「聖なる呼吸」というヨガのルーツ探る上で非常に貴重なドキュメンタリー映画があります。
その冒頭で、たしかクリシュナマチャリアの生家だったかを尋ねるシーンがあります。
そこで地元の人たちに聞くと、Aさんは自信をもってある方向を指し、Bさんは「いやいや、こっちだよ」、Cさんは「いや、あっちだ」とDさんは、、、、というコントのような冒頭でした。
出演者でもありナレーターでもあるドキュメンタリー監督が、インドで歴史を尋ねるのは難しいというようなことを言います(いま、見直してみるとちょっと違いますが、、、まあ大枠はそんな感じです、、、、雑かっ)
このシーンは非常に印象的で、この映画全体を表しているように思いました。
*♬僕は君の体のカタチに惚れた(I’m in love with the shape of you)エド・シーラン 2018年07月08日
こちらがほぼ冒頭のシーン
*「インドでは史実の確認は難しいね」(ドキュメンタリー映画『聖なる呼吸』)
*Youtubeでも販売しています!
という話は良くしているのですが、ここではその話ではなく、パラダイムが大きく転換する時代におけるロジック(Logos)はこのAさん、Bさん、Cさん、Dさんのようなものということです。
今回の騒動でもそうでしたが、論理的に大きく間違うという方が多く見られました。
論理的には(理論的にも)誤っていないのですが、現実的には間違っているのです(ヨギ・ベラみたいですね)。
ただその論理が生き方を規定するために、論理は間違っていなくても、現実的に間違っていれば破滅になるのです(世界はさすがにロックダウンに意味がないことをデータで突きつけられています。勇敢なスウェーデンとブラジルのおかげで。おそらくは「不都合な真実」として伏せられるのでしょうが)。
論理的思考はきわめて大事ですが、大きく時代が転換するときには、その論理的帰結がバラバラの方向を指し示すのです。
論理に力が無いのではなく、論理の適用範囲を間違えるからですが)
何が言いたいかと言えば、指針にならないのです。
なぜなら選べる道は一つですし、選択出来る行動は一つだからです。
ほかはすべて「行かなかった道(ロバート・フロスト)」になるのです。
c.f.森の中で道が二つに分かれていた。そして私は人があまり通っていない道を選んだ。そのためにどんなに大きな違いができたことか 2018年09月06日
ジェネレーションアイアンの中で「All inだ」という言い方がよく出てきます。ボディビルをするならば、それに人生の全てを賭けるというような意味です(タレブも同じことを言いますね。分散投資なんてクソだと)。
c.f.この肉体は気の遠くなる様な努力の結晶だ(ジェネレーションアイアン) 2020年05月26日
しかし、実際にはいつも我々は「All in」なのです。すべてを賭ける必要があります。
なぜなら身体は一つしかないからです。分散投資しているように見えるのは単に腰が引けていて、動かないことに対して、All inしている場合が多いのです(ここらへんはもっと丁寧な議論が必要ですが)。
論理的思考はきわめて大事ですし、Logicやロゴスということを「まといのば」ではきわめて重視します。
ただ、どれほど役に立つコンパス(磁石)であっても、富士の樹海の中であっては使えなくなります。
パラダイム・シフトに際しては、(余程強力な磁石を持つか)もしくは嗅覚を鍛えるしかありません(今回のマインドコーディネーター養成スクールはそれを具体的に鍛えるスクールです)。
具体的に鍛えると言っても、地に足がついていなければ意味がありません。主観に主観を重ねて、ぼんやりしていては、激動の時代を生き残るツールにはならないからです。
情報空間に対する嗅覚とは何か。これは3つあります。
いや、3つの顔を持つ1つかもしれません。ヒュドラのようですね(笑)
その3つとは神経系、免疫系、内分泌系です。
この3つのシステム(系)を鍛えます。鍛えるというよりは、イメージとしては浄化していきます。浄化しながら、反筋トレしていく感じです。
肥大していくのとは違い、絞っていくイメージですね。
結論から言えば、、、これらのシステムというのは肉体にとどまらず、情報空間に広がっています。
情報空間に広がっているというとオカルトのようですが、普通にいくつかの事例で考えれば、当たり前のことです。
たとえば、誰かが指を刃物で切るのを見たら痛いのです。
ショックな事があるとそこに細菌もウィルスもいないのに、免疫は落ちるのです。
ホルモンはフェロモンに影響を与えます(たとえば匂いで遺伝子の遠さを判別したり、党派性すら区別できるという研究がすでにあります)。
ホメオスタシスが情報空間にも広がっている(サイバーホメオスタシス仮説)ように、その下位概念でしかない(下位概念というか、サブシステムでしかない)3つのシステムは当然のように物理空間に限定されず、情報空間に広がっているのです。
ちなみに神経系、免疫系、内分泌系に比べて目に見えやすい心肺循環器系、筋骨格系ももちろん情報空間に広がります(それぞれが相互に重なっていますし)。
神経系、免疫系、内分泌は想像以上に重なっています。たとえば神経と免疫をつなげてみせたのがカンナビノイドでした(受容体のCB1、CB2ですね)。
もちろん筋肉も情報空間に広がり、情報空間は筋肉によって変更されます。これも相互的です。
Veganと同じく、論理というのも非常に精緻であるようでいて雑なシステムです。
方向性は示してくれるけど、行き方(生き方)を教えてくれないのです。
ゴールと現状の間にいくつもあるミッシングリンクを埋めてくれるのは、、、嗅覚なのです。情報空間への嗅覚です。情報空間への感覚と言い換えても良いです。もしくはセンスと。
胡散臭い、感じが悪い、これじゃない感じがする、身体が動かない
逆に
ハマる、没頭する、気になる、どうしてもやめられない、離れても離れても戻ってきてしまう
などがここで言う嗅覚です。
そのときは皮膚感覚(Skin)だけではなく、腹の虫も活躍します。
自分の微表情も(←「自分の」です)。
また、自分のスコトーマも。
それらすべてを駆使して楽しく「情報空間の嗅覚」を鍛えていきましょう。
ベンジャミン・フランクリンはこの世で確かなものとして、逃れられないものとして死と税金をあげました。
In this world nothing can be said to be certain,except death and taxes.
(この世では、死と税金を除い ては何も定かではない)
しかし、死と同じように(税金と同じように(笑))避けられないものは、本当は生きることだとチャップリンは言います。
死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ。(「ライムライト」チャールズ・チャップリン)
(There’s something just as inevitable as death. And that’s life.)
*”There’s something just as inevitable as death. And that’s life.”と実際にチャップリンが言っているシーンはこちら
生きるため、生き残るために、野生の勘、そして鋭い嗅覚を持ちましょう!!
というわけで、数時間後にスクール始まりますが、まだまだ募集中です!!
ライブ受講(Zoom受講)も、ヴァーチャル(ビデオ受講)も!!
オフラインのリアル受講ももちろんお待ちしております!
【ヒーラー養成スクール特別編『マインドコーディネーター養成スクール』】
【日時】 5月30日(土)13:00〜18:00
5月31日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
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【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
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