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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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♫恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ伝えたい♫(中森明菜)〜二極化も二度目なら?!

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ポストコロナセミナーの一つの結論、、、いや前提は当然のように「二極化」でした。

 

ピケティの言うように二極化は必然だと思うのですが、いや二極化が広がることも必然的だと思うのですが(それをマタイ効果と言いますし)、次の二極化はもっとうまくやるでしょう。

 

というのが、ポスコロセミナーの結論でした。

 

二極化が激しくなり(激しくはなるでしょうが)、それが誰の目にも明らかなように明示的であれば、必ず革命が起こります。

 

二極化というのはきれいな言い方で、古い言い方を用いれば、貧富の差です。格差というやつですね。格差社会を正面切って批判できないのは、現代の貴族たちは一代貴族だからです。かつてのように不動産を基本として代々受け継がれる貴族ではなく、情報空間に新たなスペースをつくり、人類を進歩させることで、圧倒的な利益を生み出した一代貴族たちだからです(GAFAなどに代表される)。

 

ですので支配者層はもっと巧妙な支配の形を模索します。同じ轍を何度も踏むほどバカではないので(現代ではバカでは支配者層になれません。これまでは知りませんがw)、次はうまくやろうと思っているはずです。

 

 

中森明菜さんで「セカンド・ラブ」

♫恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ伝えたい♫

*身銭を切っての二度目なら、半脆弱性は失敗に凸なので、上手になるものです。

*練習ばかりで実践がないと上手にならないのは、練習に本気のダウンサイドが無いからです。

 

 

ただ、ランダム性(大衆によるラッダイト運動やBank Run)はその本質が非常にCreativeであるために論理的な予想が困難です(CreativeAvoidanceは本質的にCreativeです)。

 

ですので、支配者層であれば新しい奴隷制度を創ろうと考えるのが通常です。

いまは、その新しい奴隷制度の方が高価なので、古い奴隷制を採用しています。

 

なぜ現代には古代ローマ時代よりも奴隷が多いのか(ナシーム・ニコラス・タレブ)

 

 

しかし、生産性が低くて、権利意識ばかりが高い無能な奴隷たちから離れて、急いで「工業化」したいのです。

なぜならその質が一気に劣化しているから、、、とは言えないので、その労働が非人間的だから、という理由で。

かつては働く場所があるだけで幸運と言えました(僕らはいまだにそれに近い状態で、地べたを這いずり回っていますし、それを逆に誇りに思っていますが)。しかし、いまや保証や福利厚生や有給休暇が第一の狂った世界にいます(これがなぜ狂っているのかと言えば、そのような幻想が滅びる日が近いからです。そして滅ぼしているのが当の受益者だからです)。

(ティールがGoogleに象徴される福利厚生を痛烈に皮肉っています。Googleはその創造性ではなく、スケールメリットによる買収でしか事業を広げていくことができない会社です。GoogleVideoは消え、Youtubeを買いました)

 

かつては自動ドアがないところでは、人がドアを開けていました(それがバトラーか、自分自身でかは別として)。

かつてのお城には特定のふすまを開けるだけの人員が配置されていたと言います(それを代々受け継いでいたとも、、、本当なんですかね)。

 

いまその名残として、背の高いボディガードのような方が、ハイブランドでは立っており、店舗に入ろうとすると、ドアマンよろしく扉を開けてくれます。

旧時代的な振る舞いがブランド価値を提示すると信じているのです。

 

ブレードランナーでは、本物の(機械ではない)ペットを飼うのがステイタスでした(かつてはAIBOのような機械のペットを飼うのがステイタスでしたが)。SFの未来予測は常に正しいのです(「常に」は言いすぎですがw)。

 

 

*映画ではなく、原作の小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか」の中で、本物のペットをこっそり飼うのがステイタスでした。

 

 

馬車と御者という2つの生物が動かしていた移動式椅子は、自動運転という機械に変わります。場所も御者もサスティナブルではないですが、機械ははるかにサスティナブルです。

(馬糞による公害は凄まじいものがありました。人糞も同様です。ウィルヒョウを待つ必要がありました)。

 

馬も人間も奴隷から解放されるのです。そして機械たちは喜んで、永遠と同じ作業を苦にせず繰り返します(ミスに対して半脆弱なので、どんどん賢くなります、、、たぶん)。

 

人が人を支配したいと考える悪魔的な誘惑からは、機械たちは自由です。

自分たち(人間の)知性を狭く定義しているために、自分より賢いものたちは自分たちを支配したがると考えたがります。しかし、それは自分の影に怯える馬と同じです(アランのアリストテレスの喩えですね)。

自分のダークサイドを機械文明(とその極致であるシンギュラリティー)に反映させすぎなのです(とは言え、ここにも盲点があり、そこにプログラマーの動機や意図や呪いが関係していきますが)。

(余談ながら、その動機を深く誤解したのが、トランセンデンスかと思います)。

 

 

 

で、何が言いたかと言えば、二極化も二度目なら、いや幾度の失敗を重ねてきたのだから、次はもっともっと上手に「愛のメッセージ」を伝えるでしょう、ということです。

 

もっと上手に二極化をやるでしょう、ということです。

 

いや、すでにうまくやっているのです。

僕ら奴隷は自分がまさか奴隷だと思わず、基本的人権なるものが存在すると誤解しているくらいですから、、、、。

 

それがもっと巧妙になっていくだけです。

 

余談というか、蛇足ですが、レストランの中には全く入り口がわからないレストランがたくさんあります。入り口が隠し扉のようになっており、予約時の暗証番号が必要なところや、迷宮のようなところが。

 

同様に(と言って良いのかわかりませんが)、二極化ももっとわからない形で現出します。まさか自分が貧困層だと思わないように。

(H・G・ウェルズが『タイムマシン』で描いたような逆転現象としてかもしれませんが)。

 

労働が甘美な特権になる日も近いのかもしれません。

 

 

いずれにせよいま我々は転機にいます(時代はどこを切り取っても転機だと思いますが)。

 

楽しみましょう!!

 

二度目はうまくやりましょう!!

 

 

 


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