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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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♫ひとりきりではダンスはうまく踊れない 風の様に水の様にふたり  時を忘れて時の間を♫

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ともかく力を抜くことですね。自分が想定しているよりも、はるかに深くゆるめることです。

気功整体をするときは、クンダリーニをしっかり通したら、手はとことんゆるめましょう。肘も肩も胸も。

 

大腿直筋などがわかりやすいのですが、力を込めて触れると、相手(大腿直筋)も固まります。

 

ダンスと同じです。

 

力を抜いて、リラックスして、気楽にやることです。

 

自分が固まれば、相手も固まり、自分が緊張すれば、相手の筋肉も緊張します。

 

 

アランもソクラテスもチョムスキーも踊る 〜固くならず混乱せず、したがってこわがらず〜 2013年10月11日

 

 

 

 ♫ひとりきりではダンスはうまく踊れない 

 

(略)

 

風の様に水の様にふたり  

 

時を忘れて 時の間を♬

 

(井上陽水『ダンスはうまく踊れない』)

 

 

 

 

 

ふわっと触ることです。

 

腕のIQを下げましょう。言語脳のIQもついでに下げてOKです。

(本体を下げてはいけませんがw)

 

やり方はシンプルです。腕のIQを下げようと思うだけです。

繰り返しフィードバックを取りながら、試してみてください。

 

 

力を入れるべきは頭の中です。

頭の中の解剖書をダッシュでめくり、該当箇所の映像を一生懸命に引っ張り出しましょう(^o^)

絵やビジョンが大事です。

文字(言語抽象度)ではなく、映像で(←ここ重要です)。言語抽象度はあまりに低いのです(だから、あまりに便利なのですが。そしてだからこそ、そこを主戦場にしている人はあまりに、、、、、、)。

 

 

ちなみに解剖書で勉強していると2次元的になると言いますが、きちんと自分の身体を触りながらゆっくり学ぶときちんと3次元的になります。というか、時間方向のベクトルが加わった4次元的になります。

 

たとえば今日の講習会でやったように、前脛骨筋の起始と停止に触れながら、足関節をわずかに背屈すると、筋腹が収縮するのが分かります。自分の中で筋肉が別な生き物のように動くのを感じます(この感触は、当然ながら、解剖実習では味わえません。筋肉を引っ張って、関節の動きを擬似的に再現することはできますが、収縮はしないからです)。

 

ちなみに関節の運動は反筋トレの要領でやりましょう。

反筋トレというのは、「まといのば」の造語です。

筋トレが可動域の最大値と重量の最大値を目指すのに対して、反筋トレは可動域も重量も最小値を目指します。

筋トレがマックスを目指すのに対して、反筋トレはミニマムを目指します。

 

 

たとえば、上腕二頭筋に触れて、肘関節を屈曲伸展(曲げ伸ばし)することを考えます。最初は力を入れて、大きく動かします。上腕二頭筋が触れた手の中で動くのが分かります。

そうやって、上腕二頭筋をきちんとロックオンできたら、ロックオンしたまま、どんどん力を抜いていきます。力を抜くというよりは、力を小さくしていきます。可動域も小さくしていきます。

すると、微細な動きにもどんどん敏感になっていきます。

これが反筋トレです。

 

大きな動きというのは、いろいろな筋肉が参加するので、聞き取りたい筋肉の音以外のノイズが大きくなります。まずひとつの筋肉に集中するために反筋トレを行います。

反筋トレ自体が非常に有効な筋肉の鍛錬になります(ちなみに反筋トレと筋トレはベクトルは逆なようですが、反筋トレを丁寧にやると、筋トレの効果は増大します。面白いので試してみてください)。

 

反筋トレは神経トレーニングに見えますが、筋細胞に話しかけるイメージでやってください。細胞のひとつひとつは明瞭な意識を持っていると思って接すると、相手もそれに応えてくれます。

 

前脛骨筋を用いた背屈の際も、脛骨の際の起始に触れながら(最初は軽く押しながら)、最初は大きく足関節を背屈させ、前脛骨筋がロックオンできたら、どんどんゆるめていきましょう。

 

ちなみに、筋肉の動かし方のコツはサイコキネシスですw

サイコキネシスのように、想念で動かすようなイメージで遠隔操作のように動かすことです。

慣れ親しんだ方法で動かさず、テレパシーで筋肉に通信し、サイコキネシスで念動力するようなwww

そんな感じでやるとうまくいきます。

 

これをざっくり言えば「脱力」とか「気で動かす」と言います(たぶん)。

 

 

軽擦(けいさつ)というのは、平たく言えば、さすることです。

 

で、軽擦(けいさつ)については、徐々に伝えていきますが、軽擦(けいさつ)のポイントはどう触るかではありません。いや、それも大事なのですが、もっと重要なのは、その手の下にどんな組織があるかを認識していることです。透けて見えていることが重要です。解剖直観ですね。

逆に解剖直観ができてくると、軽擦は自然と上手になっていきます。

形から入るのは無意味ですし、ましてや軽擦は乾布摩擦ではありません。

 

たとえば軽擦に関して、皮膚をこすることなので「皮膚同士の摩擦で体表温度を上昇させて、血液循環を促す」というような説明がありますが、、、、だったら、お湯につけたり、ホッカイロを当てれば良いです。わざわざ人間の手でこする必要はありません。

「血液循環を促して、老廃物の排出や、酸素・栄養を細胞に届ける働きが盛んになる」というのは、そのとおりでしょうが、きわめて貧困な身体感です。

身体はモノではないのです。心があるのです。

 

人に触れられて気持ち良いと思うのは、摩擦で体表温度が上がるからではありません。

 

軽擦の現象はたしかに摩擦を伴いますが、それが本質ではなく、まず相手に対する深い理解と知ろうとする好奇心が重要です(平たく言えば「愛」ですね)。

 

まあ、難しく考えず(とは言え、バカな言い草は無視して)、自分の身体を気持ちよく気持ちよく触りましょう。繰り返し楽しみましょう。

そして、その気持ち良さを広げていきましょう!!

 


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