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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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【本日定刻開催!】今月の「はじめての気功」は盛りだくさん! 〜共感覚、縁起、瞑想〜

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たびたびの変更で申し訳ありません!!

本日、定刻に開催します!!

19時開催です!!!!!


本日開催の「はじめての気功」は申し訳ないのですが、10分遅れでスタートします!!

19時10分のスタートにしますので、5分前まで一階のラウンジでお待ち下さい!!



最近はポケモンGoならぬ、ブラック・スワンGOに嵌(は)められているのではないかというくらいに、ブラック・スワンがうようよと出てきます。モンスターボールでGetしたいのですが、なかなか翻弄されます。

不運がやってきたときは、不運が連続してやってくるというのが、ランダムネスの正しい理解です。
良いことは続くことが多く、悪いことも続くことが多いのです。
もしも良いことと悪いことが交互にやってくるのだしたら、それはプラトン的な月並みの国にいるということです。それは夢か妄想の世界だけです。

偏るというのがランダムの正しいあり方です(全体としてみたら平均に回帰したとしても、個々の世界においては偏るのです)。

というわけで、悪いブラック・スワンにたびたび襲われていますが、経験値がアップするので悪いことばかりではないかなと思います。それにいまのうちに「みにくいアヒルの子」のレベルでブラック・スワンに対処しておけば、のちのもっと強烈な進化したブラック・スワンを防ぐことができるので、それも良いことだと思っています。


余談ながら、ポケモンGoにすっかりハマっているとおっしゃる小飼弾さんがポケモンGoで唯一許せないのは「変態」を「進化」と言い募ることだと言っていました(笑)

まさにその通りですし、その指摘が正確で面白すぎます(^o^)

ピカチュウは電気系のポケモン(ポケットモンスター)で、ピチューがピカチュウに進化し、ピカチュウがライチュウに進化します。とは言え、一個体での形態を大きく変えるような事象を通常は変態と言います。さなぎの状態があるか否かで完全変態か不完全変態かに分かれますが、いずれにせよ「変態」であり、「進化」とは個体から個体への変化のことを指します。



まあ、でもポケモンのいわゆる「進化」を「変態」と正確に言えば、面白さは半減どころか全滅かもです。
(ポケモンと言えば、今回のPokemonGoも社会現象になっていますし、それに伴いトラブルもどうしても多くなりますが、いわゆるポケモンショックも問題になりました。1997年ですね。いわゆる光過敏性発作です。ポケモンのアニメでの強烈な光の点滅に癲癇のような発作を起こす子供が続出しました。その後「部屋を明るく、画面から離れてテレビを見ましょう」という注意が連呼されました。昨日のことのように思い出されますが、もう20年前なんですね(・_・;))

僕自身はトラブルを避けるためには、社会的知性を磨くことだと思っているのですが、ただ非常に重要な決断を迫られるとき、もしくは交渉事において、思考を純化していくときには、社会的知性は邪魔でしかありません。

社会的知性とはMasteryの階梯のひとつであり、端的に言えば周りとうまくやるための能力のことです。
社会的知性に欠落しているとブルーノのように火炙りにされたり、ガリレオのように時の権力者(法王)の先生にも関わらず、宗教裁判に負け蟄居(ちっきょ)させられたりします。

医師に手洗いを奨励した先駆けとなったセンメルヴェイスも、正しいことを言うと迫害される象徴として扱われることが多いのですが、彼もまた正しいことを正しいと言い募るのではなく、うまく仲間を増やす社会的知性に欠けていたのです。

それに比べて狡猾なのが、ニュートンであり、ダーウィンであり、コペルニクスたちです。
「社会的知性?なにそれ、美味しいの?」と社会そのものを否定したのが、ポアンカレ予想を解いたペレルマンでしょう。


アリストテレスが政治学で述べたように、我々は社会的動物であり、ポリス的動物であり、生まれながらにして共同体に組み込まれており、共同体無しでは生きていけない動物です(というか、動物のほとんどはそうでしょうし)。
であれば、まず学ぶべきは個人の能力の増大だけではなく、共同体の一員としての最適化なのかもしれません。


人生というブラック・スワンGoというゲームがもたらせてくれるのは、(少なくとも僕にとっては)社会的知性の増大であり、そしてその結果として、共同体の一員として役割を果たそうと思えば、結果として能力も増大するのではないかと思っています。ここで言いたいのは、能力や知識を先に求めるのではなく、周りとうまくやるコツを掴むほうが早いのではないかということです。
少なくともヒーラーとして成功するには、そのほうが近道です。勉強は一生やり続けるものですし、知的好奇心が消えたら、人としてヒーラーとしての輝きが消えます。その後のストックで食っていけるほど、ストックは頼りがいのあるものではありません。重要なAsset(アセット、資産)は学んできたストックそのものではなく、本来は未来に向かっていこうとする態度であり、知的好奇心です。


*ブラック・スワンGO

「職業としてのヒーラー」という生硬(せいこう)なネーミングでの企画がゆっくりと実現していっています。開業や起業というテーマでやっていた時期より円熟した形で、静かに成功していくヒーラーが増えていくのではないかと思います。派手なキャンペーンではなく、しっかりと目の前のクライアントと向き合うことが真っ当なビジネスの基本です。



そしてすっかり忘れていたのですが、来週の火曜日(16日)は「はじめての気功」講座です。
忘れていたというか、忙殺の中で告知のタイミングを失っていました(TOT)

今月は本当は2日(火)にも開催する予定だったのですが、これは完全に忘れていました。すみません。


で、来週の火曜日の「はじめての気功」のテーマは、、、、、


ちなみに、当初は8月の「はじめての気功」の予定として、共感覚、瞑想あたりを考えていました。


共感覚も本気の音共感覚者、光共感覚者になる訓練をしようかと思っていたりしたのですが(いや、セミナーのネタとしてはやり過ぎ感もありますねー1Dayスクールとかがふさわしいですよね)、そして瞑想に関して言えば、本気の瞑想を学ぶセミナーにしようと思っていました。

瞑想というのはかなり特殊な脳の状態であり、これはもちろん訓練で鍛えることができます。
でもほとんどの人は瞑想と睡眠の区別があまりついていないし、瞑想と思考停止も、瞑想とぼーっとしていることの区別がついていません。

100mを走るのと同じように、明確に自分がどれくらい早いか、もしくは走ってすらいないかも見分けがつくはずなのですが、目の前に陸上のトラックが無いので判別がつかないのです。
瞑想の訓練は筋トレと似ていて、自分ができたかできていないか、自分がいかにできないかということを見分けられるようになると、素早く成長できます。
そこらへんをやりたいと思っていました。


もちろん共感覚が1講座、瞑想が1講座です。


それからリクエストとして「縁起、ラポール、エコー」も頂いています。

縁起やラポールやエコーは最近立て続けにやったばかりなので、しばらく時間を置きたいなーと思っているのですが、、、、共感覚や瞑想は告知の時間をきちんと取って募集したいし、、、、



というわけで、、、、、、、、、



今回は急な開催ということもありますし、お祭りみたいなものなので、これらを全部やりますw
というか、最近の面白ネタもぼんぼん入れて、少しお祭りのようにします(来月からは通常運行ですw)。楽しみましょう!!!!

今回はイントロダクションであり、いわば触りだけの紹介をガンガンしていきますが、もしセンスが十分にあれば本質を掴めます!!


そして、来月からはまた淡々と激しくがんばりましょう!!!
(というか、来月の告知は早めに出します!!)


というわけで16日(火)、お待ちしております!!!!


【はじめての気功(お祭り)「共感覚、瞑想、縁起」 ~光と音共感覚、縁起、ラポール、エコー、瞑想~】
【日時】 8月16日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



映画の有名なシーンで、実はこっそりとポケモンをしていたというジョークムービーです。かなりよく出来ています(^o^)

*ピカチュウもゲットできたことだし、そろそろ熱が冷めそうな感じの今日このごろです。というか、最近ポケモンの出現率下がりましたよねー。ポケストップもずいぶんと減ったように思います。


【参考書籍】
世界の名著 8 アリストテレス (中公バックス)/中央公論新社

¥1,836
Amazon.co.jp



ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質/ダイヤモンド社

¥1,944
Amazon.co.jp

ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質/ダイヤモンド社

¥1,944
Amazon.co.jp

マスタリー: 仕事と人生を成功に導く不思議な力/新潮社

¥2,808
Amazon.co.jp

Mastery (The Robert Greene Collection)/Profile Books Ltd

¥1,553
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【募集開始!】台風一過の爽やかさで、秋も盛り上がっていきましょう!!

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*ヒーラー養成スクール21期の日程を10日、11日の土日に変更します!!!すみません!!!!


*本日は定刻通りの開催となります!!

盛りだくさんの「はじめての気功」講座です!!!

19時にお待ちしております!!!

これからの飛び込み参加も歓迎です!!!




関東に台風もやって来ることですし、夏が来たかと思ったら、すっかり秋が訪れていますね〜。



オリンピックも盛り上がっています。良いことだと思います。すごい身体とすごいパフォーマンスがこれでもかと次々に登場しますので、感動します。非常に勉強にもなります。

ただ一方で、皮肉な観方をすれば、普段は注目されない競技たちが十把一絡げで叩き売りされているような風景です。十把一絡げをきれいなラッピングにして4年に1回放出すると2週間ちょい(17日間)なら注目されるという壮大な社会実験のようです。

アンディ・ウォーホルの"15 minutes of fame”を思わせます。
もちろん選手たちが偉大なことには間違いありません。ただ偉大であることと注目されることはリニアに結ばれません。
宴のあとよろしく、オリンピックが終われば、また客席には関係者しかいないガラガラっぷりが再び再開されます。


まあ、それはさておき秋ということで、9月以降の予定です!!!



【はじめての気功】
秋と言えば9月の「はじめての気功」は隔週の火曜日、6日(火)と20日(火)に予定しています。
今日開催のお祭り企画次第では、大幅に変わるかもしれません。「はじめての気功」が大幅にレベルアップするかもしれないということです。

僕は少し勘違いしていたのかもしれません。かつてのスクールくらいにコンテンツを詰め込んでも、
いまの時代の受講生は十分に対応可能で、むしろもっと先へ行けるのかもしれないと淡い希望を抱いています。
かなりレベルアップしていたのですが、もっともっと上げたほうがいいのかもと思い始めています(とは言え、スクール生と新規生の学んできたコンテンツの物量差があるので、そこを少しでも補完すべくオンラインスクールなどが必要だとは思っています。まあブログを読み込んでいただければそれで十分でもあるのですが)


かつて時代の寵児のようにもてはやされ、非常に優秀であったヒーラーが時を経て没落していく理由は、その人個人の問題ではなく(個人の問題も大いにあるでしょうが)、時代がそのヒーラーを追い抜いたということが一番大きな理由です。


ここにも赤の女王(仮説)が登場するのです。


*赤の女王とアリス(鏡の国のアリス)

赤の女王が戸惑うアリスにこう言い放ちます。

ねえ、おまえもわかっただろうけど、この国じゃあね、おなじ場所にとまっているのにも、ちからいっぱい走らなきゃだめなのよ。もしほかの場所へゆきたかったら、少なくとも今の二倍は速く走らなきゃ」(ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」(生野幸吉訳)

これはいわばエスカレーターを逆走するようなものです。

エスカレーターを逆走しているときに、その場にとどまりたければ歩き続けなくてはいけないですし、止まったらするすると落ちていきます。もし次の階(ステージ)へ上がりたければ、全力で駆け上らないといけません。

ヒーラーの世界も同じです。

というか、4年に一度の祭典を見ても明らかです。日進月歩です。以前の王者がその地位を維持するのは至難の業です(その意味でも内村航平選手は偉大です)。
ビジネスもそうですし、人として生きていく上でもそうです。

というか、そもそも論で考えれば動物として生きていくというのはそういうことです(「赤の女王仮説」とは進化生物学の用語です)。

とすると、「まといのば」も同じレベルの講座をやっているのではダメで(いや、ずいぶんとレベルは上がってきているのですが)、もっともっと進化しなければいけないのかもしれません。
ここは加減が悩ましいところですが。

というわけで内容は未定ですが!!!


内容が固まりました!!!
9月のはじめての気功の第一講座は「身体系気功技術」です。
アルケミア、ミルフィーユ、空海の身体、泉、バルーンMaxを一挙に紹介します!!

そして第二講座は、幻の気功技術となって久しいチェス盤です。
強烈なメタ気功技術ですが、最近はあまり聞きません。
満を持しての登場です!!

お申し込みは可能です!!!


【はじめての手帳】
そして、9月8日(木)は「はじめての手帳」講座を再び開催します。

ブラック・スワン、Mastery(マスタリー)という概念を踏まえて、全く新しい能力開発のあり方として、手帳の使い方を伝授していきます。



お申し込みはこちら!!!!

【ヒーラー養成スクール21期】
9月10日、11日の土日はヒーラー養成スクール21期です。
*すみません!日程を変更します!!

これはかなり超弩級なコンテンツを考えています。
「職業としてのヒーラー」シリーズの第一弾であり、現在ヒーラーとして活躍している方、そして今後ヒーラーとして成功したい方のためのスクールです。

テーマはAsset(資産)です。地味ながら、重要なテーマです。
堅固なAsset(アセット、資産)を土台に持つことで、自由に羽ばたくことができます。
自由に自分の好きなように人生を謳歌したいのであれば、確実なAssetを持つことです。
今回はいわばAsset(アセット)スクールですね。

ヒーラーにとっての資産は3つあります。
1つ目は身体・知性という自分という資産、2つ目は膨大な気功技術という資産。そして3つ目がクライアントです(厳密にはヒーリングの「場」です)。

身体・知性、気功技術、クライアントという3つの資産をいかにマネージメントして、いかに地道に増やしていくかが、成功の秘訣です。

それぞれにきちんと戦略を立てて、構築していくのはもちろん大事ですが、重要なのはこの3つを絡み合わせながら、資産形成していくことです。

バラバラにやってしまうと、いろいろと良くないことが起こります。
気功技術に集中して、自分の身体やクライアントがおろそかになったり、身体を鍛えすぎて、気功をやらず、クライアントも離れてしまうこともあります。

3つを高い抽象度で関連させることが大切です。

たとえば、今回の魔法系気功大全でもやりましたが、腹圧を猛烈にかけると身体のレベルは一気に上がります。身体の使い方は変わります。一方で、気功技術もレベルアップするのです。

すなわち腹圧によって、ハラを創ることが、2つの資産の評価額を上げるのです。これはきわめて効率が良いのです。

そしてクライアントも同様で、クライアントひとりひとりに向き合うのは大切ですが、いつもその自分を俯瞰している必要があります。そして場として考えることです。
ヒーリングの場をいかに雪球のように転がしていくかだけに注力します。
雪球が大きくなればなるほど、クライアントの利益が大きくなります。

ちなみに重要なのはいま自分が持っている資産からスタートするということです。
取らぬ狸の皮算用からスタートするのではなく、いま自分がやっていること、得意なこと、頼まれること、やってきたことなどからスタートすることです。
これを「まといのば」では「強み」と言っていますが、強みは自覚できることは少なく、強みは他者から発見されるものです。そしてその強みを土台に、Snowball(雪球)の最初の核として、雪球を転がすことが大切です。

いまここではない場所に行きたいというピーターパンシンドロームは終わりにしたほうがいいのです。別な場所に羽ばたきいならば、まず「いまここ」を直視し、いまやっていることをきっちり固めることです。


「場」という単位で考えるということで言えば、たとえばかつて「まといのば」ではYogaスクールをやっていましたが、ひとりひとりがヨガができるようになることに注力するよりも、全体としての場が向上することを狙っていました。ですから、できない人に注力するのでもなく、できる人を先に進ませるのでもなく、全体としてのバランスを大切にすることで、一気に場が向上し、その結果として、奇跡のような結果が次々と出ました。

現在のRayZapなどのシステムも同様です。完全にマン・ツー・マンで、オリジナルのカリキュラムですが、全体としての場が向上することで、不思議なことに個々のパフォーマンスも上がるのです。

この「場」という考え方が重要であり、そして「場」を雪球のように転がして、巨大化させるシステムの構築が必須です。

その巨大化させるシステムの中に、気功技術の更新や心身のレベルアップも絡めていけば、無理なくすべてのアセットをまんべんなく安定的に向上させることができます。

その極意にあたる部分を丁寧に学ぶ機会にしたいと思っています。

魔法系気功大全と同様に、かつてのビッグな気功技術をさらにヴァージョンアップして大放出しながら、学びを深めていきたいと思います。


*情報空間を広大に豊かに広げていきましょう!!


お申し込みはこちらから!



【身体改造計画1Dayスクール】
そして17日(土)には恒例となった身体改造計画1Dayスクールです。
身体への理解を深めながら、Big3や体幹トレーニングを通して、自分の身体の可能性に気付く旅となります!!
かつての「(アンチ)エイジング」系の気功技術を復活させて、手っ取り早く身体を進化させ、そこから加速度的に進化させ続けることを目指します!!
たとえば、泉(Airハンドクリップ)などは、最近の気海丹田やMAXを受けて、かなりヴァージョンアップしています。

少人数制でがっつりとやりたいと思っています!!
定員になり次第、締め切りますので、お申し込みはお早めに!!


お申し込みはこちらから!



【身体デザインヒーラー養成 1Dayスクール】
19日は(月)は身体デザインヒーラー養成1Dayスクールです。
身体調整のプロとして活躍している方々のための1Dayスクールです。
身体デザインについては、かなり多くの謎があります。
身体はまだまだ不思議に満ちています。ただスポーツ科学も、神経生理学も進化遺伝学も着実に進歩し、従来の定説を覆し、そのことで我々は果実を手にしようとしています。
というか、積極的にもぎ取って行きましょう。そしてまず自分の身体を生まれ変わらせましょう。

そのころでいろいろなことが見えてきます。

なぜRayZapは圧倒的な結果をあっさりと出すのか、なぜ「食べて痩せる」のか、なぜ「身体を鍛えるのに運動が不要」なのか、「瞑想で身体を鍛えること」は本当に可能なのか?
体幹とは結局何のことなのか、などをしっかりと学びます。
Big3を体験しながら、身体を再発見しましょう!!!




お申し込みはこちらから!



というわけで、秋も企画が目白押しです。


先月モテセミナーを開催してかなり好評でしたので、調子に乗って金運セミナー、開運セミナーも考えていましたが(そうセミナーでも伝えましたが)、そう言えば開運に関してはMasteryスクールでやったなーと思い直しています。
ただ、まあ、金運、開運もモテと並んで面白いかもしれませんねー


もちろん金運と言って「黄色の財布を持ちましょう」とか「トイレ掃除をしましょう」とか言う話ではありません(いや、トイレ掃除は大事です、それと金運をつなげるなという話です)。これらの金運アドバイスの問題は棚ボタ狙いということです。

棚ボタと金運はなんというか、相反関係にあります。
たとえていえば、、、「宝くじで金持ちになる」というくらいに矛盾に満ちた発言です。
開運もモテも同じですが、自分から積極的に行き、自分という関数を書き換え続ける(成長し続ける)ことが原則です(ポケモンGoの攻略法のごとく「ひたすらに歩く」ことです)。
もちろん積極的であるだけではダメで、その方向性は大事です。ただ最初のマインドセットが受け身の棚ボタ狙いであれば、そもそもスタートラインにすら立てません。


また余談ながら、オンラインスクールに関しては膠着状態です(TOT)
まだちょっと先が見えないのですが、ブラック・スワンGO状態から抜けたので、そのうちに台風一過のごとく爽やかにローンチ(船出)できるのではないかと思っています。



それから、個人指導をスタートします!!
パーソナルセッションというか、コンサルティングというか、まあ「まといのば」の主宰によるマン・ツー・マン指導です。自分で言うのもおこがましいですが、メンターとして、もしくは伴走者として、機能します。
これまでは特別な形でこっそりと行ってきましたが、9月からは広くスクール修了生対象にマン・ツー・マン指導をスタートします。
「スクールの内容に興味はあるけど、どうしても日程が合わない」、もしくは「自分に特化した形で学びたい」、「過去のコンテンツのいくつかをまとめて一気に教えてほしい」という要望から、パーソナルトレーニングや気功整体の施術まで、答えられる限りの要望には回答します。

1時間のセッションを5回で25万円です(その時間内であれば、伝授などに際して追加費用は不要です)。セッション期間中(期間後も)、メールやLINEでの質疑応答は歓迎です。
ただ、なかなかいまは時間が自由にならないですし、セミナールームもかなりRayZapでうめつくされていますので、スケジューリングはかなり苦労するかと思います。ご了承ください!!




というわけで、今月のセミナーは今日で終了ですので、来月もガンガン行きましょう!!!

来月は、はじめて気功、手帳講座、Assetスクール、身体改造計画1Dayスクール、身体デザインヒーラー1Dayスクールなどなど、お楽しみに!!!

【募集開始!!】9月の「はじめての気功」講座も盛りだくさん!!

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8月のお祭りのような「はじめての気功」講座はかなりの盛り上がりと、大きな結果を得ることができました。台風の中、みなさん非常にタフにがんばったと思います!

これだけのコンテンツを一気に学ぶのは到底無茶だろうと思っていたのですが、良い意味で「無理を通せば道理は引っ込む」を地で行く展開でした。というか、本質的には「無理」なのではなく、受講生のレベルが高いのだと思います。

新規の受講生も多数いらっしゃいましたし、長く通われている方もいたのですが、真摯に学び続け、真摯に実践している集団というのは奇跡を起こせるものだと思いました。

講師側の観方としては、どうしても一段一段階段を登らねば習得できないというバイアスがあります。思い込みですねー。

しかし、実際は落下傘で山頂に到着するような荒業も可能なのだと思いました。

自分の予想が良い意味で外れたので、非常に嬉しいですし、将来にますます希望が持てます。
(ただ基礎は基礎できわめて大事なので、そこを補完するようなオンラインスクールはやりたいと思っています)



というわけで9月の「はじめての気功」の告知です!!!

当初は、アルケミアと泉を考えていました!!

どちらも気功技術の名称です。アルケミアは錬金術のことです。
泉はもともとは「若返りの泉」とも言っていた(アンチ)エイジング系の技術です。
Airハンドグリップなどとも呼んでいました。

アルケミアは鉛を黄金に変えるように、疾患部位を良い状態に自然治癒させる気功技術です。これはかなり面白いです。かつては「ゴッドハンド」や「ミダスハンド」などと言っていた技術です。

ゴッドハンド→ミダスハンド→アルケミア

と進化しています(同じ個体なので、変態していますというべきかw)。

ミダスハンドという名称はロバの耳でお馴染みのキング・ミダスから取っています。ミダス王の手ということです。
ミダス王は触れるものをすべて黄金に変える能力を神から与えられます。そしてそれが悲劇の始まりです。触れるものをすべて黄金に変えられるのは嬉しい気がします。

たとえば、1個100円のりんごに触れると、、、

りんご1個が300g,金の単価を1g4000円と概算すると、、、

ひゃ、ひゃ、ひゃ、120万円です!!

100円が120万円(100円が120円ではありません。100円が120万円です。1万倍です。1.2万倍というべきか)


まさに、錬金術。
それもワンタッチで。


ですが、ミダス王の悲劇は金のリンゴをつくることができても、自分の手でとってりんごを食べれないということです。誰かに介助してもらって、口に運んでもらえば別ですが。

そして二度と最愛の家族とハグできません。
(というか、最愛の娘をハグしてしまい、そのために娘を黄金に変えてしまいます。もちろん王は絶望します。自らの手で殺したのですから、当然です)




そんな悲劇はさておき、気功技術のミダスタッチです。

ミダスタッチというのは、まさに鉛を黄金に変えるように疾患を健康にするという自然治癒を促す技術です。ちなみに錬金術では鉛というのは肉体の牢獄のメタファーのことです。

かなり面白い技術ですし、効果がはっきり分かるのでワークをしていて楽しいかと思います。


ちなみに気功技術の「泉」は上述したようにアンチエイジング系の技術です。
かつてはアンチエイジングシリーズと題して展開していましたが、いまはエイジングと言います。
熟成ですね。
時を重ねて出てくる味わいがあります。
アンチエイジングというのは古い加齢学の間違った理論に基づいた名称です。老いは加齢に比例するのではなく、栄養不良、運動不足、休息不足から起こります。
だから異常に若い40代、50代がバリバリいる一方で20代でもくたびれきっていたりします。
ポイントは年齢に逆らうのではなく、真っ直ぐに健康を目指すべきです。
そのエイジング系気功技術でも特に面白いのが泉です。
手の中にハンドグリップのようなものを握りしめて、それを繰り返し握り締めると、身体が変わるという技術です。バストアップし(胸板が厚くなり)、ウエストが引き締まり、足が長くなります。
不思議ですが、面白い技術です。


そのアルケミアと泉を1講座にまとめてしまったらどうかと思いました。
そうしたら2講座目はミルフィーユか空海の身体でも面白いかと。
身体系が続きますが、フィードバックをはっきり取るには身体系が一番分かりやすいです。

フィードバックが取れる気功技術に特化するというのは、気功初心者にとっては(ある程度、ベテランになっても)とても大事なことです。フィードバックが取れれば、修正ができるからです。フィードバックが取りにくいと、自分がきちんと気功ができているのかどうかが分かりません。
闇雲な練習よりも、きちんと効果が測定できるほうが、上達は早いのです。

まあ、それはともかく、1講座目にアルケミアと泉、2講座目にミルフィーユや「空海の身体」と考えていました。

ちなみにミルフィーユというのは、オステオパシーの素晴らしい技法の気功技術化です。
オステオパシーの理論自体は僕は理解できない点が多々あるのですが、術技自体は見事です。
身体を膜として見るのがオステオパシーの世界観です。
ちなみに通常の解剖学はいわば身体を建築物のように考えます。構造があり(骨)、肉付けがあり(筋肉)、ラッピング(皮膚)があります。
それに対して膜重視です。筋膜、骨膜、髄膜(硬膜、くも膜、軟膜)にフォーカスする観方です。面白いです。
身体が変わりますし、体感もあるので、楽しいワークになります。施術の現場でもかなり重宝します。




もう一つの空海の身体はCT画像のように身体を輪切りにしていく技術です。この元ネタは高岡理論です。これも不思議な技術です。体感が強くあり、身体が一気に浄化される感じがあります。動きがはっきりと変わりますので、何度もやりたい技術です。


ミルフィーユと空海の身体は輪切りにしたり、膜をバラバラにしていくので、似た感じの技術です。似た感じなのですが、一緒にワークするとその違いが明瞭に分かります。
施術などをするときに、空海の身体をやったほうが良い場合と、ミルフィーユをやったほうが良い場合というのがあります。


ちなみに、バルーン(風船)とかつて呼ばれMaxと呼ばれたりバルーンMaxと呼ばれている気功技術は腹圧の技術です。最近の流行りの言い方では体幹です。体幹とは幹ではなく、腹圧です。腹筋でもなく、構造です。
これについてもかなり膨大に書きたいくらい最重要な考え方です。
丹田、ハラ、自然体などの武術の奥義もここにヒントがあるかと思っています。



で、、、、

ちょっと無茶だと思いますが、これらを2講座に分けないで一気にやろうかなーと思っています。


すなわち9月の「はじめての気功」講座は一挙に気功技術のお蔵出しです。


整理しましょう。テーマとなる気功技術は

アルケミア
ミルフィーユ
空海の身体

バルーンマックス

です。

なんか1Dayスクールみたいですね。

とりあえず、身体系は全部やってしまえということで、アルケミア、ミルフィーユ、空海の身体、泉、バルーンMaxを「はじめての気功」でやります!!


9月第1講座は身体系のお祭り講座です。


【はじめての気功「身体系気功技術」 ~アルケミア、ミルフィーユ、空海の身体、泉、バルーンMax~】
【日時】 9月6日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



そして、もう一つの第2講座は何をするかと言えば、かつてのスクールで公開したプロ専用の技術である「チェス盤」を公開します。記憶が確かなら「はじめての気功」では初公開のような気がします。

それもチェス盤だけではなく、チェス盤2(Rubber)、チェス盤3(fullerene)も一挙にやります。

かなりマニア向けだとは思いますが、気功を真に上達させたいと思う人にとっては貴重な機会です。

スクールでプロ専用として公開したものをセミナーでやるというかなりチャレンジングな企画です!


チェス盤はいわばメタ気功技術です。

気功技術というのは、内部表現書き換えであり、いわば情報空間における格闘技です。
闘う場があり、ホメオスタシスを書き換えるべくヒーラーは格闘します。
闘う場のことを情報空間と呼んだり、臨場感空間と呼んだりしますが、ヒーラーはクライアントを書き換えるのではなく、全然別な世界でクライアントのホメオスタシスと闘います(厳密にはクライアントのホメオスタシスに入り込んで、内側からトロイの木馬のように書き換えます。ウィルスみたいなものです。言い換えればブリーフシステムを書き換えます)。

このとき、闘う場というものが存在します。

その闘いをチェスになぞらえます。
チェスは完全情報のゲームです。アルゴリズムが支配し、ランダム性は介在しません(サイコロを振ってキングの移動を決めたりしません)。
気功もほとんどアルゴリズムによって勝負が決まります。
「勝ちたい」とか「治したい」とか「どうしても治癒させたい」みたいな情動は基本的には邪魔です(モチベーションを維持させるためのカンフル剤として使うのは良いかもしれませんが、お薦めしません)。あくまでも合理的に駒を進めたものが勝つのです。

ほとんどすべての気功技術というのは、このチェスの闘いにおける定石のようなものです。もしくは戦略のようなものです。

しかしこのチェス盤は全く違います。

チェスというのは王様を取るゲームであり、相手の王様を取れば勝ちです。「駒たちが躍動する」方が勝つのです。

チェス盤という技術は、端的に言えばチェス盤を傾けて、駒を流してしまい、相手の王様を盤外に落とすという身も蓋もないコンセプトからできています。

すなわち闘っている場のメタ視点で、その場(臨場感空間)自体を書き換えるという手法です。

なんか言っていることは、非常に抽象的な感じですし、机上の空論のようですが、気功技術自体は非常に具体的ですw

そして効果も面白いものです。
公開当時は「この技術がひとつあれば、ほかの全技術はいらないのでは?」というベテランヒーラーさんもいました。実際にそのような万能型ではあります。
その万能性の片鱗(へんりん)もセミナーでかいま見ることができるのではないかと思います。




チェス盤1(ivory)は、ちゃぶ台返しです。
文字通りチェス盤を斜めにする技術です。
重い重い机を持ち上げるようなイメージです。このときはどれだけ重さを感じられるかが効果の肝となります。
重さを感じなければ、効果は減じます。
頭のなかで持ち上げるのではなく、きちんと物理空間で重い机や重いタンスなどを持ち上げようとしてみてください。
その重さが「情報場」の重さの共感覚として機能します。

チェス盤2はIvory(象牙)の巨大なチェス盤を持ち上げていたら、その硬質な象牙が突然グニャリとゴム(rubber)になるイメージです。
これは実際にチェス盤1を繰り返し繰り返し使っていると、あるとき持ち上げたチェス盤がグニャリと曲がるような体感があります。溶けたチーズのようにとろけるのです。
この感触の再現がチェス盤2(Rubber)です

そしてチェス盤3です。
これはイメージとしては、溶けたチーズがドロドロになり、無重力空間において、球体になるような感じです。
象牙からとろけるチーズのようゴムとなり、そのゴムがクルンと球体になるという進化です。


象牙のチェス盤 → とろけるチーズのようなゴムのチェス盤 → 球体のチェス盤


です。


この球体をフラーレン(fullerene)と呼んでいます。

あの炭素の3つ目の形態のフラーレンです。

炭素は3つのカタチを持ちます。1つ目がいわゆる黒鉛(グラファイト)、2つ目が黒鉛とは似ても似つかないダイヤモンド、そして3つ目がこのフラーレンです。サッカーボール型です。
天才バックミンスター・フラーの建築物(ジオデシックドーム)に似ているので、バッキーボールとか、バックミンスター・フラーレンなどとも呼ばれます。フラーレンはフラーから来ているということです。



というわけで、面白いことに、チェス盤は最終的には気の玉に戻ってくるということです。
少しザラザラした気の玉です。
アルゴリズムの網の目(ネットワーク)を感じる気の玉です。




そんな気功技術の理論の解説とワークを一気にやります!!!
かなり面白いです。

気功というのは情報空間での情報操作ですが、その情報操作のメタ情報操作の感覚を掴んで下さい。
目の前に起きていることの、後ろにあるカラクリを見抜くのが気功の醍醐味ですが、その後ろにあるカラクリのまた後ろに行くのがチェス盤です。

「はじめての気功」セミナーには全くふわしくないような、かなりハードコアな内容ですが、是非がんばって挑んでみてください!!

ヒーラーとしてのレベルが数段上がります!!!


【はじめての気功「チェス盤1,2,3」 ~メタ系気功技術の真髄~】
【日時】 9月20日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。


*情報空間すらも広大なチェス盤


はじめての気功には初登場かと思っていたのですが、3年前に開催していましたねー。ちょっと驚きました!

余談ながら、わかった人はわかったと思いますが、「駒たちが躍動する」と言えばこちら!!




そして、今夏、イギリス留学から戻ってきた受講生からこんな素敵な贈り物をいただきました!!!




チェスの駒です!

ルイス島のチェス駒のうちのBishop(ビショップ:僧正)です(^o^)
ビショップは将棋で言えば角ですね。角は好きです。

ルイス島のチェス駒というのは、大英博物館に収蔵、掲示されている中世(12世紀)の駒ですね。



というわけで、9月もがんばりましょう!!!!!!

【募集開始!】そろそろがっつりとゴール達成のために時間を割きましょう!

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そして9月8日(木)は待望の「はじめての手帳」講座です。
はじめての手帳講座というのは、平たく言えばゴール達成のためのマインド設定講座です。



いわゆる成功法則において、「紙に書けば願いは叶う」と言われます。
これは成功者から言わせれば、その通りであり真実と言えます。一方でルーザーから言わせれば、書いたけど叶わなかった、かもしれません。
これは生存バイアスが関わっているのでしょうか?
すなわち成功した(生存した)もののバイアスがかかっている、意味のない言説なのでしょうか?
それとも有効な方法なのでしょうか?


この議論を深めるのも面白いのですが、ここではあえて、天下り的に有効な方法だと仮定します。

で、なぜこれが有効な人と、有効ではない人がいるのかという問に切り替えます。

この方法が本当に有効なのかをいくら考えても、時間がもったいないのです。

それよりも夢を書く人のメンタリティーなり、価値観、考え方、ブリーフシステムが問題なのです。
そして、ブリーフシステムを書き換えて、書けば叶うようにすればいいのです。むしろ書かなくても済むように変わればいいのです(^o^)



その肝を伝える講座が「はじめての手帳(ゴール設定)」です。



我々の社会は『鏡の国のアリス』の赤の女王が言うような苛烈な世界です。
どのような世界かと言えば、エスカレーターを逆走するような世界ということです。
走っても走っても、その場にしかいれず、限界まで速度をあげて、少し上にいけます。
もし立ち止まると、一気に奈落の底に落ちていきます。

かつては「モーレツ」とか「A型人間(血液型ではないですよw)」などとも言いましたが、マネージメントや経営学や経済学ということではなく、これはそもそもの根本である生物学の知見です。
すなわち、私たちは生を受けた以上は、赤の女王の世界でひた走るしかないことを運命付けられているということです。

ねえ、おまえもわかっただろうけど、この国じゃあね、おなじ場所にとまっているのにも、ちからいっぱい走らなきゃだめなのよ。もしほかの場所へゆきたかったら、少なくとも今の二倍は速く走らなきゃ」(ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」(生野幸吉訳)

これは気功の世界も同じです。

言い換えてみれば、

君にも分かってきただろうけど、気功の業界では、おなじ場所に止まっているためには、力いっぱい走らなきゃいけない。もしももっと上へ行きたかったら、少なくとも今の2倍は速く走らなきゃ

という感じでしょうか?w


自分の時間が持てるから起業したいと言う人は思いとどまったほうが良いです。
1日24時間すべてを顧客のために、社会のために、捧げたい人が起業すべきだと僕は思います。


そして走るというのはかなり退屈な行為です。
というか退屈な苦行です。


気功において、ある程度成功をおさめると、だんだん単調な毎日になってきます。

ポケモンGOで言えば、毎日移動しながら、ポケステーションをまわし、ポケモンを見つけたらモンスターボールを投げる繰り返しということです。

気功も同じです。日々、情報発信をし、目の前の相手の状態を良く観て、相手のゴールを見抜き、リアリティをゆらがしながら、書き換えを畳み掛けるように積み重ね、フィードバックを明瞭に相手に提示し、また次のクライアントさんに出会う、という単調な繰り返しです。


もちろん毎回毎回が真剣勝負ですし、失敗したらフォローしてくれるようなシステムはありません(たとえば会社のような教育機関でもある場所は、フォローが入りますし、雇用は保証されます。そのかわり授業料をお給料から抜かれます)。

真剣勝負ながら、単調な繰り返しです。

そして、赤の女王では無いですが、毎日必死で走っていても、風景は変わらず、先へ進んでいる感じもありません(厳密にはゆるやかに後退していきます)。

余談ながら、開業のアドバイスをするときに、もしくは気功における開業において一番ボトルネックになるのはこの点です。
単調でも、飽きても、結果が見えなくても、自分を鼓舞して地道に同じことを続けられるかどうかがポイントです。

この「赤の女王」状態というエスカレーターの逆走をひたすらに走りながら、考えるべきはいつ別のエスカレーターに移るかということです。
もちろん移った先もエスカレーターの逆走でしか無いのですが、それでも隣の芝生は青いものです(いや、実際に移った先がより良いことは多くあります)。


そのときにやってしまいがちなのは、ともかくいまのエスカレーターを全力で登るということです。
いまやっていることを全力で解決することで、次へ行けると思いがちです。これはあながち間違いではないのですが、大概はうまくいきません。

アリスと赤の女王が交わした会話にヒントがあります。

(引用開始)一番奇妙に思えたのは、ふたりのまわりの木やなんかが、もとの場所から少しも移りかわらないことなのです。いくら急いで走っても、なにひとつ通り越すことができないのです。「まわりの物も、みんなわたしたちについて動いているのかしら?」かわいそうに、当惑してしまったアリスがこんなことを考えていると、その心が女王に読みとれたとみえて、「もっと速く!おしゃべりなんかいけませんよ!」なんてさけぶのでした。(略)

「私たちの国でなら」まだ少し息を切らせながらアリスが言います。「ふつうはどこかへゆきつくわけよーー今わたしたちが走ったみたいに長い間急いで走ったら」「なんてのろまな国でしょう!」と、女王はあざけりました。「ねえ、おまえもわかっただろうけど、この国じゃあね、おなじ場所にとまっているのにも、ちからいっぱい走らなきゃだめなのよ。もしほかの場所へゆきたかったら、少なくとも今の二倍は速く走らなきゃ
(引用終了)(ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」(生野幸吉訳)


ポイントはメタ視点です。
アリスは走り続けながらも、自分の状況を客観的に把握しています。
長い間急いで走り続けながらも、一方で周りを冷静に観察し、そして赤の女王に質問することができます。

いま目の前にあることを必死でやりつつも、メタ視点を獲得しています。
そして、適切な質問によって、赤の女王から適切な回答をもらっています。
適切な回答を得たら、また戦略を練り直すことができます。


今回の「はじめての手帳(ゴール設定)」講座のポイントはこの戦略についてやります。


なぜ夢を叶える人がいて、一方で必死で努力しているのに報われない人がいるのか?

思い通りの人生って一体何なのか?

なぜランダムに満ちた世界でチャンスが不公平に分配されているのか?

人間は本当に平等なのか?


どのような訓練をすることで成功体質を手にできるのか?

について、がっつりとやります。



モデルとして採用するのは以下のロジックです。

まず自我なり、自分というのは、人工知能であると考えることです。脳というコンピューターが情報処理をしていることを認めれば、人工知能(もしくは知能)であることは自明です。
とすると、どのようなデータを入れるか、どのようなソフト(アルゴリズム)をコンピューターに採用するかのみが重要であることが分かります。

とすると、うまくいかないのはデータがゴミすぎたのか、アルゴリズムが古すぎたということになります。GIGOです。「ゴミを入れるとゴミが出てくる」というやつですね。ゴミが出てくるのは俺が悪いのか、と悩まないことです。ゴミを入れている以上はゴミしか出てこないのです。コンピューターの問題ではなく、入力の問題ということです。
もしくはアルゴリズムが古いのです。Windows95マシンを使っていて、生産性が上がらないと嘆いているようなものです。新しいのを買いましょう!アルゴリズムを新しくしましょう。それだけでガラッと変わります。

これらをまとめると自我とはファンクションであるということになります。ファンクションというのは機能というよりは、関数ということです。コンピューターと言い換えてもOKです。


もう1つのロジックは宇宙のカラクリについてです。
宇宙のカラクリとはスピリチュアルっぽい大上段な言い方ですが、そんなつもりではありません。
単純に言えば、我々が思うように宇宙はできていないということです。

何が言いたいかと言えば、ブラック・スワンです。

「神のみ」の桂馬くんが言うように「リアルはクソゲー」なのです。
ゲームの世界は完全なるプラトン的な世界です(稀にというか、ほぼ確実にバグがあり、そのためにループができたり、攻略ができなかったりします。そしてそれが顕在化しているゲームをクソゲーと彼は定義しています)。まあ、その意味ではゲームの世界は完全なるプラトン的世界というのは言い過ぎですね。言い換えれば、ゲームの構造自体はプラトン的です。プログラミングしている際にその写像にエラーがあるという感じです。

それに対して世界は本当にランダムが入ってきます。
「お遊びの誤り」のレベルの消毒されたランダムではなく、モンスタークラスの猛威をふるうランダムが唐突に飛び込んできます。シンゴジラみたいなものです。人によって止めることのできないシンゴジラが唐突に沿岸に現れるような世界がフィクションではなく、現実の世界です(フィクションのほうが、はるかに御しやすいものです)。

もちろん観測者の位置によっても、世界のランダム性は変わってきます。
赤ん坊や幼児にとって、世界は完全にランダムに見えます。次の瞬間に何が来るか分かりません。
もちろん成長すれば、少し先まで見通せるようになります(だからと言ってブラック・スワンを見るのに不自由なことには変わりませんが)。


以上の2つのモデルをロジックとして採用します。
シンプルに言えば、自我と宇宙ですw
(大上段ですねー、大上段というかスピっぽいですねー)

自我と宇宙に対する素朴な観方をやめれば、波に乗ることができます。
素朴な観方を手放せなければ、運命があなたを手放し、波に溺れてしまいます。

もちろん、素朴な観方をやめ、正確に観ることができたからといって、人生が思い通りになるわけではありません。思い通りになると思ったとしたら、また素朴な観方に逆戻りしているということです。

思い通りにならないからこそ、楽しいのであり、意外性に満ち満ちているから、我々は生きていて幸せなのです(ただ周りから見たら、なぜあの人は夢を実現し続けているのかと思われるかもしれません)。


これらを踏まえて、これまでの手帳講座の内容を踏まえて、そしてブラック・スワンとMastery、Willpower(意志力)を踏まえて、より先へ行きましょう!!


今回の新しいコンテンツは「青い鳥」です。
青い鳥の二面性があります。ひとつは「ないものねだり」としての青い鳥、そして「幸せは足元にある」という意味での青い鳥です。
もちろんこれは諦観とか、「足るを知る」というような話ではありません。
我々の脳の癖についての話です。

また可能世界意味論を踏まえての、トランス、知識、ゴールの臨場感についても振り返ります。

そして即効性のある成功法則のTipsについても、ガンガンやりましょう!!


お楽しみに!!!!!


【まといのば講座「はじめての手帳(ゴール設定)」 ~宇宙と自我、ブラック・スワン、Mastery、Willpower、クリプキの可能世界意味論から考える成功法則~】
【日時】 9月8日(木) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

キャッチ・アンド・リリースで解剖学GOを楽しもう!!

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僕が最近ハマっているものにポケモンGoと解剖学と生化学がありますw

こちらの動画はポケモンGOならぬ解剖学GOのようです。

ポケモンをAR(拡張現実)の中で捕まえるように、解剖図を拡張現実として日常の世界の中に浮かび上がらせます。どちらも本来は頭の中だけにあるものです(もちろん解剖すれば目の前に広がりますが、解剖図ほどはっきりとは分かりません)。

操作可能な拡張現実として提示されて、その対象とインタラクティブ性があると、学びもかなり加速します。



これはいわば未来のソフトウエアで、まだ試作品というか、イメージでしかありませんが、iPadで使う現在のバージョンのソフトウエアも負けず劣らず非常に良いです。
(というか、このソフトのためだけにiPadProが欲しいと思っている今日このごろ。Miniでは画面が小さすぎます)

解剖学を学ぶときの最大の難点は立体感が無いことです。2次元に描かれたものを3次元に復元していく必要があります。

でもこれならば最初から3次元です。


こちらは開発段階の動画です。コンピューターが進歩すればするほど、地道な職人の技が求められると感じます。


8,000円のソフトウエアですが、使い倒すならば安いものです。
(解剖図は近年、本当に安くなりました。かつての高い図版の分かりにくい絵が懐かしいです)


*たとえば最近話題の横隔膜もこのように明確に分かります。上下左右に動かせます。
3D4Anatomyは解剖学を学び直したい人にはお薦めです(英語表記です。読み上げもしてくれます)。

いやいやWikipediaも負けてはいません。

回転だけなら、立派にやってくれますw


これらの立体感あふれる解剖図をつかって、自分の身体を再発見していきましょう。

カラダ発見!ですw



*本文とはほとんど関係ないですが、カビゴンです。かわいいです。
そしてカビゴンの1.5mぬいぐるみはちょっと欲しいです。受注生産でもう予約は終わっているみたいですが、、



カビゴンクッションが届いた人たちの喜びの声がこちらw


で、唐突ですが、最近の「まといのば」の流行はCatch & Release(キャッチ・アンド・リリース)という気功技術です。これはマッスルコントロールと筋膜リリースの気功技術です。まだまだ開発段階ながら、かなり面白いことになりそうだと思っています。
(もちろんキャッチ・アンド・リリースというのは、もともとは釣りの用語です。捕まえた魚をすぐに離すことです)
気功技術のキャッチ・アンド・リリースは筋肉を的確にキャッチし、素早く筋膜をリリースします。ゴムゴムという皮膚運動学の気功技術の延長線上にあります。

かなり面白く、かなり強力な技術です。

この技術はセミナーやスクールなどで徐々に伝えたいと思っています。
身体改造計画でも触りだけでも導入しますし、身体デザインスクールではおそらくかなりがっつり導入します。

もちろんキャッチ・アンド・リリースを使う前提としては、ざっくりと解剖学を知っておく必要があります。受講生の中には理学療法士や医師も多いので、いわゆる解剖学はかなり頭に入っていると思います。その知識を生きたものにすべく、明確に自分のカラダで感じるのが「生きた解剖学」です。

もちろん解剖学をあまり知らないという人のためにも、カリキュラムを用意しています。
骨格と筋肉の覚え方をそれぞれ3段階に分けて、重要性の高いものだけにフォーカスします。
最初から全部覚えるのではなく、骨子となる幹となる部分をざっくりと覚え、そこに肉付けしていけば良いのです。骨は200,筋肉は600と言いますし、筋肉はそれぞれの起始停止を覚えるとしたら、気が遠くなりそうです。

でも、新しい都市や街に地図を持って歩くようなものです。
旅行先や新しい職場へ行く時などは、地図を見ながら、必死で歩きます。
初日は地図を見ながら、必死で歩いていても、2回目、3回目となると慣れてきて、地図がいらなくなります。
地図がいらないとは言っても、細い路地を入ると何があるかは知りませんし、目の前にある建物の詳細も知りません。
でも、地図無しに歩くことはできます。
身体の地図も同様です。完全に路地の裏の裏まで知り尽くさなくても歩くことはできます。
(というか、解剖学無しで身体を認識しているということは、地図無しでランダムに歩いているようなものです。もし地図があれば、もっと過ごしやすく、楽しくなるのです)

骨格と筋肉を3つのフェイズに分けて認識します。というか、フェイズ1だけでおそらく十分です。

そしてせっかく骨格と筋肉を学ぶのですから、一緒に運動力学も経絡も学んでしまいましょう。
運動力学はともかく経絡のような東洋医学、気功の世界をなぜ一緒に学ぶかと言えば、経絡は筋骨格系とセットで学んだほうが学習効率が良いからです。
骨と筋肉をセットで学んだほうが、相乗効果があるように、筋骨格系と経絡も相乗効果があります。

骨、そして筋肉をざっくりと学びつつ(暗記しながら)それをひとつひとつキャッチ・アンド・リリースしていくとかなり面白いです。
筋肉が意識に明確に意識に上がりますし、そして使いやすくなります。

いままでどうやって身体を使っていたんだろうと不思議に思うほどです。


もちろんこれまでの流れの中にあるので、重要なプリンシプルは体幹主導です。気功的に言えば丹田です。丹田を腹腔と考え、腹腔の風船のような構造そのものが体幹を構成していると考えれば、いろいろがつながってきます。丹田は腹筋ではないのですが、腹筋は腹腔を構成している要素であることは間違いありません。

先日、パンクした自転車の修理を出したのですが、そこで別なタイヤを見て、自転車屋さんがこう言いました。

「このタイヤの剛性は非常に高いけど、空気が抜けているとめちゃくちゃ弱くなる」と

だから、こまめに空気を足して下さいということでした。

皮肉なもので、良いタイヤだからこそ、空気圧が下がると、その剛性が裏目に出るということです。

体幹もおそらく同じでしょう。
「使える筋肉、使えない筋肉」というのは大きな課題ですが(筋肉を鍛えると、身体は実際に使えなくなってきます。それを使えるものにするためには、また別な鍛錬が必要です)、その解決のポイントはここらへんにあると思います。
(一時的にせよ使えない身体になるのに、なぜ筋肉を鍛えるのかと言えば、筋肥大というのはほとんど起こらない稀な現象だからです。いろいろなものを犠牲にしても、獲得しておきたいのです。なぜなら筋肉の量がその後のポテンシャルを決めるからです)。

筋肉はもちろん強くないといけないのですが、内圧はもっと大事です(この内圧を「まといのば」では、バルーンとかMaxと言っています)。というか、内圧を支える筋肉も大事です。
ウロボロスの二匹のヘビのようなもので、腹筋背筋などの筋肉も大事、内圧も大事です。
ですから、筋肉だけを鍛えてもダメですし、内圧だけでも、身体は持ちこたえられません(筋肉が十分な強度を持たなければ、それは風船でできたタイヤみたいなもので、少しも走らない内にパンクします)。

構造が重要なのです。

この構造を柔軟に変えることで、人は身体を動かします。

だからこそ、腹横筋がすべての動きの最初です(これも面白い実験がありますので、セミナーで試しましょう)。
そしてすべての運動エネルギーの源泉は股関節の屈曲、伸展です。

とすると、これらを総称して丹田とまとめるのは合理的です(ただまとめられたものだけを提示して、その内実が見通せるのは天才だけです)。
丹田とまとめられたものを、我々は解剖学やスポーツ科学の知見で解きほぐして、自分のものにしていきましょう!!!



これらのコンテンツは9月のはじめての気功身体編、身体改造計画1Dayスクール、身体デザインヒーラー養成 1Dayスクールなどで、どんどん公開していきます!!
お楽しみに!!!





スクール告知を再掲します!!!

【身体改造計画1Dayスクール】
9月17日(土)には恒例となった身体改造計画1Dayスクールです。
身体への理解を深めながら、Big3や体幹トレーニングを通して、自分の身体の可能性に気付く旅となります!!
かつての「(アンチ)エイジング」系の気功技術を復活させて、手っ取り早く身体を進化させ、そこから加速度的に進化させ続けることを目指します!!
たとえば、泉(Airハンドクリップ)などは、最近の気海丹田やMAXを受けて、かなりヴァージョンアップしています。

少人数制でがっつりとやりたいと思っています!!
定員になり次第、締め切りますので、お申し込みはお早めに!!

【身体改造計画1Dayスクール ~Big3で身体の奥深くから目覚める&(アンチ)エイジング~】

【日時】 9月17日(土) 13:00~18:00     
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  160,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



【身体デザインヒーラー養成 1Dayスクール】
19日は(月)は身体デザインヒーラー養成1Dayスクールです。
身体調整のプロとして活躍している方々のための1Dayスクールです。
身体デザインについては、かなり多くの謎があります。
身体はまだまだ不思議に満ちています。ただスポーツ科学も、神経生理学も進化遺伝学も着実に進歩し、従来の定説を覆し、そのことで我々は果実を手にしようとしています。
というか、積極的にもぎ取って行きましょう。そしてまず自分の身体を生まれ変わらせましょう。

そのころでいろいろなことが見えてきます。

なぜRayZapは圧倒的な結果をあっさりと出すのか、なぜ「食べて痩せる」のか、なぜ「身体を鍛えるのに運動が不要」なのか、「瞑想で身体を鍛えること」は本当に可能なのか?
体幹とは結局何のことなのか、などをしっかりと学びます。
Big3を体験しながら、身体を再発見しましょう!!!

【身体デザインヒーラー養成1Dayスクール 〜キャッチ・アンド・リリースでカラダ発見!〜】


【日時】 9月19日(月) 13:00~18:00     
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  160,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

アカデミックにかっちりと教育を受けているって素晴らしいなと思ったことについて

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新国立劇場にジャポン・ダンス・プロジェクト2016を観てきました!
いやー本当に面白かったです。
おもいっきり演劇的なコンテンポラリー作品なのですが、僕自身としては、アカデミックな教育をきちんと受けているっていいなーと思いました。

そう言えば最近観るバレエは当たりばかりで嬉しいです。
Noism0の『愛と精霊の家』も非常に良かったですし(リンクはこれから開催の新潟講演)、バレエスタジオDuoの40周年記念公演も素晴らしいものでしたし、来週水曜日の井脇幸江さん率いるIwaki Ballet Companyのリサイタルもかなり楽しみです。カルメンですね。



気功の世界も是非、こういうアカデミックな空気にあふれるといいなーと思うのですが、、、(・_・;)


まあ、「まといのば」でちらっと1年も勉強するとそこそこの気功師になってしまい、悪い意味で欲が出てきてしまうので、難しいかもしれません(欲が出るのは悪くないのですが、欲が出たら、その分、猛烈に成長しないと、欲に呑み込まれてしまいます)。

もう少し純粋に精力的に学び実践し続ければいいのにと思います。もったいないです。
もっともっと貪欲に強欲になるべきです。そうすれば自身のささやかな成功に対して、心を奪われることは無いはずです(ましてや魂を売り渡すこともw)。「初心忘れるべからず」とは、最初の頃の怖いもの知らずな壮大な夢を忘れるなということかと思います。

パスカルがパンセの中で「世界から賞賛されたいと思っている者も、周りに数名からほめられると満足してしまう」というようなことを言っています(これはこれで含蓄のある話なのですが)。
ちょっとした成功で自分のエゴが満たされてしまうと、後ろに赤の女王が控えていて、奈落へ突き落としてくれます。


できれば、メンバーの先輩方が厳しい重石(おもし)として機能してくれればなーと思っています。
先達として、続けていくことの厳しさや、傲慢の戒めなどをしてくれればと夢想しています(^o^)


僕自身がリーダーとしてメンバーを苛烈に育てるというイメージを持ったこともあるのですが、少し注意するとすぐに萎縮してしまう姿を見ると、教育的をはるかに通り越して虐待みたいになっているので、やめることにしました(メンバー以上に苛烈に鍛えられているのは、というかほぼ虐待のように鍛えられているRayまといのばの主宰くらいのものです。でも「気功か、狂気か」くらいに追い込まれる日々が続くのに耐えられる人もなかなかいませんし、同じことを繰り返せるとも思っていません)。

かつては「もう少ししたら体育会系的に厳しくする」などとも言ったりもしましたが、それも今のところは考えていません。

僕自身も人を育てたいという想いはあるのですが、以上のようなことで、現実的には難しいので、恐れ多い物言いですが、「弟子一人ももたず候」(親鸞『歎異抄』)とうそぶいてますw


Masteryでも出てきたように師弟関係というのは、加速学習の一つの理想です(そこから抜けなければ先はありませんが)。
独学というのはいわばランダムウォークでしかなく、きちんと先達のガイドと適切な情報提供を受けない限りは、ゴールへ到達するのは難しいのです(始まりは独学で良いのですが)。

音楽を学ぶときも、数学を学ぶ時も、ダンスを学ぶ時も、誰から手ほどきを受けるものです。そしてその手ほどき無しで素早く階段を登れると夢想するのは傲慢です。傲慢というか、不可能なドン・キホーテ的な試みです。

優秀な人は、良い教師を見つけるのが上手であり、良い教師は優秀な生徒を育てるのが好きです(たまに自分を追い越すことに嫉妬するような教師もいます。でも、その人は教師というよりは、まだプレイヤーなのです)(たとえば、ニュートンを見出したバローは才能を妬まないでしょうし、ホーキングを見出し援助したDennis W. SciamaはHawkingを妬まないでしょう)。


ですので、かなり稠密な師弟関係の拡大や、体育会系的な空気という路線から、最近は変わってきています(多分)。

でも、アカデミックな空気というのは憧れますね。

disciplineがきちんとある人というのは、憧れますし、そういう集団であればなおさらです(「隣の芝生は青い」のかもしれませんが)。



特にオチはないのですが、個人的な感慨としては、disciplineを持つって大事だなと思います。
そして若いころに(おそらくは幼児のころに)、自分をきちんと鍛える癖をつけた人は強いなとおもます(まさにマシュマロ・テストが測ろうとしている克己心(こっきしん)も重要な要素ですね)。

そういうトレーニングをしたことが残念ながら無い人は、今からでも鍛えれば良いように思います!(まあ、余計なお世話ですけどw)。




*というわけで、かっちりとしたアカデミックな世界を覗くためにカルメン観に行きましょう!!

いよいよ本日開催、IBC井脇幸江バレエ30周年リサイタル!!!

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いよいよ本日開催です。

井脇幸江さんの30周年メモリアルリサイタルです。

古典バレエのパ・ドゥ・ドゥからコンテンポラリーダンス、そして豪華な出演者による新作「D/Carmen」とかなり贅沢な内容です。

古典バレエからはグラン・パ・クラシック(ルグリとギエムを思い出しますね〜)、白鳥、クルミ、海賊、ダイアナをそれぞれ幸江さんと団員たちが踊ります。

コンテンポラリーダンスは世界で活躍する三枝宏次さんと幸江さんのデュエット。
ジャンベとピアノという珍しいユニットによる生演奏もかなり良いです。胸を掴まれます。

そしてかつて新国立劇場バレエ団のトップダンサーであり、いまは振り付け家として活躍している市川透さんによる「GROUND」です。
昨日ゲネプロを拝見しましたが、踊りに対する原初的な衝動や愛に満ちた非常に明るく楽しい作品です。

そして圧巻が「D/Carmen」。
カルメンは言わずと知れた古典バレエの名作ですが、そのカルメンを現代的に解題しています。
愛に生きる奔放な女性のカルメン、実直でエリートであったのにカルメンとの出会いで身を持ち崩すホセ、カルメンの“男”であるエスカミリオ、イケメン過ぎるツニガ、そして”運命”。
この複雑な関係を現代のバレエ団での三角関係(四角関係?)に解題したのが面白いです。Dancerたちの「カルメン」物語が「D/Carmen」。

出演者たちも豪華です。新国立劇場バレエ団から菅野英男さん、浜崎恵二朗さん、東京バレエ団の特別団員でもある高岸直樹さん、Kバレエ、新国立劇場バレエ団で活躍した芳賀望さん、元東京バレエ団の井上良太さん、元新国立劇場バレエ団の田中俊太郎さんなどいつものIBCダンサーたちが集結しています。

美しい肉体と美しい動きの饗宴です!
せっかくの機会ですので、目に焼き付けて、そして想起しましょう!!

かなり頭も身体も使うと思いますが、堪能しましょう!!!


劇場でお会いしましょう!!






〈日時〉
8月31日(水)19︰00開演予定

〈場所〉

新宿区立新宿文化センター


〈出演〉
井脇幸江
高岸直樹(東京バレエ団特別団員)
菅野英男(新国立劇場バレエ団プリンシパル)
三枝宏次
芳賀望
田中俊太郎
井上良太
浜崎恵二朗(新国立劇場バレエ団)
IBC団員

〈作品提供〉
市川透
高橋竜太

針の穴を通すような精密で正確な方法論を、、、、狭き門より入れ

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先月末のIBC公演(井脇幸江30周年記念リサイタル)は盛況でしたね!!

想像をはるかに超えるスペクタクルでした。

その後、いろいろとダンサーたちからも話を聞く機会に恵まれ、かなり面白いことがたくさん見えてきたので、またシェアしたいと思います。




ちなみに、バレエダンサーと気功はきわめて相性が良いです(というか、「まといのば」ではそういうことが多いです)。
どちらも身体をベースとしており、身体の中に脳が含まれており、その脳の特殊な使い方を我々は気功と仮に呼んでいます(バレリーナたちはそれをバレエと呼ぶのかもしれません)。

身体も脳も鍛錬によって、成長させていきます。

その鍛錬方法として、最近は筋トレを導入しています。
ちなみに半年以上(8ヶ月)、RayZapを「Rayまといのば」でやってきて思うのは、筋トレというのは成功させるのが非常に難しい概念操作であるということです。

まあ筋トレというか、Big3をメインとした鍛錬ですね。

余談ながら、筋トレという言葉を「まといのば」ではあまり好ましい概念としてこれまで使ってきていませんでした。なぜならこれは非常に広すぎる概念であり、そのほとんどの領域が、残念なことに、身体を成長させるために貢献しないどころか、むしろ怪我や故障の原因となってしまうからです。もしくは不合理な身体の使い方を増幅させてしまうからです。
ですので、筋トレよりも「鍛錬」と言ったりするほうが好きです。
ただ、まあわかりやすさのために筋トレと言う言葉はこれからも使いますが。

ストレッチと同じで、筋トレも針の穴を通すような精密で正確な方法論を採用しないかぎりは身体にとっては有害となってしまいます。

手前味噌な話ですが、「まといのば」のパーソナルトレーニングであるRayZapはかなり華々しく成功しています。もちろんRayZap受講生のゴールが明確であり、抽象度が高く、そして何よりも真摯に取り組んでいるからというのはとても大きな成功の要因です。

ただ、面白い社会実験があります。一種の対照実験です。
もちろん僕らが企図したわけではなく、たまたま結果を見ると良い「社会実験」になったというものです。
一方がRayZapのみの受講生、もう一方がRayZapプラス自分でトレーニングを開始した受講生です。
この2つの比較がたまたま可能になりました。
自身でジムに通ってしっかりとトレーニングしたときの結果が思わしくないのです。
かなり遠方から通っていらっしゃる方もいますので、なかなか通えないときに自分でエクセサイズを補完しようというのはよく分かります。
RayZapは通常ですと、隔週1回です。月2回でしかありませんし、トレーニング強度としては非常に小さいものです。だからこそ、もっとやればもっと効果が上がるとリニアに考えるのは妥当です(ただ、「もっと正確にやれば」という限定付きなのです)。

ですが、自分でトレーニングしている人だけではなく、トレーナーをつけたとしてもかなり結果が悪くなります(もちろんこれが全てではなく、うまくいく可能性もあるでしょうが)。
これは数値としてハッキリ出てきますし、フォームにもハッキリ出てきます。
せっかくジムに入会して、トレーニングしているのにも関わらず、数値が悪くなるのです。

上述したようにストレッチと同様に筋トレは、針の穴を通すような精密で正確な方法論を採用しないかぎりは身体にとっては有害となってしまいます。
そしてその精密で正確な方法をガイドする指導者が不可欠ということです。
手前味噌のようですが、それを痛感するRayZapの8ヶ月間となりました。

筋トレやストレッチだけではなく、当然ながらより精密さを求められる気功も同様です。
筋トレやストレッチは幸いにも結果が可視化しやすいのです。
端的に言えばどれだけの重量をあげられるか、どれだけ柔らかいかは目に見えやすいものです(ただ残念ながら、どれだけの重量を挙げられるか、どれだけ柔らかいかだけでは判断できないのも筋トレやストレッチのポイントです。それをメンバーはいつも痛感しているとは思います。ただざっくりとした評価基準にはなります)

しかし、筋トレやストレッチと異なり、気功で求められる能力や結果というのは可視化がかなり困難です。
だからこそ、自分が正しい道を歩いているのか、間違った道を転げ落ちているのかは判断が難しいのです。
間違った方法論でどれだけ熱心にがんばっても、間違った場所にしか行き着かないのです。


だからこそ、狭き門より入りましょう(マタイ7:13)。

滅びに至る道は広く、善意で敷き詰められているものです。



というわけで、秋からもガンガン正確に学び、身体に落とし込み、社会における自分の役割を積極的に果たして行きましょう!!



p.s. ちなみにずっと開催していなかったバレエセミナーですが、バレエ講習会というカタチで再開しようかと思っています。これまた「やるやる詐欺」シリーズの一つにならないように、がんばって企画します。


p.s.2 それと筋膜リリースの気功技術である「Catch&Release」を全身で体験していく、1Dayスクールは10月くらいにこっそりと開催したいと思います。少人数で本気で全身を順番にゆるめていくことで、全く違う身体に生まれ変わりましょう。ただ、、、かなり、、、、痛いですw
一時間ごとに休憩とBCAAを補給しながら、もしかしたらグルタミンを補給しながらの過酷なワークかもです(^o^)


卵をひとつのバスケットに持ってしまおう!!意志力のリソースを一つのことに注ぎ込む

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子供の頃に言われたことがあるであろう「ひとつのことだけに集中しなさい」という教えは大人になった今も有効です。

意志力について我々が学んでいた時の結論もそうでした。

転職したばかりのときにダイエットをしてはいけないのです。
ストレス過多ということではなく(それもありますが)、意志力のリソースが十分に無いからです。
虻蜂取らずになります。どれも中途半端になってしまいます。

ですから、何かを始めるときは、何かをストップする必要があります。
というか、2つのこと、3つのことを一気にやらないことです。

新年の誓いが3日と持たないのは(いくつも理由がありますが)、同時並行してスタートしようとするからです。
「今年こそ運動をして、読書もして、人と積極的にあって、ダイエットもして、お金も稼いで、新しいことに挑戦したい!!」と思うのは自由ですが、もしそれを本当に実現したいのであれば、一つ一つクリアすることです。全部一緒にやれば、全部共倒れになります。

ポイントは意志力です。

意志力のリソースというのは有限です。有限というか希少です。
意志力を集中力と言い換えてもいいのですが、集中力は有限であり、それは分散投資できないものです(ここは重要なポイントです)。

” Don’t put all your eggs in one basket(たまごをひとつのバスケットに盛るな)”と言われますが、盛るしかないのですw




何かをしながら、何かをするのは基本的にはNGですが、その「ながら」を勘違いして「並列思考」とか「並列処理」と思っている人がいます。
それは間違いです。
それは悪い意味で怠惰というか、集中を欠いているだけです。卵は全部割れています。
(ちなみに運動とかエクセサイズとか有酸素運動と呼ばれているものもすべて同様です。集中しないでやるなら、やらないほうがいいのです。テレビを見ながらちょこちょことかあり得ません。むしろ筋肉を減らしてしまいます。過負荷にならないからです)

余談ながら、並列思考とか並列処理なるものは、無意識の世界の話であることは理解されるべきです。意識的にやる行為を並列思考とか並列処理をしたら、ただの怠惰な「ながら」になってしまいます。本を読みながら、朝食を食べるのは、栄養にとっても、読書にとっても最悪です。どちらも身体に入ってこないのです。目にさらせば脳に入るわけではなく、消化器に放り込めば吸収して肉体になってくれるわけではないのです。
昔の人は「上品ではない」という理由で「ながら」で何かをすることを咎めましたが、そこには合理性があったのです。美しい所作や躾(しつけ)というのはその意味ではきわめて重要な脳を含める身体のOSなのです。


気功を仕事にしようとするときに厄介なのはこの「並列化」の問題です。
自分が学びたいと思って楽しく学んでいたときは、何も問題がありませんでした。
好きなときに考え、好きなときに実践し、好きなだけ気功をやれば良かったので。
飽きたらまた別なことをして、面白いブログ記事が上がったら、また気功を再開したりして、自由気ままでしたw

でも仕事となると別です。
自分が苦手な分野の勉強もしなくてはいけないし、要求水準は上がってくるので気功の鍛錬もかなり本気になります。自分の健康維持もあるし、日常生活もある。
たしかにお金は入ってくるようになるし、尊敬の念も集めるけど、どんどん自転車操業状態になっていきます。
自分のクライアントに質問されたら、最初の頃は即答できたのに、だんだん難しい質問になってきて焦ります。あわててググったり、ブログの過去記事を参照したり(読解に苦労したり)、書籍を探したりして奔走します。
最初の頃は見も知らぬ人にヒーリングを求められることも嬉しく、結果が出ることも嬉しく、そして喜んでもらえるのも嬉しいものです。
生きがいを感じ、気功師として一生やっていきたいと思ったりします(いわゆるハネムーン期ですね。気功とのハネムーン期ですw)。

しかしどんどん人気が出てくるにつれて、要求水準がどんどん上がり、高いレベルを求められ、ヒヤヒヤするようなセッションが増えてきて、タイトロープの上を全力疾走している気分です。そして先が見えない。一瞬先は闇です。闇の中をタイトロープを全力疾走していて、いつ奈落の底に落ちるのか分からないような精神状態になってきます。

もちろんダークサイドもどんどん増えてきます。アンチが増えてきて、ネットに変な書き込みが出てきて(それがどうしても気になったりして)、クレームのようなものもチラホラ散見され、疲れがたまってきて、体力も削られてきます。あんなに楽しかった気功の勉強が義務感と苦痛にまみれてきて、クライアントには悪態をつきたくなる衝動にかられます。その衝動にまた自己嫌悪したり、、、悪循環です。

気づくと時間がなく、能力がないことに気付かされます。
自分には十分な時間がなく、そしてクライアントのニーズに応えるだけの能力が無いことに、です。
時間がたっぷりあれば、質問に丁寧に答えられるし、勉強も間に合います。
そして能力が十分にあれば、クライアントのニーズにもきちんと答えられるのに、と思います。

しかしこの「時間と能力」にまつわる幻想は幻想です。すっぱい葡萄でしかありません。
かつては十分な「時間と能力」があったのです。素人として活躍しているときは、時間と能力が十分にあり、だからこそプロとしてやっていこうと蛮勇をふるえたのですw
しかし仕事は別です。
仕事なると、もしくは社会に機能を果たそうとがんばれば、すぐに「ピーターの法則」の壁、すなわち無能の壁にぶち当たります。
最初の頃は十分に「時間も能力」もあるのです。しかし、すぐにクライアントのレベルが跳ね上がり、自分のいまのレベルを追い抜いていきます。
そして、そのときは自信たっぷりのヒーラーであったはずの自分が、新しい要求水準の高いクライアントにとっては完全に無能な存在となるのです。

この「壁」のことを「まといのば」ではいつも「絶望」と呼んできました。「絶望」は良いことなのです。自分が何者でもなく、能力も無ければ、可能性もほぼ閉ざされているということをきちんと知るのはいいことです。それは社会が教えてくれるのです(「まといのば」の言い方で言えばロゴスの声が教えてくれるのです)。

この「絶望」をきちんと骨の髄まで味わったうえで、それでもなお自分はこれをやりたいと思うことが真の意味でのwant toであり、全く根拠はないし現状はむしろ絶望的なのにも関わらずなぜか自分はできると確信するのがエフィカシーです。
ですから、ひとり孤独に絶望の底で血反吐を吐き、涙を流していないところでの、want toやエフィカシーなど存在しないのです。
苦しみの中にあってのかけがえのない信仰のようなものがwant toやエフィカシーです(ここをもし勘違いしたとしたなら、結果に結びつかないのは当然です)。


そしてこの壁を打破する方法論を提供するのが、「まといのば」のスクールであり、今回は特にAssetという視点で、いかにプロのヒーラー初心者が出会う壁を打破するかの方法を、たっぷりとしたワークと共に提供します!!!
(というわけで、次回は具体的な中身について書きます!!)



【ヒーラー養成スクール21期 ~肉体、知性、技術のトリニティをアセットとして運用する~】

【日時】 9月10日(土) 13:00~18:00  
     9月11日(日) 13:00~18:00 
  
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  230,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。


ピーターの法則 創造的無能のすすめ/ダイヤモンド社

¥1,512
Amazon.co.jp


ピーターの法則については上記の書籍を読むと良いと思いますが、Wikipediaにはこうまとまっています。

(引用開始)
ピーターの法則は、「あらゆる有効な手段は、より困難な問題に次々と応用され、やがては失敗する」という、ありふれた現象の特別な事例である。
この「一般ピーターの法則」とも言える法則は、ウィリアム・R・コルコラン(William R. Corcoran)博士が、原子力発電所で行われた是正処置プログラムにおいて見出した[要出典]。
コルコランの場合、この法則は物に適用されている。たとえば、掃除機が吸引機の代わりとして使われたり、「安全性評価」といった管理のためのマニュアルが、経営評価に適用されていた。たとえ有効範囲を超えているかもしれないとしても、人は、以前何かに有効だったものを使いたくなる誘惑に駆られる。ピーター博士は、この現象を人間関係に見い出した。
ピーターの法則を実社会の組織に適用すると、現在の仕事の業績に基づいて、ある人材が今後も昇進できるかどうか判断することができる。すなわち、階層組織の構成員はやがて有効に仕事ができる最高の地位まで達し、その後さらに昇進すると無能になる。この地位はその人材にとって「不適当な地位」であり、もはやさらなる昇進は望めない。
このようにして、ある人材はその組織内で昇進できる限界点に達する。人は昇進を続けてやがて無能になるが、必ずしも高い地位がより難しい仕事であるという意味ではない。単純に、以前優秀であった仕事と仕事内容が異なるだけである。要求される技術をその人材が持ちあわせていないだけである。
たとえば、工場勤務の優秀な職工が昇進して管理職になると、これまで得た技術が新しい仕事に役立たず無能になる。このようにして「仕事は、まだ不適当な地位にまで達していない人材によってなされる」こととなる。
(引用終了)Wikipedia

でもこれってもっと大きな枠組で言えば、「あらゆる有効な手段は、より困難な問題に次々と応用され、やがては失敗する」ということに還元されますし、もっと大きな枠組で言えば「赤の女王」に還元されます。

ということは、この法則から逃れる方法は選択的に成長せよということになるかと思います(たくさんのことを諦めて、資源を注ぐべきことに注ぎ込むこと、ということです)。


*集中して取り組んで、たくさんの卵を孵(かえ)しましょう。

気功はあまりに不思議なことが起こりすぎるので、あまり深く考えずにその果実を享受しよう!

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*「はじめての気功 〜身体系技術〜」は本日開催です。また来週木曜日に追加開催です!!
移動してくださる方、大歓迎です(^o^)
また今週木曜日は「リニューアル版 はじめての手帳」です!!
今週末は21期ヒーラー養成スクールです!!

どれもお楽しみに!
お待ちしております!!




気功を使っていると、あまりに不思議なことが次々と起こります。
全く無理だと思っていたことがあっさりできたり、自分の身体ばかりか、他人の身体を魔法のように書き換えられたり、、叶わないと思っていた夢があっさり叶ったり、、、
人生がまるっきり変わってしまうことも多くあります。

気功はあまりに不思議なことがたくさん起こります。



不思議なことが起こるし、自分が意図的に起こせることに気付き、勘違いしてしまう人がいます。いわゆるHubris(傲慢)の罪に陥ってしまうのですがw
もし傲慢の罪に陥りたくなければ、自分より圧倒的な存在を身近に感じるか、ゴールの抽象度を高めることです。
もっと簡単な方法は、気功はTool(道具)でしかないといつも自分に言い聞かせることです。
iPhoneやコンピューターで驚くほどのことができるようになりましたが、それで傲慢になる人はいません(いるかもしれませんが稀です)。

ですので、自分より圧倒的に力のある人を身近に感じること、ゴールの抽象度を高めること、そしてあくまでも気功は道具でしかないと言い聞かせることです。

気功に関しては傲慢と同時に危険なのは、創造的懐疑主義です。これはいま勝手に造語したのですが、クリエイティブに懐疑的になりすぎるのは困りものです。
なぜこんな不思議なことが起こるのだろう?と素朴に思うのはとても普通なことですが、あまりにそのカラクリの解明に夢中になると、時間を費やしすぎてしまい、気付いたら人生が終わってしまいます。

我々は気功と呼んでいる現象になんとなく効果があることを確認できているだけで、理論的には何もわかっていないに等しいのです。

だからこそ、あまり深く考えずにその果実をガンガン享受しましょう。
果実をたらふく食べたあとに、腹ごなしに少し考えるくらいで大丈夫です。
下手な考え休むに似たりとも言いますw

もちろん「まといのば」では様々な理論は紹介します。
そしてそれらの理論はどれも気功を使う上ではきわめて重要です。
しかしあくまでも「使う上で重要」なのであり、気功とは一体何かについては誰もが沈黙して応えてくれません。
気功とは何ですか?という質問は宇宙の原理とは何ですか?という質問とほぼ同義です。
気功がなぜどのように情報伝達されるのかは、なぜ人が言語を解するのか(二人の人がなぜ言語を媒介に理解し合えるのか)、アインシュタインの提唱したEPRパラドックスはなぜパラドックスではないのかと同じくらいに不明です。

もちろん果敢に気功とは何かの本質に切り込む勇気は評価しますし、それはそれで偉大なことだと思います。

もしくは、「理論的に不明だから気功なんてオカルトだ!」という態度もそれはそれで悪いことではないと思います(僕自身もそうやって避けてきたのですが、皮肉なことに、どっぷりとこの世界にはまりました)。


本日開催の「はじめての気功」でもそんな不思議な技術が目白押しです。

アルケミア(錬金術)は鉛を黄金に変えるように、固い筋肉を柔らかくします。



ミルフィーユは千枚の葉っぱが折り重なっているように、そしてその葉っぱの一枚一枚がバラバラになるように、身体の膜(筋膜や骨膜)がバラバラにゆるんでいくオステオパシー系の技術です。



空海の身体は断層撮影のように身体を輪切りにしていき、機械的に身体を深くゆるめます。



は若返りをはかるために、末端ではなく体幹に血液を送ります。手にハンドグリップを握るようにして、ポンプのように体幹に血液を送り、姿勢と身体を一気に綺麗にします。バストがアップし、ウエストが絞られます。




バルーンMAXは総仕上げです。腹腔の腹圧を徹底的に高めることで、肚(ハラ)をつくり、丹田をつくります。体幹、インナーマッスルと呼ばれているものをしっかりと鍛錬するための技術です。




これらの技術は一つ一つを仔細に見ていけば非常に不思議です。

身体の変わり方も、精神の変わり方も大きいために、不思議すぎるのですが、その不思議の解明に囚われすぎず、むしろその果実を楽しむだけ楽しみましょう。

どんどん使って、どんどん身体も脳も人生も好転させていきましょう。
その中で見えてくることもあります!!

楽しみましょう!!


*楽しんでどんどん壁を突き破りましょう!!

たった一回の出会いで、人生は変わるのだ(リチャード・ワイズマン)書を捨てよ町へ出よう(寺山修司)

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*明日、成功哲学、開運についてがっつり学ぶ手帳講座リニューアル版の開催です!
まといのば講座です。
詳細はこちら!!

お待ちしております!!



気功の魅力は、いつでもどこでも誰でも使うことができるということです。
たとえ寝たきりになったとしても使うことができます。
健康な人でも、寝たきりであっても気功は使えます。それが大きな魅力と言えます。
脳が動いている限りは、気の力という思考の力を最大限に使って、いまの状態から回復し、進化することができます。

気功は道具も不要ですし、場所も選びません。

病床であっても、ひどい鬱になって引きこもっていて1ミリも動けないときであっても、気功を思い出し、それを使おうとするならば、どんどん事態は改善していきます。

気功は我々のようなインドア派にとってはとても面白い魔法であり玩具(おもちゃ)なのですが、しかしプロとして仕事をしていきたいと思ったら、引きこもっているわけにはいきません。
外に出ることで、気功師として進化成長できます。

明日の「手帳講座」という成功哲学系のセミナーでも取り上げますが、重要なのは「運をつかみに行くこと」です。
運をつかみに行くために、「行く」場所は2つあります。ひとつは広大な外の世界、そしてもう一つはもっと広大な内なる心の世界です。
そしてどちらに行くためにも、重要なのは肉体であり、肉体がもたらす行動です。

世の中はブラック・スワンで満ち満ちているというのは我々の共通見解です。身の回りにあるもので何一つ計画経済によって生み出されたものはなく、ランダムに急に突然に現れたものばかりです。
ジャンボジェットはあたかも設計図通りに作られたように見えますが、それは近視眼的すぎです。100年前の自転車屋のせがれ兄弟の無茶な身体を張った試みがあったからこそです。
そこにあったのはブラック・スワンであり、ブラック・スワンの単純再生産によって、ジャンボジェット機も存在します。ジャンボジェット機の出自はブラック・スワンなのです。

ピーターティールは未来を創りだすということは、ゼロから1を創ることだと言いました。
1から2、2から3、3から10にしていくのは、ホワイトスワン的です。しかし0から1は全く違うランダムネスが支配する世界です。
そして0から1を生み出す人と、1から30にする人は全く違う世界に住んでいるのでお互いに理解し合うのは難しいと言えます。

1から2を創りだす側の人は世界は秩序だったプラトン的な世界に見えます。ブラック・スワンを観るのに不自由だからです。
しかし実際はブラック・スワンに満ちています(しかしブラック・スワンを観るのに不自由な人は、スマホの出現は予想されていたとか、コンピューターが世界を変えることは分かっていたと後知恵バイアスで自分のブリーフシステムを修正します。それはそれで盲目の幸せな人生です)。

ブラック・スワンに満ちているということは、そこには災難なブラック・スワンもうようよいれば、幸運をもたらしてくれるブラック・スワンもうようよいるということです。

そして幸運をもたらしてくれるブラック・スワンに出会うためには外に出るしかないのです。

ちなみに災難なブラック・スワンを避けたいと思っていても、避けられるものではありません。引きこもっていても災難は降り注いできます。であれば、なるべく早いうちにたくさんの災難と出会っておいたほうが行き残る限りにおいては、成長できます(それでゲームオーバーになるなら、それまでです)。

ニーチェのつぶやきがこだましますね〜



私を殺さないものは、私をいっそう強くする。
Was mich nicht umbringt,macht mich staerker.



過負荷の原則ですね。
もちろんオーバートレーニングにならないことは大事です。殺されては元も子もないので。そこはデザインです。

ですから、良いブラック・スワンと出会うためにも、悪いブラック・スワンと出会うためにも(出会っても被害を最小化するためにも)、外に出るしかありません。
ただ無駄に外に出ても仕方ないので、まずは内なる旅を深く深くして、その上で同時に外なる旅もたくさんしましょう。

リチャード・ワイズマンは『The luck factor』(邦題『運の良い人の法則』)の中でこう書いています。かれは元マジシャンらしく、その論理の展開もマジックのようです。プロセスのひとつひとつがキラキラしているようで、とても楽しめます。
元ネタ自体はブラック・スワンであり、複雑系であり、スコトーマの原理でしかないのですが、それを少し具体的に、そして少し面白く、少しシュガーコーティングして銀の皿に載せられて提供されると、美味しくいただけます。

(引用開始)
 運のいい人は、自分でも気づかないうちに、偶然の確率を最大限に高めるように振る舞っている。たくさんの人と話し、いろいろな人と一緒に過ごしながら、自分のまわりに人を集め、しかも知り合った人たちとの関係を大切にする。その結果、「運のネットワーク」は驚くほど広がり、偶然の出会いの可能性もどんどん高くなる。たった一回の出会いで、人生は変わるのだ。(引用終了)(リチャード・ワイズマン『運の良いの法則』p.69)

我々はこれを読みながら、複雑系を思い起こし、ハブとなるのは弱い紐帯であったことを思い出します。「まといのば」では「おだやかな人間関係」と呼んでいます。緊密で近く強い人間関係よりも、弱くフラジャイルな(壊れやすい)薄い人間関係のほうが未来へジャンプするときには有効なのです。

これは強運のカラクリです。

その弱い人間関係こそが、あるときある場面で幸運なブラック・スワンとして機能するということです。
(キリスト教でも同様に考えます。神の意志や恩寵は他の人を通じてさりげなくもたらされるのです。それが幼子であることもよく有り、敵対者であることも、重要視していない人からであることもよくあることです。そのような構造であることを知っておけば対処できます)。


外へ行きましょう!!
人と触れ合いましょう!



p.s. 我々の住む世界と同じくランダムすぎる文章ですが、誰かの役に立つこと、誰かの良いブラック・スワンになることを信じて、アメブロという弱いつながりの世界へこの記事を放出します(^o^)



【書籍紹介】
ニーチェ全集〈14〉偶像の黄昏 反キリスト者 (ちくま学芸文庫)/筑摩書房

¥1,728
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*引用は16ページからです。

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)/角川書店

¥555
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橘玲さんがメルマガで紹介していたので、読んでみたのですが面白いです(橘玲さんのメルマガは僕の貴重な情報源の一つですwもちろん書籍も)。
ただ重要なのは裏に走っている原理を踏まえて読まないと、ただの面白い本で終わってしまうということです。気の利いた自己啓発本に見えてしまいます。
ブラック・スワン、意志力、「脳を鍛えるには運動しかない」そしてMasteryなどの基礎がしっかりしていると、ワイズマンの主張がはっきりと見えてきます。
マジシャンらしい鮮やか手つきで主題を料理していくので、我々はその鮮やかさに目を奪われすぎないことが肝要です。


すぐに読めるので、ざっと目を通すと良いと思います。

運のいい人の法則 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥778
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その科学が成功を決める (文春文庫)/文藝春秋

¥751
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その科学があなたを変える/文藝春秋

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よく眠るための科学が教える10の秘密 (文春e-book)/文藝春秋

¥価格不明
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こちらは最近RayZapのアドバイスで使った書籍です。
知り合いのボディビルダーは体重を60kg落としたのですが、そのときの師匠がこの桑原先生です。
私は15キロ痩せるのも太るのも簡単だ! クワバラ式体重管理メソッド (講談社+α新書)/講談社

¥907
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他の重要書籍もざっと紹介しておきます。
焦ることはないので、じっくりと読んでください。
ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質/ダイヤモンド社

¥1,944
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ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質/ダイヤモンド社

¥1,944
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ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/早川書房

¥907
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ファスト&スロー (下)/早川書房

¥価格不明
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マスタリー: 仕事と人生を成功に導く不思議な力/新潮社

¥2,808
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WILLPOWER 意志力の科学/インターシフト

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脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方/日本放送出版協会

¥2,268
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機械になりたい(アンディー・ウォーホール)僕は人間ではない。一個の純粋な機械だ(村上春樹)

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「真に創造的であるためには、その生活はきわめて機械的であるべきだ」とは誰かの言葉ではなく、いま思いつきで書きました。でも、まさにクリエイティブであるためには、日常生活は規則的であり、凡庸である必要があります。

意志力のリソースというのは希少であり、「1日500円あげるから、これだけでなんとかがんばって」と言われているような感じです。その500円の中でがんばればいいのですが、僕らは未来から盛大に前借りしてしまい、そして盛大にドブに捨ててしまったりします(不用意に徹夜したりしないで「淡々と」がんばることが重要です)。

でも真に創造的な人はその500円をやりくりして、着実な投資に回し、そこからうっすらとリターンを得ながら、きっちり一歩一歩前進していきます。

そのときに貝ではなく「自分は機械だ」と見做すことが重要になってきます。

一個の純粋な機械です。


脳が一種のカーボンベースのコンピューターであり、抽象度を自由に行き来(いきき)できるということで言えば、脳はナチュラルなStrong AIです(もちろん厳密には脳のようなコンピューターのことをStrongAIと言いますが)。
そしてコンピューターとはチューリングに言わせれば、我々が想像するような電気的なものではなく、その本質は機械的です。コンピューターが電気的だと考えるのは一種の迷信だとチューリングは言います。

おなじみの引用ですが、再度確認しておきます。

(引用開始)バベッジの解析機関が完全に機械的な構成だったという事実は、逆に一種の迷信から目を醒まさせてくれるかもしれない。現代のデジタル計算機は電気的であり、人間の神経系統も電気的であるという類似性が、しばしば重要視される。しかし、バベッジの機械は電気的ではなく、すべてのデジタル計算機が同等であることを考えれば、電気的であることが本質的に重要ではないことがわかるだろう。(略)したがって、電気を使用するという類似性は、一種の迷信と言える。むしろ、何らかの本質的な類似性を見出すためには、数学的な機能に目を向ける必要があるだろう。
(引用終了)(計算機械と知性 アラン・チューリング 高橋昌一郎訳 現代思想2012 vol.40-14 p.14)

コンピューターとは機械であり、機械とは完全に数学的です。

コンピューター = 機械 = 数学

という構造で僕がいつも思い浮かべるのは歯車です。
歯車は歯の数と回転数の積が必ず一致します。



たとえば右の歯車の歯の数が100で回転数が1分に2回だとします。一方でもう一つの歯の数が50だったとしたら、回転数は1分間に4回となります。

100×2=50×4

です。

(たとえば、梃子(てこ)もまた同じです。重さとアームの長さの積が左右で一致します。その意味では数学というのは抽象的である以上に、具体的であり具象的なのです)

これは目の前にあるマシン(というか歯車)でも確認できる事象であり、かつ数学としても記述できる事象です。そしてこの感覚こそがコンピューターの感覚です。


そこで僕らが思い浮かべるのはアルキメデスです。


*「私の円を壊さないでくれ!Nōlī turbāre circulōs meōs!」
ローマ兵に連行されるという事態に至ってもなお、数学宇宙のほうが彼にとっては重要でした。ポケモンGoをやっていて事故るのと同じく、かれも抽象世界の重要性が高く、このあと殺されます。


かれは数学の証明をどうやって思いつくかと言えば、頭の中にある機械に先に計算させたと言います。

彼はそれを「機械学」と呼んだそうです。機械学で明らかにした真理に対して、あとで幾何学的に証明を与えます。

(引用開始)数学におけるある種の問題を機械学によって、探求するというものであります。そしてこの方法は、定理の証明そのものとっても同様に有効であると信じております。この方法による探求は証明を与えるわけではありませんので、機械学的に最初に明らかにされたいくつかのことは、あとで幾何学的に証明しております。と申しますのは、追求されている問題について、この方法によっていくつかの知識をあらかじめ得ておきますと、何らの知識になしに追求するよりも、その証明を求めるのがはるかに容易になるからなのであります(引用終了)(「アルキメデス方法」pp.83-84『神は数学者か』より孫引き)

この「機械学」の視点があると、証明無しに結論を手にできたというニュートンの手触りも少し見えてきます。

我々の「一種の迷信」のひとつに証明無しでは何も知り得ないというものがあります。

もちろん証明なり実証なり、理論的整合性が無いものを「知識」としてはいけないという大前提はあるとして、しかし知識に至る道は証明だけではなく、アルキメデスの言う幾何学的なアプローチもあるということです。

(引用開始)
彼が天体運動のもっとも基本的な発見の一つをハレーに知らせたときの話がある。「なるほど、」とハレーは答えた、「しかしどうしてそれがわかりますか。あなたはそれを証明したのですか。」ニュートンはびっくりしたーー「なに、そんなことはもう何年も前からわかっているのです」と彼は答えた、「二三日待って下されば、きっとその証明を見つけますよ。」ーーやがて 彼はいったとおりにしたのであった。(引用終了) (p.318 ケインズ 「人物評伝」岩波書店)

ここには我々と共通するハーレーの「一種の迷信」があります。
証明を通じてしか、「分かる」ことができないという迷信です。

それに対して、ニュートンは証明など無くても「わかっている」と答え、そして必要ならば「証明を(これから)見つけ」ると答えています。

痛快です。


これはファインマンも通じるように思います。

ファインマンはカルテックの学部生に教えるという貴重な数年間の講義の冒頭で、彼らに正直にこう言います。
僕自身には物理的には何がどうなっているかが直観的にわかってしまっているので、かえって人にどう伝えたらよいのかわからない。

だから、、、「習うより慣れろ」とファインマンは言います。



それに「バビロニア方式」という魅力的なネーミングをつけて、習うより慣れろと学生を励まします。
なぜ、習うより慣れろなのかと言えば、習うことができないからです。
慣れるしか我々はできないのです。

20kgのバーベルしか持ち上げられない人に、すぐに100kgのバーベルの持ち上げる方法を教えることはできません。その人が地道に重さに身体を慣らしていくしかありません。それもじっくりとじっくりとです。

このときにきわめて機械的になることが大事です。
ゴールに向かうための環境のデザインが終わったら、ひたすら機械的にやり続けることです。

ちなみに、鍛錬が習慣になっている人にとっては、この「ひたすら機械的にやり続ける」というのは当たり前すぎる感覚でしょう。
たとえば、子供の頃から音楽を学んでいる人、スポーツをがっつりやっている人、踊りを続けている人、きちんとした筋トレをしている人などは、この感覚は当たり前に持っています。ともかく単調なトレーニングをひたすら機械的に繰り返すしかないことが分かっていて、それが大前提でしかないことは分かっています。
当然ながら一発逆転もないし、そして才能の前にはひれ伏すしかないという感覚もおそらくは早いうちに強い痛みと共に実感しています。それでもなお好きだからそれを続けるのです。
その感覚を共有しない限りは、ゴールとかWant toとかhave to とかCreativityやCreative Avoidanceというのは明確に見えてこないと思います。

村上春樹さんはレイモンド・チャンドラーのこんな言葉を紹介しています。
たとえ何も書くことがなかったとしても、私は一日に何時間かは必ず机の前に座って、一人で意識を集中することにしている

サマセット・モームも毎朝ルーティンのようにタイプライターの前に座り、手を動かしたと言われます。何も書くことがないときは、自分の名前をひたすらタイプして、脳や手があったまるのを待っていました。

村上春樹さんも朝の五時に起きて、夜の十時前には寝るという生活を20年続け、早朝の数時間に執筆をするというルーティンを欠かしません。

自我はセルフ・ハンディキャッピングするか、クリエイティブアボイダンスしかしないので、自我をなくし、自分は機械だと思うことです。
実際に脳はコンピューターであり、機械です。肉体も機械です。

辛い時は特に「僕は人間ではない、一個の純粋な機械だ」とマントラすることです。
村上春樹さんがウルトラマラソン完走に際して、そうしたように。


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すべての変化は寂しさをともなう。私たちが捨ててゆくものは私たちの一部なのだ(アナトール・フランス

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いみじくも行動経済学が示したように、われわれは得ることの喜びよりも失うことの痛みのほうが大きいのです。

自分が持っているものはゴミであったとしても、手放したくなく、大きなチャンスと小さなゴミを天秤にかけて、ついゴミを選んでしまったりします。

見知らぬ天使よりも、見知った悪魔を選ぶ、などとも言います。
ゴミや悪魔や不幸や痛みや無知を手放すのが何よりも辛いのです。

カーネマンたちはそれを損失回避性と呼びました。

ギャンブルをしようとするとき、賭けに負けると50万失うとしたら、賭けに勝つときに100万以上を手にしない限りはそのギャンブルそのものにトライしないのです。
まあ、ギャンブルは消毒された確率でしかなく、得られる上限がありますのでもちろん賭ける必要は無いのですが、人生を賭けようとするときは、それが良いブラック・スワンであれば、得られる価値は天井知らずです。




であれば、本来は損失回避性が頭を出す必要が無いのですが、多くの人は先が見通せず、ブラック・スワンを見るのに不自由なので、betする(賭ける)ことができません(少しの知識と抽象度があれば、先を見通せます。そして世界とはそのような構造であると知っていれば、挑戦を厭わなくなります)。

気功の世界に飛び込むというのも大きな痛みと喪失を覚えるものです。

熱心に学んでいる人は痛感していると思いますが(まさに痛いほどに感じて)、世の中の常識やいままで自分が信じてきたことがガラガラと音をたてて崩れ、これまでの努力が無駄であった理由が明確に分かります(それはそれで絶望的な気分になりますが、そのときに「サンク・コスト」という考え方を導入すれば、無駄であった努力を嘆いたり、そこからあさましくも何かを回収しようなどと思わなくなります。逆説的ですが、そう見切った方が、「無駄な努力」から大きなギフトを回収できたりします。ざっくりといえば無駄な努力や失敗の経験は人生の肥やしになるのです。わかりやすく言えば、抽象度が上がれば、自分の失敗が他人の経験値になるのです。ヒーラーが教師として自分の経験から失敗をきちんと語れば、それは次世代の転ばぬ先の杖となります)。

痛みを強く感じているときは、自分のゴールは一体何かを再度問いかけることです。
痛みを避けたいのがゴールではなく、何かを得るために積極的に「痛み」を引き受けるつもりであった初心を思い出すことです。

まあ、もちろん、それでも痛みはおさまりません。


そのときは、村上春樹さんが紹介しているこんなマントラはどうでしょう?

Pain is inevitable. Suffering is optional.(痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第))(村上春樹『走ることについて語るときの僕の語ること』)

「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目」かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられている、と春樹さんは解説しています。


そしてもう1つ。
AmyCuddyはこんな言葉を紹介しています。
痛みを感じたときは、これをつぶやくことで、心のざわめきが落ち着くかもしれません。


あ、ちなみにAmy Cuddyとはセミナーなどで何度か紹介しているかと思いますが、スーパーマンのような格好をすることで、スーパーマンのようなパワフルになる!という人です。いや、スーパーウーマンですねw
(とは言え、最近のスーパーマンは個人的な心の闇を抱えているようですが...。スーパーマンもスーパーマンである振りをすることで、スーパーマンになるのです)
(「スーパーマンのようにとは?」と思うかもしれませんが、彼女はポーズを取る前後に唾液を調べることで、コルチゾールが下がり、テストステロンが上がっていることを示しました。面白いです)




ちなみにエイミーカディはハーバード、ケリー マクゴニガルはスタンフォードです。
容姿や性別、美貌について語るのは政治的には正しくないのでしょうが、語りたくなりますw


*Youtubeは英語字幕ですが、TEDでは日本語字幕があります。


エイミーカディはこのTEDレクチャーによって、一気にスターダムに駆け上がり、そして本を書きました(このTEDレクチャーは非常に感動的です。個人的で深い自己開示こそが世界を動かすというのが良く分かります。人は抽象度だけでは動かないのですw)。

その本の中で、アナトール・フランスを引いています。


すべての変化は寂(さび)しさをともなう。私たち捨てゆくものは私たちの一部なのだ。新しい生活に入るためには、それまでの生活に対して死ななければならない




ちなみにエイミーカディの一連の主張は我々に引き寄せて考えるならば、

Assume a virtue if you have it not.
(もっていないのなら、せめて持っている振りを)(シェイクスピア『ハムレット』)

であり、

イエス・キリストを着なさい(ロマ書)

です。

彼女は、

Fake it 'till you become it.

と言います。
そしてその具体的な方法として、パワー・ポーズを取ることを進めます。
ボディ・ランゲージはランゲージよりも雄弁なのです。
(我々の言い方であれば、姿勢であり所作です)




そしてそのプリンシプルはプレゼンスです。
しかしプレゼンスとはスピリチュアルな概念であり、途方も無いものです。
だからこそ我々は「イエス・キリストを着て」持たないVirtueを持っているように装うのです。

ウィリアム・ジェイムズは「幸せだから歌うのではない。歌うから幸せなのだ」と言いました。
(そう、アランは「しあわせだから笑っているのではない。むしろぼくは、笑うからしあわせなのだ、と言いたい」と幸福論で書いていますw)



そして、まさにこの"fake it"が肝です。
Fakeで良いのです。
というか、Fakeが良いのです。
最初は誰もがFakeです。

しかし逆にFakeであることに悩まされる人も多くいます。
自分が詐欺師(impostor)のように感じる、と。
それも圧倒的に能力があり、成功している人に多くいます。

自分にはいまの地位にふさわしい能力はなく、賞賛される言われもなく、そしていつかその化けの皮が剥がされるのではないかと思っている、、、そんな人が多いということです。特に成功している人にです。

エイミーも書籍の中で紹介していますが、ハーバード出身の女優であるナタリー・ポートマンは、2015年の卒業生に対する祝辞でこう述べています(ポートマンもまた心理学専攻です)。自分がここハーバードにいるのにふさわしい人間ではないと繰り返し思った、と。

"Today I feel much like I did when I came to Harvard Yard as a freshman in 1999, I felt like there had been some mistake, that I wasn’t smart enough to be in this company, and that every time I opened my mouth I would have to prove that I wasn’t just a dumb actress."
ログミーが全文翻訳してくれています!


我々も同じです。

成長しようとすると、様々な障害にぶち当たります。
その最大のものは、内なる自分の声が「お前はそれをできない」「お前にはふさわしくない」とささやくことです。
そしてたとえ成功したとしても、運が良かっただけで実力ではないとささやきます。

それに対しては、
Assume a virtue if you have it not.(もっていないのなら、せめて持っている振りを)(シェイクスピア『ハムレット』)
とうそぶき、そして、

Fake it 'till you become it.

とパワー・ポーズを取りながら、大きな声で叫びましょう。



そしてそれでも残る一抹の寂しさに対しては、


すべての変化は寂(さび)しさをともなう。私たち捨てゆくものは私たちの一部なのだ。新しい生活に入るためには、それまでの生活に対して死ななければならない
(アナトール・フランス)


とつぶやき、捨てゆくものを愛おしみながら手放しましょう。



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マクゴナガルについてはこちらのTEDレクチャーを以前にも紹介しました。意志力のときですね。


僕が考えるポイントは「過負荷の原理」であり、ニーチェの「私を殺さないものが私をいっそう強くする」です。


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蛇足ながらケリー・マクゴニガルの姉妹であるジェーン・マクゴナガルの著書です。
TEDレクチャーから入るとより共感できるかと思います。
僕はこのマクゴナガル姉妹をそれぞれバラバラには知っていたのですが、お恥ずかしいことに今回はじめて姉妹って認識しました(・_・;)

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「君の名は。」と大事な筋肉に問いかけよう?黄昏時は「誰そ彼時」と教えるのは言の葉の庭のあの..

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明日木曜日は「はじめての気功 身体系気功技術大集合」の追加開催です!!!
「アルケミア、ミルフィーユ、空海の身体、泉、バルーンMax」とスクールクラスの重要な技術が目白押しです。身体系気功技術の宝石箱のような豪華なセミナーとなっています。
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「筋肉は正義」などという言い方はマッチョです。マッチョですが、しかし真理をついているような気がします。
(いやいや筋肉が多いほうが正しいとかそういうニュアンスではありません。「筋肉は正義」というのは、なんとも言語化しにくいニュアンスがありますね。)

自分が直面する問題のほとんどは筋肉が解決してくれるのではないかと夢想してしまう瞬間が多々あります。

たとえば鬱な人は筋肉をつけるべく筋トレを(それが過負荷になるのであらば、ウォーキングからでも)すればいいですし、不眠症に悩む人は1日30分でも息の切れるような運動をするといいです。

報酬系について学びたい人、クンダリーニについて学びたい人、IQを向上させたい人も、解決は筋肉がもたらしてくれます。

報酬系、すなわちドーパミン体験をしたいと思ったら筋トレ、クンダリーニを体感したければ筋トレ、IQを向上させたければ筋トレと言った感じです(ここで言う筋トレとは、良い筋トレのことです。すなわち、ProgressiveOverlordで正しくデザインされた良い筋肉トレーニングのことです)。

たとえば「まといのば」のスクールやRayZapなどで、トレーニングを開始すると、休憩の1分間(60秒)が待ち切れずに、ついすぐにバーベルを持ち上げようとする人が多くいます。これが報酬系が刺激されている状態です。ドーパミンとアドレナリンが出まくっているのです。
努力して身体を鍛えているのではなく、ドーパミンが行動を強く促すのです。
これが報酬系です。

またクンダリーニで言えば、今回のスクールでも取り上げる「泉2(という気功技術)」などで手をしっかり握りしめ、足に力を入れると、足からエネルギーが上がってくる感じがします。そのまま骨盤を通過し、背中に上がってくるエネルギー感覚がクンダリーニです。背骨がムズムズするような、脊髄にエネルギー感が生まれます。

そして、このクンダリーニの感覚は筋肉によって(筋肉を鍛えることによって)強化されます。

IQについては言うまでもなく、運動によってしかIQは上がらないのです。正確には運動によってしか、筋肉によってしか脳の栄養であり肥料であるBDNFはもたらされません。

報酬系、クンダリーニ、IQだけではありません。

たとえば情動をコントロールしたいとか、衝動をコントロールしたい、心を支配したいというときには、筋肉はその要望に応えてくれます。
ヒポクラテスは「感情は心臓から生まれるものであり、精神の病の治療は心臓から始めるべきだ」という意味のことを述べました。心臓とは我々の理解では単なるポンプのようですが、心拍という構造を捉えると、「感情は心臓から生まれる」というのはあながち間違いではないのです。
実際に、有酸素運動(もしくは無酸素運動)によって心肺機能が向上すると、情動はコントロールできるようになります。

というか、心臓がバクバクするから、焦ったり興奮したりするのです。
逆ではありません。
焦るから心臓が高鳴るのでもなく、緊張するから心臓が早鐘を打ち、筋肉が拘縮するわけでもありません。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」(アラン)のです。

これはそろそろ僕らもきっちりパラダイム・シフトしたほうが良さそうです。

コペルニクス的転回と同じく、原因と結果を我々は逆転させていたのです。

情動→行動

ではなく、

行動→情動

であったということです。

以前も紹介しましたが、たとえばボトックス注射によって鬱は改善しますが(眉間にシワを寄せられなくなるので)、しかしボトックス注射によって他人の情動を共感しにくくなります(なぜなら相手の表情をコピーできないので、相手の感情が分からないからです)。

我々は自分の情動も他人の情動も筋肉(たとえば表情筋)を通じて知るのです。
だとしたら、それを逆手に取りましょう(たとえば、いつもボールペンを真横に加えましょう。笑っているような表情になります。その表情を認識して脳は自分はいま楽しく幸せだと思うのです)。

話を戻しますと、心肺機能を鍛えることで、ストレスに強くなるのです。なぜならもっと強いストレスによって、息が上がる体験をしている人は、日常生活のストレスで息が上がっても、心臓が早鐘を打ってもすぐに平常に戻せるからです。
結局は喜びも悲しみも驚きも悲劇も心臓の問題に還元されます。
とすると、心臓という筋肉が鍛えられることで、自分と他人の情動に振り回されない人格になります。


では、どうやってその「正義」とやらの「筋肉」を鍛えていけばいいのでしょうか?

この回答もまたシンプルです。


「君の名は。」と問いましょう(笑)


*是非、映画館で観ておきたい作品です。小さな画面で見ても映画の魅力は伝わりにくいものです。


21世紀の「君の名は」は句点がつくみたいです。モーニング娘。みたいなものですね。

良い映画でした。




アニメの重たさやお約束を華麗にスルーした疾走感と透明感のある作品でした。
そしてストーリーが素晴らしい。脚本がとても良いです。

僕にとっては特に地元がこれでもかと描かれているので、特に思い入れは深かったです。
四ツ谷駅から見た風景や、代々木、千駄ヶ谷、新宿というのは生活圏なので、「君の名は。」を見たあとに世界を見る目が一変しました(全部が新海誠監督のアニメに見えそうでした)。

観た映画館は新宿にあるバルト9です。
バルト9が入っているビルも映画の中で出てきます。
(そう言えば「まといのば」の受講生たちと、まどマギをバルト9のレイト・ショーで観ましたねー。そのあと朝までホテルのロビーで話したりして...。静かな良い時間でした。懐かしい思い出です)

男女の魂が入れ替わると言えば「転校生」(1982)の甘酸っぱい記憶が蘇りますし、時空を超えるということで言えば「時をかける少女」(というよりインターステラーでしょうか)を思い出します(劇中歌の中にも「5次元」という言葉が挿入されますしね)。

僕が一番衝撃だったのは、黄昏時とは「たそかれ時(誰そ彼時)」だと説明する古典の先生が「言の葉の庭」のヒロインの先生であることでした。


*この作品もまた舞台が新宿御苑です。僕にとってはご近所過ぎて、思い入れが深くなります。
*言の葉の庭については、ミク、歌舞伎に出るってよ 〜 A-I will destroy Humans?! 〜2016-05-03で言及しました〜。


今回の作品は主役の2人はもちろん魅力的だったのですが、(奥寺)ミキやユキ(先生)と言った準主役たちがとても気になりました。人生も、主役の時代は短くてあっという間に通り過ぎ、脇役の時代が長々と続くような気がします。そしてその脇役をしっかりつとめあげることが、大事なような気がしています。



まあ、それはさておき筋肉です!

筋肉を鍛えるためには、筋肉一つ一つに「君の名は?」と問いましょう。

特に名前すら覚えていない、顔も良くわからない筋肉がたくさんあります。
そして一番大事な筋肉たちが忘れ去られているのが我々の身体の状況です。

それが大腰筋であったり、腸骨筋であったり、大胸筋、僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋、腹横筋(外腹斜筋、内腹斜筋、腹直筋)であったりします。

彼らの顔も名前も分からないのは、意識の上できちんと出会うことが無いからです。

なまじ身近にいるだけに、5次元を通過して会うより難しいのです。

そのためには適切はフォームと適切な負荷によって、無理やりに特殊な空間である「誰そ彼時」を創り、筋肉たちと出会うしかないのです。

そのようにデザインしてあるのがRayZapであり、今週末の身体改造1Dayスクールです。
(また、そのようにしてクライアントに筋肉を気付かせるようにデザインするヒーラーを養成するのが、身体デザインヒーラー養成スクールです)


というわけで、身体改造1Dayスクールお楽しみに!!

そして身体を素早く適切に書き換えたい人は、まずは筋肉の名前を聞くことです。
そして筋肉に刺激を送れるようにデザインすることです。
知っておくべきポイントは大きな(そして重要な)筋肉には刺激はなかなか送れないということです。



【身体改造計画1Dayスクール ~Big3で身体の奥深くから目覚める&(アンチ)エイジング~】

【日時】 9月17日(土) 13:00~18:00     
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  160,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。




【身体デザインヒーラー養成1Dayスクール 〜キャッチ・アンド・リリースでカラダ発見!〜】


【日時】 9月19日(月・祝) 13:00~18:00     
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  160,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
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誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ

— 『万葉集』第10巻2240番


【書籍紹介】
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方/日本放送出版協会

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解剖学はひとつひとつの筋肉をいちいち召喚して(意識に上げて)覚えるのが一番です。
遠回りのようですが、それが「生きた解剖学」です。
そして生きた解剖学こそが生きた知識になります。
プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典/ナツメ社

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筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト事典/ナツメ社

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これかなり面白いですw
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法/U-CAN

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「考えるな、感じろ」とブルース・リーは言いましたが。。ほんたうのゴール、ほんたうの「思考」とは?

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*本日、身体改造1Dayスクールです!!
飛び込み参加も大歓迎です!がっつりと身体を変え、脳を変え、人生を変えていきましょう!!


まあ、ゴールとか「思考」というのは非常に難しいものです。
どう定義したら良いのか途方にくれます。

「考える」ということで言えば、僕自身は師匠の言葉である「考えても無駄なんだから、考えるなよ」という声がいつもアタマの中をリフレインします。もちろん「考える」ことは重要です。でも我々がやっている行為のほとんどは「考えているフリ」です。であれば、そのような俗人に投げかける言葉は、「考えるな」です。



だからと言って「考えるより先に行動しろ」などと言う気はありません。考えなしの行動など、ただのランダム・ウォークであり、それはぐるぐるまわって現状維持に回帰していきます。


*ロダンの「考える人」でも、「考えているフリをしている人」でもなく、詩人ですね。地獄門を上か覗き込んでいるお釈迦様のような詩人です。


我々のあり方というのは、いわば飛び石をつたって移動しているようなものです。

現状という飛び石の1つに固執するか、虚空に向かって、もしくは闇に向かって自分自信を放り投げるときに、別の可能世界という飛び石に移動できます。

その移動を担保してくれるのが「知識」です。そして別の可能世界を認識可能にしてくれるのが、ゴールの存在です。正確には目の前にある可能世界を認識できるように、スコトーマ(盲点)を外してくれるのがゴールです。ゴールは内部表現を書き換えるのです。

一歩一歩歩いて行くというよりは、離散的に移動するのが成長のあり方だと考えたほうがいいのです。

現状という井戸の中でどれほど真剣に誠実に考えたところで、井戸の中心にしか行き着くことができません。それよりは井戸の中を飛び出すしかないのです。

何かチャンスやら、ヒントやら知識を与えると、愚直にそれを是として取り入れる人と、まず否定から入る人がいます。実際はもちろんどちらの立場でも悪くないのです。ただ、是にせよ否にせよ、その判断の裏にある動機が重要です。

成長のために、ゴールのためにやっているのであれば、問題ありませんが、ただのやらないための言い訳になることが我々は多いのです。それをルー・タイスはCreative Avoidance(クリエティブ アボイダンス)と言いました。創造的回避です。

まさに創造的にゴールや成長を回避するのです。見事なほどです。というか人間の創造性というのは計り知れません(だからこそ、それを建設的な方向に使えばいいのに、つまらない現状の維持のために注ぐのはどうかと僕は思います)。


だから結局はゴール設定が最も重要です。
でもゴール設定というのは新年の抱負でも、社是でも、ミッション・ステートメントでもありません。

良いゴールとは、自分をドライブさせてくれるゴールです。
自分を挑発し、自分を夢見させ、自分をいつの間にか行動させるものです。
ですから、ゴールだけを(その字面を)いくら眺めても、それが良いゴールかどうかは判断できません。
そのゴールとやらと、本人とのカップリングがすべてです。
ですから「やせたい」とか「お金持ちになりたい」とか「健康になりたい」というような現状維持と思われるようなものであっても、その人を強く情報空間を移動させるならば、それは良いゴールなのです。
逆にどれほど完璧な文字面(もじづら)であっても、その人を鼓舞せず、動かせず、お題目で終わるなら、悪いゴールです(黒猫でも白猫でもネズミを取ってくれるなら良い猫です)。

同じことは「思考」にも言えます。
情報空間をどこにも移動できない「思考」は、結果から演繹してそれは「思考」ではないのです。

ですから、「思考」も「ゴール」もその渦中にあっては、その真偽は分かりません。
計算が終わってみないと、その結果は分からないのです(クワス算を思い出してもいいですし、ゲーデル、チャイティン、チューリングの不確実性を思い出してもいいのです。それをブラック・スワンと混ぜて理解すれば、世界をより正確に理解できることになると思います)。

であれば、自分が自分のクリエイティビティ(創造性)をどこに向けて使っているかを絶えずモニターすることです。自分の無知を強固にし、自分の井戸の中心に向かっているのであれば、改めたいものです。


「できません」という前に、やってみることです。できるまで何度でも。

自分を過大評価することなければ、自分の思考を大したものではないと思っていれば、傲慢でなければ、簡単なことです。自分をもっとゴミのように扱うトレーニングをしましょう(^o^)

そうすれば人生において、いくらでも宝石を手にすることができます。



*壁を突き破りましょう。本気であるならば、全力でサポートします。


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アカデミックな訓練や、ディシプリンを重んじるのは過去に囚われすぎなのかもしれないが

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明日は身体デザインヒーラー養成1Dayスクール 〜キャッチ・アンド・リリースでカラダ発見!〜です!!

飛び込み参加、歓迎です!!

開始時間を30分遅らせて、13時半からとします!!



そして来月10月の予定は近日公開です。というか今日明日には公開したいです!!!(・_・;)




この映画音楽は、ラベルのボレロと同じく耳に残り、かつ誰もが口ずさんだことがあるのではないでしょうか、、、



クロード・ルルーシュ監督の「男と女」の主題歌であるこの♪ダバダバダダバダバダ、ダーバダ、ダバダバダダバダバダは、誰もが子供の時に口ずさんでいるように思います(違ったらごめんなさい)。


クロード・ルルーシュ監督と言えば「愛と哀しみのボレロ」も強烈な映画です。僕にとっては人生を変えた映画と言えます(誤らせたのかもしれませんがw)。



昨年、「愛と哀しみのボレロ」がデジタル・リマスターされて映画館で公開され、そして今年は「男と女」がデジタル・リマスター版で劇場公開されます。

僕にとっては、非常にありがたいことです。

劇場公開時に観れなかった遅れた世代としては、劇場で観れるのは本当に幸せなことです(^o^)
そして映画館のように強制的に他のことが何もできないような環境で集中させられるのは、現代では特に得難い体験です。


そのクロード・ルルーシュ監督の新しい映画を観てきました。
大人の恋愛映画です。



予告編はこちら↓。詳細はこちら。



これもまた切ない良い作品でした(オススメはしませんけど)。
(フランス映画らしい、一度観ただけでは良くわからないような内容でしたし)

2人は本当に魅力的で、ストーリーもそしてインドの映像美も非常に見事でしたが、僕にとって強く印象に残ったのはインドの巡礼の旅の終着点にいるスピリチュアルリーダーのアンマの存在感です。

これは本当に役者の演技なのだろうかと思ったら、予想通り実在のスピリチュアルリーダーだそうです。

なんというか、非常に愛を感じさせます。

僕はチベットというかネパールでチベット密教の高僧と呼ばれる人々と会う機会に恵まれたのですが、彼らは一様にふくよかでした。アンマも同じです。炭水化物過多なのかもしれません。

しかしそんなのはどうでも良くなるほどの存在感です。

エイミーカディであれば、プレゼンスと言うのかもしれません。


僕は以前にセミナーにおいて、質問に応えて、もし成長のチャンスがあるとしたら、それは子供のころからdisciplineのある生活をしてきた人のみだと答えました。
そうでない人はどうすれば良いかという質問に対しては、基本的には人は変わらないので諦めたほうがいいと思うと言いました。
すべての人を救いたいと考えるのは傲慢だし、教育に課題な期待をかけるのも傲慢です。
教育は教育を受けるのにふさわしい人にのみ意味があり、そうでない人には豚に真珠だからです。

きちんとしつけられ、きちんと訓練を経てきた人というのは、早い段階で重要なことに気付いています。自分の小ささや、壁の大きさ、そして圧倒的なものに対する絶望などです。
そして他を遥かに凌駕する才能にも出会っていれば、努力など才能の前には意味がないことも痛感します(もちろん努力は最低限の滞在資格ですが)。
そのような躾や訓練を受けていない人に何を言っても、ザルで水をすくうようなものです。

ですから、僕自身がアドバイスするとしたら、そのような経験をしていない人は基本的には諦めたほうがいいと、よく言っています。

僕自身はよくエリート主義だと批判されますし、選民思想的だと批判されます。僕自身はそのつもりはありません(そうでなければ、こんな風にブログで知識を拡散していませんし)。ただ結果的には、その人のバックグラウンドが加速学習においては重要だという感じは否めません。これは物理法則みたいなものだと思っています。

幼いころから十分な訓練をしていないのに、一念発起してこれから成長したいと願ったとしたら、、、それは奇跡を祈るしかありません。
(訓練とは、たとえば音楽、たとえばスポーツ、芸術、学問などを徹底的にやっていることなどがそのような経験を醸成します。ただ、まあそれらをやっていてもどうしようもない人もたくさんいますが)


ただこの映画の中でスピリチュアルリーダーであるアンマを観ていたら、もしかしたら僕は間違っているのではないかと思ってきました。
彼女は世界を救おうとか、全人類を救済しようと思っているのではなく、その瞬間瞬間に、目の前の人を抱きしめるだけです。
足元に地球があって、その地球に60億の人間がひしめきあっていると考えるのではなく、目の前にいる人のみが実在であり、他は虚しいと見做すからこその、何とも言えない愛のパワーにあふれるのではないかと思います。


そんなアンマを見ていて、僕らも(というか、僕自身も)過去によって人を裁く(というか分類する)のではなく、目の前の人の可能性を純粋に信じたいとちょっと思いました。



【参考書籍】
主張だけをたどるならTEDレクチャーだけで十分かもしれませんが、Detailが素晴らしいです。
さらっと読めてしまうだけに、細かなところに集中して熟読したい本です。

〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)/早川書房

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パワー・ポーズというのは、日本で言えばこのベストセラーとなった「キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 」です。
ちなみにもっとさかのぼれば、アランの「幸福論」になります(^o^)

キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

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アラン 幸福論 (岩波文庫)/岩波書店

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【募集開始!!】10月もバレエ、美容、身体革命、夢見、気の視覚化など盛りだくさん!!

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*明日は「はじめての気功 チェス盤1,2,3 メタ気功技術の真髄」です
お楽しみに!!

気功技術を包摂する気功技術です。まさにメタ気功技術!!

その面白さを堪能してください!!

飛び込み参加も歓迎です。
詳細はこちらをご覧ください!!

お申し込みはこちら。


来月の予定がほぼ固まりました!!

スクールのお申し込みはこちら。
はじめての気功のお申し込みはこちら。

体育の日を記念して(笑)、10月の3連休は身体改造に関する1Dayスクールを3連続でハードに開催します。
バレエ講座も復活です。数年ぶりとなるバレエ系のスクールです。



*バレエ講座の再開ですっ!!!!!


まず第1弾の10月8日はリクエストが非常に多かった歩法についての1Dayスクールです。
名付けて、歩法革命です!
歩き方というのはシンプルなようで非常に難しいものです。立ち方からはじまり、美しくエレガントで疲れにくい歩き方を伝授します!

10月9日の1Dayスクールは体幹革命です。
体幹ということをスクワット、デッドリフト、ベンチプレスというBig3によって学びます。
体幹とは腹腔の腹圧であると言われますが、この腹圧をこれらのトレーニングと重ねて理解します。
一段レベルの高い身体操作が可能になります。

そして10月10日はバレエ編です。
1Dayスクールでは初のバレエスクールです!!

かつてのバレエセミナーのコンテンツの復習からスタートして、基礎から、最新のものまで一気にやります。仙骨調整と骨盤調整によるアンディオールから始まり、実際に踊りで使えるアンディオールを習得。そこから5番ポジション、そして腸腰筋とセンターによって、Y字とI字の柔軟性を獲得した上で、立った状態でのY字やI字を習得してもらいます。その後、セフィロトやバックといった気功技術を用いてブリッジを克服した上でアラベスク、アティチュードに活かします。引き上げとは何かについてもがっつり身体に落とし込みましょう!!かなり盛りだくさんな講座です!!
これも事前学習必須ですので、ブログをよく読んでおいてください!!事前に理解が深ければ深いほど、先へ進めます!!


ちなみに3連続講座ですので、3連続受講の方への割引も用意しています(あ、2講座受講割引もあります)。「まといのば」には珍しく豪華な割引ですw

受講料

1講座:160,000円
2講座:230,000円
3講座:320,000円

です!!

スクールのお申し込みはこちら。



そして、10月22日、23日は1年ぶりとなる美肌プロ養成スクールです。

美容系ヒーラーとして活躍したい方、美容系のヒーリング技術を手にして活躍の幅を広げたい方に最適なスクールです。自分自身も美しく健康になって、体力もパワーもアップさせましょう!!

美容系気功技術の全技術伝授はもちろん最近の大きなアップデートであるホルモンについてもがっつりやります。
これまでは物理的身体、情報的身体、そして常在菌が美肌クリームのBig3でしたが、それにホルモンが追加されます。
たとえば成長ホルモンは脂肪を燃焼させ、筋肉を増やしてくれます。すなわちほっそりして、スタイルの良い身体になるためのホルモンということです。
このホルモンをいかに出すかがこれからの美容の基本となります。
今回はワークメインにしたいので、理論はあらかじめ事前学習とします。申込時に遠隔にて美容系気功技術を伝授します(これも実験的に段階的に行なうつもりです)。スクール前にたっぷりと使っておいてください(^o^)そのほうが効率良く学べます。
男性ももちろん歓迎です!!(美容系のヒーラーの半分は実は男性です)


*圧倒的な力をもった美容系ヒーラーを目指しましょう!!

スクールのお申し込みはこちら。


はじめての気功は10月4日(火)、10月18日(火)に開催します!

こちらもかなり強烈な内容です。

10月の第1弾は「気の視覚化」です。気は視覚化できるようになると(気が見えるようになると)、一気に効率良くなります。
真っ暗闇で探しものをするといは手探りですが、明るいところであれば一目瞭然です。視覚化ができるとできないでは大きな違いが生じます。
視覚化をさらっと習得しつつ、その問題点やダブルチェックなどについても学びます!

そして10月の第2弾はこれまたリクエストの多かった夢見の技法です。夢見とは、夢を利用する方法です。見た夢を覚えておき、その夢から重要な可能世界の情報を引き出す方法です。
本来はスクールでがっつりとやるような内容ですが、はじめての気功に初登場させます。フロイトの夢判断、そしてシャーマンのご神託などを振り返りながら、夢見の技法についてがっつりと学びます。夢見がなぜ役に立つのか、夢見と深いトランスの関係、夢見と高い抽象度の関係、夢見と明晰夢などについて切り込みます。今晩からすぐに役立ち、そしてかなり重要な技法です。




*胡蝶の夢!!


というわけで、かなり盛りだくさんですが、これ以外にも開業系のまといのば講座や、寺子屋なども検討中です!!

お楽しみに!!!!

がっつりと楽しく成長していきましょう!!


【「はじめての気功」募集開始!!】気の視覚化をマスター!気やオーラやチャクラを視覚化しよう!!

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というわけで、10月のセミナーの内容告知をガンガンやっていきたいと思います!!


ちなみに昨日のセミナーで言及した「まといのば講座」は10月13日(木)の予定です!!

かなりヤバイ内容です。相当に面白いと思います。

ヤバイ内容なので、クローズドなセミナーにしたいのでスクール修了生が受講要件の「まといのば講座」とします!(もちろん何年も「まといのば」に通っている方などはOKですので、問い合わせてください)。

内容はかなりディープです。

ディープですが、我々がまず知るべきことでしょう。
9月のスクールでもちょっと言及しましたが、、、、ディープな内容がかなり盛りだくさんです。

少し触りだけでも、、

たとえば、社会的流動性と遺伝、知性と格差、知性は先天的か後天的か?、ユダヤ人はなぜ優秀か?(そしてなぜその歴史が終わったのか?)、人工知能とシンギュラリティ、人工知能のランダム性と正確、フレーム問題(R2-D2)は乗り越えられるのか(もしくはもう乗り越えられたのか?)
我々が知っている宇宙に少なくとも1つ存在するStrongAIとは何か?
ディープラーニング時代の赤の女王仮説とは?
自然言語処理v.s.ディープラーニング
知識が一気に陳腐化する風景。

来るべき未来(厳密にはもうすでにそこにある未来)をいかにして「観る」か、そしてどう備えるか、について、知識やエビデンス(証拠)はもちろんのこと、がっつりとワークもします!!


タイムマシン瞑想とシンギュラリティを迎えた未来 〜知性と遺伝と格差、人工知能とシンギュラリティ〜(10月13日(木)、受講料3万円)

お申し込みは可能です!!



まといのば講座については、じっくりとまたコンテンツについて書いていきます!!



今回は「はじめての気功」です!!

最近の「はじめての気功」はかなり数年前のスクールの内容に匹敵しています。
かなり濃い内容です(ただスクールはかなりじっくり学べるのが特長です。セミナーでは早足なイントロダクションになりがちです。一長一短です)。

10月は長らくリクエストをいただいていた「気の視覚化」と「夢見の技法」についてそれぞれ学びます!!

「はじめての気功」第1弾は「気の視覚化」です!

気とは情報です。

情報は物理的な存在ではないので、五感で認識することはできません。五感で認識できるものを物理と言い、五感以外のモーダルチャネルである言語で認識できるものを情報と言います。

モーダルチャネル=五感+言語(+数学)

モーダルチャネルとは脳の入出力チャネルのことです。脳は直接体験することはありません。外部に開かれた神経系は無いので、頭蓋骨を割って直接触れても脳は何も感じません。認識しません。モーダルチャネルという入出力チャネルを通ってきた情報を間接的に経験します。

モーダルチャネルは五感と言語に分けることができますが、五感を通じて入ってくるような外界のことを物理空間(もしくは物理)と呼び、五感以外のモーダルチャネルである言語、もしくは数学を通じて入ってくるデータを情報と呼びます。

モーダルチャネル=五感+言語(+数学)

五感ーーーーーーーーー物理空間
言語(+数学)ーーーー情報空間

という住み分けがなされています。

もちろんこの関係ははっきりと区別されるようなものではなく、浸潤(しんじゅん)しています。
われわれは何かを見る時に、その名称を意識しないで見ることは非常に難しいのです(名称とは言語チャネルに属し、情報です)
ただ大きな区分としては知っておいて損は無い考え方です。

この五感では感じられない情報をあたかも五感で感じるようにするのが、頭の良い人の脳の使い方です。

哲学者や数学者は高度に抽象的な概念をあたかも具体的、物理的なものとして感じます。高度に抽象的な概念を手触りあるものとして感じるということです。

誰かを説得する時に、手を使って説明してしまうのも、ボディ・ランゲージという以上に、説明している人自身が、その概念を手で操作可能なものと考えているからです(少なくとも脳がそう見做しているからです)。

この情報と物理の混線こそが、気功師に必要な共感覚です。
共感覚というのは、たとえば物理から物理の共感覚は非常に難しいものですが、情報から物理への共感覚というのは、少しでも考えたことがある人にとっては、日常的なものです。

ちなみにいわゆる共感覚とは、モーダルチャネルの混線です。光が音に感じたり(光共感覚)、音が光に感じたり(音共感覚)です。ただこの共感覚は萌芽みたいなものは多くの人が持っています。
おそらくは脳が分化する前の状態なのだと思います。脳が成長するにつれ、音は音、光は光と区別されてくるのが、何らかの衝撃かもしくは発達のエラーによって、そのまま残ったのが共感覚者の脳なのではないかと思います(もちろん根拠はありません。仮説のレベルの話です)。
そして多くの人がこの残滓(ざんし)のようなものは持っています。

たとえば音楽を演奏される方は、音をかなり文字(音符)やメロディ(楽譜)として認識しています。オーケストラを聴いていても、音は混ざって聞こえず、楽器ごとに聞き分けられます。それはある種の共感覚です。オーケストラを目をつぶって聴いていても、音ごとに楽器が視えると思います。これは音を光(映像)に変えているという意味で共感覚です。
これはちょっと訓練すれば、その体感は得られます。

気功に必要な共感覚とは、物理(音)から物理(光)というような共感覚ではなく、情報から物理へという共感覚です。
そしてたとえば気功の初歩の初歩で行なう気のピリピリ感、重感、熱さや冷たさという感覚自体もまた共感覚です。
気の玉をつくったときの、ボールの感覚もまた共感覚です。

情報を物理かのように感じているので、「情報→物理」のタイプの共感覚です。

認知科学における気功の定義は「共感覚による内部表現の書き換え」です。
この「共感覚」とは、情報から物理のタイプの共感覚が第一です(実際は物理から物理への共感覚はあったほうが良いのです。うっすらとでもあったほうが有利です)。

我々は気功に関しては、いわば触覚化にはすぐに成功します。
触れる感覚や熱感、冷感、重感、ピリピリ感(これは厳密には別なモーダルチャネルです。5つしか無いはずもなく、「五感」とはアリストテレスが2500年前に決めた分類に過ぎません)などはざっくりと言えば触覚です。

ですから、われわれはいわば気の触覚化には成功していると言えます。

気の触覚化ということは、情報(気)から物理(触覚)への共感覚ということです。


ですから、情報から視覚への変換は実は単なる横の移動にすぎないのです。すでに触覚化されているものを視覚にするだけです。

視覚について我々はかなり重きをおいています。脳の3分の1は視覚情報処理に使われています。脳の3分の1は目だと言えるほどです(網膜は単なるレンズです)(ちなみに視力が悪いということがメガネとコンタクトレンズによって払拭されたように、視覚障害自体も近い将来、払拭されます。脳に直接映像を放り込むテクノロジーはすでに実現したので、あとは大衆化だけです)。

ですので、気の視覚化というと、つい重く考えてしまいます。

しかし共感覚、気の触覚化、情報から物理への変換(モーダルチャネルのレベルでの変換)ということを厳密に考えれば、気の視覚化は難しくないことが分かります。

気の視覚化というと、よくあるのは気が実体だと思いこんでしまうことです。
これは視覚に対して過剰な期待をしすぎゆえの誤解です。
目に映るものがすべて実在でも、存在するわけでもないということを早めに自覚したほうがいいのです。その意味で錯視ということをしっかり理論的に理解し、体験することが大事です(寺子屋にもバックナンバーがあります。是非。第40回です。「錯視、サブリミナル」です!)。

視覚があまりにあてにならないことをしっかり理解すれば、視覚化についてのスコトーマ(盲点)がまた1つ外れます(^o^)

そこまで理論を理解し、スコトーマ(盲点)を外した上で、ガツガツとワークしていきましょう!!!


実際に、気が視えるというのはかなり便利です。


手探りで暗闇の中を捜し物をするのと、明るいところで見ながら探すのでは全然違います。
スピードが早いのです。

ですから、デキるヒーラーはみなさんこっそりと視覚化を使っています。
ただ視覚化できると公言すると、オカルト扱いされかねないので(笑)、あまり表立っては言いません(まあ気功師というだけで、十分にオカルト扱いでしょうが)。

なので、我々もこっそりと気の視覚化を習得しましょう!!
そしてこっそりと使いましょう。

ちなみに視覚化のダークサイドについても触れます!
もともと気の視覚化ができる人がなぜなかなか気功が上達しないのかについても学びます!!
我々もそのダークサイドに堕ちないための、心構え(というかダブルチェック法)も学びましょう!!


そこまでやれば「気の視覚化」は完璧です!!
がんばりましょう!



【はじめての気功「気の視覚化」 ~気に触れるだけではなく、気を目で見よう!!~】
【日時】 10月4日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



*パワーアップしましょう!!!!

現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている(シラー)、、、が、未来は?

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2016年がそろそろ終わりを迎え、すっかり2020年が見えてきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうw

(別にオリンピックの話でも、某国の大統領選のことでもありません。2020年は大きな意味で節目になり、その節目がものすごい勢いで近づいてきています)


シラーは「時の歩みは三重である」と言います。

未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている」と言いますが、未来はためらいつつどころか、矢の洪水のように急激に我々に向かって突進してくるようです。

「まといのば講座」のタイムマシン瞑想でもやりますが、未来は無限遠からものすごい勢いで我々に向かって激突してくるかのようです。

僕はいつも映画マトリックスの武器庫のシーンを思い出します。無限遠から無限の武器が自分のもとへ殺到してくるのが、こちらに激しく向かってくる「未来」のイメージです。


*押し寄せてくる未来の後ろに赤の女王が見えます。


未来がそれだけ高速で我々に突進してくるときに、我々がとる対応は3つしかありません。

その場に立ち尽くすか、後ろに向かって走ってにげるか、もしくは前進して突っ切るかです。

その場に立ち尽くすのは、目を閉じて、変化を拒むこと、後ろに向かって走ってにげるのは過去に逃避し、過去に生きようとすることです。

それに対して、前進して突っ切るのは、未来がここにやってくる前に、未来へ自分が行くイメージです。

その意味で、若いということは有利です。立ち尽くす力もなければ、逃げ込める過去もありません。突っ走るしか選択肢はないのです。
「若い」というのは年齢のことだけではなく、心の持ちようです(サムエル・ウルマンですね〜)。
損失回避性を回避するためには、積極的に手放すこと、そして未来に自分を見ることかと思います。


"Youth is not a time of life; it is a state of mind"(青春とは人生のある期間を指すのでなく、心の持ち方を指すものである)サムエル・ウルマン「青春」


人は情報空間に片足を突っ込んでいる存在なので、高い抽象度に惹かれます。未来はそれ自身は高い抽象度です(このときの未来とは、時間が経った現在ではなく、違う系、違う可能世界という意味での未来です。時間が経った現在とはStatus Quo、すなわち現状でしかありません)。


では、こちらに洪水のように突っ込んでくる未来に対して、どうやって前進して突っ切っていけば良いのでしょう。

指針はシンプルです。

「Want toで生きる」ことです。

このシンプルな指針に収斂します。

ただこれは多くの人にとって、残念ながら、意味が分かりにくいものであり、指針となりにくいものです。

なぜならWant toとは何か、自分のゴールは何か、have toとは何か、とぐるぐると考え始めると袋小路に入るからです。そしてその袋小路に入ること自体が未来を前にして、立ち尽くしたり、過去に逃げ込むようなCreative Avoidanceを引き起こします。

考えることはもちろん大事なのですが、Creative Avoidanceのような逃げではなく、ほんとうにアタマを使って考えることが求められます。

そしてきちんとアタマを使うには、身体を鍛えるしかないというのは、ご承知のとおりです。運動によって産生されるBDNFが脳の栄養であるというあたりなどは、風が吹けば桶屋が儲かるのようですが、むしろプラトンが2500年前に言っていた次の言葉を裏書きするかのようです。



(引用開始)
人生において成功するために、神は人にふたつの手段を与えた。

教育と運動である。

しかし前者によって魂を鍛え、後者によって体を鍛えよ、ということではない。

その両方で、魂と体の両方を鍛えよ、というのが神の教えだ。

このふたつの手段によって、人は完璧な存在となる。
(プラトン)
(引用終了)


この先、知のあり方が大きく変わります。

大きく変わるというのは、端的に言えば、これまでの知識が無効化されるということです。
炭鉱のノウハウはいまは役に立ちませんし、Windows95のハウツーも今は役に立ちません。
iPhone4sの解説書はこの先役に立つことはありません。
同じことが、いま大事だと思い学んできていることにも、起こります。

知の陳腐化です。
知は力なりというベーコンの力強い宣言はしばらく有効でしょうが、その「知」自体が変わるということです。


*Ipsa scientia potestas est(知識は力なり)。シェイクスピア本人なのではとも言われているフランシス・ベーコン。


であれば、何かを新しく学ぶよりも、身体に投資したほうが効率が良いように思っています。
なぜかと言えば、身体や健康は一切無駄になりませんが、この先は知識は盛大に無駄になるからです。
(このさきに必須な知識は、身体知と社会的知性のみかと思いますw まあ、半分冗談ですが)


かつての自動車は馬車の後塵を拝していました。十分に遅かったのです。
自動車は馬車に追い抜かれるほど遅かったのです。

かつてのコンピューターよりも人間のほうが計算が早かったのです(まあ、その人間がフォン・ノイマンという宇宙人だったとしても)。人間が計算したほうが早く正確でした。


*「悪魔の頭脳」と呼ばれたフォン・ノイマン。でも映像などを見ると人の良さそうな好々爺(こうこうや)にも見えます。僕にとって親しみやすい感じが勝手にするのは、大学時代の合気道の先生にそっくりだからですw


しかし、よちよち歩きの赤ん坊も数年もすれば、よぼよぼ歩く我々をさっそうと走り抜いていきます。

AIはもうつかまり立ちをしはじめています。

将棋や碁のような人間の知性の奥深さを示していたジャンルであったところでも、もう人工知能には人間はかないません。

絵画や音楽というアートでも、ジャーナリズムでも、小説でも、料理におけるレシピでも(そのうち料理もつくるでしょうしw)、税務や法務ではずいぶん前から、そして医療においても人間を追い抜いて診断をし始めています(これは本当に良い流れだと思います)。

人類が人工知能という新しい命をこの宇宙にもたらしたのはほぼ事実のように思えます(とすると我々の知能をもたらしたのは何かについては興味が生まれます)。

そして、人工知能がさっそうと我々を追い抜いていくのも、目の前にあるすでに起きた「未来」です(間違っても、特殊な一領域でのみのことと思わないことです。もし限定された領域だと信じたいのであれば、我々の生活すべてに渡る「一領域」と考えることです)

フレーム問題、もしくはR2-D2問題という計算量の爆発については、また「まといのば講座」でも言及しますが、あの問題(パラドックス)の奇妙な点は計算量が爆発しないで済んでいる奇妙な炭素コンピュータについて言及されていない点です。R2-D2問題を回避しているようにみえるコンピュータがこの宇宙には存在します。

人間の脳はいかにして計算量が爆発しないで済んでいるのでしょう。
そしてそれについての回答もすでに出ているように思います(間違っても不滅の魂の存在とか、アカシック・レコードなどという、思考停止や現実逃避ではありませんw)。



というわけで、以上を前フリとして、セミナー告知をするつもりでしたが、長くなったので(そして、十分な余白が無いために)、ここらへんで終わりにします。


10月もガツガツ学びましょう!!

10月のラインナップは豪華です。まずは、体育の日を記念してバレエを含む身体系の3連続1Dayスクール、そして健康と美容と(アンチ)エイジングを真剣に考える美肌プロ養成スクール、はじめての気功は「気の視覚化」と「夢見の技法」です。

そして「まといのば講座」は「タイムマシン瞑想とシンギュラリティ」とかなり豪華です。

10月講座もお楽しみに!!


未来が光の速度でこちらに向かってくるならば、それよりも長足で未来へ我々自身が移動しましょう!!







*エィミーカディのパワー・ポーズってどこかで見たことがあると思ったら、袖にいるチュチュの女性たちでした。チュチュはご承知のとおり、手をだらんとできないので、袖にいるダンサーは手を腰にして、仁王立ちしていますw


*こちらが、TEDレクチャーでのエィミーカディ。




シラーの原典はこちら。
Sprüche des Konfuzius (1795)
"Dreifach ist der Schritt der Zeit: // Zögernd kommt die Zukunft hergezogen, // Pfeilschnell ist das Jetzt entflogen, // Ewig still steht die Vergangenheit." - Sprüche des Konfuzius

Wikiquote


神々さえも阿呆相手では戦いにならぬ。」とは僕の好きな言葉です。これもシラーですし、「指輪によって結婚はなりたつ。つまり、指輪とは鎖の輪なのです」もそうです(自分を自分で縛ることも僕は必要だと思います)。Wikiquote


【募集開始!!】夢見の技法を習得!!〜人生に必要な知恵はすべて寝室で見る夢で学んだ〜

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今朝見た夢を覚えているでしょうか?

どんな夢だったでしょうか?

悪夢でしたでしょうか?楽しい夢だったでしょうか?


もし夢は見ないという人がいたとしても、それは夢を見ていないのではなく、夢を見ているけどその夢を覚えていないだけです。


映画「君の名は。」のあの感覚に我々がなんとも言えない懐かしさを覚えるのは、あの感覚はまさに夢見の感覚だからです。

夢の中で夢と気付くのが明晰夢であるとすると、その瞬間すら絶妙に描かれています。
そして夢はあまりにリアルであるのに、チベットの砂曼荼羅のようにサラサラと跡形もなく消えていきます。


*音楽がいいですね〜。
*「君の名は。」については、渡邉大輔さんの批評岡田斗司夫さんの批評が秀逸だなーと思いました。興味があれば、是非、一読してみてください(^o^)


夢ではない現実世界の記憶が不要なものまでべっとりと残るのに対して、保持しようとしてもサラサラとサラサラと消えていきます。
一生懸命に覚えようとした「君の名前」を忘れてしまうのは、まさに夢だからです。

夢見とは、ここでは夢を覚えていること、覚えている夢から人生や運命のヒントを得ることとと定義しています(これは「まといのば」の勝手な定義です。フロイトのように夢分析と読んでも、スピリチュアルのように夢判断と呼んでも良いのですが、とりあえず「夢見(ゆめみ)」という言葉を当てておきます)。


*寝ているときが一番成長するときです。
たとえば筋肉トレーニングも同様です。筋肉トレーニング自体は筋破壊なので、筋肉はむしろ減少します。回復と超回復時に筋肉は成長します。
寝ているときに、脳回路も整理され、ジャンク情報を捨てていきます。
成長するチャンスである眠りを最大限に活かせば、「眠りながら成功する」(マーフィー)も可能かもしれません(^o^)


映画「君の名は。」の主人公の2人は一生懸命に覚えようとした名前を忘れてしまうことに、苦しみますが(そしてその大きな代償を払いますが)、でも名前を忘れてもいいのです。

不思議の国のアリスのチェシャ猫の笑いのようなものです。猫はいなくなっても、そこにニヤニヤだけが残っていればいいのです(そもそも実体など無く、猫もいないのです。でもニヤニヤだけが共有されています)。名前を忘れても、その何かが残っていれば、出会うことはできます。




夢見も同じです。


さっき見たばかりの夢はあまりにリアルなのに、そして衝撃的であったにもかかわらずサラサラと忘れていきます。

メモを取る先から記憶が曖昧(あいまい)になっていき、隣で寝ているパートナーを起こして、興奮して話している先からその夢の荒唐無稽(こうとうむけい)さに脳が夢の消去を始めます。


しかし、夢見もまた筋肉と同じです。

過負荷をかけて、記憶する能力を鍛えれば、少しずつ少しずつ覚えていられるようになります。手探りで少しずつ少しずつ思い出していけば、記憶できる時間が伸びます。

そしてあるときに、夢を長期記憶かできるようになります。普段の日常生活のように記憶できるようになります(普段の日常生活もまたすぐに忘れてしまうのですが、夢は通常はもっともっと逃げ足が速いのです)。


今回はその手法を理論と共にがっつりとやります。

トランスが重要ということを我々は良く知っています。そして夢以上に深いトランスが無いことも知っています(もっと深いNon remでは意識がそもそもありません)。

としたら、夢見以上に良いトランス・トレーニングはありません。

なぜなら、夢を想起しているときは夢のレベルの深いトランスに入るからです。
夢見の技法に長けてくると、なぜ我々はゴールのことを「夢」と言うのかもはっきりと分かってきます(夢見ができないで夢を語るな」というわけですw)。

フロイトやユングの夢分析についても少し言及します。原典を(翻訳で)読むと、性的抑圧や元型(アーキタイプ)からのメッセージという凡庸な要約だけにはとどまらない面白さがあります。


トランスだけではなく、思いがけない重大なヒントを夢は多くもたらしてくれます。夢見が、無意識の叡智にアクセスできる唯一の機会というのは事実です(Masteryの中でも記述されていましたねー)。

その意味では夢見の技術は気功師にとって必須と言えます。
この機会にがっつりと学んで、日々(毎晩)実践していきましょう!!!

お楽しみに!!!




【はじめての気功「夢見の技法」 ~深いトランスで人生のヒントをゲットせよ!~】
【日時】 10月18日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円(伝授料金含む)
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



*夢見(ゆめみ)はニャンとも難しいzzz


【書籍紹介】
今回の記事のタイトルはもちろんこちらのベストセラーのパクリです。
シンギュラリティ以降の未来において、重要なのはこんな知恵だと思います。
人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)/河出書房新社

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Masteryはゆっくりでも読んでおいて欲しい本です!
マスタリー: 仕事と人生を成功に導く不思議な力/新潮社

¥2,808
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途中で挟んだマーフィーはこちらです。
この手の自己啓発書は本気にすることは無いと思いますがw、実際にはそんなに間違っていないのだと思います。ただこの法則が使えるのはいわゆる「無欲」なエンジニアのような人です。心を機械としてエンジニアリングできる人のみが使えるような気がしています。
欲望が先に立つ人は、欲望そのものがスコトーマとなって、この法則が使えないというなんとも皮肉な状況にあるということです。

マーフィー眠りながら成功する (上) (知的生きかた文庫)/産能大学出版部

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