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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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誰でも、最後に行く道は与えられたコースではなく、自分の命の赴く方向なのです。

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「オズの魔法使い」において、主人公のドロシーが家へ帰る下りは印象的です。

 

この国についた最初の瞬間から帰れたのに、と良い魔女に言われます。

 

ずっと履いている銀の靴に頼みさえすれば、3歩で帰れますよ、と言われます。

(実際にそれで帰ります)

 

So goodbye yellow brick road
Where the dogs of society howl

(だから、さようなら。黄色いレンガ路
そこでは、上流階級の犬どもが吠えている)

 

僕らも黄色いレンガ路から早く降りて、自分の道を歩きましょう!

 

誰でも、最後に行く道は与えられたコースではなく、自分の命の赴く方向なのです。

その道は、山あり谷ありかもしれません。

誰でも、自分の行く道の上ではギフテッド(天才)なのです。(オードリー・タン)

 

 

あの狂ったような騒動の第二弾とも言える騒動が今月も継続中です。

 

どうして、ちょっとうまく行き始めただけで(成功ですらないのに)、エゴが肥大するのか、自我がむくりと顔をもたげるのか、ヒュブリス(傲慢)に支配されるのか全く分かりません(いや、もちろん分かります。ただの修辞表現です。彼らにはゴールが無いのです。だから自分の移り気な気分に振り回されます。自分が不愉快になりやすく、怒り、直情径行であることにそろそろ気付けば良いのに)

 

いずれにせよ、夢を叶える(いやゴールを達成する)ためのレシピは嫌というほどに公開されていて、繰り返し繰り返し提示されているのに、ゴールが無い人にとってはそれらのレシピはスコトーマに隠れるのでしょうか?

 

たとえば、Rayさんは

 

私のとっておきの魔法の呪文をお伝えします口笛

「シタイカ シタクナイカ」

「叩けよ、さらば開かれん」

 

 

と繰り返し、魔法の呪文を教えます。

 

 

 

イエス様は「叩けよ、さらば開かれん」のあとに丁寧に「叩き続けろ」と言います。


一度二度断られたくらいでなぜやめるのか、と。

 

(夜遅いし、自分も寝ているから)友人だからと言っては開けてやらないけど、しつこいからドアを開ける、と。

 

 

ルー・タイスは「難しい課題を与える」と言い、多くの人が理解できないと言います。

ただ、一度理解できれば、一挙に人生が変わります。

そして継続的に人生が変わります。

それを「まといのば」では「謎解き」、、、ではなく「読解(Reading)」と呼んでいます。
Readingの延長線上に「謎解き」もあります。

 

日本では読解についてきちんと習わないのかもしれませんが、読解とは頭でやるものではなく、手を動かしてやるものです。

 

SVOCを淡々と取るだけです。

 

動詞が何か、主語は何か、目的語は何かをひたすらに手を動かしながら調べるだけです。

 

 

多くの人が「気分」に支配されるように、「意味」に支配されます。

 

意味など存在しないのだから、淡々と表層的な構造を取ることです(アンディ・ウォーホルも自分の表面を見て欲しい、内面など無いのだからと言いました。僕も全く同感です。というか、高校生の頃からその立場です。なぜなら、、、、という話はまた今度)

 

 

 

この立場に立てば、話されたこと、書かれたことが全てであり、その分析を冷静にやることのみが重要と分かります。

 

「語るに落ちる」という言い方がありますが、本当にそう思います。

 

しゃべりながら落ちていく人がなぜこれほどまで多いのかわ分かりません。

自己紹介しながら、自分のエゴを手放せずに落ちていくのが不思議です。

 

自分の醜さを隠そうとしているのかもしれませんが、1つ上の抽象度から見れば、ほぼ全てお見通しであり、かつそれを気の毒だから知らないふりをしてあげているということがなぜ分からないのでしょうか?

「知られたくない、隠したい」という気持ちは分かりますが、その気持がなぜ「知られていない、隠し通せている」という確信に変化するのか不思議です。

 

 

ずっと履いているその靴に頼めば、ほとんど全てのことが叶うのに。そのときには古い自分などどうでも良いはずなのに。


【書籍紹介】
オズの魔法使い!

 


かかしとブリキの木こりとライオンは、よい魔女の親切に心からお礼をいいました。そしてドロシーも感激しました。

「あなたはお美しいだけでなく本当に善良なんですね! でもまだカンザスへの帰り方を教えてくれていません」

「その銀のくつが砂漠をこえてあなたを運んでくれますよ」とグリンダが答えました。「その力を知っていれば、この国についたその日にでもエムおばさんのところに戻れたんですよ」

「でもそうしたらぼくはこのすばらしい脳みそをもらえなかった!」とかかしが叫びました。「お百姓さんのトウモロコシ畑で一生をすごしていたかもしれない」

「そしてわたしも美しい心が手には入らなかった。あの森に立ってさびたままこの世の終わりを迎えたかも」とブリキの木こり。

「そしてわたしは永遠に臆病だったかもしれない。森中のどんな獣も、わたしについて何もいいことを言ってくれなかったかもしれない」とライオンもきっぱり言いました。

「みんなその通りだわ」とドロシー。「そしていいお友だちのお役にたてたのはうれしいと思う。でもこれでみんな、いちばん欲しかったものが手に入ったんだし、それにみんな治める王国を持てて喜んでいるんだから、あたしはそろそろカンザスに戻りたいんです」

 よい魔女はいいました。「その銀のくつにはね、不思議な力がいろいろあるのよ。なかでもいちばんおもしろいのは、それが世界中のどこへでも三歩で運んでくれることで、その三歩のそれぞれは一瞬のうちに起こるのよ。あなたはかかとを三回うちあわせて、靴にどこへでも行きたいところへ運べと命令すればいいだけ」

(引用終了)


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