*ハンブルグバレエ団「シルビア」のゲネプロ(最終舞台稽古)を拝見させていただき、いま大興奮で、そのことについて書きたいのですが、それはまたの機会に!
明日初日です!
Don't miss it!
*また先月のセミナーである「異世界通信」と「テンセグリティーとしての身体」講座がなぜか遠隔伝授がされていなかったという(テンセグリティーは配信も(汗))大失態で、大変失礼しました!
いま該当する受講生には伝授をしましたが、もし配信や伝授がなぜか届かないという方は、ご連絡ください!
いま、「まといのば」ではBody Designという摩訶不思議な身体調整系のワークが大流行です。
これまでの気功の可能性をもっと広げてくれる手技(マニピュレーション)ベースの術技です。
痛みがなく身体の中にずぶずぶと手が入っていく心霊治療のような術技が注目されますが、それだけが魅力ではありません。やはり圧倒的な結果が出るが人気の理由です。
人体の不思議がますます深まります。
Anatomy2.0と我々が呼んでいる身体観のアップデートがそのベースにはあります。
建築モデルからFascia(ファシャ:筋膜)モデルへの変更ですね。
Fasciaということを受け入れると、従来の積み上げ方式の建築モデルが非常に奇妙に感じるようになります。
テンセグリティーというだけではなく、内圧が重要です。内圧を具体的に言えば、腹圧であったり、呼吸であり、循環です(皮膚に傷がつけば、血が吹き出すのは内圧が高いからです。深筋膜が破れれば、筋繊維が飛び出して、ヘルニアとなります)。
トーマス・マイヤーの考え方で僕が非常に感銘を受けたのは、筋繊維にアプローチせず、筋膜の通り道を作るという点です。これは非常に有効な方法です。
僕らの表現で言えば、これまでの「癒着を剥がす」に当たる方法です。トムはこれを徹底します。
たしかにこれは面白い方法です。
筋繊維に触れることなく、通り道を通し続けるだけで、筋肉がほぐれます。それも急速に。
ですから、従来のマッサージ的な「筋肉をもみほぐす」という考えは今後、業界の中でも廃れていくと思います(「まといのば」の気功整体でも、筋肉に触れるときはチェックのみと教えてきました)。もしくは筋周膜の通り道を作るために(バラバラにするために)、筋肉をもみほぐすような手技は残るでしょうが、それは筋肉を揉むのとは似て非なるものです。
「まといのば」では強もみを特に求められるセラピストたちに対しては「金槌で叩け」と冗談で言っています。でもやっていることはそれに近い侵襲です。それはニーズがあるからやるのでしょうが、そのニーズはゴールを達成させません。その対概念は優しく触れるのだけではなく、優しく奥深くに手を突っ込んでいくことでした。
「まといのば」の気功整体の似たアプローチでは、「上肢帯(の下に手を入れる)」「(大腿直筋をずらして)中間広筋(に触れる)」などでした。「(腹部から触れる)腸腰筋」も同様ですね。
上腕から腕神経叢に触れるワーク(内蔵気功や「バウヒン弁」)など、似たワークはたくさんありましたが、トムのおかげでもっと振り切ることができた感触です。
痛くなく、気持ちが良いのに、圧倒的な結果が出るというのは嬉しい話です。
(ちなみに神経モビライゼーションもBody Designに取り込んでいくという話をBootCampでしました。そして兼子先生の動画を神経モビライゼーションの見事な例として、面白いかなと思って紹介したら、「あんな痛そうなのは嫌」というリアクションというか、懸念をいただきました!兼子先生はご自身も標榜されているようにドSストレッチです。「まといのば」は真逆を行きます。いわばドM調整です。ドMの「M」は「まろやか」のMです。
誤解を招いて申し訳無いと思うと共に、ますますご期待ください!)
Body Designのコンテンツ自体はとても面白いと思いますし、今や医師やPTなどの医療従事者から、ダンサーまでが学ばれていますので、それぞれの分野でどんどん使って欲しいと思います。
セルフBody Designについてもこれまでは禁止してきましたが、これ(3月)からは安全で効果的で、長期的にも成長が可能な"セルフBody Design”を提案できそうなので、そちらをご活用ください!
今は僕とRayさんだけがBody Designをセッション等で施している状態ですが、今後はBody Designを施す人をどんどん増やしたいと思っています。
最初のうちはRaySalonセラピストたちが中心になるかもしれませんが、その輪を広げたいと思っています(もちろんそれぞれの現場での施術には制限は課しませんので、自由に使ってください)。
そしてBody Designの鍛錬の場ではお互いにBody Designをしあって、お互いの進化成長を加速して欲しいと思っています。相当に楽しいと思います。
その萌芽は先日のRay Body Designセミナーに見られるとおりです。
素晴らしいアラベスクパンシェや浮遊系のアーサナ、ビールマン、難解なヨガのアーサナなどが次々と実現していました。すごいことです。
10年以上できなかったことが、あっさりと叶ったりします。
Body Design(ボディデザイン)を施す人はBody Designer(ボディデザイナー)と呼ばれるのでしょう。そのBody Designerをどんどん増やすことで、世界に衝撃を与え、世界を一緒に癒やしていきましょう!
(というわけで、Body Design BootCampを中心にして、級位制度のBodyDesigner審査講習会を開催するつもりです。おそらく月1回ペースです。楽しくやりましょう!)(どうしてもマスターしたいという方は個別に連絡くださいー)
*12月、1月、2月のヴァーチャル(ビデオ)受講のCAP制度もまだまだ募集中です!
日程変更! 3月12日(日)が延期で、3月24日(金)19時〜が追加です!
〜3月の日程(CAP制度継続!)〜仮のサブタイトルをつけました。
①3月23日(木)19時〜『Mind Design 〜Bodyって不思議な言葉だね、深く考えればMindだと分かる〜』
②3月24日(金)19時〜『ゴムゴムDesign 〜皮膚って不思議なFasciaだよね、筋膜の仲間外れだけど一番大事(な筋膜)なのにね〜』
③3月25日(土)13時〜『Joint Design 〜関節って不思議な概念だよね。深く考えれば(関節など)どこにもないんだから、自由に定義しようよ〜』
④3月25日(土)17時〜『神経Design 〜そろそろ神経のFasciaリリースにも手を付けたいね〜』
⑤3月26日(日)13時〜『Body Reading Design〜身体を読解する目の習得〜』
⑥3月28日(火)19時〜『ラピュタの飛行石Design 〜頭で分かっていても、腑に落として身体で(ラピュタを)実装できなければ画餅だよ〜』
そしてBody Design BootCamp1期生募集開始です!(旧アナトレBootCamp)
〜Anatomy2.0を用いて圧倒的な身体を目指す!〜
【Body Design BootCamp1期:開催日程】
2月25日(土)19時〜(第1回)
3月12日(日)13時〜(延期!)
4月15日(土)19時〜(第2回)
5月13日(土)19時〜(第3回)
6月10日(土)19時〜(第4回)
7月15日(土)19時〜(第5回)
〈Body Design BootCampは全3コースです〉
・Body Design BootCampプラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料45万円)
・Body Design BootCamp1期リアル受講コース(リアル受講+ビデオ受講)(受講料25万円)
・Body Design BootCamp1期ヴァーチャルコース(ビデオ受講)(受講料15万円)
(Ray式オイルBootCamp受講生向けの割引制度があります!)