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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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ゴールも伝授もない気功は、いちごが乗っていないショートケーキのようなもの、、かもw

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ゴールも伝授もない気功というのは、いくら「好きこそものの上手なれ」とは言え、「楽しんでいるやつが強い」とは言え、やはり迂遠(うえん)で遠回りだったかもしれないと、ちょっと反省しています。

 

ゴールが見つからないというCreativeAvoidance(創造的回避)の状態はたしかに存在しますが、そして「ゴールはいらない」という状態ももちろん存在します。しかし、気功をやる上で「ゴール」を否定しなくても良いかなと思っています(いや、否定したつもりは無いのですが、ゴールを言語化できないことと、ゴールが無いことはイコールではないというのがこちらの主旨です)。

 

楽しいとか、気持ち良いとか、ハマるとか、時間を立つのも忘れるとか、没頭する、、という状態こそが、隠れたゴールの為せる技です。

 

ですから、今後も時と場合によっては「ゴールはいらない」と言うときはあるでしょうが、今回のように強く打ち出すことはしません。

 

 

また、伝授も同様です。

 

ちなみに、伝授というのは、気功技術をヒーラーからクライアントに「内部表現書き換え」を用いて受け渡す技のことです。

非常に便利な技術です。

長年の鍛錬無しに、圧倒的な力をほぼ一瞬で手にすることができるからです。

 

ただし、そのことによって気功本来の楽しみを奪ってしまっているという可能性はあります。

自分で技術を作り上げたり、苦労して不思議な技を習得するという機会が奪われています。

草創期の混乱の面白さみたいなものはもはや味わえません。

洗練された既製品がふんだんにある状態というのは、幸せである一方で、自分の手の中に気功があるという感触は得られません。

 

 

だからこそ、伝授を一旦無くしてしまい、気功のMadMaxな世界を実現したら良いと思ったのですが、それはちょっと意味が無いようでした。

 

ただ一方で、ご承知の方も多いのですが、「伝授」というシステムをなくすというのは、「まといのば」の悲願ではあります。何年も前からの悲願で、幾度となくトライしています。

もちろんこれは「まといのば」側の悲願であって、受講生としては良い迷惑なのかもしれません。

そして、その悲願を達成すべく、実際に幾度となく伝授を廃止しているのを知っている古参メンバーは少なくないでしょう。

しばらくはなんとなくうまくいくのですが、そのうちに不都合が出てきて、結局「伝授」を行うことになります。

廃止するたびに、しばらくすると、やはり「伝授は必要だよね」って復活してきます(笑)

「伝授」という奇妙な技が多くの人にとって躓(つまず)きの石になっている一方で、現実的には大きな福音なのです。

 

 

ということで、今後もゴールも伝授も現役バリバリで行くことにしました(まあ、当たり前かw)。

 

ただPink版としてローンチしつつあった「ひたすらに楽しむ」という精神はこれからも重視していきますし、大事なことには変わりがありません。

 

ただ、来年以降の公開する予定だった企画は大幅に変更します(というか白紙ですw)。

 

まあ、いろいろと試してみて、良い方法を今後も引き続き探していきます。

 

 

気功という不思議な方法論をもっと身近に感じて、普通に使って、便利に人生をガンガン変えて欲しいというのが「まといのば」のゴールの一つですが、、、、一方で「小さな親切、大きなお世話」であるというのも重々承知です。

 

ですので、これからも気の合う仲間たちと面白い世界を開拓していけたらなと思っています。

 

というわけで、引き続きよろしくお願いします!!


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