明晰判明な知識以外は役に立ちません。
情報空間というジャングルで生き残るために、必要なのは正確な知識のみです。
どんなにAIによって拡張知性が可能になっても、情報空間での格闘技というか殺し合いであるところの内部表現書き換え(気功やコーチングやヒーリング)においては、自分の腑に落ちており、自分の身体にきちんと馴染んでおり、その上で十分に鍛錬された知識と理論以外は使えません。とっさに反応できないからです。
それは意識ではなく、無意識レベルのものだからです。
以前は、情報空間をバトルフィールドに模して議論していました。そこでのアドバイスとして、よく知らない武器を大量に持つよりは、手によく馴染んだアーミーナイフだけを持つ方が良いのです。
完全に知り尽くした武器のみを持って、他の生兵法は捨てましょう、とアドバイスしていました。
(ヒーラー養成スクール1期などですね)
*マトリックスでは武器だけではなく、「習熟」そのものもダウンロードできます。
という内容のスクールを来月開催します。
T理論を完全にマスターするばかりか(もちろん実装は前提として)、それを流れるように解説できるためのスクールです。T理論を明晰判明な知識にしてもらいます。しっかりと腑に落とし、身体に馴染ませてもらいます。
そのための真に驚くべき仕掛けを公開します。
それは決して「スクールが終わったら、学んだことをしっかり復習して、教えられるようにしてね」ということではありません。
T理論完全マスタースクールの最中に教え方までマスターするというスクールです。
新しいことを学ぶときは「行き」と「帰り」があります。
行きは自分が学ぶフェイズ、帰りは自分が教えるフェイズです。
登山における「登り」と「下り」に譬えることもあります(シン・TENETBootCampなどで、この比喩を使いました)。
T理論に関しても同じです。
まずは理解することが大事です。
ただ今回のフォーカスはいかに伝えるかにフォーカスがあります。
「帰り」「下り」ですね。
そして、伝言ゲーム問題があります。
伝言ゲームをしているうちに最初のメッセージと似ても似つかぬものが伝わるという問題です。
僕らはこれを避けたいのです。
そのために用いるのが、、、、シンに驚くべき手法(フェルマー)です。
c.f.FLT「必要なのは新しいアイデアだけ」この余白は狭すぎる〜モジュラーではない楕円曲線は存在する? 2014年07月11日
Cubum autem in duos cubos, aut quadratoquadratum in duos quadratoquadratos, et generaliter nullam in infinitum ultra quadratum potestatem in duos eiusdem nominis fas est dividere cuius rei demonstrationem mirabilem sane detexi. Hanc marginis exiguitas non caperet.
立方数を2つの立方数の和に分けることはできない。
4乗数を2つの4乗数の和に分けることはできない。一般に、冪(べき)が2より大きいとき、その冪乗数を2つの冪乗数の和に分けることはできない。この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。
このT理論完全マスターに関するシンに驚くべき方法について、、、、先日のセミナー(シン・手帳講座)で少し紹介しました。
いや、コアそのものを紹介しました。
それを理論的に紹介すると、
・イデア論
・グラフ理論
です。
グラフ理論については以前よく取り上げましたね。
(引用開始)
で、トポロジーの歴史を遡るのであれば、オイラーまで遡って、ケーニヒスベルクの7つの橋からスタートするべきでしょうが、時間も余白もないので、まずペレルマンに切り込みます。
ちなみに、ケーニヒスベルクの7つの橋とは、端的に言えば一筆書き問題です。同じ橋を二度と渡らずに、すべての橋を渡れるかということです。
このプレーゲル川に架かっている7つの橋を2度通らずに、全て渡って、元の所に帰ってくることができるか。ただし、どこから出発してもよい
で、ご承知のようにオイラーは単純化します。いまで言うグラフにします(グラフ理論)。点と線に還元します。以下Wikipedia参照。
そして、オイラー路とよばれる一般的解を示します。
・ある連結グラフが一筆書き可能な場合の必要十分条件は、以下の条件のいずれか一方が成り立つことである(オイラー路)。
・すべての頂点の次数(頂点につながっている辺の数)が偶数 →運筆が起点に戻る場合(閉路)
次数が奇数である頂点の数が2で、残りの頂点の次数は全て偶数 →運筆が起点に戻らない場合(閉路でない路)
これはまさに鮮やかな一般化の方法です。
(引用終了)
そしてイデア論については、プラトンの「国家」の教育についてと、利根川進博士の脳神経とイデアの議論を読んでおいてください!
グラフ理論の(このブログでの)初出はこのあたりです。
c.f.【5期】メーリングリストでのやり取りより 〜アンチ・オイディプスと経済学〜 2012年03月20日
プラトンの『国家』についても幾度も紹介していますが、たとえば以下の記事で!
c.f.【本日開催!】寺子屋集中講座「哲学の風景(後編)」カント、ヘーゲル、ニーチェ他! 2015年05月23日
c.f.「奇妙な情景の譬え、奇妙な囚人たちのお話ですね」と彼。 「我々自身によく似た囚人たちのね」と僕 2021年12月04日
(ブログ引用開始)
(プラトン『国家』より引用開始)
「ではつぎに」とぼくは言った、「教育と無教育ということに関連して、われわれ人間の本性を、次のような状態に似ているものと考えてくれたまえ。
ーー地下にある洞窟状の住いのなかにいる人間たちを思い描いてもらおう。
光明のあるほうへ向かって、長い奥行きをもった入口が、洞窟の幅いっぱいに開いている。
人間たちはこの住いのなかで、子供のときからずっと手足も首も縛られたままでいるので、そこから動くこともできないし、また前のほうばかり見ていることになって、縛めのために、頭をうしろへめぐらすことはできないのだ。
彼らの上方はるかのところに、火が燃えいていて、その光が彼らのうしろから照らしている。 この火と、この囚人たちのあいだに、ひとつの道が上のほうについていて、その道に沿って低い壁のようなものがしつらえてあるとしよう。それはちょうど、人形遣いの前に衝立が置かれてあって、その上から操り人形を出して見せるのと、同じようなぐあいになっている。」
「思い描いています」とグラウコンは言った。
「ではさらに、その壁に沿ってあらゆる種類の道具だとか、石や木やその他いろいろの材料で作った、 人間およびそのほかの動物の像などが壁の上に差し上げられながら、人々がそれらを運んで行くもの と、そう思い描いてくれたまえ。運んで行く人々のなかには、当然、声を出す者もいるし、黙っている者もいる。
「奇妙な情景の譬え、奇妙な囚人たちのお話ですね」と彼。
「われわれ自身によく似た囚人たちのね」とぼくは言った
(引用終了) (プラトン「国家」7巻514A-515A 岩波文庫「国家」下巻 pp.104-105 )
c.f.偽アリストテレスの汎神論、ソクラテスの教育論、師弟の階梯 2015年10月10日
c.f.【本日開校!】レイキヒーラー養成1Dayスクール 〜シンプルで気軽に楽しく、強力なヒーリングを〜 2015年08月01日
ソクラテスの洞窟の比喩ですね。
これは意外と忘れられていますが、イデア論の解説というよりは教育論なのです。
*このラファエロのアテナイの学堂の中心に描かれているのはプラトンとアリストテレス。プラトンのモデルはラファエロにとってのプラトンであったレオナルド・ダ・ヴィンチ。
(ブログより引用終了)
というわけでまとめていくと、T理論を小さな手に馴染んだアーミーナイフとして(小さな武器というより、強力な一個師団みたいな強力さですが、、、でも手の平におさまります。宇宙のように)、使いましょう!!
そんな真に驚くべきことをするためのコツ、伝言ゲームを失敗したいためのコツがイデア論とグラフ理論を用いることです!( ー`дー´)キリッ
というわけで、T理論完全マスタースクールお楽しみに!!
そして4月の「まといのば」講座も!!
【まといのば講座4月全6講座】
【受講料】:リアル受講 5万円(1講座)、ヴァーチャル・ライブ受講 3万円(1講座)
(ただし、CAP制度継続中:CAP制度とは10万円で全6講座受講可能な制度のこと)
【受講資格】:「まといのば」スクール修了生、Rayスクール修了生、OnLine MenTor修了生
【日程】
まといのば講座4月第①弾『シン・手帳講座2023〜TENETから異世界通信まで〜』(4月8日(土)19時〜)(受講料:5万円(リアル受講)、ヴァーチャル受講・ライブ受講3万円)
まといのば講座4月第②弾『飛行石・実践編 〜Body Designの身体調整から身体操作へ〜』(4月20日(木)19時〜)(受講料:5万円(リアル受講)、ヴァーチャル受講・ライブ受講3万円)
③4月25日(火)19時〜
④4月27日(木)19時〜
⑤5月2日(火)19時〜
⑥5月3日(水・祝)13時〜
【T理論完全マスタースクール 〜T理論を美しく解説できる教師(マスター)になる!〜】
【日時】 5月5日(金)13:00〜18:00
5月6日(土)13:00〜18:00
5月7日(日)13:00〜18:00
ライブ受講もヴァーチャル受講もあります!
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 360,000円(PayPal決済可能)
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!(フォームメーラー)
*ヴァーチャル(ビデオ)受講、ライブ(Zoom)受講も歓迎です!(ヴァーチャル受講の方は1時間のパーソナルセッションが任意でつきます!)
*動画教材はリアル受講でもライブ受講でも配信されます!
Body Design BootCampもますますパワーアップして今月より再開です!!
【Body Design BootCamp1期生募集開始!(旧アナトレBootCamp)】
〜Anatomy2.0を用いて圧倒的な身体を目指す!〜
【Body Design BootCamp1期:開催日程】
2月25日(土)19時〜(第1回)
4月15日(土)19時〜(第2回)
5月13日(土)19時〜(第3回)
6月10日(土)19時〜(第4回)
7月15日(土)19時〜(第5回)
〈Body Design BootCampは全3コースです〉
・Body Design BootCampプラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料45万円)
・Body Design BootCamp1期リアル受講コース(リアル受講+ビデオ受講)(受講料25万円)
・Body Design BootCamp1期ヴァーチャルコース(ビデオ受講)(受講料15万円)
(Ray式オイルBootCamp受講生向けの割引制度があります!)