ミルトン・エリクソンと言って思い出すのは、ミルトン・エリクソンが晩年に言っていたというこのセリフです(僕はDr.Tから繰り返し聞きました)。
Boysは半分しか学ばなかった。
Boysというのは、若き日のリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーのことです。言わずもがなですが、NLP(神経言語プログラミング)の創始者ですね。
ある夏でしたか、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーはミルトン・エリクソンのもとで催眠療法を学び、そしてそこで学んだことをもとにNLPをはじめました。
しかし、あまりに拙速だったのか、もしくは能力が無かったのか、ミルトン・エリクソンに言わせれば、「Boysは半分しか学ばなかった」のです。
半分というのは50%というニュアンスというより、2つある手法のうちの片方しか学ばなかったという意味です。それを簡単に言えば、言語と非言語のうち、言語書き換えの方しか学ばなかったということです。
フェロモン気功やRaySalonセラピストBootCampなどで、非言語書き換えを教える中でいろいろと考えることが多く、そのときに遠くからこのミルトン・エリクソンの言葉が脳内をこだまします。
Boysは半分しか学ばなかった。
と。
ただミルトン・エリクソンの手法はあまりに属人的で(天才の技であり)、あまりに高度なので、伝わることが難しくて廃れていったとしても、NLPはあまりに習得しやすく、分かりやすいので、残るのでしょう。
イエスの非言語ではなく、パウロの言葉が残り、親鸞の精神ではなく、蓮如のお手紙が残るようなものです。
抽象度を下げない限りは、受け入れられず残らない宿命です。
まあ、それはそれで仕方ありません。
海外のPick Up Line集を見ていたら、このミルトンの言葉が頭に響いてきました。(Youtuberのタロサックさんのリアクション動画で)。
ちなみにPick Up Lineというのは、ナンパの口説き文句のことです。
単なるPickUp Linesではなく、The Best Pickup Lines Ever(世界最高水準の口説き文句)だそうで、、、たしかにすごいです。
これを楽しみながら見ていると、僕らはBoysが学ばなかったもう半分を学ばなくてはと思います。
言葉すらなくとも(正確には通じない言葉を使ったとしても)綺麗にクロージングしています。すなわち、初対面の人から電話番号をゲットしています。
(Nice to meet youの前にクロージングが終わっているのも素敵ですね。いわゆる順番がめちゃくちゃなのが良いですよね。ルー・タイスのボクシング大会を思わせます)
この姿を見て、セリフを聞き取って、スクリプトにして、翻訳して使っても玉砕しかしません(多分)。
重要なのは言語の周辺にある膨大な非言語です。半分というのは、50%という意味ではなく、2つの方法論(言語と非言語)のうちの片方という意味です。氷山の一角が言語書き換えであり、その下には膨大な非言語空間があるのです。その非言語をしっかりとホメオスタシス同調で獲得することが肝要です(その方法をこっそり伝えれば、、、、楽しんで繰り返し観ることですよね〜。学ぼうとせず、楽しむこと。動画教材でも何でもそうかと思うのですが)。
そこが僕らヒーラーやアロマセラピスト(やナンパ師)の主戦場です!
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【動画紹介】
こちらが、タロサックさんのリアクション動画です!