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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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アトラスの逆立ち 〜ギネス記録更新の5歳〜

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春から夏にかけては身体調整系が目白押しでしたが、また秋からは身体開発系がブームになります。

身体調整から身体開発への流れですね。

調整 → 開発


で、まずは最近話題のこちらの動画。

5歳の男の子が足をつかないで行う腕立てである90度腕立てをするのもすごいですが、それ以上に技へ入る過程が非常に美しいです。


*ギネス記録更新だそうです。

この動画を見せたら、とある新体操選手が「しんぴ倒立ですね~」とボソッと言っていました。

しんぴ倒立???

神秘的な倒立??

神秘倒立?

と思いきや、伸肘(しんぴ)倒立です。

でもギネス保持者となったジュリアーノ・ストローくんがやると本当に神秘的です。


僕らはYogaスクールで「姿勢制御」という考え方を導入し、3点倒立ではこのように静かに立ち上がりコントロールすることがすでに可能です。いや、そもそも3点倒立では、あまり勢いをつけません。

それを2点にするだけです。

3点の場合は、たしかに平面は3点で構成されるので安定しそうですが、1点が頭というのがネックです(というか、まさに首がネックですw)。アタマの位置を間違えると首を痛めてしまいますので、その意味ではリスクがあります。

その点、通常の倒立である2点倒立は腕で立ちますですので、バランスを崩しても前転で逃げることが可能です。

2点のほうが、その意味でむしろ安全と言えると思います(伸肘倒立の訓練法はたとえばこちらを


初期のYogaスクールの中で比較的苦手とされたのが後屈系です。
1期Yogaスクールでブリッジを導入しましたが、いわゆる学校体育のブリッジが悪い癖として残ってしまい、改善が難しかったので、その後は見送りました。下手に知識があるよりは、知らないほうがはるかに良いのです。

その後しばらく後屈やブリッジはやっていなかったのですが(ハトのポーズは多用しましたが)、アルケミア以降出てきた「セフィロト」という技術によって一気に克服されました。

同様に、苦手意識のある「逆立ち(倒立)」も強烈な気功技術の存在によってかなりやりやすくなると思っています。

その気功技術の名称は「アトラース」の予定です(最近、ギリシャの神の名前がブームです。たとえば、足首の気功技術をアキレースというトロイア戦争の英雄の名前にしたりw)。

ちなみに余談ながら、地図のことをアトラスと言いますが、アトラースはご承知のとおりギリシャの神のひとりです。なぜ地図をアトラスと呼ぶかと言えば、メルカトル図法に名を残すメルカトルが大航海時代の16世紀に地図の表紙にアトラースを描いたからです。

なぜメルカトルが地図帳の表紙にしたかと言えば、ご承知のように、アトラースはゼウスに敗れて天空を背負っているからです。


*地球を支えるアトラース

というわけで、世界地図(アトラス)をダウンロードしながら、肉体をアトラースにして、逆立ちも克服しましょう!!


9月のヨギトレから公開していきますので、お楽しみに!!!


1Dayスクール「ヨギトレ」詳細はこちら。

【1Dayスクールヨギトレ ~ヨーギが実践している瞑想身体鍛錬法~】
【日時】 9月12日() 13:00~18:00
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  16万円
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



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