今回の(WWDCの)One More Thingは痺れましたね。
VRやMetaという流れを一挙にiPhone化しましたね(←意味不明)。
*One More Thing(WWDC1時間20分あたりからApple Vision Proの紹介)
AppleがVisionProという新しいハードウェアを発表し(発売はまだ)、そして新しいコンピューターの形を発明しました。
それがSpatial computing(空間コンピューティング)です。
So in the same way that Mac introduced us to personal computing,
and iPhone introduced us to mobile Computing,
Apple Vision Pro will introduce us to spatial computing. (Tim Cook)
(Macがパーソナルコンピューターを私達にもたらし、
iPhoneがモバイルコンピューターを私達にもたらしたように、
Apple Vision Proは空間コンピューターを私達にもたらすでしょう!)(1時間23分ごろ)
未来から見たらささやかな変化かもしれず、そして必然的と言えるかもしれませんが、それでも同時代に生きる我々としては衝撃的なパラダイムシフトの瞬間ですので、お祝いしたいものです。
空間コンピューティングとは、いわばマイノリティーレポートのようなもの。
紙とペンが3次元、いや4次元空間にマッピングされた世界です。
(Tim Cookはキャンバスとも言っています)
トム・クルーズ主演の映画『マイノリティーレポート』は犯罪を予知する超能力者によって、犯罪が事前に防げる2054年の世界。SF作家フィリップ・K・ディックの短編を再現すべく、スピルバーグ監督は未来学者を雇い、様々な近未来ガジェットを再現するのですが、、、、その近未来に追いついたのが(いや、明らかに追い越したのが)Apple Vision Proでしょう。
(余談ながら、Tim Cook自身「AR New platform」と紹介しています。既存の言葉を使うことを嫌いながらも、ARという言葉は使っています)
Vision Pro is a new kind of computer that augments Reality by seamlessly blending the real world with the digital world.
(Vison Proは、現実世界とデジタル世界をシームレスに融合させることで、現実を拡張する新しいタイプのコンピュータです)(1時間22分ごろ)
余談ながら、ARプラットフォームと述べているのはこちら。
So today, I'm excited to announce an entirely new Ar platform with a revolutionary new product.
(そこで本日、画期的な新製品を搭載した全く新しいArプラットフォームを発表します。)(1時間21分)
視点というか、Focusのユニークさと、それを実現する腕力と胆力にいつもながら感動します。
(映画「レディプレイヤーワン」とは違う方向へと人類を連れて行こうという強い意図を感じます。VRではなくARであり、リアルと融合させたいのです。そして人と人とを繋げたいのです)
WWDCのオープニング動画も感動的でした。
2時間に及ぶ全編を見なくても良いので、オープニングの映像だけでも是非!
(こうやって言葉にできない感触を映像化するのが本当に上手です。というか、すごいこと)
Dream it. Chase it. Code it.
(夢見よ。追い求めよ。コード化せよ)
(蛇足中の蛇足ながら、これカエサルが言ったとされる
Veni, vidi, vici,
来た、見た、勝った
を思わせますねー)
【動画紹介】
Apple Vision Proについて、いつもながらYuka Ohishiさんの素敵な解説を!