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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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♫一体未来は どうなるのかなんて事より めくるめく今という煌めきに 気づけたらいいんだ♫

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昨日の記事で今後の「まといのば」の方向性について書きましたが、ポイントは、、、シンプルに言えば「もっともっと楽しくなるので、もっともっと楽しみましょう!」ということです。

c.f.Anatomy2.0を用いた完全に新しい鍛錬法、、、名付けてAnatomyTraining?!w 2020年11月09日

 

この先はド派手にもっと楽しくなっていくので、期待して欲しいですし、何よりもまず自分自身に大きな期待を寄せることです。

 

批判は別な人たちが盛大にやってくれるのですから、自分だけは自分のまだ見えていない可能性やポテンシャルを認めてあげましょう(とアインシュタインが言っていましたね)。

 

どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
(アルバート・アインシュタイン)

 

*アインシュタインとチャーリー・チャップリン

c.f.神と悪魔が戦っている。その戦場は人間の心なのだ!〜鎧の人と中の人、本音と建前と「身銭を切る」 2020年07月05日

*私に人気があるのは、誰もが私を理解できるからです。

あなたに人気があるのは、誰もあなたを理解できないからです(チャールズ・チャップリン)

 

 

何か小さな枠に自分をとどめてしまわないで、楽しんで大きく考えて、ふざけて考えて、常識をふっとばしていけば良いと思います。

 

いま「まといのば」としては、ようやく気功の面白さの一端に触れられたかなという感じですし、その一部を見せられたかなという感じです。この先、もっともっと紹介したい世界はもっとありますし、その先もその先もあります。

 

進化は螺旋状で、同じところをぐるぐる回っているようで、少しずつ少しずつ上がっていきます。

そして一つ上に行くと、世界はシンプルになり、楽しくなります。

 

 

一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ人生は楽しく、生きることはすばらしい(ココ・シャネル)

c.f.「私のように歳をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つくらいは覚えられる」 2020年10月30日

 

 

今はかなり厳格な「狭き門」ですが、門をきちんとくぐり抜けたら、もっと広い世界が広がっています。

 

それはとても楽しい体験だと思います。

 

 

いま、楽しいと思っている方は、もっともっと楽しい世界が待っています。

 

いま閉塞(へいそく)しているように感じる人は、それは幻想です。

 

 

「TENETの物理学」セミナーで紹介したエピソードでしたが、、、ボルツマンが亡くなったのは1906年です。

 

ボルツマンは自殺でした。

 

熱力学を大成し、統計力学の祖である偉大な科学者は自ら死を選びました。

 

なぜでしょう。

 

もちろん死の理由などは、神のみぞ知るですし、本人ですら分からないかもしれません。

 

 

ただ、少なくともデモクリトス以来の原子論の立場に立っていたボルツマンが盛大に批判されていたのは事実です。

 

マッハのような偉大な物理学者からも批判されていました。原子など存在しない、と。

 

もちろん古代ギリシャの哲学者であるデモクリトス以外にもドルトンが原子説を唱えていますが、それは少数派というか、マイノリティーでした。

 

そして派手な論争を繰り返して、とうとう双極性障害(躁うつ病)をわずらい、そして奥さんと子供が海に行っている合間に自殺します。非常に切ないことです。残された者の哀しみも深いでしょう。

 

 

1906年9月5日のことでした。

 

しかし、彼の耳に届いていなかったニュースがあります。

 

 

それは原子論は、スイスの特許局の役人によって数学的に証明されていたというニュースです。

すなわち、彼はもはや批判されることは無かったのです。原子論の勝利だったのです。

古代ギリシャ以来の悲願の達成です。

 

とは言え、その特許局の役人もまた人生に絶望していました。

1900年に物理学を修めて大学を卒業するも、大学に残ることもできず、失意のうちに友人のコネで特許局に入りました。

恋人との間に子供ができるも、親は結婚を認めず、「自分など何の価値もない」と絶望していた者です(頼みの父も死にました)。

 

しかし、1905年に発表した論文において、彼は原子の存在を数学的に証明しました。

 

ご承知のとおりのちのアインシュタインです(いや、その当時もアインシュタインですがw)。

 

ブラウン運動に関する論文です。

 

 

面白いことに博士号を取ろうと思って提出した論文は大学に拒否されたので、あわてて書き直したのが「分子の大きさの新しい決定法」で、これがブラウン運動の理論に発展します。

 

 

ちなみに博士号を取ろうと思って提出して拒否された論文は相対性理論の論文でした。何のことはなく、当時のエスタブリッシュメントたちが理解できなかっただけです(量子力学の産みの親であるマックス・プランクの後押しがなければ、アインシュタイン自身も日の目を見ることはなかったでしょうし)。

 

ブラウン運動の理論によって、原子や分子の存在が数学的に証明されました。

 

もし物質に最小単位が無いとしたら、無限に小さい砂粒のようなものが、植物の花粉に含まれる微粒子にぶつかったとすると、左右から同じ力で押されることになり静止します。

ですが、もし原子や分子のような形で最小単位が存在するならば、微粒子はランダムウォークします。これがブラウン運動ですね。

 

ここで原子説の勝利が、古代ギリシャ以来、ようやく決まったのです。

 

平たく言えば、ボルツマンは原子など存在しないという批判の中で、失意のうちに死ぬことは無かったのです。

 

9月6日はその良いニュースが耳に届いたかもしれません。

 

 

ですので、僕らもどんなに現状に悲観したとしても、自分の才能が認められないと思っても、アインシュタインやボルツマンですら辛酸(しんさん)を嘗めているわけですので、もう少しだけ待ちましょう。

我々はゲーデル先生の悲惨な晩年や、チューリングの早すぎる死も思い出しますね。

 

急いで自分に関する結論を出す必要はありません。

 

ウォーレン・バフェットではないですが、まず生き残ることです。

 

次の瞬間に何が起こるか分かりませんし、待つことで劇的に事態が好転することもあります。それよりは今という瞬間を楽しみぬきましょう!!

 

 

 

ということで、King GnuのTeenager Foreverです!!

 

♫一体未来は どうなるのかなんて事より めくるめく今という煌めきに 気づけたらいいんだ♫


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