骨太なフィードバックをいただきましたので、ご本人に掲載の許可をいただきましたので、紹介したいと思います!
その前にひとつだけ、、、
力には2つあります。
「2つの力」です。
力と言っても物理学の相互作用の話しではありません(そちらは「4つの力」ですね)。
そして自然界の木火土金水などでもありません。
もっとシンプルな話です。
人間が生み出す2つの力の話しです。
「まといのば」では「力を抜け」「脱力せよ」という一方で「もっと力を入れて」とも言います。平たく言えば「気の力」ということなのですが、それでも雲をつかむような話です。
そしてキャリステニクス(自重筋トレ)などをすすめ、トレーニングも奨励します。
筋力をつけると気の出力が上がるということも公言しています。
「まといのば」の気功整体師の認定試験はキャリステニクスでした(片脚スクワット、片手懸垂、片手Push Up)です。
実際に身体を鍛えると、情報空間の運動能力も上がります。
なぜなら、思考とは情報空間の運動だからです(T理論ですね)。
では、脱力なのか、筋力なのか。
力を入れるべきなのか、力を抜くべきなのか、、、。
実は2つの力があるのです。
一つの力をなるべく最大限に抜き、一つの力は最大限に込めて欲しいのです。
ただ、どちらも「力」ということが多く、また自分としても力をこめている感覚があります。
ひとつは「ナマの力」と呼ばれる筋肉を緊張させるタイプの力です。いわゆる筋力です。
もうひとつは「気の力」です。
合気道の「折れない腕」のワークなどで、気を通すイメージを強くすると、力では折れなくなります。そのときのイメージの強さ、臨場感の高さを「気の力」と呼びます。
この「気の力」を掴むのが非常に難しいのですが、掴めると強いのです。
そしてつかめた人が「気の力」を出しているのを観ると、、、、、悲しいかな普通には、力んでいるように観測されるのです。よく見れば脱力しているのですが、パワーが溢れているので、力んでいるように見えます(間違いなのですが)。
僕は合気道で言われる「お茶碗を持つ手」というのが好きなのですが、お茶碗を持つような力感で武術をしたいのです(「お茶碗を持つ方の手」じゃないですよwそれは左手)。どこまでも「普通」で良いのです。
ここらへんはうまく感覚をシェアしたいのですが、、、、それは気功整体も踊りもオイルトリートメントも同じで、普通にスッと施術に入り、日常の所作と同じようにやりたいのです。
Dr.Tは認知科学者である一方でミュージシャンであり、ギタリストです。その速弾きについて、「ただ指を動かしているだけ」とおっしゃいます。日常の動作と変わらない、と。
武術家はウォームアップをしませんが(常住坐臥です)、日常の所作が戦闘の所作と通じているからです。
その状態で猛烈に脊椎にエネルギーを通す(クンダリーニですね)のです。
身体はどこまでもゆるゆるにゆるめて、限界を突破してゆるんで、くらげになる感じです。陸の上では何もできないくらげのように。
そして立ち上がるセンターとクンダリーニのパワーでゆらゆらと動きたいのです。
そんなフィードバックをいただきました!!
(引用開始)
先生、講座で学んだ新しい解剖学を心身が認めたくないのか時間がかかりましたが、講座のフィーバックです。
今回美肌クリーム10年ぶりの新技術と伺い日々美肌クリームを美肌瞑想と共に愛用する者として大喜びで参加を申し込みました。
今まで建築モデルでの肉体の在り方を金科玉条として学んできました。
浮足立つ、地に足がついていない、腰砕け等そうならないため日ごろから重心を安定させた在り方を模索してきました。
特に足腰は幼少時から走り込みやストレッチ、以前学んだ団体ではミケランジェロの(人間の足はいかなる靴よりも高貴)ということで拇指、踵、涌泉の開発に熱心に取り組んできました。
今回慣れ親しんだ従来の建築モデルからクラゲモデルへとアップデートするため新技術もち肌と熱(気功技術熱感)を通じ新しい解剖学を心身に上書きしました。
ワークに先立って固形のココナッツオイルを手で溶かし、骨格模型は(骨が)乾いた状態(もっとしっとりしているイメージ)、脂肪も温めれば溶けるということを生理的実感を持って学びました。
気功技術「もち肌」と「熱」を角質、皮膚、浅筋膜、深筋膜、筋肉、神経、骨と共感覚を通じて流していくとどんどん緩み溶けていくのが感じられます。
「骨はクリーム、ミルクのようになる」ということが今まで腑に落ちなかったのですが、前腕に相対で「もち肌」と「熱」をながしていただいた時に、尺骨・橈骨がひじから脱臼したかと思うほど緩みました。
橈骨がしなる骨と書くのを体で覚えました。
蝶形骨を「もち肌」と「熱」で柔らかくしたときは眼球が引き込まれるような感覚とともに大きく開き、眉毛が吊り上がりました。蝶形骨の重要性は今まで散々学んでいたのですが今回、体でその重要性を学ぶことができました。
足腰にもち肌と熱を流し腰砕け状態にして今までの立ち方をリセットしクンダリーニで立つということで頸椎一番から尾骨までもち肌と熱を流していただきさらに顎関節を緩めるようにすると肩の力みが抜け、胸郭が広がり、呼吸が楽になり、気の出力が上がりました。
講座終了後、建築モデルからクラゲモデルでの様子を見ていますが手足の力みが抜け空間を漂うような不思議な感じです。手足をクラゲの触手のように振り回すような運用法でも日常生活が送れることが信じられません。
この状態を大事に古い建築モデルに戻さないように励んでいきたいと思います。
深くお礼申し上げます。
(引用終了)
OnLine気功整体BootCampでも、ポイントはこの「新しい解剖学」です。
これをAnatomy2.0などと仮に「まといのば」では呼んでいます。
全く新しい解剖学であり、新しい視点です。
もちろん骨や筋肉などの名称は次のパラダイムにも引き継がれますが、天動説から地動説のような激震が走る変革なのです。
「まといのば」では現在の解剖学のパラダイムを仮に筋骨格系モデルとか、建築モデルと言っています。そして新しいパラダイムをAnatomy2.0とか、Fasciaと呼んでいます。
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そしていまピラミッドの頂点で変革が起きているということは、それが裾野まで広がるにはおそらく数年いや数十年、いやいや100年ほどはかかるでしょう。
いつも言う例で恐縮ですが、我々は相対性理論も量子論もその誕生から100年は過ぎたのに、日常のパラダイムの中にはありません。テクノロジーとしては使っていても、日常言語の中には組み込まれていません。
逆に「日が昇る」「日が沈む」と言っても、自転公転という地動説は子供でも採用しています。我々はコペルニクスやガリレオ・ガリレイまではアップデートできているのです。
このAnatomy2.0をもし採用できたら、もし無意識が納得できたら、、、すなわちパラダイム・シフトできたら、圧倒的な力を得ることができます。
パラダイムが違うと生産性も、能力もIQも桁違いに向上するのです。
でも、身体は子供の頃に覚えたパラダイムに固執します。
ですので、丁寧にその矛盾を指摘しながら、そして新しいパラダイムの圧倒的なテクノロジーを堪能しながら、徐々に移動してください!
もし急いで習得したいのであれば、OnLine気功整体BootCampがオススメです!
もちろん「もち肌」セミナーも大きな転換点の一つとなります!