自分がいまやっていること、目指していることが本当にWant toなのか、果たしてゴールなのか、、、ということを無意識に考えだしたとしたら、、、、それは完全に間違った系にいるので、正しい本来の場所へ戻ってきましょう。
マルチバースの扉を開いて、自分の本来の宇宙へ戻ってきましょう。
たとえば、日々ダンサーが練習をしながら、「俺はこれを本当にやりたいのだろうか?」と自問したとします。このときは二重三重に道を踏み外し、違う宇宙へ移動してしまっているのです。社会的な洗脳のせいなのか、自分自身の愚かさのせいなのか、その両方なのか、はたまた社会的洗脳によって愚かにさせられてしまっているだけなのか、まあ理由は何でも良いのですが、完全に道を誤り、宇宙を誤っています。
上りの電車に乗ろうと思って、ホームを間違えて下りに乗ったようなものです。
さっさと次の駅で降りて、回り道でも上り電車に乗り直しましょう。
下りの電車に乗って、どれほど努力しても、頑張っても、祈ってもどんどんゴールから離れるだけです。
カラクリはいつもシンプルです。
上りの電車に乗ったなら、何もしなくてもゴールに達成するのです。
たしかに電車の外から眺めている人は、あなたが猛烈な勢いでゴールに向かって移動しているように見えるでしょう。でもそれは電車に乗っているだけなのです。
「努力はいらない」ですし、無意識が勝手に何とかしてくれるのです。
たしかに周りからは、猛烈な努力をしているね、と言われるかもしれません。そう見えるかもしれません。でもそれは徹夜でNetflixで見ているのと同じです。ゲームをやめられないのと同じです。すごい努力でしょうか?いや、ある意味ですごいですけど、本人は楽しんでいるだけです。
ゴールが設定されたら、あとは自動的に勝手に進んでいくのです。
本人は淡々と次々と眺めているうちに1シーズン終わってしまうのです(そして第2シーズンへw)。
ゴールを設定し、そのゴールが要請する現在の状況の臨場感が上がったら、その臨場感とのギャップに身悶(みもだ)えながら、必要なことをしていきましょう。やるべきことをやるだけです、淡々と。粛々と。
それらを普通にやっていきましょう。
(ルー・タイスの言うように、やるべきことがないのは事実です。ただ自分が決めたゴール、自分が決めたことに粛々と従うのは大事です)。
c.f.私は自分が引いた道をまっすぐに進む。 自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。 2019年05月15日
ゴールに向けての努力というのは、周りからの評価であって、自分にとってはホメオスタシスなのです。
暑いから汗をかいているだけで、がんばって全身から水を出しているわけではありません。そもそも、どう頑張れば、全身から汗を出せるのか分かりませんし(汗)。
ゴールが設定され、そのゴールが要請する現在の状況の臨場感が上がれば上がるほど、日差しが強くなり、気温が高くなり、湿度も上がるのです。汗が止まらないのです。
そのときのホメオスタシスというのは無意識の行動ですし、あまりに普通のことです。普通すぎて意識に上がらないのです。
歯を磨いたり、トイレへ行くのと変わりがありません。
汗をかいているときに、これは本当に私のWant toなのだろうかと問うことはありません。生体の恒常性維持、特に体温の維持というのは私のゴールに適っているのだろうかなどと考えません。
何も考えることなく、淡々とやってしまうこと。
もしくは何かに取り憑かれたようにやってしまうことにゴールやWant toがあります。
意識に対する過大な偏重というのは近代の病です(多分)
意識はいい加減で移り気です。
それよりはしっかりとしてどっしりとしてはるかに賢い無意識に委ねることです。人生の操縦席を委ねることです。僕らはそれをたまに意識に上げながら、無意識を褒めるだけで、成功への道は勝手に加速していきます!