*2月はいよいよ言霊ヒーラー養成です!!
16期目となるヒーラー養成スクールとなります。
今回は内容が少し専門的なので受講資格を従来のスクール(1Dayスクールなど含む)修了生に限定します。
たとえば、「言語による内部表現書き換え」をぼんやりと説得の技術のように思っている方が多くいます。
「言葉による説得」とはまるで異なるのが、「言語を用いた内部表現書き換え」の本来のあり方です。
そこには「言語と非言語の二項対立」などありません。
まず世界が言葉できていることを理解し、そのアルゴリズムを理解し、そのアルゴリズムに介入することで、いかに心身が変わり、宇宙が変わるかを理解することが重要です。
「言語」にまつわるゲシュタルトを一新してください。そして言霊(ことだま)の威力を痛感してください。
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神さまとは抽象的な概念でもなく、あるのか無いのか分からないものを無闇に信仰するものではなく、頭から否定するものではなく、普通に存在し、日常的に存在し、ありとあらゆるところに存在し、宇宙の開闢から終末まで存在することが明瞭に理解されたとしたら(まさに「神は細部に宿り給う」ですね)、次はいかに神を使役するかが課題となります。神さまに味方になってもらい、そして神さまに手伝ってもらうということです。
今回のスクールの裏のテーマはこの「神さまの使い方」の具体的な方法です。
神さまに対する上手なお願いの仕方であり、神さまを上手に使いこなすための方法論を学びます。
まず神さまとは何でしょうか?
15期ヒーラー養成スクールで採用した表現型にはこうありました。
Ἐν ἀρχῇ ἦν ὁ Λόγος, καὶ ὁ Λόγος ἦν πρὸς τὸν Θεόν, καὶ Θεὸς ἦν ὁ Λόγος.
(Κατά Ιωάννην Ευαγγέλιο)
すなわち、 ἀρχῇが Λόγοςであり、そして ΛόγοςはΘεὸςなのです。
(なぜギリシャ語で書くかと言えば、他の言語の翻訳では意味が失われるからです)
その意味でΘεὸςを使いこなすとは、 Λόγοςを知り、その性質、手触り、触感、味、匂い、声、輝きをつかむことが先決となります。
それを15期ヒーラー養成スクールでは行いました。
(これはあまりにも重要で、あまりにも良いスクールだったのでw、今月にでも1Dayスクールか何かで圧縮して急遽開催したいと思っています)
神を味方にした我々が神を使いこなすためのスクールが今回の言霊(ことだま)ヒーリングです。
もちろん我々にはもはや伝統的な意味での言霊信仰はありません。
しかし、あえて「言霊(ことだま)」という言葉を使っているのは、咒(しゅ)と同じです。
脳は全く新しいことしか学ばず、そして見知ったことしか認識しないという一見矛盾に満ちた臓器だからです。
たとえば咒(しゅ)という概念を「まといのば」に導入する前に、「ここで言う咒とはプラトンのイデア論のことですよ」と種明かししたら、我々の脳は「ああ!イデア論ならよく知っています!!」と学ぶのをストップするからです。
もう少し厳密な言い方をすると、学ぼうとする内容を脳はスコトーマに隠すからです。
15期ヒーラー養成スクールでも仔細に検討したように、我々はイデア論を完全に誤解しています。もしくはミスリードされるように教わってきています(すべてはカントのせいですw)。
たとえば、情報空間と物理空間は切り離されているようですが、連続的です。
マンションの1階と13階は遠く隔たれているようですが、階段やエレベーターで体感できるように連続的です。ただ1階からと13階からの眺めは異なります。でも連続的なのです。
イデア界と現実世界も同じです。
プラトンにおいては、連続的です。
洞窟からどこかイデア世界へワープしました、とか解脱しましたなどとは書いていません。
縛めをほどき、手を引っ張って明かりのほうへ歩ませよ、とあります。
彼らの一人が、あるとき縛めを解かれたとしよう。そして急に立ち上がって首をめぐらすようにと、また歩いて火の光を仰ぎ見るようにと、強制されるとしよう。そういったことをするのは、彼にとって、どれもこれも苦痛であろうし、以前には影だけを見ていたものの実物を見ようとしても、目がくらんでよく見定めることができないだろう。(プラトン国家第7巻1c)
地続きなのです。
ちなみにイエスにあっては、地獄も「いまここ」も地続きです。地獄の業火で塩漬けよと言います。塩(=火)は良いものだといいます。
地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。人はすべて火で塩づけられねばならない。塩はよいものである。しかし、もしその塩の味がぬけたら、何によってその味が取りもどされようか。あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎなさい」。(マルコ9章43節)
プラトンが「火の光を仰ぎ見るようにと、強制され」と言い、「どれもこれも苦痛」と言い、そして「人はすべて火で塩づけられねばならない。塩はよいものである」とイエスが言う言葉が僕には非常に具体的に響きます。
最近の「まといのば」の流行で言えば「ZAP」ということです。Zapとはテレビのチャンネルをザッピングするという意味でも分かるように素早く動くこと(to move quickly)です(我々は次々とモーダルチャネルをザッピングして、すなわちRゆらぎをして、人を書き換えますw)。
Ray Zapでは刺激や負荷、環境をゴールで定義し直すことを強調します。
過負荷というのはその意味で「火」です。過負荷な重量でのトレーニングは塩漬けであり、自己への「強制」であり、まさに「苦痛」です。
ちなみに自ら選んだ苦痛と、自ら選んだ結果としての心拍数の上昇、アドレナリンの上昇、コルチゾールの上昇は歓迎すべきことです。なぜなら自分が自由に選択した結果として起きたことは、自分のコントロール下にあるからです(フリーウエイトで心拍数が上昇するのが嫌なら、やめればいいからです。一般的なストレスが厄介なのはコントロールができないことです。「会社がストレスだから、会社辞めます」とはすぐにはいきません。Zapが目指すのは環境を脳の定義で変えることで、ストレス耐性とストレス反応に対する脳の反応自体を変えることです。そのことで、ますますZapな心身を目指します)
ちょっと寄り道にそれましたm(_ _)m
(まさに「Zap」しましたm(_ _)m)
脳に古くて新しいものを正確に理解させるためには、全く新しい概念をこれから学ぶと思わせるしかないのです。咒というプラトンの思想にせよ、言霊にせよです。
だからこそ、全く新しい概念、全く新しい用語として「咒(しゅ)」を導入しています(いわゆる伝統的な「咒」や「呪」を「まといのば」は否定しています)。
「言霊(ことだま)」も同様です。
言葉に霊力がある!とはさすがに我々は思っていません。だからこそ、この概念をあえて使います。
なぜなら「咒」と同じく、全く新しい概念として学ぼうと脳がするからです。
(とは言え、螺旋階段を一周回ると、言霊の説明もある種の合理性を帯びてきて観えるのが不思議です。おそらくは他の宗教と同じく、分かっていた人がその説を唱え、分からない人が伝承してきたからなのかもしれません)
というわけで前置きが長くなったのですが、内容についてガッツリ紹介します!!
まずは、言霊関連の気功技術をガンガン伝授して、ワークします。
かなり不思議すぎる技術がたくさんあります。
たとえば、自分自身の物理空間(という情報空間)の位置座標を変えるだけで(Zapするだけで)、内部表現書き換えが起こるという気功技術「GPS」。
そして、聞くだけなのに圧倒的な書き換え能力を手にする「Echo(エコー)」(Shadowing)。まるでミヒャエル・エンデの物語「モモ」の主人公のモモのような能力をいかにして手にするかを学びます。
*自分の姿に恋をしたナルキッソスのそばで、愛するナルキッソスを見つめるのがエコー。愛するあまりに食べ物も喉を通らずにやつれはてて姿が消えてしまい、木霊(こだま)だけが残ります。
この「Echo」を発展させて、子音と母音を分けて正確に聞き取るようにすると、不思議なことに書き換え能力は猛烈にアップします。
そうするとLogosとは明確な物理を持つということです。それはまず発話された音であり、音を発するための筋肉のカタチなのです(書き言葉は話し言葉をとどめようとする不完全な試みのことです)。そしてその筋肉のカタチを肉体に写像させるための、脳のカタチがあり、そこにはホルモンが跳梁跋扈するカタチが存在します。そしてそれをコントロールするLogosに我々はアクセスできます。
もし言葉が物理を持つならば、その必然的な結果として、物理と情報空間に境目が無いということを明確に理解できます。それは、ヘーゲルのあの難解な神託であるところの、「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」の意味に漸近することでもあります。
もう一つの注目の技術は「トリガーの付け替え」です。
この気功技術伝授とワークもしましょう。我々はアンカーもトリガーも情報だと認識しています。しかしその情報はあたかも物理のように操作できるとしたら???、という技術です。
かなり面白いですが、かなり怖い技術です。これも2期、3期あたりのヒーラー養成スクール以来の公開です。
これらの技術を総集編的に使うとかなり恐ろしいことができます。
それが気功技術「Script」です。
これらの理論と実践を積み重ねても、こんな疑問が生じるのではないかと思います。たとえばヒーリング、たとえばコーチングの現場において、相手が全く自己開示せず、むしろ嘘しかつかないような状態で、それでもこのLogos関連の気功技術を使う意味はあるのか?と。
それに対する明確な回答がこの「Script」です。
相手がほんとうのことを言っているのか、それとも嘘なのか、おおげさなのか、事実誤認があるのか、意図的に作為的に騙っているのかということを問う必要がないことが分かります!
今回のスクールを受講するにあたっては、これまで学んできた理論を総入れ替えするイメージで臨んでください。
全く新しい概念、新しい思考法、新しい世界との向き合い方をする、と思って下さい。
もちろんその世界に移行したら、これまで学んできた理論が新しい概念に包摂されていることに気付きます。ただ学ぶ最中には、全然違うところに来てしまったと感じるでしょう。それはそれで良いことです。
「ひとの世の旅路のなかば、ふと気がつくと、私はますぐな道を見失い、暗い森に迷い込んでいた。」とダンテの神曲の冒頭のようにスクールの最中につぶやいてください!
新しい理論と新しい技術、新しい鍛錬によって生まれ変わって下さい。
「一粒の麦が地に落ちて死なずば、それはただ一粒のまま」です!
死と再生を繰り返しましょう!!
圧倒的なヒーリング能力だけではなく、コーチングにも仕事にもプライベートにも使えます。そして何より自己成長にエネルギーを注ぎ、成長することができます!!
より大きな円環が閉じます。お楽しみに!!!
【ヒーラー養成スクール16期 言霊(ことだま)の威力 ~Logosのカタチ、マトリックスの外側から操る~】
【日時】 2月20日(土) 13:00~18:00
21日(日) 13:00~18:00
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】 230,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【特典】2016年1月までの「まといのば」の全気功伝授(クリフォト3含む)
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
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【募集開始】言霊(ことだま)ヒーラー養成スクール 〜言葉を操り、宇宙を操る〜
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