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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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アメリカンショートヘアを足元に置いて、地に足をつけたまま、「哺乳類」という情報を操作する

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気功はマジック(手品)だと繰り返し言っているつもりです。

c.f.気功は魔法?! 2010年08月11日

 

気功は種も仕掛けもある手品(マジック)なのです。

c.f.マジックのほとんどはトリックが終わってから起こる。(ダレン・ブラウン) 2018年12月24日

 

超常的なことが起こり、奇跡が起こり、魔法のようですが、それは種も仕掛けもある手品なのです。

 

その種も仕掛けも科学という我々の信仰の中にあります。

いや、ポイントは信仰ではなく、抽象度です。抽象度の階層性というのは明確なもので(先に階層性があるのではなく、先に要素があります)、その階段を上がったり下がったりすることが、種であり、仕掛けです。

 

抽象度とは何かと考えれば、1階にはアメリカンショートヘアやブルドッグがいて、2階には猫や犬がいて、3階には哺乳類がいるようなものです。4階には動物がいます。

 

動物

哺乳類

アメリカンショートヘア

 

という関係性を抽象度と言っています。

包摂関係にある情報同士の階層性を抽象度と言います。情報量の大小が、抽象度の高低に対応します。情報量が少ない方が抽象度は高いのです。

 

抽象度とは、包摂関係のある概念同士を情報量の大小で並べ替えたもののことです。

 

たとえば、アメリカンショートヘアは必ず猫であり、必ず哺乳類であり、必ず動物です。

下の概念は上の概念を情報として持つのです。

ピンと来ない場合はその逆を考えましょう。

たとえば、アメリカンショートヘアであって哺乳類ではないような何かを想定できるでしょうか?

アメリカンショートヘアは哺乳類という情報を必ず持つのです。

 

逆に動物という概念は哺乳類や猫という概念を含みません。動物という概念の情報の中にアメリカンショートヘアという概念は入ってこないのです。

もし入ってくるとしたら、馬という動物は矛盾していることになります。

馬という動物は同時にアメリカンショートヘアであるということになります。これは情報量が一つ多いので、いわゆる「矛盾」となります。

 

 

動物という概念はアメリカンショートヘアや馬という概念を情報として持ちませんが、でも包摂はします。

ここが誤解が多いところです。情報を持つことと、包摂関係の区別が僕らはなかなかつかないのです。

 

原理原則に戻れば、抽象度が下がれば、情報量は増えます。

なぜかと問われれば、それが定義だからです。包摂関係にある情報における情報量の大小を抽象度の高低と定義しています。

 

抽象度が上がれば、情報量は増えます。

 

情報量が増えるということは、計算量は増大します。それを共感覚的に「重い」と表現します。実際に重いのです。重く感じるのです。

 

情報量の大小を単に量の問題だと考えてはいけません。

我々は計算する機械ですので、その大量の情報をインプットして整合的な計算をしないといけないシステムなのです。

ですからなるべく情報量は小さくしたいのです。消化不良を起こすからです。肥満で便秘になり、動けなくなります。

情報量が大きいと、計算量が爆発します。我々は計算という思考が終わらないことに困り、猛烈に簡単なアルゴリズムを使って意思決定するようになります(それをパニックと言います)。

 

ですからなるべくアメリカンショートヘアをどこかに維持したまま(正確には包摂したまま、地に足をつけたまま)、抽象度の高い空間で情報操作(計算)をすると、軽いままでいけます。

c.f.だから自分が楽しめる蜘蛛の糸を必死で登ればいいんだな(多分w)、と思えました。 2020年07月01日(地に足をつけるということに関しては、こちらの記事を参照してください)

 

アンタイオスは無敵とされていたが、そこにはあるカラクリが潜んでいた。彼は母なる大地に足を着けることで、力を得ていたのだ。地から足が離れたとたん、アンタイオスはみるみる力を失っていった。

(略)

「知識は地に足の着いたものでなけれならない」ということだ。いや、それどころか、どんなものも地に足が着いていなければならない。では、どうすれば実世界との接触を保っていられるのか?ずばり、身銭を切ることだ。つまり、実世界に対してリスクを背負い、よい結果と悪い結果のどちらに対しても、その報いを受けるという意味である。(ナシーム・ニコラス・タレブ『身銭を切れーー「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質』)

 

 

 

 

情報量の裏には計算量があり、計算とは我々の無意識の思考のことです。

情報化社会などと言われた時代があり、情報が民主化をもたらすという幻想が支配していた時もあります(所もまだあります)。でも、情報とはべったりとした量だけの次元ではなく、抽象度という次元も存在し、抽象度を考えれば情報は少なければ少ないほど(そうとも言い切れませんが)良いのです。

 

それを表現するときに、「まといのば」では「パターンがある」とか「ワンパターン」と言います。そのパターンが紹介されているのが、神話です。神話であり、古典です。

 

これが気功のシンプルなカラクリであり、種と仕掛けです。

 

たとえば、頚椎の1番から順番に看守のように囚人(頸骨)を呼び出していくという簡単なワークで、身体のアルゴリズムは書き換わるのです。C1、C2、C3、、、にはそれくらいの呪術的な力があるのです。リアルな物理の頸骨を一気に抽象度方向に高く移動させるマントラなのです。

(頚椎に関してはたくさんのフィードバックを頂いております。ありがとうございます!)

 

 

 

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