悪魔の学問と呼ばれた地政学、でも悪魔はどこから来たのかを考えれば、悪魔は恐るに足らずと言ったのは（言ってないか）古代ギリシャの教父オリゲネスでした（まあ、オリゲネスはのちに異端とされますが）。
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＊「オリゲネス（Origenes Adamantius, 182年? - 251年）は、古代キリスト教最大の神学者。いわゆるギリシア教父とよばれる神学者群の一人で、アレクサンドリア学派といわれるグループの代表的存在。『諸原理について』（De Principiis）など膨大な著作を著したが、死後異端の疑惑をかけられたため、多くの著作が処分された。キリスト教の教義学を初めて確立し、その後の西欧思想史に大きな影響を与えたと評される」Wikipedia
また余談からスタートしますがｗ、「キリスト教は猛烈に頭の良い人をすべて異端にしてきた、バカの系譜である」と断言なさったのが、僕の敬愛する某牧師先生でした（よくセミナーでも紹介しますね）。
そう言えば僕の大好きな小田嶋隆さんが森本あんり先生と対談されていて、どうしてこの遠い遠いお二人に接点があるんだろうと非常に驚いたら森本あんり先生は「小田嶋隆とは小中高の同級生であり、親しい友人だった」（Wikipedia）でした。どちらも知性ということを学ぶ上では欠かせない素晴らしい方です！
と思ったりしていたら、、
森本あんり先生（ICU副学長）が町山智浩さんがらみでニコ生で話していました！そして、この中でグノーシス主義研究の田中先生の話は非常に面白いです。
キリスト教は知恵の実（リンゴ）を食べることが原罪（Original Sin)ながら、グノーシスはむしろそのリンゴが祝福であり救済であると考えると話されていました。そしてヤハウェがヤルダバオトだと。僕らはデミウルゴス（＝ヤルダバオト）と言ってしまうのですが、ヤハウェがヤルダバオトであったと音で聴くと、なるほどなーと思いますね（デミウルゴスと言うのはユングの好きな言い方ですね）。
トーラー（モーセ五書、成文律法）はタナハとかミクラーと呼ばれます。タナハはもちろんTNKですが、ミクラーはクルアーンと同じQ,R,’という三個の子音からなり、アラビア語の語源は「よむ」ということです。声に出して読むべきバイブルという意味でミクラーとつきます（井筒俊彦『コーランを読む』pp.4-6)
（引用開始）
それがグノーシスということなんですけれども、正統的なキリスト教では知識の木の実を食べることによって原罪を背負ってしまった、だから、必要以上に物事を知る、自己意識を得るっていうことは、人間にとって救済から離れてしまう原罪なんだっていう考え方があるんですけれども、最初期のグノーシス主義はむしろ積極的に知識を得ることによって人は救われる、そういう見解を唱えて異端視されたという。（引用終了）ニコ生全文書き起こしより
以上、余談でした！！
いや、まだ余談が続きます。
とは言え、創世記の楽園追放という物語を中心にキリスト教の原罪、グノーシス主義のグノーシス（認識）が見えてきて、一方のナツメヤシの樹であるところの生命の樹からはセフィロト、そしてカバラが見えます。カバラからは西洋魔術が引き出せます。そして西洋魔術のカラクリからはタルムードの伝統が見えます。これは口伝律法という意味ではなく、「釈義」の伝統ということです。「釈義」の秘められたパワーが魔術という形で劣化コピーされて中世から近代にかけて錬金術、占星術、魔術に大きな影響を与えます（占星術は古代バビロニアが発祥です）。
「釈義」とは何かと言えば「律法には何と書いてあるか、どう読むか」というルカ伝の「サマリア人の譬え」のイエスの言葉がそれを端的にあらわしています。
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＊レンブラントのサマリア人の譬え
もちろんここではトーラであるところのモーセ五書が絶対的な無限遠に置かれています。しかしその遠近法の消失点のごときトーラの根本を釈義の伝統によって破壊したのが現代のモーセごとフロイトです。
いまはほぼ否定されているものの、フロイトだけではなくゲーテたちも確信していた説がモーセはヘブル人ではなくエジプト人であるという説でした。すなわちモーセがアブラハムの直系であるという神話の否定です（というか、これはモーセの否定というよりは、アブラハムの実在性の否定となります）。
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＊同じくレンブラントのモーセの十戒
イクナートンのアトン教を洗練化させたのがエジプトの神官であるモーセであり、自分の親衛隊をレビ人と呼び、そして奴隷をエジプトから脱出させてユダヤ人としました（すなわちモーセが神の役割を演じたということです）。そしてモーセは奴隷たちから殺されここにニーチェの「神は死んだ」「神を殺したのはわれわれだ」という予言が成就します（いや逆向きの予言ですがｗ）。ここにフレーザーの王殺しが重なってきます。
しかしモーセもモーセの神もイエス・キリストのように死して3日後とは言わないまでも復活してきます。神を殺した記憶の抑圧が、ユダヤ民族の迫害につながっているというのがユダヤ人フロイトの結論でした（モーセと一神教）。これはユダヤの秘められた歴史というよりは、フロイト先生による壮大な精神分析概論になっています。かつ、ユダヤ人が延々と続けてきたミシュナーということをあらわしています。ジャック・ラカンはミドラーシュの伝統と言いました。
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＊ジャック・ラカン！
人間と記号表現の関係において（この場合は釈義の手続きにおいてだが）、少しでも変更をほどこせば、人間の存在様態をつなぎとめる路線が修正されることになって、歴史の全行程が変わってしまうのである。（ジャック・ラカン）
いずれにせよ「釈義」の伝統ということです。釈義はラビから弟子たちへと口伝てに伝えられ、それがカバラ（口承）であり、そしてそれをクリスチャンが取り入れ、正確にはヘルメス主義者たちが秘密結社の中だけで学ぶことで、占星術、錬金術、魔術がゆっくり育ちます。それらは形を変えて天文学、物理学、そして政治、宗教、文化として今に至ります。
ケインズに最後のシュメール人、最後の偉大な魔術師と呼ばれた錬金術師は近代物理学の夜明けとなるプリンキピアマテマティカを書きますし、ケプラーは「このおろかな娘、占星術は、一般からは評判のよくない職業に従事して、その利益によって賢いが貧しい母、天文学を養っている」と述べています。地政学の祖マッキンダーはそもそもはRGS（王室地理協会）なる大英帝国植民地政策のシンクタンク（いまのアメリカのCFRみたいな感じでしょうか）からオックスフォードに送り込まれています（そして25歳の若さでオックスフォード大学の地理学科の学長ですっ！！！）。
近代西洋魔術を大成したのはエリファス・レヴィ、クローリー、イスラエル・リガルディかと思いますが、彼らの共通点はG∴D∴です（∴をつけてみましたｗ）。GDこと黄金の夜明け団の元ネタはもちろん薔薇十字団です。
そしてヘーゲルは法の哲学でこんなことを書いています。
理性を現在の十字架における薔薇として認識し、それによって現在を喜ぶこと。この理性的な洞察こそ、哲学が人々に得させる現実との和解である。
もちろんこれは「ここがローズだ、ここで踊れ」の直後と言って良い場所であり、これはイソップ物語の
「Hic Rhodus, hic saltus.
(ここがロードスだ、ここで跳べ）
をヘーゲル風に読み替えたものです。
世界の名著の注を読むと、
ギリシャ語のロドス（島の名）をロドン（ばらの花）に、ラテン語のsaltus（跳べ）をsalta(踊れ）に「少し変え」たしゃれ。
とあります。ギリシャ語とラテン語のシャレ、、、、、ｗ
シャレにまどわされず（いわゆるシャレとの抽象度の差にめまいがしそうですが）、冷静に読むと「十字架における薔薇」とあるのが分かります。
すべてはつながっているのです。
We Are All Connected.
＊繰り返されるボンゴはファイマン先生のもの。僕はこのひたすら繰り返す感覚と「虚空蔵求聞持法」の百万遍という無理ゲーはつながると思っています。というのは抽象度の階梯は一段のぼるとほぼ無限の差になるのです。猫という単語は一つですが、一段下がると猫は過去現在未来にほぼ無限にニャンといます。
虚空蔵菩薩とつながるという体験（明星来影）するならば、一度だろうが1億回だろうが変わらないのです。それは「廻心といふこと、ただひとたびあるべし」（唯円「歎異抄」第16条）と同じ精神です。イエスとべったり一緒にいて何も学ばなかった弟子たちと、イエスと砂漠で一度会っただけでその真髄をつかんだパウロのようなものです。恵果和尚の中国での弟子と空海も同じでしょう。
「廻心といふこと、ただひとたびあるべし」なのです。
なぜ空海の説明に親鸞（しんらん）と考えた方は非常に正しく、たしかに片方は密教、片方は最澄の遠い弟子である親鸞です。しかし空海が最後に至ったように顕密は二項対立ではなく、顕密不二なのです。親鸞は一切衆生を救うため、空海はEsotericなInner Circleに伝えるための教えを説きました。しかし悪人正機はほとんど密教です。ノートに百万遍書いても意味には至れません。顕密不二です。
この繰り返す抽象空間で延々と響き渡り、延々に繰り返すという感覚を直感的に理解させてくれるのが、こちら↓
＊懐かしいビデオ！！と思われた方はまさにその通り(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
3年前の「思わず、「ホンマかいな？」と大阪弁でツツコミを入れてしまいました。」という記事で紹介しました！
こうやって通奏低音のように繰り返していくと「習慣という怪物は悪魔のようにふるまうが天使である（ハムレット）」というハムレットの偉そうな物言いの真髄がよく分かります。もちろん怪物が悪魔になることもあります。堕落した習慣は人を堕落させます。
すべてはつながっています。それが今週末のエメラルド・タブレット（スクール14期）のテーマです。無関係に見える細部は寄木細工のように、すべてが重なりつながって大きな絵になります。
それが壮大なタペストリーを構成します。その偉大なタペストリーに死ぬ直前に気付くのもまた幸福なのでしょうが、なるべく早くに、その原型なりプロトタイプ的なものに接しておけば、人生の学びと進化の速度は加速します！
こういう企画は数年前にも「天才たちのリレー」という寺子屋特別企画みたいなものでやった企画があります。（このアイデアをアメリカの高校で使ってくださっているという先生に先日お会いすることができました！！）
ですので、エメラルド・タブレットのような教養系（？）のスクールはまた思い立ったら数年後に開催します！いずれにせよ今週末をお楽しみに！！！
本題に入る前に前座が長くなっていますが、マッキンダーの地政学です！！
先に抽象度というのはピラミッドのようなものだと言いました。
上になればなるほど、情報量は小さくなり、包摂する裾野は巨大になります。下の石になればなるほど、上の全情報の重みに耐えかねてつぶれそうです（それだけに臨場感が高いのですが）。でも身動きは取れません。
軽やかなのは上です。
そんなピラミッドを創ったエジプト人たちを観るように、われわれも現代を見てみましょう！というのはマッキンダーの提案です。
マッキンダー史観はきわめて抽象度が高く、きわめてシンプルです。
（引用開始）
もし現在われわれがエジプトの王朝史を取り扱っているのと同様に、ずっと後世の歴史家達が、現にわれわれの経過しつつある近代の約四〇〇年間を遠近法的な感覚で振り返ってみるとしたら、彼らはたぶんこれを名づけて“コロンブスの時代”とでもいうであろう。そしてついでに、これは紀元一九〇〇年の直後で終わったと、注釈をつけるにちがいない。（略）
ところで、いわゆるコロンブスの時代を、これに先立つ時代と比較対照してみたばあいに、それを本質的に特徴づけるものは、果たして何だろうか？ それはひとくちで言えば、ヨーロッパ的な世界の拡大に際して、ほとんど抵抗らしい大きな抵抗に出合わなかった、ということだろう。これに比較すれば、中世のキリスト教世界はずっと狭い所に押しこめられていたばかりでなく、常に外敵の劫掠に（ごうりゃく）にさらされていた。
しかし現代以降、つまりコロンブスの時代以後の時代においては、われわれはまたふたたび一種の閉ざされた政治のシステムと交渉をもたなければならないようになった。ーーーしかも、それは世界規模の現象である。（略）
まずはこのような理由から、われわれはやっとこの二〇世紀の初めになって、これまでとちがったさらに完全な見方で、世界の地理と歴史のあいだの相関関係をしっかりととられる時期に遭遇したような気がする。つまり、われわれは、ようやく全世界的な規模であれこれの地形を比較考察したり、またさまざまな事件のあいだの真につながりを考えたりすることができる時代になった、という意味である。これは言葉を変えていえば、すなわち世界史全体のなかにおける地理的な因果関係について、少なくともなんらかの特徴をしめす図式を発見するための努力だといってもいいだろう。そして、もしこの試みがうまくゆけば、現に国際政治のなかに競合しつつあるさまざまな勢力の成り行きについて、あるていどの見通しをもつために、この図式が現実に役に立っていることが期待される。（引用終了）（「マッキンダーの地政学」地理学からみた歴史の回転軸〈1904年〉pp.251-253）
きっと抽象度の高い未来の学校では、歴史はこう教わることになります。
まず「コロンブスの時代」、そしてその前後、、、、、以上！
Pre-Columbian
Columbian
Post-Columbian
です。
すさまじい簡潔さです。
そしてヨーロッパをラテン半島と呼び、「ヨーロッパの文明と称するものは、とりもなおさずアジア民族の侵入にたいする、ごくありきたりの意味の戦いの産物にほかならなかった」と断言します。
そもそも国家とか国民とかいうものは、けっして単なる動物としての人間の集団ではないので、国家を組織しようという考えは、おおむね共通の苦難の洗礼を受けたところから生まれてきた。つまり共同して外部の圧力に抵抗するという必要が、それぞれの国家の成立をうながしたわけである。
英国が七王国の体制のもとにどうやら国家としての姿をなしたのは、デンマークやノルマンディーからの闖入者のおかげだった。またフランスが国家として成立したのは、それまでたがいに戦っていたフランク族、ゴート族およびローマ人等がシャロンの戦場で一致団結してフン族と戦った経験がもとであり、さらに英国とのあいだの百年戦争が、彼らの国家意識をさかんにした。キリスト教社会の観念は、ローマ迫害のもとで生まれ、十字軍の征服行を通じて熟成された。アメリカ合衆国の観念が一般の人びとに受け入れられたのは、長い独立戦争の過程を通じてであった、それまでは、いわば植民地ごとの地理的な愛国心があったにすぎなかった。ドイツ帝国の思想は、フランスとの戦いのいて、南ドイツの王国が北ドイツと連携した後に、はじめて不承々々ながらも受け入れられた。（略）
ともかくヨーロッパの文明が花開いたのは、あくまでも外民族の野蛮な行為にたいする抵抗の歴史を通じてだった。それで、私が今夕特に諸君にお願いしたいのは、しばらくのあいだ我慢してヨーロッパならびにヨーロッパの歴史を、アジアならびにアジアの歴史に従属するものとして見ていただきたいということである。事実、ヨーロッパの文明と称するものは、とりもなおさずアジア民族の侵入にたいする、ごくありきたりの意味の戦いの産物にほかならなかったからである。（同pp.254-255)
これはものすごい世界観です。
ヘーゲルは地中海が世界のそして宇宙の中心と考えました。
それをヘーゲリアンであったラッセルは笑いました。
宇宙的であると称される過程のすべてが、地球というこの惑星の上に、しかもその過程の大部分が地中海付近に生起した、ということは奇妙である。また実在が無時間的であるというのなら、その過程の後行する諸部分が、先行する諸部分よりも高次のカテゴリーを具現している、と考えるべき理由はいささかもない。宇宙が漸次ヘーゲルの哲学を学びつつある、という冒涜的な想定を採用するのでない限り、そのような理由はないのである。（ラッセル「西洋哲学史」）
ちなみにそんなラッセルの批判とは関係なく（いやそもそも生まれていないですしね、ラッセルは）歴史哲学でこう書きます。
「ヘルメス神と同様に」とあります、、、、
ヘルメス神と同様に、理念は真に諸民族と世界の指導者であり、その案内者の合理的にして必然的な意志たる精神は、世界史のもろもろの出来事を現在、指揮するものであるし、また過去もそうであった。（歴史哲学）
まあヘーゲルはさておき、マッキンダーの抽象度の高さは学びたいものです。
地図は巨大なユーラシア、ヨーロッパ、アフリカの世界島とほかの４つのSatellite（サテライト）であるところの北米島、南米島、オーストラリアという島、マレー諸島の島です。
この視点で見ると、北米がサテライトの島であるだけに、我関せずのモンロー主義になるのは当然と言えば当然です。
しかし、ハートランドを支配した世界島の支配者から攻められるのが怖いので、逆に「封じ込め」（Containment）しようとしたのが（ジョージ・ケナン）、戦後の地政学的な戦略です。
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＊ジョージ・ケナン。彼は外交と経済によってロシアをContainmentするつもりでしたが、時の政府が軍事的封じ込めと読み替えました。地政学者が政治家になることも多くありますが、地政学者を政治家が利用することも少なくありません。大日本帝国においても、マハンの著作をあえて遅らせて翻訳することで、対米嫌悪をあえて煽ったとあります。そして太平洋戦争に突入します。
地政学者のスパイクマンは開戦直後に太平洋戦争後にはアメリカは日本と同盟を結ばなくてはいけないと提言しています。
視点をエジプトの頂上くらいまで上げてしまうと、見える世界が全く変わります！！
というわけで【寺子屋・地政学】もお楽しみに！！！
３０日（金）19:00～21:30は寺子屋「地政学」の追加開催です！！もう1回追加開催をしようかと思っています！
（地政学は今後の世界情勢を読むに不可欠！）
お申し込みはこちら！
【エメラルド・タブレット～天才たちの秘密の手帳 14期ヒーラー養成スクール】
【日時】 10月31日（土）13：00～18：00
11月 1日（日）13：00～18：00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 230,000円
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具
【特典】 久々に「まといのば」全技術伝授を致します！
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
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＊より高みへと羽ばたきましょう！！！
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地政学っ！！第３弾！ヨーロッパの歴史はアジアの歴史に従属するもの？？！！
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