我々は未来にAddictしています。
自分の理想の未来、顧客の理想の未来、そしてコミュニティーの理想の未来に夢中なのです。
夢(Dream)の中と書いて夢中です。我々は理想の未来にAddictして、より一層夢中になるのです。
その未来を自分の手で実現できるかもと考えるだけで、感動に打ち震えて、今のリアルに絶望的な状況すら楽しむことができます。
今の悲惨な状況を心から楽しめるのです。この悲惨さもまた理想の未来のスパイスになることを知っているからです。いや、スパイスになりうるかもしれないというだけでも十分なのです。途中で倒れたとしても、すでに理想の未来を垣間見ただけでも、十分に幸せと言えるのです。
(引用開始)
そして主は彼に言われた、「わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに、これをあなたの子孫に与えると言って誓った地はこれである。わたしはこれをあなたの目に見せるが、あなたはそこへ渡って行くことはできない」。
こうして主のしもべモーセは主の言葉のとおりにモアブの地で死んだ。(申命記34:4-5)
c.f.彼は怒りに燃え、手からかの板を投げうち、これを山のふもとで砕いた(エクソダス32:19) 2015年02月22日(引用終了)
セルフケア大全セミナーでちらっと言及したのが、イカゲーム、、、、ではなく、DPです。
国民皆兵制度の韓国での脱走兵を追跡する仕事についた新兵の物語です、、、ってこの紹介では全くそそられないので、興味のある人は予告編を是非!
Netflixは良い仕事をし続けますね〜。
資本力だけではない、何か強烈なセンスがありますね(有り余る資本力を持っていても、自社で開発したものはことごとく失敗して、他人のふんどしを買うしか無いグローバル企業の例もありますので)。
イカゲームはカイジそのものですが、カイジをリスペクトした原作者が作ったものです。
c.f.カイジと言えばヨブ記。神様とサタンは、ヨブを出走馬としてギャンブルをします。神様は賭けに買ったのに、競技場に乗り込んで、なぜかヨブに逆ギレします(笑)。神様が一番不条理です。
悪魔とヘーゲルとチョムスキー 〜部屋とTシャツと私〜 2014年11月23日
そんな神様のような不条理な利根川のトリセツについて書いたのが、こちら。
♬急に不機嫌になることがあります。 理由を聞いても 答えないくせに放っとくと怒ります(西野カナ) 2018年07月18日
モーゼ(モーセ)は約束の地に40年かけて移動し、リーダーとしての役割を果たしますが、自分はその果実にありつくことなく直前に神に召されます(ちなみにモーセも神様のお友達だけあって、十分に不条理です)(自分を信じ、神様を信じてついてきた民衆の一度の過ちを許さずに、神様に虐殺させます)(それが、上に引用したシーンです)。
c.f.「わたしをとめるな。わたしの怒りは彼らにむかって燃え、彼らを滅ぼしつくすであろう」(エクソダス) 2015年02月24日
まあ、それは良くて、最後の神様の不条理が「約束の地」を約束しておいて、モーセにはその香りだけを嗅がせて、食べさせないという、、、、最後にして最高の不条理を与えます!
それであなたはわたしがイスラエルの人々に与える地を、目の前に見るであろう。しかし、その地に、はいることはできない」。(申命記32:52)
神様も意地悪というか、老獪にして悪意はないのかもしれませんが、モーセに約束の地を見せておいて、「でも入れないよ〜」とこうやって直前に言うのが、このモーセ五書の白眉だと思います。
「やったーゴールが見えてきた〜ゴールテープを切れる!」と思ったら、心臓発作で神に召されるようなものです。
でもおそらくモーセは自分が役割を果たしたことに十分満足し、そしてその先の世界を観なくて済んだことを神に感謝したかもしれません(いつの世も大衆を率いるのは不条理なものです)。
余談ながら、イスラエルが建国されてからのバタバタというか、大変さを若者の視点から描いているのがこちらです。その若者とはダニエル・カーネマン。
(イスラエルという国はモーセ以来の約束の地という神話を実現しています)
建国直後のイスラエルでは戦争があり(今なお続いていますが)、多くの友人知人が次々と死にますが、第二次大戦中に比べたらピクニックのようだったとカーネマンは言います。
ピクニックって、、、(汗)
(引用開始)
だが、どんな脅威が迫ってきても、ダニエルは意に介さなかった。「五つのアラブ国家を負かそうだなんて、本当に信じがたいことだった。でもわたしたちは心配していなかった。自分に危険が差し迫っている感じはしなかったんだ。多くの人が殺されていたし、いろいろなことがあった。しかしわたしにとって、第二次世界大戦のあとはピクニックみたいなものだった」。だが、彼の母親はまったく違う意見だったらしく、十四歳の息子を連れてエルサレムから逃げ出し、テルアビブに向かった。(引用終了)
マイケル・ルイスは幾度もこのブログで紹介していますが、全て読むことをオススメします。
マイケル・ルイスに一貫しているのは、「人生と呼んでいるものが、自分より賢いわけではない人々が作り出している」というジョブズの言葉そのものではないかと思います。
ジョブズの言葉が脳内にエコーします。
(引用開始)
たったひとつ、単純な事実に気づけば、人生は可能性がずっと開けたものとなる。それは、自分を取り囲んでいるすべてのもの、人生と呼んでいるものが、自分より賢いわけではない人々が作り出しているということだ。(引用終了)
c.f.あなたを取り囲んでいるすべてのもの、人生と呼ばれるものは、あなたより賢くない人々が作り出している 2019年09月08日
繰り返しますが、、、マイケル・ルイスは一貫してこのジョブズの言う「人生と呼んでいるものが、自分より賢いわけではない人々が作り出している」を描いているように思います(気功の世界も同じです)。
たとえばサブプライムローンが破綻することを確信して、それに賭けた少数者にフォーカスした「マネー・ショート」は記憶に新しいでしょう。
最新作は背筋も凍るような「最悪の予感」です。パンデミックの前夜を描いています。
本当に面白いです。我々が専門家集団だと思い、権威だと思っているのは、実は何もしないことを是とする官僚集団なのです。そこに一貫性も論理性も無く、事なかれ主義が支配します。
マイケル・ルイスは、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学の修士号を取得後に、ソロモン・ブラザーズに就職します。エリートたちの狂騒ぶりを狂っていると感じたのか、感じなかったのか、「これといった理由もなく」辞め、そのめちゃくちゃぶりを描いたライアーズ・ポーカーでデビューし(社長を辞任に追い込み)、畑の違うマネー・ボールでまた大ヒットを飛ばします。
マイケル・ルイスいわく、ライアーズ・ポーカーは金融業界に優秀な若者が行かないために書いたのに、結果は真逆だったと。たしかに内情暴露なのに、そこに魅せられてしまい、そして同じ轍に入ったのが、いわゆるリーマンショックと日本で呼ばれる2008年の国際金融危機です(マイケル・ルイスはそれについて書いています。そして映画化も)。
話を戻して、大リーグの選手オークションであるドラフトがいかに直感を用いて、お金をドブに捨てているのか、逆に選手選考を頭と統計を使ってハッキングすれば、資本が弱小の球団でも資本力で買い漁る球団に勝てるかというノンフィクションを描いたのがマネー・ボールです。
野球を少しでも好きな人で、この本を知らない人はいないと思いますが(いや、少なくとも映画は観ているでしょう)、いまだにバントや犠打がもてはやされているのは、とても時代錯誤ですが、、、世界はそんなものです。
いやいや、大リーグの経営者たちが馬と鹿(才能とそうでないもの)の区別がつかないのではなく、人間にバイアスがあるのだというのが、カーネマン物語とも言える「かくして行動経済学は生まれけり」です。
面白いです!
できれば、『ライアーズ・ポーカー』、『マネー・ボール』、『マネー・ショート』、『最悪の予感』と順に読んでみて、最後のデザートとして「かくて行動経済学は生まれけり」を読むと面白いかもしれません。
カーネマンは僕らのお気に入りですが、印象がガラッと変わること間違いなしです(良い意味で)。そして、行動経済学の臨場感も上がるでしょう。知識が血肉化します。
c.f.【MLスタート】ヒーラー養成スクールBasicのメーリングリストが開始! 2012年06月16日
もしナシーム・ニコラス・タレブの親友のカーネマン(ノーベル経済学賞受賞)の本を読んだことがなければ、主著の「ファスト&スロー」ではなく、こちらの「ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る」がオススメです。軽く読めます。
そこでカーネマンにハマったら(そしてリアルな心理学の面白さにハマったら)、Fast & Slowに挑戦してください。早い思考と遅い思考の対比が非常に刺さります。我々は遅い思考を鍛えようとしますが、それは簡単なことで、かつ意味がないのです。変えるべきはFastの方です。そのためにはショックを受けるしかないと「まといのば」では考えます。目の前で奇跡(と呼ばれる現象)を何度も体験して、身体で覚えるしかないのです。
というわけで、長くなったので、ここで終わります!!
あ、ナシーム・ニコラス・タレブもぜひ、読んでください!
下にリストを貼ります!
セルフケア大全はZoom版をヴァーチャル受講生向けに配信しました。Zoom版なのでかなり赤裸々です(編集済みバージョンではワークは全てカットします)。
【ヴァーチャル(ビデオ)教材:まといのば講座『セルフケア大全 〜己を知り、身体を深く知るための心の洗い方』】
【日時】&【場所】&【デバイス】 いつでもどこでもどんなデバイスでも(ネット接続があれば)Vimeoでの配信ですので、ネット接続があればいつでもどこでも観れます!
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
オイルが浸透してくると気功整体の良さが浮き彫りになってくるようです。
常識的な整体に引きずられすぎた気がしているので、我々にふさわしい気功をガンガン使った新しい気功整体で身体を快適にしていきましょう!
今後はオイルと気功整体の(そして将来的にはメンタリングも)どちらもができるハイブリッドなヒーラー(気功師)をガンガン輩出していきたいと思います。
オイルと気功整体は手を繋ぐことによって、もっと圧倒的な結果に繋がります。
そんな輝かしい未来にFocusし、Addictしていきましょう!!
【気功整体師養成スクール特別編 〜禁断の気功整体〜】
【日時】 11月20日(土)13:00〜18:00
11月21日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
*Zoomによるライブ受講あります!!
*動画教材(当初はZoom版、その後高画質版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!(フォームメーラー)
【書籍紹介】