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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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私があなたに厳しい課題を与えるつもりであることを最初に知っておいてください〜呪い合いの終わり〜

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自分にとってとても大事なものというのがあります。

 

たとえば祖母から受け継いだネックレス、父からもらった時計、代々伝わる何か、、、。

 

大事な思い出、貴重な経験。

自分の心の奥底にしまっておいたとっておきの秘密。

 

 

このブログもそうですし、僕のレクチャーやセミナーやセッションというのは、そういう僕にとって重要な秘密で構成されています。無償や安価で提供されるからと言って、価値がないわけではありません(そう思ってしまうのは仕方ありませんが、そう思われるのは心外です)。

 

世界の成り立ちの秘密であったり、圧倒的なアイディアであったり、アカデミーの粋であったり。

 

 

稀にセミナーなどをすると、「このセミナーの内容はどの本に書いてあるのですか?」とか聞かれます。そのときは絶句しましたが、今なら「僕がこれから書く未来の本に書いてあるかも」と答えれば良いかなと思っています。

パクリが横行しており、ゼロから血のにじむような思いで創り上げた人よりも、それをペロッと取って、あたかも自分が考えたかのような顔をして、偉そうに御高説を垂れるやつが成功する社会です。
「まといのば」は、良いものはどんどん広めたいと思っていますし、理論も技術もどんどん広がれば、世界はその分良くなると思っています。

ただ、その広め方は、パクリではなく、きちんと学び、きちんとリスペクトを持って、次の世代に教えて欲しいと思っています。

 

たとえば、セミナーで学んだことを、その記憶のまま書く人がいますが、それはナンセンスです。

Echoの実習をしてみれば、分かりますが、人はアウトプットしてみて、自分がいかに理解していないか分かります。

 

「量子もつれ」に関してでも、「電磁誘導」についてでも良いのですが、ゼロから説明してみてください。聞いているときは分かったつもりで、説明するときには分かっていないことが浮き彫りになります。

 

そしてヒーラーとして情報発信するのであれば、初歩的なミスは命取りです。

きちんと調べ直して、学び直してから、書くことです。
理系の教育を受けていない人間は、ペロッとパクって、ペロッと書きます。いや、理系だけではなく、きちんと大学で学んでいないと典拠を示すとか最低限の作法が抜けています。

たとえば、ドヤ顔でNFTとか、にわかに語り初めて、Web3.0とか書いてしまうと、web3という表記に込められた哲学に対する無知か、不敬を疑われます。

 


c.f.例えば、ここに2つのお守りがある、と想像してみてください。 1つは神主さんがお祓いしたお守り、 2022年08月07日
c.f. NFT、DAO(ダオ)って何だお?〜お祓いされたお守りとそうでないコピー達?DAOtoDAO 2022年09月21日

ブーメランを発見。某ブログにWeb3.0って書いてありました。
c.f.君が望むなら、それは強く応えてくれるのだ。今は全てに恐れるな痛みを知るただ一人であれ。 2022年04月23日(まといのばブログ)

最新のTENET理論について、がっつりと学びます。

Web3.0をもじるならば、T理論3.0です(いや本当に)。

 

だからこそ、記事は量産できません。
(量産できるものに価値はありません)
(パクリで量産することが流行りましたが、価値のないものが長きにわたり続くことはありません。ただ価値あるものが見過ごされて、消えてしまうことはよくあります)


それは究極の手仕事の1つであるヒーリング/メンタリングも同様です。


その基本はDialogueであり、対話です。

メンタリングでも、コーチングでも、ヒーリングでも、オイルトリートメントであっても、同じです。

ポイントは対話です。魂と魂のふれあいであり、相互的な交わりの中での成長です。




ソクラテスはプラトンを生み、プラトンはアリストテレスを生み、アリストテレスはアレクサンダー大王を生みます(アレクサンダー大王はアリストテレスを育ての親と言います)。
c.f.

対話によって、寄ってたかって良い人をつくるのです。

c.f.浮世絵版リヴァイアサン?! 〜みかけはこわいいがとんだいいひとだ!!〜人は人によって創られる?! 2014年09月28日

歌川国芳の「みかけハこハゐが とんだいゝ人だ(見掛けは怖いが、とんだ良い人だ)」という作品にはこんな風な文字が書かれています。
大ぜいの人が よつて たかつて とふと いゝ人をこしらへた とかく人のことハ 人にしてもらハねバ いゝ人にはならぬ(大勢の人が寄ってたかって、とうとう、いい人をこしらえた。兎角、人の事は人にしてもらわねば、いい人には成らぬ)

 

 

ちなみに、今の世界の状況は、寄ってたかってお互いに呪い合っています。

 

エフィカシーの低さの何が問題かと言えば、呪い合うからです。
言い訳ばかりの何が問題かと言えば、呪い合うからです。

嫉妬の何が問題かと言えば、呪い合うからです。
認識の甘さや、知識の無さ、無知、無知にすら気付かないことの何が問題かと言えば、それが理由で呪い合うからです。

 

エフィカシーが低いということは、自分は自分の設定したゴールを達成できないというアファメーションです。

ですので、自分が達成できないから、他人を引きずり下ろそうとします(この論理の飛躍は現象としては観察しますが、論理としては理解できません)。

優秀なウサギばかりがあつまって、周りばかり見ています。
ゴールだけを見ろよ。


たとえば、こちらが指摘したことに対して、言い訳ばかりを繰り返すのは、アルゴリズムが濁ります。

そのアルゴリズムの濁りが、停滞を産み、場を壊します。


チームで動くということは、アメーバのように機会の通り道を探すことです。

機動力を持ってチームで動きたいのに、サボタージュやフリーライダーがいると、全体が破滅します。

大きな重い机を4人で運ぶとき、息を合わせて「せーの」で一斉にやります。

チームというのはこういうものです。

全員が本気で持ち上げようと思い、そして実際に本気で行動し、そしてタイミングを見て、一斉にあげないと机は持ち上がらないのです。

 

 

この比喩は高岡英夫先生がおっしゃっていたと記憶しています。

 

たとえば、Aさんが机を持ち上げようとしているのに、Bさんはタバコを一服して、Cさんはトイレに行き、Dさんは手を抜こうとしている、、、、そんな状況なら、大きな重たい机は持ち上がりません。

 

全員が本気で取り組み、本気になって、息を合わせて持ち上げることで、奇跡が起こるのです。

 

一人では到底運べないような大きな重たい机でも、4人が息を合わせて、本気を出せば動かせます。

情報空間も同じです。

だからルー・タイスのコーチングは自己啓発ではないのです。
チームでしかゴールは達成できません。

 

チームを築き、自分の夢を実現させることができる」のです。


私があなたに厳しい課題を与えるつもりであることを最初に知っておいてください。私が何を言おうとしているのかを解き明かすのに苦労することもあるでしょう。しかし、一度理解して自分のものにすれば、周囲の人にも伝えることができます。チームを築き、自分の夢を実現させることができるのです。

(Q.1 何が「しかし」なのでしょう。何がこの接続詞の前後で逆接となっているのでしょうか?

Q.2 「自分の夢を実現させることができる」の直前になぜ「チームを築き」とあるのかを、本書の中から引用して根拠を示して述べなさい。

Q.3 私があなたに与えるつもりである「厳しい課題」とは何か?具体的に述べなさい。)



しかし、これもまたチームビルディングとかリーダーシップ論ではありません。
そのような議論が前提としているピラミッド型組織は脆弱です。
異世界転生スクールでもやった米軍型、アメーバ型が本来です。

そして人間というリヴァイアサンもまたアメーバ型であるべきなのです。
(これに関してシンに驚くべき洞察というかビジョンを秘伝功の師範代の先生から本日学んだので、それをシェアしていきたいです。セッションの仕方だけではなく、リヴァイアサンの方です。お楽しみに!)

なんだか話が脱線して、脱線して、収集がつかないですが、、、、


パクリ諸君に言いたいのは、パクるなら徹底的にパクって欲しいと思います。
浅薄にぺろっとパクって偉そうに書くから不愉快なのです。知識やアイディアや貴重な経験に対するリスペクトを感じないのが不愉快なのです。そして嘘を付くのが嫌です(あたかも自分が考えたかのようにミスリードさせたり、自分の経験かのように語ったり。読み人が読むと分かるし、腐臭がただよいます)。

 

深いリスペクトがあり、きちんと調べ直しており、自分でも試して経験しており、自分の言葉で書かれていたら、それはもうパクリでもCopyでもなく、Intention問題におけるオリジナルに昇華します。そのような人にはどんどんパクって欲しい思います。


ピカソの言うように、その贋作者は僕らの友人です。
c.f.「どうしてそんなことを? 私にはできない。どういうことになるかわかりきっている。」(ピカソ) 2021年11月01日
「どうしてそんなことを? 私にはできない。どういうことになるかわかりきっている。私が予備裁判に行ったら、犯人が手錠をはめられて入ってくるだろうが、それは私の友人のひとりだろう」(『ピカソになりきった男』pp.158-159)


いつも僕はゲーテを思い出します!

 

このとっちらかったブログの締めはゲーテ先生で!



(引用開始)
それに経験を積むとなると、先立つものは金だよ。私がとばす洒落の一つ一つにも、財布一ぱいの金貨がかかっているのだ。今自分の知っていることを学ぶために、五十万の私の財産が消えていったよ。父の全財産だけでなく、私の俸給も、五十年余にわたる相当な額の文筆収入も、そうだ。(引用終了)(エッカーマン『ゲーテとの対話』)

 

 

c.f.「私に触ったのは誰か」「誰かが私にさわった。力が私から出て行ったのを感じたのだ」(ルカ書) 2018年12月12日

(引用開始)

イエスは言われた、「わたしにさわったのは、だれか」。

人々はみな自分ではないと言ったので、ペテロが「先生、群衆があなたを取り囲んで、ひしめき合っているのです」と答えた。

しかしイエスは言われた、「だれかがわたしにさわった。力がわたしから出て行ったのを感じたのだ」。(引用終了)(ルカ8:46-47)

 

 

「私がとばす洒落の一つ一つにも、財布一ぱいの金貨がかかっている」

本当にそう思います!!

それを潤沢に味わえるときに、急いで成長したいものです!!

ヒーラー/メンター養成BootCampもお楽しみに!!
明日のシン・TENETBootCampもお楽しみに!!
 


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