ローマ百卒長の言葉が耳にエコーします。
「ただ、お言葉をください」とイエスに言ったローマ百卒長の言葉です。
ただ、お言葉を下さい。(ルカ7:7)
いま、一緒にチームとして働いているメンバーにも同じことを繰り返し言っているつもりなのですが、僕の表現は晦渋すぎて分かりにくいようです。
繰り返しになりますが、「ただ、お言葉をください」。
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(引用開始)
イエスはこれらの言葉をことごとく人々に聞かせてしまったのち、カペナウムに帰ってこられた。
ところが、ある百卒長の頼みにしていた僕が、病気になって死にかかっていた。
この百卒長はイエスのことを聞いて、ユダヤ人の長老たちをイエスのところにつかわし、自分の僕を助けにきてくださるようにと、お願いした。
彼らはイエスのところにきて、熱心に願って言った、「あの人はそうしていただくねうちがございます。
わたしたちの国民を愛し、わたしたちのために会堂を建ててくれたのです」。
そこで、イエスは彼らと連れだってお出かけになった。ところが、その家からほど遠くないあたりまでこられたとき、百卒長は友だちを送ってイエスに言わせた、「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。
それですから、自分でお迎えにあがるねうちさえないと思っていたのです。ただ、お言葉を下さい。そして、わたしの僕をなおしてください。
わたしも権威の下に服している者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。
イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた群衆の方に振り向いて言われた、「あなたがたに言っておくが、これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」。
使にきた者たちが家に帰ってみると、僕は元気になっていた。
(引用終了)
一緒に仕事をしているということは、それだけヒーラーとしての力を認めているということです。
まだ荒削りであり、未熟なのは重々承知ですが、チャンスを与えることで成長でき、それは彼らの未来のクライアントにとって圧倒的な福音になると思って、一緒に仕事をしています。
当然ですが、1人のヒーラーが関わることができる人は極少数です。
ヒーリングとは究極の手仕事であり、基本的にはスケールできない仕事です。
一時間に100人をヒーリング/メンタリングすることはできません(脱洗脳などを含む濃度でのセッションの話です)(一斉セミナーは可能ですが、それはまた別の話。それはむしろ教育です)。
でも、それがチームとなれば、飛躍的に救える人が増大します。助かる人も状況も明白に増えるのです。足し算ではなく掛け算になるのです。なぜなら、個々のヒーラーの成長の機会も指数関数的に増大し、ヒーラー1人では到底経験できないようなことを経験でき、1人では到底経験できないような光景を一緒に観ることができるからです。それは全てクライアントに還元され、そしてクライアントもゴールへの道を爆走できるでしょう。ヒーラーとクライアントというのは単なる立場の名称であって、彼らもまたチームなのです。
(ちなみにこれは2度目の挑戦、1つ目は「まといのば気功整体」でした。これはRaySalonメンバーにはシェアしているように、小さいけれど重大なことで数年間に及ぶプロジェクトは頓挫しました。悔やんでも悔やみきれないと僕は日々思っていますが、もちろん支配者たる僕のミスです。他の多くの人のチャンスは消えました)
(素晴らしい演奏の最後の最後にミスタッチをしたり、誰かが絶叫したらその演奏体験は永遠に失われます。バカラのグラスは壊れやすいもの。抽象度が高いということは儚いのです)
c.f.バカラ(Bacarat)のグラスを割ったことがありますか?王者のグラスは脆いもの 2017年08月11日
自律したヒーラーとしてリスペクトがあるからこそ、僕は一緒に仕事をしています。
その意味では、我々の先輩であるイエスと同じです(イエスと同じなのは、皆さんが、です。誤読しないように)。
自分の言葉が、自分の思考がどれだけ大きな影響力を持つかを、そろそろ実感して欲しいと思います。
そしてチームとして動くということは、各自が機会の通り道を探し、そして見つけた人がその瞬間のリーダーシップを取るということです(これは異世界転生スクールのテーマの一つでしたね。米軍型であり、アメーバです。ピラミッド構造は脆弱なのです)。
ただ、お言葉を下さい。そして、我々のRaySalonを立てなおしてください。
(笑)
いや、本当に。
そしてこれまた繰り返しになりますが、「いいね」ボタンのクリックと読者登録をよろしければください!!(笑)
非常に励みになります。
【書籍紹介】
タイトルはご承知のとおりシェイクスピアのリア王から三女コーディリアの言葉。
この言葉への返答がリア王の「No,no,no,no! Let's away to prison」です(幾度も引用しています)。
僕も、最善の意図を抱きながら、最悪の結果を招かぬよう、機会の通り道を必死で探しています。
c.f.No,no,no,no 行こう牢獄へ!(リア王;シェイクスピア)鳥カゴの中へ、牢獄の中へ! 2014年08月08日
(引用開始)
コーディリア 私たちが初めてではありません。
ほかにも最善の意図をいだきながら最悪の結果を招いた人びとはいます。
ただお父様が、国王としてこうまでお苦しみになっているのを思うと気が挫けます。
私だけなら、まやかし者の運命のしかめ面などにらみ返してやれますのに。
ごいっしょにお会いしませんか、あの二人の娘に、姉上に?
リア いやだ、いやだ、いやだ、いやだ!さあ、牢獄へ行こう。
お前と二人だけで、籠の中の鳥のように歌をうたおう。
わしから祝福のことばが欲しいなら、お前の前に膝まづき、まずわしが
お前の許しを乞うことにする。だからわしら二人は生きつづけよう。
そして祈ったり、歌ったり、昔話をしたり、笑い合いながら
きらびやかな蝶どもの群をあざけって、それでも、その連中といっしょに
宮廷の噂話を聞いてやろうではないか。そう、こちらから話しかけもしよう。
誰が勝って誰の株が落ち目になったの、誰が新顔で、誰が消えたのと、
語り合いつつ、わしらがあたかも神の世界からのスパイででもあるかのように、
ものごとの秘密を知っているふりをしようではないか。やがて、壁にかこまれた
牢獄の中にいて、月の出入りとともに満ち干の動きのある、この世の
大物どもの何派だの何党だのの連中よりも、わしらは長生きをしよう。
(引用終了)