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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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ミシュナーはヘブライ語でタルムード以前の口伝を集成したものを指し「反復」を意味する(タレブ)

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当初は、ビリー・アイリッシュの以下の名言を紹介して、タイトルとするつもりでした。

 

ポテチとかが食べれるのに、なんでわざわざ動物を食べるか意味がわからない。(ビリー・アイリッシュ)

 

ただ、2本続けてヴィーガン系だと、特定のクラスターの方に見つかりそうなので避けました(笑)

あえての、ナシーム・ニコラス・タレブです。

 

 

 

ビリー・アイリッシュはもちろんヴィーガンで、アリアナ・グランデやマドンナと同じです。

 

この「ポテチとかが食べれるのに、なんでわざわざ動物を食べるか意味がわからない。」は非常に味わい深いものがあります。

 

わざと論争が起こりやすく、むしろ脆弱性の高いところを晒していくという、高度な戦略かと思います。

 

 
 
 
 
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🥺🥺🥺

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*上の画像はここからの切り取り。アリアナとハグしている動画もあります!

 

 

Junk Veganというのは、むしろ不健康として批判されがちなのですが、あえてこの言葉を「まといのば」としてはこっそりと標語にしたいと思っています。

 

ちなみに、Veganという言葉は、Vegitalianを詰めたものです。Veg-anです。

 

ヴィーガン食と言って、じゃがいものかわりにポテチを食べる層を批判するために、Junk Veganなどの言葉を使うことがありますが、「まといのば」としては、肉も魚も少し食べるけど、ベジタリアンやヴィーガンっぽいということでJunk Veganという言葉を使いたいなと思っています。

 

Veganからも批判され、肉食の人からも批判されるというコウモリのようなあり方ですが、そこらへんが狙い所かなと思っています(批判されることが目的ではなく(笑)、最適解として、です)。

 

 

移行は徐々にがポイントかと思っています。

 

 

ちなみに、、、多くの識者は一気に変える方が良いと言いますし、それはそれで納得なのですが、思いっきり不健康で心臓外科手術を迫られているような状況でなければ、いわゆる「ホメオスタシスを騙す」のが良いと思います。徐々にです。ゆでガエルのように徐々に。

 

また「ヴィーガン」や乳製品や精製された糖を一切摂らないと宣言すると、かなり厄介なことになります。

 

逆にアーユルヴェーダでは肉を薬として用いるそうです(この考え方は素敵な気がします)。

 

 

アーユルヴェーダ講座でも取り上げましたが(「神の草」講座でもですね)、三大伝統医学の1つである中国医学では、医療を上中下と分けます。医療というか薬の分類ですね。

上品(じょうほん)、中品(ちゅうほん)、下品(げほん)ですね。

(いわゆる上品(じょうひん)とか下品(げひん)という言葉の元ネタですね)

 

で、それぞれどういう「薬」かと言えば、

 

・上品(じょうほん)は生命を養う目的の養命薬、無毒で長期服用可能。

 

・中品は、体力を養う目的の養生薬、毒にもなる

 

・下品は治療薬、毒が多い、長期服用は厳禁

 

というものです。

 

今回の「アーユルヴェーダ講座」の結論から言えば、、、現代医療というのは逆さまだということです。あべこべなのです(これは批判をしているわけではなく、現象の解説です)。

 

我々の現在のパラダイムの薬はすべてのこの「下品」に当たります。

 

毒にも薬にもならない

 

というような言い方がありますが、薬はもともと毒をうまく希釈して使います。

16世紀の医化学の祖はこう言います。

 

全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決める

(Alle Dinge sind Gift und nichts ist ohne Gift; allein die Dosis macht es, dass ein Ding kein Gift ist.)

(パラケルスス:医師、化学者、錬金術師。医化学の祖)

 

*パラケルスス(1493−1541)

僕らは錬金術師として認識していますが、医師であり、医化学の祖ですね。錬金術の研究から、医学に化学の知見を取り入れます。

*ちなみに、同世代にルターがいます。医学への貢献から「医学界のルター」と評されたこともあったそうですが、ご本人はご不満だったようで、「私をあんな下らない異端者と一緒にするな」と言ったとかw

「下らない異端者」って(笑)

 

現代医学の基本というか、現代薬学というべきかもしれませんが、薬学では、この下品を長期服用させるのがデザインの基本です。

システム的に見ると、薬屋さんが医療を支配しています(医師は製薬会社を顎で使っているつもりかもしれませんが、システム的には製薬会社が医療を牛耳っているように見えます。医学研究も同様です)。

 

ですので、それはそのまま毒となるのです。

(という話をアーユルヴェーダ講座ではしました。ヴァーチャル受講、募集中です!!)

 

 

結論に飛びます!

 

じゃあ、上品とは何か?

高麗人参とか生姜でしょうか?

まあ、それもそうなのかもしれませんが、シンプルに言えば、、、

 

汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ(ヒポクラテス)

 

ですね。

 

 

え?

 

中国医学の話ではなかったの?と思うかもしれませんが、3大伝統医学は密接に繋がっています。

 

その意味で「密です」(今しか使えないギャグですね)。

 

ギリシャ・アラビア医学であるユナニ医学、中国医学、そして印度大陸医学であるアーユルヴェーダというのは、密接に繋がっています。あまりの近さに驚くほどです。お互いに影響しあっています(ちなみに最初に滅びたのはアーユルヴェーダです。ムガール帝国によって滅ぼされます。ムガル帝国はイスラムです。ユナニ医学が席巻しました)。

 

いまだに現役の中国医学の言い方で言えば、

 

薬食同源

 

です(医食同源というのは、薬食同源をもとにした日本語と言われます)。

ちなみに、ユナニ医学は、ヴェッサリウスが傷をつけ、ウィルヒョウが滅ぼしました。そして現在医学へと続きます。いわゆる床屋外科医とアルケミストの成れの果て(薬学)による支配が始まります。

現代医学は圧倒的な結果を出したようでいて、その成果のほとんどは栄養状態の改善と公衆衛生によります。その意味で現代医学の生みの親であるウィルヒョウは正しいのです。

 

医療はすべて政治であり、政治とは大規模な医療にほかならない(ウィルヒョウ)

 

彼は上下水道などの公衆衛生を徹底的に推し進めました。

 


ルードルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウ(ですが、僕はウィルヒョウと呼んでいます)。病理学の法王です。ただ本来は同士であるはずのゼンメルワイスの「手を洗え」(産褥熱の研究)に関しては批判し、ゼンメルワイスは自殺します。

*「全ての細胞は細胞から生じる"omnis cellula e cellula"」

 

 

で、一気に結論です!

 

まず第一に「アーユルヴェーダ」講座は面白いので、是非まだ受講していない方は、ヴァーチャル受講を!(ただ配信まではもう少しです)。

 

第二に、タイトルにもなったタレブのことをもう少しケアしましょう(笑)

 

『半脆弱性』で紹介した非線形的な影響という概念を知っているみなさんにとっては当然のことだと思うが、学習というものは反復や凸性に根ざしている。つまり、同じ文章を2回読むほうが、別々のふたつの文章を1回だけ読むよりも有益なのだ(もちろん、ある程度の深みがある文章ならの話だが)。この凸性は、セム語の語彙に埋めこまれている。「ミシュナー(mishunah)」は、ヘブライ語でタルムード以前の口伝を集成したものを指し、「反復」を意味する。また、「ミドラーシュ(midrash)  」自体は砕いたり繰り返し挽いたりすることと関連しており、イシュマエルの子孫たちの「マドラサ(madrasa)」と対応する。

 

 

非常に重要な知恵が公開されています。

 

学習というものは反復や凸性に根ざしている。つまり、同じ文章を2回読むほうが、別々のふたつの文章を1回だけ読むよりも有益

 

と。

そして2回とは言わず、何度も何度も読むことです。

ほとんどのジャンク情報は読む価値が無いばかりか、脳内汚染しかしません。

であれば、必要な情報だけを摂取しましょう(でも免疫のためにも、たまにはゴミも食べましょう)。

 

そして同じように歴史は繰り返すのです(いや、韻を踏むのかもしれません)。

 

で、あれば過去を知る方が、未来を知る近道です。

 

(引用開始)
先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。
「見よ、これは新しいものだ」と言われるものがあるか、それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである。
(伝道の書 1:9-1:10)
(引用終了)

c.f.ユークリッド原論はグリム童話なわけで、CopyするならRemixする 2014年02月27日

 

 

我田引水ですが、繰り返し学習して欲しいということで、OnLine ReCordのシリーズがあります。

レコードが擦り切れるほどまで聴くイメージで、繰り返し繰り返し学ぶことで、見えてくるものがあります。

新しいものに飛びつくのではなく、繰り返し繰り返し古いものを(そんなに古くはありませんがw)学ぶことで、むしろ温故知新になるのです。新しいものがスッキリ見えてくるのです。

OnLine ReCordのお申し込みはこちら!

 

その後継講座がOnLine MenTorです!

OnLine MenTorのお申し込みはこちら!

 

 

ここには面白いパラドックスがあり、新しいもの(News)はすぐに古くなり(去年の新聞を読んでみてください)、古典はいつまでもみずみずしく新しいのです。

 

500年前に滅びたアーユルヴェーダの残滓を眺めることで(ついでに他の2大伝統医学を眺めることで)、未来の医療が視えてくるのです(これは確定した未来、いや「相対的未来」です。なぜかと言えば、、、、、それは是非「アーユルヴェーダ」講座でご確認を!)

 

 

 

というわけで(どういうわけだ?)、ポストコロナセミナーお楽しみに!!!

 

(いや、アーユルヴェーダ講座もそうですが、ポストコロナを考える上でも温故知新は重要ということです)。

 

 

 

【まといのば講座「ポストコロナ時代のビジネスモデル」】
【日時】 5月28日(木)19:00〜22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら
*ライブ受講、ヴァーチャル受講もあります!!(すべての受講生にヴァーチャル教材は配信されます!)

 

 

 

 

 

というわけで、かなり強烈だった「アーユルヴェーダ」講座はなる早で配信します!

 

【ヴァーチャル受講:まといのば講座「アーユルベーダの奇跡 〜医学の神秘のベールを剥がす〜」】
【日時】&【場所】&【デバイス】 いつでもどこでもどんなデバイスでも(Vimeoが観れれば!、ダウンロードも可)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 再生用のデバイス
【お申し込み】お申し込みはこちら

 

 

 

 

【ヒーラー養成スクール『マインドコーディネータースクール』】
【日時】 5月30日(土)13:00〜18:00

     5月31日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*BootCamp受講生、ハワイ大学医学部解剖実習受講生は特別割引有り(4月のスクールと同じです!この特別割引は7月まで続きます、ちなみにw)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

 

 

 

 

5月6月7月のセミナー・スクール日程!!

 

*5月28日(木)まといのば講座 「アフターコロナのビジネスモデル」

まといのば講座のお申し込みはこちら!

・今月は「はじめての気功」講座は開催しません!

(5月23日(土)気功整体師養成Boot Camp講習会(第4回目))

 

*5月30日(土)31日(日)ヒーラー養成スクール特別編「マインドコーディネーター」

スクールのお申し込みはこちら

 

*6月20日、21日 アディトレマスタースクール

(6月27日、28日 Rayヨガスクール〜アーユルベーダ編〜)

スクールのお申し込みはこちら

 

*7月18日、19日  気功整体師養成スクール (BootCamp2期)

(7月25日、26日  Ray式マッサージスクール (BootCamp2期)

スクールのお申し込みはこちら

 

 

 

 


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