身体が本当に動かないこととか、IQが上がらないことの窮屈さをいま痛感しているので、非常に大きな学びになります。
これまで抽象的というか、間接的にしか理解していなかったものを、具象的に理解できます。というか、文字通り痛いほど分かります。痛感しますね。
少し頭が回り始めたころに(IQが上がってきたころ)、自分のセミナー教材の動画編集をしたりしていたのですが(溜まりに溜まっていますので)、しばらく自分が動画の中で話している内容が頭に入ってこなくて、難儀しました。というか、言っていることは分かるのですが、その情報空間の移動に対してついていけないと思いました。正直、一瞬、絶望しました(このままIQが戻らないという気がしてしまったので)。、短期的な症状を長期的に固定して悲観的に考えるのが人間の悪い癖なので、ソクラテスおじいちゃんの言うように「慣れ」だなと思って、ひたすら、動画編集を続けていたら、慣れました(笑)。
とは言え、まだそのレベルのIQなので、たとえばシン・メンター養成BootCampのように、最もIQと肉体を酷使するセミナーは今月ではなく、来月開催を考えています!(また連絡します!)
シン・メンター養成BootCampもいよいよ楽しくなってくる後半戦ですね。
アランが幸福は砂糖菓子のようなものではない、と言ったときに、もしかしたらその砂糖にAddiction(中毒)を見ていたのではないかと思います。
砂糖菓子は何もしないでも溶けて美味しいものだから、多くの人はそれと同じように、しあわせも味わえるだろうと思うから、だまされてしまうのである。(アラン『幸福論』)
加工食品や超加工食品のAddictionは人為的なもので、非常にわかりやすい罠であるにも関わらず、僕らはハマってしまいます。分かりやすいドラッグであるお酒やタバコに関しては、批判するほうが野暮かのようです。砂糖や小麦も同様です(砂糖や小麦自体が本質的な問題ではなく、お酒やタバコも同様とは思いますが)。現代以降の世界であれば、インターネット接続ということが(それが文明の大前提ながら)大きなAddictionを醸成する場となっています(いわゆるテレビやラジオ、もしくは新聞雑誌と似ていて、「接続料」を支払っている限りは、ほぼ無償で流れてくる情報が問題だと思います。「タダほど高いものはない」のです)(あ、このブログも無償で流れてきますね〜)。
何が言いたいのかと言えば、我々はAddictionから逃れない限りは、幸福になれないということです。
「多くの人はそれと同じように、しあわせも味わえるだろうと思うから、だまされてしまう」のでしょう。だまされてしまうとアランは言っています。
アディトレスクールの分かりやすい結論の一つに(こういう「分かりやすい結論」というのも、この文明のAddictionを構成するテクニックですよね)、文字通り「水を飲む」というものがあります。
海水モデルと言っている抽象的なモデルの結論も(塩水ではなく)水を飲むのが悪循環の無限ループから逃れる方法ですが、上のものは下のごとく(エメラルドタブレット)で、具体的な次元でも水を飲むというのは良いソリューションになります。
ちなみに、加工食品や超加工食品(超刺激食品)の問題は、その一つ一つの毒性ではなく、その一つ一つの中毒性が問題なのです(毒性ではなく、中毒性)。ドミノ倒しのように、次々と欲求を刺激します。
(それはインターネットも同様です)
そして、その深いところにある欲求が満たされることがないので、いつまでも表層的な刺激を追い求めてしまいます。
逆に水を飲むような行為というのは、たとえば喉の乾きであったり、脱水症状を緩和してくれるので、他の付随的な欲求を消してくれます。喉の乾きや脱水症状の方がよりVitalな欲求だからです。
ベタですが、炭酸飲料という砂糖水ではなく、本当に炭酸水を飲めば良いのです。果糖ぶどう糖液糖ではなく、本当の炭酸水を。そこにレモンを絞るとかして。
炭酸水も人工的ではないかという反論もありえるでしょうが、炭酸水が湧き出る泉は存在します。いや、別に人工的だから悪いわけでもないですし。ただAddictionというシステムが問題なのです(ですから、アーユルベーダではお酒を否定していませんし、スパイス料理であえて白砂糖を使うこともあります)。
まあ、それはさておき超刺激とも呼べるものがふんだんにあるというのは危険なことで、ポケットの中に石器サイズのドラッグがいつもあるわけです。それも神経系へのドラッグです。
これは「繁栄」の一節ですが、現代ではここにスマホを並べるでしょう。
とは言え、オフラインにすれば良いというものでもありません。オフラインがもっとオンラインへのAddictionを深めるのであれば、本末転倒です。
重要なのは海水モデルに対する、水のように、リアルな情報に触れることかと思います。
人と会って話を聞いたり、施術を受けたりするような、リアルな触れ合いです。摂取するのを高度に精製された砂糖以上のドラッグとも言える果糖ぶどう糖液糖ではなく、加工度合いの低い水であったり、食材そのままを調理するようなスパイス料理がますます重要になってくると思います。
逆にそういうリアルな情報に触れていくと、刺激だけで欲求を本質的に満たさないような超刺激の情報(超加工食品、ネットの無料情報、テレビなどのメディアなど)との距離の取り方がおそらくは上手になります(多分)。
僕が好きなAddictionに関する話があります。
ラットの実験です。一つはドラッグ入りの水、もう一つはただの水を置いておくと、もちろん報酬系への刺激を求めて、ドラッグ入りの水を飲む、と。
でも、十分にチーズがあり、十分に仲間がいる環境だと、、、、ドラッグ(ヘロイン)入りの水を飲まないで、普通の水を飲むそうです。
*良き仲間がいれば、なにかに中毒する必要が生じないのです(多分)
*TEDのサイトはこちらから。スクリプトの邦訳はこちら。
この話はマリファナをはじめて吸った時のマドンナ姐さんのリアクションとされているものも彷彿とさせます。本当の快楽を知っている人はヘロインやマリファナにはハマらないのです。
美味しい水を飲みましょう!
新鮮なリアルな情報を手にしましょう!
「まといのば」としては、新鮮でリアルな情報を提供していきたいと思っています!
(引用開始)
イエスは女に答えて言われた、「この水を飲む者はだれでも、またかわくであろう。
しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう」。(引用終了)(ヨハネ4:13−14)
【MV紹介】
エド・シーランの新曲です!
Shiversという「(好きな女の子に)しびれる」という歌です!(多分)。
僕らは僕で自分の理想やゴールに痺(しび)れ、人に痺れ、概念に痺れ、自分の仕事に痺れ、そしてその喜びを増幅させながら、喜びの泉を湧き上がらせていきましょう!
ブログのタイトルはその一節!(「しびれ」とShiversって音が似ていますね)
And when they say the party's over then we bring it right back
Who's ready for Friday? 🎬
— Ed Sheeran (@edsheeran) September 8, 2021
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