Iwaki Ballet Companyと井脇幸江バレエスタジオの合同公演でもあるIBC初演の「くるみ割り人形」がいよいよ開幕です!(今週日曜日)
大きなスタジオでの通し稽古を先日、拝見しました。
非常に面白い出来上がりになっています。
ガチのプロの舞台に潤沢に子どもたちを出演させているような形で、とても面白いです。
もちろん通常のバレエ団もバレエ学校を擁していて、そこからダンサーを出しますが、それでも中高生くらいにはなります。でもIBCは本当に未就学児童レベルも出してきます。
にも関わらず発表会レベルに甘んじるのではなく、キリッとした舞台として成立させているのが素晴らしい。
たとえば、子供をプロのダンサーが演じたり、老婆を若いダンサーが演じることは悪くはありませんが、違和感があることがあります。それを本当に子供を出し、大人を出し、お父さんお母さんを子供と舞台に出す面白さがあります。
多くのプロのバレエ団のように、徹底的に専門技術にこだわり、エリートにこだわった舞台芸術とはまた違った舞台のあり方が、今回の合同公演の「くるみ割り人形」では見えてきそうです。
いま多くのトップカンパニー(バレエ団)が子供向けの作品を次々と上演しています。
もちろん、子供向けに短く分かりやすく作品を作り変えるのも良いのですが、子供にアピールするときに、IBC版「くるみ割り人形」のように、自分と同年代の子が舞台に立っていることでの子供たち向けの啓蒙もあるかもしれないなと思いました。
こういう舞台も面白いですね。
是非、劇場でお楽しみください。
(これは再演を是非して欲しい!)
当日券も発売されるはずなので、是非劇場へ!(SS席は完売)
気になる人はLINEしてください!