異世界転生スクールのプライベートスクールが無事、初日を終えました!!
少し日を開けて、楽日を開催しますが、初日にしてかなりのレベルに達することができて、非常に嬉しいです!!
まさかこんな形で、リアルな形で、マルチバースを感じ、認識できるとは思わなかったのではないでしょうか。
でも、知ってしまうと、ずいぶんと古くから味わっている世界線だったのです。
c.f.あなたが知っている世界。それは数ある世界のほんの一部にすぎないと言ったら?(ドクター・ストレンジ 2020年12月11日
Doctor Strange,
you think you know how the world works.
What if I told you the reality you know is one of many?
(ドクター・ストレンジ、あなたは世界の成り立ちを知っていると思っている。
でも、あなたが知っている現実は、数ある現実の中の一つだと言ったら?)
スクールの冒頭は今回のノーベル物理学賞のインパクトを紹介しました。
2022年のノーベル物理学賞はご承知のとおり「量子もつれ」に関する研究が受賞しました。
これは非常に面白い現象です。量子力学の非常に奇妙な部分(そこにはエヴェレットの多世界解釈も含まれるでしょうが)、「隠れた変数」の否定、そしてEPRパラドックスがパラドックスから現実へ変わりました(EPR相関へ)。アインシュタインが奇妙な遠隔作用と批判した(1935年)パラドックスは、まさにその奇妙な遠隔作用が起こるのがこの宇宙だということが示されました。
セミナーでも紹介しましたが、アインシュタインはこう言ったとされています。
「きみは本当に信じているのか。月はそれを見たときにしか存在しないのだと」
(アインシュタイン:アブラハム・パイスの回想)
c.f.
信じているのではなく、知っているのです。
たとえばすくなくとも、我々は二重スリット実験で、スリットを通る光子を観測したときと、しないときとで結果が変わることを我々は知っています。観ることが収束(デコヒーレンス)させることを我々は知っています。
想像以上に奇妙な世界なのです。
あまりに奇妙で、そんなことは信じられないと思うときには、ウィトゲンシュタインやエヴェレットの言葉が僕らは癒やしてくれます。
論文の編集者が、こんなことは信じられないと言ったときに、エヴェレットはこう返信しました。
「私はこう聞かずにはいられません。あなたは地球が動いているのを感じますか?」(エヴェレット)
c.f.「私はこう聞かずにはいられません。あなたは地球が動いているのを感じますか?」(エヴェレット) 2022年10月09日
同様なセリフをウィトゲンシュタインが言います。
ウィトゲンシュタイン「なぜ人は、地球が軸を中心にして回転していると考えるより、太陽が地球のまわりを回っていると考えるほうが自然だと言うのだろう」
「単に太陽が地球のまわりをまわっているように見えるからじゃないですか?」
ウィトゲンシュタイン「ふむ、もし地球が軸を中心にして回転していたら、それはどんな風に見えるのだろう」。
c.f.ふむ。もし地球が軸を中心にして回転していたら、それはどんな風に見えるのだろう(ウィトゲンシュイン 2022年10月07日
そう。
もしこの奇妙な遠隔作用、奇妙な世界、奇妙な原理を全て受け入れたとしたら、世界は今まで通りに見えるのです。むしろより鮮明にそう見えるのです。
僕らは疑うことを一旦諦めて、使ってみることです。
使いながら、知識や理論を更新していきます。
その恩恵を十分に受けながら、先へ進むことです。
僕らはそうやって生きてきましたし、この先も変わりません。
そうすると、これまで学んできたことが、高いレベルで繋がり始めてスパークします!!
これは最高の体験です!!
楽しみましょう!
明るく学び、進化しましょう!!