「呼吸って結局、Less is Moreってことですね!」(と言われたわけではないですが、そういうことです)
何の話かと言えば、呼吸をめぐる代謝のパラドックスです。
呼吸を少なくすればするほど、全身の細胞に酸素が行き渡るのです。
(逆に呼吸を多くすればするほど、全身から酸素が奪われます)。
「息をすればするほど失われ、止めるば止めるほど増えるものはなーんだ?」
というナゾナゾに子供の頃から親しむと良いかもしれません。
「asthma(喘息)」という言葉の語源は、ギリシャ語の「ハーハー息をする」という言葉だ。
息をすればするほど失われるのは第一に二酸化炭素です。
そして二酸化炭素がなければ、ボーア効果によって、酸素がいくら血中にあっても、細胞には運ばれません。すなわち、酸素が十分なのに呼吸のしすぎで死ぬこともあります。
健康な身体にとって、呼吸過多や純酸素の吸入はなんの役にも立たず、組織や臓器への酸素運搬には効果はないどころか、むしろ酸素不足の状況をつくり出し、窒息に近い状態を招きかねない。(『Breath』)
c.f.(過呼吸を強制させられた)動物たちは酸素が充満して二酸化炭素が不足するあまり、死に至るのだった。 2024年01月14日
c.f.意外かもしれないが、肉体が活用できる酸素の量は、実は血液中にある二酸化炭素の量で決まっている。 2024年01月23日 テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション1位
そして直感に反しますが、息を止めれば止めるほどに増えるのは、細胞に運ばれる酸素の量です。
息を止めれば止めるほど、細胞に酸素が増えるのです(二酸化炭素だけではなく)。
そして、意外とスコトーマではないかと思うのは、美容皮膚科の再生医療における皮膚常在菌の存在、、、ではなく、二酸化炭素はTCA回路(クエン酸回路)での代謝物であり、ミトコンドリアが生成しているという事実です。
言われてみれば当たり前でしょうが、忘れがちな視点です。
ということは、ミトコンドリアに働きかければ、、、、おっと、誰か来たようだ。
ちなみに、二酸化炭素耐性を上げていくというイメージは、拳を固くするために鉄球をコツコツと叩く石井東吾先生みたいな感じです(どんなイメージ?)。
c.f.アドレナリンの急増は体にエネルギーを与え、傷を癒やし、病原体や感染症を撃退する免疫細胞を解き放つ 2024年01月18日 テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション161位
これがゆでガエルのイメージです。
ただし、水風呂だと低体温症になってしまうけど、アイスバスをかき混ぜながらやるとうまくいくみたいな話しです。
よく言われることだが、ダイナマイトを鉛筆で1000回こづいても爆発しない。しかし、ハンマーで一回叩くと爆発する。(ポール・ウェイド『プリズナー・トレーニング』)
c.f.ダイナマイトの雷管を一日中鉛筆で叩いてもビクともしない。しかし、ハンマーで叩けば一回で爆発する。 2019年03月07日
c.f.ダイナマイトを鉛筆で1000回こづいても爆発しない。しかし、ハンマーで一回叩くと爆発する。 2019年12月10日
「ハンマーで1回叩くと爆発する」を毎日コツコツやるのです。鉄球で拳を鍛えるように。
ダイナマイトつながりで言えば、ノーベル賞の提唱者であるアルフレッド・ノーベルはニトログリセリンというちょっと刺激するだけで、爆発する危ない液体を珪藻土に染み込ませ、輸送などで爆発しないようにして、導火線をつけました(ダイナマイトの始まりです)。
ノーベルはニトログリセリンを発見したわけではないのですが、ニトログリセリンの実用化に成功させたということで言えば、誰よりもニトログリセリンを知っている人です。
そのノーベル様がお医者様からニトログリセリンを処方されます(彼は心臓病)。
「いや、それ爆弾でしょ?」と、医者に「NO」をつきつけます!
「俺がダイナマイトの開発者って分かってて、ボケてるの?」とツッコミをいれます。
いや、「心臓発作のときは、これを舌下で舐めてください」とか言われたのかもしれません。
しかし、ノーベルは断固として拒否します。
そして死亡します(脳溢血)。
これも非常に面白い話しで、ノーベルの気持ちは良くわかります(この逸話が本当かは知りません)。
ただこのような誤解はありふれています。
シンプルにIn vitro(試験管内)とIn vivo(体内)の話しで、ニトログリセリンは爆弾だけど、処方されると体内でNO(一酸化窒素)を発生させるのです。舐めても体内で爆発はしません(量によるでしょうが)。
心臓発作のときに心臓に向かう血管を拡張させるのです。ニトログリセリンが体内で代謝して大量の一酸化窒素(NO)が発生して、血管拡張します。脳血流も同様です。
ニトログリセリンが人体に入ると、一酸化窒素が発生する。この一酸化窒素は、心臓と血管の健康にとても大きな効果がある物質だ。
とは言え、次のことを踏まえると心疾患の見方が変わるかもしれません。
すなわち、
・心臓発作を起こした患者の10パーセントに過呼吸と似た症状が認められる。
・ある研究によると、患者の3パーセントから6パーセントに、心筋梗塞を起こした直後の血管造影で正常所見が認められた
すなわち、呼吸過多による心臓への血流の減少(心臓へのだけではないけど)は、心筋梗塞の原因となりうるかもしれないということです。呼吸過多で、二酸化炭素が吐き出され、CO₂が少ないと血管は収縮します。
もちろんとっさの時はニトログリセリンを頓服のように使いましょう。
低血糖症のときにオレンジジュースを飲むように。
緊急避難は大事です。
ただ、平常時は僕らは自前でガンガン「NO(一酸化窒素)」を生成し、血管を拡張し、血流を増大させましょう。心臓への負担も適切に下がります。すなわち、息を止めれば止めるほど心臓は楽になるのです。パラドキシカルですが事実です。
「一酸化窒素は人体に備わった防御機能であり、循環器系の病気をすべて防いでくれる」(ルイス・イグナロ(ノーベル賞受賞者)
Less is moreを意識して、鼻呼吸で呼吸を少なくし、全身の細胞に酸素を満たしましょう!(鼻呼吸でNOも!)
鼻での呼吸は前提として、クンバカ(息をそっと止める)を多用しましょう。激しく動くときも。
これがドミノの重要な1つ目です!
*連日遠隔ヒーリングを継続中(「鼻呼吸への徹底改善」)!!
結局は全身から書き換えていかない限りは、本当の鼻からの呼吸は達成し得ないことが明瞭に見えてきました。
鼻で呼吸ができることが鼻呼吸ではなく、完全に口呼吸を断つことが重要。
そのためにも気道の確保から(気道の確保のためには上顎骨を書き換え、下顎骨を持ち上げる必要があり、顔を美容整形するためには、頚椎を調整する必要があり、頚椎を調整するためには脊椎全体のアライメントの調整が必要。アライメントの調整の土台にはクンダリーニが必要)。
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