無意識に任せるとか、無意識に委ねるというのは、意識が何もしないということではありません。
そう見えたとしても、実際はそうではありません。
「果報は寝て待て」な雰囲気で、ダラダラしているだけに見えても、内実はそうではありません。
c.f.そろそろ本気でバレエ講座を再開します!気功も。 2013年05月29日
c.f.練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。(ダルビッシュ有) 2017年04月16日
c.f.いいかね、おれたちの頼りにすべきは自然の理法だ、決して魔法ではない(シェイクスピア『オセロー』) 2020年11月25日
c.f.Bad Habitを演奏するとき、どんな風にループペダルを使うかを教えるぜ!(エド・シーラン) 2021年07月07日(ここのエド・シーランはかっこよすぎる)
「何も考えなくて良い」というのも、本当に何も考えないわけではないのです(いや、これは矛盾だw)。
たとえば、ミダスタッチという強烈な技術があります。
これはキングミダス(ミダス王)が触れるものを全て黄金に変えたという神話から来ている技術です。キングミダスのように触れたところをすべて鉛から黄金に変えます。すなわち治癒させていく技術です。
かつて気功整体を教えて欲しいと言われたときに、悩んだ末に作り出した気功技術です。
というのも整体というのは物理なのです。物理的なものです。
生身の人間が生身の人間に触れます。ということは、かなりの練習が必要ということです。人の身体に触れて施術するというのは難しいのです。
物理抽象度は非常に情報量が多く、それゆえに長い期間の修練が必要です。
いや、気功は本来は長い期間の集中したトレーニングが必要なのですが、「まといのば」では現代風にアレンジして、ともかくすぐに結果が出て、不思議なことができることを重視しています。
(なぜかと言えば、気功に興味があっても、猜疑心や疑心暗鬼の方が勝るからです。少なくとも「自分には(気功が)できない」という洗脳ががっつりと入っています。ですので、お手軽に圧倒的な結果が出るような気功を先に渡して、自信を持ってもらっています。
ある程度、気功を受け入れることができたら、あとはじっくりと楽しみつつ学ぶだけです。最初の猜疑心や疑心暗鬼が気功の最初の最大の関門です)
そのような初心者向けの気功がシンプルなのに対して、気功整体というのは、人の身体に触れるがゆえに、とてつもなく難しいのです。
(それに比べたら遠隔は楽です。楽ですが、、、結果を出すには、やはり人を触っている人のほうが強いのです)
ドクター・ストレンジと師匠のエンシェント・ワンの会話を思い出します。
どうやって魔術を学べば良いのか(「ここからそこへはどうやって行けばよい?」)とドクター・ストレンジが聞くと、ストレンジの師匠であるエンシェント・ワンは質問に質問で返します(「まといのば」的ですよね、質問で質問を返すって)。
ドクター・ストレンジ: How do I get from here to there?
エンシェント・ワン: How did you become a doctor?
ドクター・ストレンジ: Study and practice---years of it.
c.f.ポール・マッカトニーの魔法、インセプションとスクランブルエッグ、緑色の目をしたジェラスと地獄巡り 2017年02月10日(この記事ではじめてドクター・ストレンジに言及しています。ここでポール・マッカトニーが魔法について語っています(^o^))
c.f.あなたが知っている世界。それは数ある世界のほんの一部にすぎないと言ったら?(ドクター・ストレンジ) 2020年12月11日
その意味で、どうやって魔術を学べば良いかは、すでにドクター・ストレンジは知っているのです。自分が天才外科医になったプロセスと同じことを、また魔術でもひたすらに繰り返すだけです。
学び鍛錬することを何年も何年もかけることです。
(余談ながら、「まといのば」に通う人は結果的に高学歴の方が少なくありません。それは高学歴だから頭が良いからではなく、その方が高学歴に至ったStudy&Practiceの感覚を、新しく気功にもきちんと応用し、年単位で鍛錬することを全くいとわないからです)
ただ、気功は比較的にすぐに結果が出るのですが、整体で結果が出せるようになるには時間がかかります。早くて2年か3年ほど。
それが見えていたので、単に手を当てるだけで良いように開発したのが、ミダスタッチです。マッサージなどをせずに、手を当てるだけです。
タッチヒーリングの最高峰だと自負しているのですが、特に技術自体が「謎解き」を含んでいるというのが工夫です(このカラクリはきわめてシンプルです。平たく言えば惻隠の情です)。
もちろんそれまでも「筋肉」や「神経」「空海の身体」「センター」「腸腰筋」「丹田」「チャクラ」「クンダリーニ」「大周天」などの技術はありました。
しかし、気功を用いて整体を行おうとしたら、それだけでは足りないのです。
その疾患の原因は何かを解剖学的に、そして情報場からも謎解きをしなくてはいけないのです。
情報場からの謎解きというと硬い表現ですが、具体的に言えば、たとえば毒(社会的洗脳)や蟲から、身体の使い方、自分の身体の間違った理解などを改善するということです。
そのときに「ミダスタッチ」は漫画「寄生獣」のミギーのように役立ちます。ミギーは宇宙人です。右手(みぎて)なのでミギーです。
右手が(左手でも良いのですが)、あたかも自分の意志とは独立しているかのごとく動いて、問題箇所を指し示してくれるのです。
このときに意識に邪魔をさせないことがポイントです。
意識が邪魔をすると、アルゴリズムが濁ります。
そのときに無意識にゆだねるということが必要になるのです。
たとえば、我が子をひとりだけで「はじめてのお使い」に出すような親の気分かもしれません。
本当にきちんとできるだろうが、無事に帰ってくるだろうかと不安になります。
無意識にゆだねるのも同じです。
「意識的にやっても失敗するのに、無意識に任せたら大失敗してしまう!」と内なるドリームキラーが大騒ぎします。
でも、静かにさせて、そして無意識が良い状態で動けるようにお膳立てします。
このお膳立てを意識することがポイントです。
無意識が気分良くその才能を発揮できるようにお膳立てするのです。
無意識が気分良くその才能を発揮できるポイントを仮にスイートスポットと呼びます。そのスイートスポットから出ないように(ついでに能力の輪からも出ないように)することです。
そして、そのスイートスポットにいると、流れが生まれます。やっていることが全てうまく流れ始めます。そしてその流れにリズムが出てきます。
これが究極的には「龍脈に乗る」感覚につながっていきます。
この「お膳立て」から「スイートスポットを探し、そこにとどまること」、そして「良い流れを自覚して、その流れに乗ること」、それを自覚しながら、無意識にどんどん委ねること、これらが重要なポイントです。
そして、我々は今回ラスボス感のある「アーユルヴェーダ」の龍脈に乗りましょう!
圧倒的な古典にも関わらず、瑞々しい新しさをいつも持ち続けるアーユルヴェーダの真の魅力に迫りましょう!
*オイルも理論も気功もやります!!!
【アーユルベーダの龍脈スクール 〜オイルを身体に染み込ませながら、数千年受け継がれてきた古代の叡智に触れる〜】
【日時】 2月26日(土)13:00〜18:00
2月27日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!(フォームメーラー)
*ヴァーチャル(ビデオ)受講、ライブ(Zoom)受講も歓迎です!(1時間のパーソナルセッションが任意でつきます!)
c.f.【スクール募集開始】オイルを身体に染み込ませながら、数千年受け継がれてきた古代の叡智に触れる。 2022年01月16日
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