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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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バレエをやめれば楽になれると思った。だが違った。苦しみから解放されるには踊るしかない(ポルーニン

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昨日のセッションで話題に出たのがセルゲイ・ポルーニン。

 

セルゲイ・ポルーニンはバレエダンサーです。

 

現代における最も有名なダンサーの1人と言っても過言ではないでしょう。

史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルに登りつめるも2年で退団。

 

そしてもう二度と踊らないと決めて、最後に踊ったのが「Take me the church」。

 

それを含めたドキュメンタリーがこちらの映画⬇

c.f.泣くに時があり、笑うに時があり、悲しむに時があり、踊るに時があり(伝道の書) 2017年01月21日

c.f.なみなみと注がれた酒杯を底まで飲みほさず、いち早く人生の祭りを見捨てた人は、仕合せである。(プーシキン『オネーギン』) 2020年03月27日

タイトルはこのドキュメンタリー映画のポルーニンの言葉より。

バレエをやめれば楽になれると思った。

だが違った。

苦しみから解放されるには踊るしかない(セルゲイ・ポルーニン)

 

Take me the churchは本編のPVもなかなか強烈です。

 

まずは、ポルーニンの踊りを!

 

今年の5月に東京文化会館で舞台があるそうです。

(僕は幸運なことに、2019年の仁和寺の舞台を観ることができました)

 

ルドルフ・ヌレエフという稀代のバレエダンサーの伝記映画にて、ヌレエフの友人役としても映画に出ていました(デビューは「オリエント急行殺人事件」)。

 

 

昨日のセッションのテーマは、身体の作り方。

もうすでにいわゆる良い身体になっている人が、自分の理想の身体を実現していくにはどうしたら良いだろうか、ということで、忖度なしのまっすぐなアドバイスをしました。

 

いや、いつも忖度なしのまっすぐなアドバイスなのですが、やはり前提条件というものがあります。

身体を作りたいと思ったら、まずやるべきことがあるのです。

それをすべてクリアしたあとだと、今回のようなトリッキーに見えるけど王道のアドバイスが可能になっていきます。

 

ちなみにやるべきこととはシンプルです。

 

体作りのためのやるべきことのBig3は、、、、、、(ジャジャジャジャーン)

 

運動、食事、睡眠

 

ですね。

 

ここをきちんとしたルーティーンにすることが急務です。

 

 

で、これを阻害するのが、、、、まあ、、、、あまり大きな声では言いたくないのですが「洗脳」だったりするわけです。それは思い込みであったり、性格であったり、勘違いという形だったり、蟲だったり、呪いのような形で身体にべったりと張り付き、そして心と身体の隅々まではびこるわけです。

 

困難は、新しい思想にあるのではなく、大部分のわれわれと同じように教育されてきた人々の心の隅々にまで広がっている古い思想からの脱却にある。」(J.M.ケインズ 雇用・利子および貨幣の一般理論 塩野谷祐一訳 序文より)

c.f.難しいのは、新しいアイデアを開発することより、古いアイデアから逃れることである 2012年04月08日

c.f.困難は、新しい思想にあるのではなく、人々の心の隅々にまで広がっている古い思想からの脱却にある 2019年04月12日

 

それらを剥がしましょうというのが、大前提です。

そのプロセスを理解して、実践し続けていて結果を出している方には、次のシステムをお伝えします(ただ、それはあまりに衝撃的なので(笑)、ここでは書きません)。

 

いや、もったいぶることもないですね。

 

その解決策は非常に単純です。

 

自分だけで頑張らないで、自分だけで頑張ることを継続しつつ、猛烈に自分を引っ張ってくれる場の力を利用するということです。

c.f.上手の中にまじりて、毀り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨なけれども 2018年07月15日

 

それを集団と言ったり、「まといのば」ではギルドシステムと言ったりしています。

 

まあ、それはさておき昨日のセッションでこれだけは見ておいてと紹介したシリーズです!

 

 

*21世紀バレエ団(ベジャールバレエ団)のジョルジュ・ドンが美しい。

僕はこのラストのボレロを若い頃、それこそ擦り切れるほど観ました。

 

 

そして、ミーシャ(ミハエル・バリシニコフ)のホワイトナイツ!

全ての男性ダンサーが憧れるダンサーです。

ミーシャもまたヌレエフと同様に亡命しています。

 

 

というわけで、映画を楽しんでください(^o^)

 

ホワイト革命前夜というか、ホワイト革命が進行中の現代を「まといのば」は「漂白された社会」と呼んでいます(というか、岡田斗司夫さんが「数年後、世界がすべて漂白されます」と言っているのですから、それに乗っかった形の造語ですね)。

 

 

この「漂白された社会」への変化が良いのか悪いのかは問う意味がありません。

確実に起こる変化に対して、旧世代の人間は嫌悪感を覚えるのは当然ですし、当然の認知不協和です。

この「漂白」と同時に考えたいのは、Lookism(ルッキズム)です。

 

ルッキズムについてはWikipediaから下に引用しています。

 

ルッキズム(英: Lookism)とは、「Looks(外見・容姿)+ism(主義)」から産まれた外見至上主義を意味する。高身長(男性)、痩せた体型、脱毛していること、肌荒れが無いこと、二重まぶたであることが好まれ、「容姿の良い者を高く評価する」「容姿が魅力的でないと判断した人々を雑に扱うこと」を指す。イケメンや可愛い人を優遇したり、顔採用なども行われている。外見至上主義は批判されるが、現実には研究によると、外見が仕事や学業への評価を左右すると示されている。欧州経営大学院の教授らの論文(2020年)によれば、「非常に魅力的」な外見の人は「平均的」な人より収入が2割高く、昇進のチャンスも多い。別の論文では、外見が魅力的な人が書いた学術論文はそうではない人の論文よりも高く評価される傾向があった。(Wikipedia)

 

ホワイト化する社会、漂白された社会においては、このルッキズムは許されないものとして、存在を否定されていきます。

 

このようなことを言うことすらも許されなくなってくるでしょうが(漂白されていくでしょうが)、ルッキズムはもちろん否定されるのでしょうが、実際の社会はLookismになっていくのです。CapitalismがLookismになるとは言いませんが(笑)、これまで以上に口で語られることはなくなってきて、そして裏でそれが評価につながるという(いつもながら)ねじれた社会になるのです。

 

新生児に対する研究によれば、生後14時間ほどの幼児も魅力的でない顔よりも、魅力的な顔を好むとの結果が出ている。このような嗜好は、猫のような人間ではない動物にまで及ぶ。これらの発見から、ルッキズムは人間の視覚システムの働き方という生得的な産物であることが示唆される。(Wikipedia)

 

明らかに光が強くなるのですが、光が強くなれば、闇は深くなるのです。

 

光が多いところには、影も多い。(ゲーテ)

(Wo viel Licht ist, ist starker Schatten.)

 

「じゃあ、どうすれば良いのか?」というセミナーを開催します!

 

「そんなホワイト化は良くない!」というのが一番ありえない選択肢です(笑)。

Crying for the moonです。月が欲しいと泣く子供と同じです。

「昔は良かった」の裏返しでしかありません。

 

起こることは起こるのです。

我々が考えるべきは、起きる変化を前提として、いかに自分が変わるかです。

 

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」(レオン C. メギンソン)

このダーウィンの言葉として流布しているこの名言はダーウィンではないそうでw

c.f.米テキサス、オハイオ両州が1日、ロックダウン(都市封鎖)措置の段階的緩和に踏み切った。 2020年05月03日(←いま流行りつつあるエンデミックの予兆ですね)

 

ふわっとした告知で申し訳ないのですが(また正式に告知します)、また面白いことをやろうと思っています。

 

僕らは火に突っ込んでいくしかないのです。

がんばりましょう!

c.f.わたしにも恋い焦がれるものはある 彼がその身を焼き尽くしたいと願ったのと同じくらいに 2013年10月12日

 

 

バレエをやめれば楽になれると思った。

 

だが違った。

 

苦しみから解放されるには踊るしかない(セルゲイ・ポルーニン)


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