往年のホームランバッターであったバリー・ボンズの打撃の秘訣を新庄選手にこっそりシェアしたそうです。
大リーガーの新庄選手はバリー・ボンズのチームメイトとして話を聞いたそうです(いや親友として、ですね)。
ちなみに新庄選手はイチローさんと同じ時期に大リーグ参戦です(2001年)。
それまで投手として大リーグに挑戦した人は多くとも、野手としては初でした。大谷選手も本当にすごいと思いますが、この2人のときはもっと盛り上がりました(新庄選手はメッツの4番、イチローはこの年のMVP)。
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なぜあれだけホームランを量産できたかの秘密を新庄選手にだけ、こっそりと披露したそうで、それをMr.パーフェクトこと巨人の槙原投手に伝えていました(それがYoutubeで公開されるという良い時代)。
何が言いたいかと言えば、一流の人の「ゴールの臨場感」の生成法を大リーガーがこっそり教えてくれたということです。
余談ながら、、、、こういう本当に役立つ秘訣って、なかなか公開されません。
なぜだと思いますか?
いや、公開されるのですが、本気にされないのです。だから役立つ秘訣とならないで終わるのです。
多くの人はみんな笑って、本気にしないからです。ただの笑い話だと思って、本気にしないのです。「やっぱすごい人は違うよね」と笑って、その場を楽しんで終わりなのです。いや、別に彼らも気にしないのかもしれませんが。
でも、本気で秘訣をシェアして、多くの人の役に立とうと思っている人にとっては、飼い犬に手を噛まれる、、、ではなく、聖なるものを犬に投げてはいけない、、、になってしまうのです。
ですから、ほとんど公開されませんし、公開しても笑いというスコトーマに隠れて、また秘訣を探し求めてしまうのです。自分が信じている秘訣を探すのです。でも、そこには現状維持しか無いのです。
たとえば、気功はこうやると圧倒的に上達するよ、という方法を教えたとしても、自分がそれまでやってきた方法論を捨てられないようなものです。どれだけ理論を教えて、これまでの結果を示して、しっかり納得してもらっても、三歩歩くと、すっかり忘れて、また元の木阿弥に戻ることが少なくありません。
「そんな簡単なはずがない」と無意識が思ってしまうのか(その簡単そうなのが難しいのも分からずに)、苦労がしたい、失敗したい、成功できないという悲哀を感じ続けたい、、、と思っているのか(ほとんどの人がそのような願望を持っているように見えます。ですから、本当に成功したい人がスルスルとそのようなM気質の人を尻目に先へ行くのです)。
以前であれば、その負け犬根性というか、M気質というか、自分を尊大に思いすぎている性格こそが問題だと僕は思い、そこを改めさせようとがんばってきましたが、最近は「Want toで生きるといいよ」と放置することにしました。
言うべきことは言いますし、「それがまずいよ」とは教えます。「そちらを選ぶと失敗するよ、その理由はこうだよ」とも伝えますが、選ぶのは本人です。
(ただ少なくとも警告というか、そっちへ行くと破滅だよとは幾度も伝えます。聞こえるかどうかは別ですし、おそらくスコトーマに隠れるのでしょうが)。
というわけで、引っ張りましたが、バリー・ボンズの秘密を新城選手(いや監督)が紹介している動画はこちらです!
新庄:「バリー、打席でどういうイメージで立っているの?」
バリー・ボンズ:良い質問だ。
立った瞬間に俺は野球場を1個、、、もう一個つくるんだ。
2個めのスタンドにいれる、、、リラックスして、、、リラックスしないと入らないから。
リラックスしてバンと打つ。
そしたらインコースの球、つまっても、一個目に入るだろ。
新庄さんいわく「かっけーーーーー」ですし、なるほどーーーーーってなりますね。
これってすごい面白い考え方で、そして自分にスライドさせていくらでも応用可能なのです。
(勘の良い人なら、気功技術のARを思い出すかも)
ちなみに、ヒカルさんの番組で相馬さんに新庄さんが打撃を教えているときも、独特で面白かったです。
「来るやつをポン、キャッチボールで受け取るように」
*新庄さんの言う「日本中を驚かせたいサプライズ」は本当に日本中がサプライズしましたね!
*バリー・ボンズと仲良くなったきっかけについても話しています!
僕はこれを観ながら、オイルトリートメントのタッチについて深く考え込んでいました。
圧倒的なヒーリングをするには、何をすれば良いかと言えば、頭を変えるしかないのです。
でも、その方法を教えると、プロほど抵抗します。
結果が出ても、その方法を受け入れることに抵抗します。
これまでの努力を無にするとサンク・コストが意識に上るのかもしれません。でも、これまでさんざん努力してきたから、この境地に来れたのにって思って、自分の思考を転換して、今までのやり方を捨てれば良いのにって思います。
(逆に一流の人は、本当にあっさりと自分の方法を捨てて、新しい方法を徹底的に取り入れます。君子は豹変す、なのです。もし、それがダメなら、また元に戻れば良いからです。やるなら徹底的に継続します)。
イエスはやたらめったら教えるなと言いました。
人を選んで教えろ、と。
たとえば、気功技術は素晴らしいものですし、人生を変えるものです。
そんなに良いものなら、どんどん人に配ればいいじゃないかと10年前は思っていました。
特に悪用できないタイプの「美肌クリーム」などの技術はどんどん配ればいいじゃないか、と。
でも、やはりイエス様が正しいのです。
聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。(マタイ7:6)
ちなみにこの前の一節が、先日のシン・メンターBootCamp講習会で紹介した「さばくな」です。
人をさばくな。自分がさばかれないためである。
あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう。
なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。
自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。
偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取りのけることができるだろう。(マタイ7:1−6)
僕自身はこれこそが、メンターやコーチングの肝だと思っています。
このマインドセットで始めれば、クライアントの「目にあるちり」を取らせてくださいなどと言わないのです。スコトーマを外させてくださいなどと言わないのです。その前にまず自分の目にある巨大なスコトーマを外すことに専念します。なぜならコーチングをしながら、自分のスコトーマを外すことが、クライアントを変えることに気づくからです。結果的にクライアントのスコトーマを外すのです。
というわけで、「まといのば」は今後もふんだんに聖なるものや真珠を配って歩きます(←学んだら、やり方を変えろよ)。
届く人がいると信じて!
お楽しみに!
今月の気功整体はかなりヤバイです!
【気功整体師養成スクール特別編 〜禁断の気功整体〜】
【日時】 11月20日(土)13:00〜18:00
11月21日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
*Zoomによるライブ受講あります!!
*動画教材(当初はZoom版、その後高画質版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!(フォームメーラー)