シン・メンター養成BootCampのLINEグループを作りながら、稼働させておらず、大変申し訳無いです!
次回の課題です。
これもスクールでもやりましたが、非常に重要なところなので、再度読解しましょう。
課題文はこちら。
(引用開始)
これはレシピを見て料理をつくるときとよく似ています。料理の本のレシピのページを開いたとき、あなたは何を目にしますか? 材料です。しかし、心の目では何を見ているでしょう? その料理の最終形である焼かれたケーキのはずです。
変化のためのレシピとは、意図的にあなたの脳内システムの秩序を乱すことです。頭の中に不協和を生み出し、そこにあるイメージを変えるためのエネルギーと意欲を引き出すのです。自分の理想を定めたら、もうそれがそこに存在するかのように一人称現在形で語り、イメージを視覚化して定着させてください。(引用終了)(ルー・タイス『アファメーション』p.206)
課題は、ここにある二項対立を全て列挙した上で、この文章の構造を取りなさい、というようなものです(もちろんその前に指示代名詞も!)。
と思って、準備していたのですが、今日のBootCampプラチナコースの方とのパーソナルセッションで気が変わりました。
美しいクライアントさんから「英語では、こう書かれています」とセッションの冒頭に言われて、なるほど、、、、ってなりました(←意味不明)。
そんなわけで、英語で行きます!!
ただ、宿題というか、課題としては、日本語文の課題を出します。そんなに日数も無いことですし。
これは以前にも出した問題と同じですね。
Q.1 「そこにあるイメージ」とあるが、「そこ」とはどこか?
Q.2 「それがそこに存在する」とあるが、「それ」「そこ」とは何か?
Q.3 「しかし」とあるが、何と何が逆接になっているか説明しなさい。
Q.4 冒頭の「これ」を示すものを、あえて引用文中から探すとしたら、何か?
というものです。
ただ、これが英文で読むとなるとちょっと様相が変わってきます。
というか、相変わらず書いていないことを訳し、書いてあることを訳さないのが翻訳なので。
というわけで、該当の英文を載せます。
英文でしっかりと読み込んでいくと、また面白いルー・タイスの本音が見え隠れします(いや、隠れないですね)。
This is like cooking from a recipe. When you open a cookbook to a recipe, what do you see? The ingredients. But what do you see in your mind's eye? The finished product--a baked cake.
The recipe for change is to deliberately throw your system out of order. Create dissonance inside yourself so you will have the energy and drive to change your picture. Take your ideal and visualize it and affirm it as if it's already done in the first person, present tense.
ということで、またBootCampでは逐次的に見ていきましょう。
そうすると、いろいろとまた透けて見えてきます。
ちなみに、単語で難しいのは、
deliberately:意図的に
dissonance:不協和
ですね。
Cookingはクッキング、recipeはレシピ。Cookbookは文字通り料理本。
out of orderはそのものですね(翻訳では「秩序を乱す」)。
ただ、たとえば、認知的不協和(cognitive dissonance)という言葉を知っていると、ニヤリとできますね( ̄ー ̄)ニヤリ。
また、また命令形のオンパレード。そして、Butが入り、Soがまたいます。
一つの文章が本当にしっかり読めると、芋づる式に他の文章も読めるようになってしまうのです。
読んだふりの多読ではなく、本当に精密な精読を非常に少ない文章でやることです。
というわけで、土曜日の第2回BootCampお楽しみに!!
マジタでお待ちしております!!
我々が何を言っても 彼らは完成形を想像する回路が未発達だから、不安に駆られて、自分の感情を支離滅裂に解説するばかり(『映像研には手を出すな』)