません。とは言え、行動経済学でもあまりに人間は単純だと証明されてきているので、これも認めざるを得ないのかも)。
というわけで、このブログもブランドの構築や社会的証明も重視していますが、それよりも行動変容を促すようにデザインしたいと思ってきました(笑)
ぜひ、小さく前へ倣えから、腎臓を触ってみてください。きっと気持ち良いので!!
そして深くハマってください。ラビット・ホールへ楽しく堕ちていってください(^o^)