僕自身は気功のようものやスピリチュアルは大嫌いな時期があり、運命の皮肉なのか、どうしても気功やらスピリチュアルに頼るしかない絶望的な時期があり、気功やらスピリチュアルに救われてどうにか普通に生活できる人間になり、そして気功やらスピリチュアル的なことを教えるのをなぜか生業(なりわい)にしている現在があります。
将棋の内弟子制度の最後の弟子は米長邦雄先生のところの林葉直子さんと先崎学さんであったかと思いますが(内弟子というか、同士のようであった村山聖さんと森信雄さんの関係はまた別です。松山ケンイチさんが羽生さん唯一恐れたと言う村山聖さんを演じられるとのことで、すごく楽しみです!!)、そのときに弟子が嫌いな食材があれば、米長師匠はそれを倍にして出させたそうです。
たとえば人参が嫌いなら、人参が倍増されて供されるわけです。内弟子も大変です。
*人参が好きな人もいますけどね。
神さまも似たような感じで、何かが嫌いで(そしてそれがなぜか必要なものであれば)、それが倍増されて供されるように思います。ちなみに必要なければ嫌いでも倍にされません。たとえば僕はタバコもパチンコも嫌いですが、今のところはそれをやらなければ生きていけない状況にはなっていません。
ただ嫌いであり苦手であったスピリチュアルや気功なるものにはどっぷりと浸かる人生を送っています(ちなみに余談ながらバレエも同様です)。
まあ、それはともかくとして、「気功とは何か?」を分かりやすく言えば、「心と身体の使い方のコツ」です。心というよりは脳でしょうか、「脳と身体の使い方のコツ」=気功、という感じです。
「気功なんて信じない」というのももちろん自由ですが、せっかく脳も身体も持っているのだから、その適切な使い方を知れば人生はより豊かになるのではないかと思っています(別に気功以外にも他にたくさんの方法で豊かになれるとは思いますが)。
ちなみにLogosも同様です。Logosというか論理なり言語というのは、生得的に誰もが持っているものです。持っているものを明瞭に意識化することが「学ぶ」ということです。
以前というか若いころに、僕自身が気功を学んでいたときは今よりは無邪気でした。
その頃の夢として、気功技術の大盤振る舞いがありました。
もし自分に気功技術の「伝授」ができるのであれば、その気功技術と使い方、そして理論を広く公開してしまおうと思っていました。多くの人が安価に圧倒的な気功技術を手にし、その結果として多くの人の生活が改善し、IQが向上し、健康状態が改善し、良いことばかりだろうと夢想していました。
幸いなことに、その夢は叶いましたが、その夢はほぼほぼ悪夢でしたw
広がればいいってものでもなく、広がれば自動的にきちんと使われるというのも幻想でした。
その最も楽観的な時代に創られたのが「美肌クリーム」です。これはともかく広がりやすいように創りました。健康的な肌になり、美しくなり、キレイに痩せるのであれば、良いことばかりだと思ったからです。
また別なアプローチとして、「全技術伝授」のムーブメントを何度も起こし、技術を安価に手にし、ブログで理論を手にしたら、良い気功師がたくさん生まれると夢想していました。
動機はシンプルでした。「だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。」(マタイ7:12)という黄金律に沿ったものです。
僕自身が若いころに気功を学んでいたときに、そんなチャンスが欲しかったからです。それも相当に切実に求めていました。
想像して欲しいのですが、ホンモノの気功技術と理論が手に入れば鬼に金棒です。
だからこそ、自分が提供できる側にまわったときは潤沢に提供しようと思いました(実際に実践もしてきたと自負しています)。
ですが、その「夢」はまさに人の夢でしか無く、儚(はかな)いものでしたw
僕は若いころはクローズドな集団はエリート主義的で嫌だと思っていましたし、結局膨大なお金と時間と訓練が必要なのは間違っていると思っていましたが、自分自身が苦い体験をいくつも繰り返し、同じような失敗を繰り返してきて思うのは、イエス様は正しかったということですw
聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。(マタイ7:6)
これはかなり(もしくは、恐らくw)真実です。
豚と犬には「聖なるもの」も「真珠」も与えられないということです。
僕は豚にも犬にも「聖なるもの」も「真珠」も潤沢に与えれば、きっと変わると思っていました。
ほとんど変わりません。
それはもちろん間違いであり、この聖書の聖句を知りつつ、それはもしかしたら間違っているのではと思った僕自身は聖書という真珠に対して豚であったということです(^o^)
最近は言っても分からない人は、言っても分からないんだな~とようやく気づいてきました。
そうであれば、話が通じる熱心な人にだけ、時間と情熱を注げばいいんだな~と気づいてきました(なんかこのブログ開設当初から同じことを繰り返している気がします。なかなか人は学習しないものです(TOT))。
というわけで、話が通じる皆さん、引き続きどうぞよろしくお願いします。
そうでない人はそれなりに(^o^)
何が言いたいかというと、ますますクローズドにesoteric(密教的)になりましょう、ということです。
選ばれし者だけが集いましょう。そのほうが成長も早く、社会への貢献度も加速します。
*最近はすっかり「十字架を背負う」がテーマですね~。
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マンガで言えば最近衝撃を受けたのは「僕街」が終わるという話です(TOT)
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ちなみに何度紹介してもなかなか目に留まらないらしいのが、赤血球ちゃんと白血球くんの小さな恋のものがたりであるこちら。
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恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。
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