5月12日に寺子屋「Deep Learning」の追加開催決定!!
浅田真央さんの引退が騒がれますが、僕にとっては森内永世名人(あえてそう呼びますが)のフリークラス転出のほうがショックでした。将棋界の話です。
たまたまですが、昨年度のA級順位戦最終局をニコニコで見ていました(とは言っても、最初と最後だけです。中抜けはセミナーで)。
いわゆる「将棋界の一番長い日」です。
A級順位戦の最終局で、降級と名人挑戦者が決まります。
羽生さんが屋敷さんに破れて名人戦挑戦権のチャンスを失い、森内さんが破れ、会長となった佐藤康光さんが残留を決めた瞬間をたまたま見ていました。
天才揃いと言われるプロ棋士の中でA級棋士はたったの10名。そこに22期連続(すなわち22年間)で在籍し、そしてそこからの陥落が決まった瞬間に棋戦から抜けるフリークラスに転出するというのはあまりに潔(いさぎよ)いと言わざるを得ません。
というか、かなりショックではあります。
久々に記録を更新した最年少中学生プロ棋士は現在11連勝です。
最年少プロ棋士である藤井聡太四段のデビュー戦が同じように最年少中学生プロ棋士であった加藤一二三さんでした。そのひふみんを破り、結果的に引退に追い込みました。
スターというのは衝撃的なイベントに囲まれる星回りなのでしょう。
*この映画の公開と重なるのも強運です。
それはさておき気功におけるあるあるネタの紹介です!
その前に、、、僕はかつてO・ヘンリーが好きだったのですが、彼の作品は善悪が綺麗に分かれることはありません。悪意の行動が善行になったり、結婚詐欺師が騙すつもりが本当の恋に目覚めて結婚してしまうような不思議さがあります。
人生というのは、教科書のように綺麗に善悪が決まったり、因果の鎖がつながることはないと子供心に思っていました。
気功の世界でも、呪(のろ)いが祝(いわ)いになったりします。
本気で呪うつもりで、人を呪うような気功師は地獄へ落ちれば良いと思いますが、ヒーリングの中でどうしようもないときに呪い技がとてつもなく有効であることがあります。
「まといのば」でもほんの僅かですが、呪い技を公開しています。取り扱い注意ですし、結構危険なことも多いのですが、しかし役に立つケースが多いのです。
気功技術だけを使って何とかなる時期はヒーラーとしてデビューしたての頃だけです。ヒーラーとしてのレベルが上がればすぐにオリジナリティが必須となります。
良寛様の物語でも、子どもたちが良寛様をからかうつもりで言ったことで、良寛様が悟ったりします。
何が良くて、何が悪いというのは一概に言えないものですし、誰かの悪意が誰かにとっての善意として働くことはしばしばあります。
菌の代謝物を他の菌が栄養とし、その代謝物をまた他の菌が栄養として、そしてその菌と代謝物を人間が美味しく食べるような感じです。
陰陽師から見た結界というのは、魑魅魍魎が跋扈しまくる空間です。
微生物のような魑魅魍魎たちが跋扈(ばっこ)しまくっていて、お互いに攻撃しあい、お互いに協力しあっているような感じです。
多様な鬼神や邪鬼たちがお互いに喧嘩しているので、そこには強烈なPowers of balanceがあります。
そこには他の呪いや生霊や死霊は入ってこれないのです。いや入れたとしても、際限ない闘いに巻き込まれるイメージです。
皮膚常在菌の皮膚免疫というのは、恐ろしいヤクザ同士の抗争のようなものです。いつもドンパチしているので、ある種の平衡がそこに成立します。
もしくはラッシュの山手線に暴力団組員が押し込められているようなものです。
バランス・オブ・パワーが保たれるのです。
そこにおっとりとしたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌がゆっくりと増殖する余地は無いのです。いや増殖してもいいのですが、ヘゲモニーは握りません。
しかし、ノー・マンズ・ランドだったら??
抗生剤によって、ジェノサイドされた土地に、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)がやってきたら、おっとりとゆっくりと増殖しても、誰にも邪魔されることなく、帝国を築けます。
これが感染のイメージです。
であれば、免疫とは菌がいない世界の実現ではなく、逆に菌のパラダイスを創ることです。
同様に陰陽師の言う陰陽のバランスが取れた世界とは、疾鬼がいない世界ではなく、鬼たちのパラダイスであるべきです。お互いに争い、協調する世界であるべきです。
ということは、、陰陽師から見た結界とは、魑魅魍魎が跋扈する空間を意図的に創り出し、そこに呪いや祟りが機能しないようにすることです。
そう考えると、なぜ呪いが良い方向にワークするのかが分かります。
たしかに微生物ひとつを取れば、悪さをするかもしれません。
単一の呪いだけを取り出せば悪さをするのでしょうが、集まれば免疫として機能するのです。
バランスを崩すためには、強烈な呪いも有効ですし、抗生剤も有効です。もしくは菌を大量に導入することも。
「物恠(もっけ)の幸い」という言い方がありますが、余談ながら物恠(もっけ)という物の怪の仲間は決して、みだりに出てくることはありません。物の怪や妖怪や物恠は思いもよらないところから出てくる
ので、「もっけの幸い」と棚ぼたのように言いますが、これは抽象度の問題です。
下から見ればランダムですが、上から見たら予測可能です。
(サイコロの一回一回の試行は予測不可能ですが、何度もやれば大数の法則に従います)
平安の時代でも、鬼たちが出現する場所はだいたい決まっていました。でも、知らない人にとっては突然の出現に思えます。
物恠(もっけ)という現代風に言えば妖怪たちを大量に召喚し、それを食い合わせたものを免疫のように、もしくは酵母のように使ったら、面白い錬金術ができそうです。発酵はあるものを全く異なるものに変える錬金術です。米をアルコールに変えるのは、酵母の力です。
というわけで、そんな技術を先日の陰陽師スクールでやりました。
「まといのば」では気功技術をはじめて導入して、試すときは必ず整形外科的テストを取り入れます。主観をなるべく排し、客観的に測定可能にしたいからです。
ですので、前屈とか、前屈とか、前屈を大概の場合はテストに使います。
背屈でも、ブリッジも何でもいいのですが、身体を変えるというのが面白いのです。
しかし、今回は面白いことに、フィードバックはビールマンが良いと、、、、、、、、(・_・;)
ビールマンができるようになるかをフィードバック取りたいというリクエストでした(・_・;)
いやいや、ビールマンは難しいです。実際に。
すでに相当に柔らかいバレリーナたちが一生懸命にトライしている種目です。
で、その結果は、、、、
なんと数時間でビールマンが綺麗にできました!!!!
と言いたいところですが、、、そこまでは難しくとも、かなりの結果が出ました。
趾(あしゆび)は手で持てたので、あとは慣れです。
そして背中が猛烈に綺麗になり、動きのレベルは格段に上がりました。
新技術として「セーマン・ドーマン・ビールマン」というのを創ろうかと思ったほどです。
CC 表示-継承 3.0, Link
*セーマンドーマンを略してセーメーと言いますが、、、、全然略されていませんw
*セーマンは安倍晴明、ドーマンはライバルの蘆屋道満(あしやどうまん)です。
特にオチはないのですが、、、
「まといのば」としては、どうにかして科学的な方向へ行こうとすればするほど、どんどんオカルト色が強くなるように思います。というか、怪しげな技が大きな力を持ちます。
今回の物恠(もっけ)にせよ、9字や須弥山、式盤にせよ、かなり不思議な不思議な技です。そしてかなりオカルトな技です(薔薇十字も、四元素風水も相当にオカルト技です)。
同じように解剖学に真剣に取り組むと、なぜか経絡の重要性が増します。
皮肉なものですが、それもまた人生だと思います。
科学と魔術の両方に顔を向けるヤヌスとして、引き続きがんばりましょう!!
まあ、結果が出れば、黒猫でも佐川でも白猫でも何でもいいのです!!
(ヤヌスもまた時を司る神さまでした。Januaryにはヤヌスの名前が残っています)
今週末は手帳講座(ゴール設定講座)です!
【まといのば講座「はじめての手帳 〜ゴール設定の決定版〜」】
【日時】 4月14日(金) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】 3万円
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生
【持ち物】 筆記用具と熱い情熱
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
*今年のテーマカラーはブルー!
そして、本日は久々の「はじめての気功」講座開催です!!!
【はじめての気功 「バルーンMax、腸腰筋、センター 〜究極の体幹トレーニング〜」】
【日時】 4月11日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】 3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
お楽しみに!!!!
↧
セーマン、ドーマン、、ビールマン??疾鬼と魑魅魍魎が跋扈するのが浄化された結界??
↧