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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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Anatomy2.0を用いた完全に新しい鍛錬法、、、名付けてAnatomyTraining?!w

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今後、「まといのば」として進めたい方向性を書いておきます!

 

先の気功整体BootCamp講習会では、先んじて伝えましたが、気功整体の可能性はもっと広げたいと思っています。

いまは狭き門から入ってもらっていますし、かなり厳格ですが、その基礎ができているのであれば、もっと応用は自在になります。

 

具体的には、シンプルに言えば全身を使った施術ということになります。

 

デモンストレーションしたように、肘や膝を使う施術、脚を使う施術、つま先を使う施術、肘で挟んで行う施術、腰を使う施術などです。全身をうまく使って施術をします。

手が2本しかなくて足りないと思ったことはないでしょうか。

もちろん僕らは気功を使えるので、千手にもできるのですが、それでも物理的な手は重宝します。2本しかないのであれば、がんばって3本目、4本目を出すことです。それが脚であったり、からみつく腕だったりします(指と肘で別な施術をすれば、増えたのと同じです)。

これは型を学ぶというよりは、やっていく中でやむにやまれずという感じでポテンシャルを広げていきます。

まずは型が重要です。

 

 

大腰筋の施術である「蟹の身」という施術方法はかなり難解だったようで、教えるのに苦心しました。皆さんも習得に苦心されたと思います。

でも、いくつかの大きなブレイクスルーのおかげで、おそらくほぼ全員が年内には確実に習得できそうな気配があります。

というのも、数%のメンバーが正確に習得し、そしてある程度言語化できるならば、その情報は拡散するからです。少数決のようなものです。

ゴールはメンバーで共有されているので、水が高きから低きに流れるように、情報は拡散します。

そして、厳密なカタチで習得しているメンバーがいるので、客観的にチェックができるからこそ、思い込みを外せます。

平たく言えば、自分はできているつもりでも、周りや先輩からきちんと「できていないよ」というフィードバックがもらえるのです。できていないのに、できていると思ってしまうと成長が止まります。逆に正確なフィードバックを得られると、成長は加速します。

これが「まといのば」の考える理想的なコミュニティーの形です。お互いにチェックできる程度に力がつけば、加速度的にメンバー全員が成長できます(この逆の状態がイエスの言う「盲が盲を導く」状態です)。

たとえば仮にある技術のチェックを教師しかできなければ、フィードバックを取るのに時間がかかりすぎます。仲間同士でチェックできれば、フィードバックが早く、その分成長も早くなります。

 

それから、「いくつかの大きなブレイクスルー」についても書いておきます。

大きく分けると2つです。

一つはランドマークの重要性です。

練習会などでも、ともかくランドマークを正確に触る訓練をするように言いましたが、ランドマークは自分では取れていると思っていても、実際は全然取れていないことが多いです。取り方が正確になると、解剖直観がより厳密になります。解剖直観にもレイヤー(階層性)があり、ふわっとしている人や、完全に脳内妄想の人も多くいます。

 

そして、もう一つはAnatomy2.0です。

また来年1月あたりにAnatomy2.0スクールを開催しますが、新しい解剖学の威力は強烈です。

特にFasciaの感覚、気功技術で言えば「ぷるるん」と呼んでいるものが効果的です。

皮膚一枚をずらすという感覚に長けると、途端に皮膚だけで深層筋をゆるめられるのが分かります。

 

 

ランドマークとFasciaが大きなブレイクスルーです。

 

 

それ以外の小さなものとしては、やはりクンダリーニ関連ですね。

姿勢、そしてクンダリーニをきちんと通すこと、重心の移動、足腰の強さ(キャリステニクス的な意味で)、マッスルコントロールなどが本当に重要です。

 

それからWoodsですね。肘から先が指であると正確に自覚して、前腕と手掌をゆるめ、前腕の筋肉をゆるめ、骨間膜をゆるめ、筋肉自体をバラバラにして、最終的には筋繊維もバラバラにしていくイメージです。

鬱蒼(うっそう)とした森の中で木々が生い茂っているように、バラバラにしていきます。

Woodsはアロマセラピストのための技術として、オイルトリートメント用に開発しましたが、気功整体にも活かせます。というか、相当に活かせます(^o^)

ゆくゆくは両方の手技が長けたセラピストを育成していきたいと思います。

水と油のようにこの2つの手技は異なるのですが、バイリンガルのように頭を切り替えれば、両者のLUBを手にしたスーパーセラピストが生まれると期待しています。

 

 

とは言え、「まといのば」は技術至上主義ではありません。

技術や手技はとても大事ですし、我々の役割として圧倒的な技量を身につけることは大前提です。とは言え、ヒーラーにとってもっと重要なのはメンターとしての役割であり、教師としての役割です。

我々は「魔法のような手技であっという間に痛みが取れました」というようなスーパーヒーラーをゴールとはしていません。結果的にそうであるのは構いませんが、目指していません。

それよりはきちんとクライアントに寄り添って、一緒に「なぜ痛むのか」「なぜ可動域が狭くなったのか」という問題を謎解きしていくスタイルを希求します。

その過程で、クライアントさんは自分を知り、解剖学を知り、生理学を知り、生化学を学び、自分で考えて解決できる力を養ってもらうのがゴールです。

自分の身体には自分で責任を取らなくてはいけません(というか、取らされますね、どちらにせよ)。であれば、自分で考えて工夫して、改善していくことを促すのがヒーラーの役割です。ヒーラーはその手助けをします。

(というか、そうあるべきと思います。ただ、巷で流行るのは、ゴッドハンドのように治す治療者です。それって、クライアントサイドから見たら依存、ヒーラーサイドから見たらエゴだと感じます)

 

我々としては、寄り添うスタイル、一緒に謎解きをしていくスタイル、教え教えられるスタイルを取りましょう。その方が健全だと「まといのば」では考えます。だからこそ、ブログでガンガン情報を公開するのですし。必死でヒントを探し求めている方というのは、この不親切なブログの何気ない一言に解決の糸口を見つけるものです。

(実際に、ヒーラーが潰れるのは共依存によってです。共依存は誰も幸せになりません。適切な距離によって、お互いに自律して、成長しましょう!)

 

ということで、話を戻すと、気功整体の方向性として、「全身を用いた施術」が次のフェイズにあるという話でした。

 

 

気功整体だけではなく、「まといのば」としては今後やりたい方向はまだまだあります。

 

たとえば、いまAnatomy2.0流行りです。

これをいまは気功整体に使っていますが、より積極的な身体開発メソッドとしても使いたいと思っています。

平たく言えばトレーニングですね。

鍛錬方法です。

Anatomy2.0を用いたトレーニングなので、、、、、、名称はAnatomy2.0 Training(アナトミー2.0トレーニングです( ー`дー´)キリッ

(決してトーマス・マイヤーのアナトミートレインのオマージュではありませんw)。

 

 

 

略してアナトレ?

 

まあ、名前はどうあれ新しい鍛錬方法を模索しましょう!

 

たとえば、シュワルツェネッガーたちが見出した新しい鍛錬方法は平たく言えばRゆらぎでした。

鍛える筋肉を意識して、使うことによって、同じトレーニングでも効果が全く違うことを彼らは発見しました。

 

また同様にトムプラッツはプライミングの重要性を語っています(Rゆらぎやプライミングなど、T理論のテクニカル・ワーズを使えると、説明の圧縮率が高い!)

ルー・タイスと同じビジュアライゼーションについても(^o^)

c.f.「世の中の人はウエイト、あるいはトレーニングが体を変えてくれると思っているけど、そうではない」 2018年02月28日

c.f.そうだな、大好きな女の子と初デートをすると思ったらいい。スクワットもデートと一緒 2018年10月04日

c.f.シュワちゃんの有名な言葉「今日もあの街角を見に行くぞ」の「あの街角」って情報空間のエッジのこと 2018年03月01日

 

非常に感動的なので、引用を載せておきますね!

 

「脚を発達させたいと思っている人がいるなら、こんなアプローチをするといいだろう。週に1度、脚の日を設けるんだ。例えば日曜日を脚の日にしたとしよう。そうしたら一週間かけて、日曜日に向けて気持ちを高めていくんだ。そうだな、大好きな女の子と初デートをすると思ったらいい。『今週の日曜日は、ジョディとデートだ!』ってさ。否が応にも日曜日が待ち切れなくなるだろう? スクワットもデートと一緒。誰だってデートがうまくいくように考えるはずだ。それと同じように、ジムでスクワットが成功するシーンを何度も何度も思い浮かべる。視覚化することが大切だよ。いってみれば、ジムへ行くときにはもうスクワットは終わったようなものさ。少なくとも僕のなかではね。ジムでは視覚化したものを現実に変えるだけ。それだけでいいんだ!」

 加えて、トムはこうも言っている。

 「世の中の人はウエイト、あるいはトレーニングが体を変えてくれると思っているけど、そうではない。すべては気持ち=心なんだ。ウエイトは道具にすぎない。強く思う気持ちが体を変えていくんだ。(トム・プラッツ p.28 トレーニングマガジンVol.44 特集 スクワットの極み)

 

 

引用は読み飛ばしてしまうという傾向があるので(笑)、、、いや味わって読んで欲しいのですが、、特にこの部分に注目です!ここにもTENETが埋め込まれています(^o^)

 

いってみれば、ジムへ行くときにはもうスクワットは終わったようなものさ。少なくとも僕のなかではね。ジムでは視覚化したものを現実に変えるだけ。それだけでいいんだ!

 

終わったあとの世界から逆行しているのです。

 

 

僕らはもちろんシュワルツェネッガーやトムプラッツの方法論も最大限に使いましょう(T理論を駆使できるので、より精密にできるはず!)。

 

その上で、Anatomy2.0を駆使したトレーニングをします。

 

言語化するのはなかなか難しいのですが、印象としては、、、たとえば、ダンサーの身体の独特な使い方を先日のBootCamp講習会で紹介しました。

 

すなわち、たとえばブリッジをするときは、先に腹直筋をゆるめてしまうのです。

腹直筋をゆるめて、先に伸ばしてしまいます。

ビローンと伸びている状態にしたあとに、脊柱起立筋群や大殿筋などの背面の筋肉をほんのちょっとだけ使って(ほんのちょっとだけというのがポイント)、後屈します。

そのときに股関節伸展と膝関節の屈曲をうまくつかって、バランスを刻々と取ると筋肉の負担が少なくなります。

いわゆる「重力が消える」と呼ばれる状態にするのです。平たく言えばバランスを取るということですね。

 

 

前屈も同じなのですが、身体を前に倒す以上は、腰を引いて前後のバランスを取らないといけません。この感覚が無いので、多くの人は前屈ができないのです。股関節は変化を嫌うので、屈曲に対して抵抗します。抵抗させないためにも、膝カックンのイメージで股関節カックンします。

 

後屈やブリッジも同じです。

後ろに反る以上は、膝を前に出してバランスを取ると楽に体勢が維持できます。最低限しか筋肉を使わず、また反射的に筋肉を収縮させることも回避できます。

 

で、これらを無意識的に一気に処理させるために、ダンサーたちは、先に筋肉をゴールの状態にしておきます。

たとえば、ブリッジならば、腹直筋をゆるめて伸ばしておきます。

ブリッジとは腹直筋のストレッチです。もちろん力を入れた状態でのストレッチです。伸張性収縮ですね。でも、多くの場合、伸長する前に腹直筋が強く収縮してしまうのです反射的に。だからブリッジができません。

 

ご承知のようにブリッジは背筋をほとんど使いません。背筋は収縮の位置にさせられていて、ゆるゆるです。もし硬いとしたら、それは緊張しているだけです。完成したブリッジを支えているのは腹筋群です。

 

ここまでの説明はきわめて解剖学的です。Anatomy1.0的ですね。

ここからAnatomy2.0に入っていきます。

 

腹筋群をゆるめるとは、何か。どうやれば良いのか?

これはシンプルです。

 

お腹の皮膚をゆるめるのです。

(ちなみにブリッジができないという人のお腹の皮膚をゴムゴムでもぷるるんでも良いので、癒着を剥がしてあげるとあっさりできたりします。

同様にスクワットなども、脚に皮膚が張り付いているだけと考えると、あっさりクリアできます。多分w).

 

 

これを意識で一瞬で行うと、スムーズにブリッジができます。

 

苦しんで、恐る恐るブリッジすることはなくなります。ゆっくりでも素早くでも思い通りにブリッジができるようになります。これは恐ろしいほどです。

 

ブリッジにせよトレーニングにせよ「慣れ」というものはもちろん重要です。新しいことは怖いからです。でも「慣れ」以上にAnatomy2.0は素早く、動きを洗練させてくれます。

 

 

いや、こんなのは序の口です。

 

身体を流体と剛体に切り分けて動く方法もあります。

ゆるみとか緊張ということではなく、重みを身体中にかけめぐらせるのです。

たとえば、投球ひとつを取っても、最初から最後まで指先にボールの重みがあると肘を痛めやすくなります(肘の自由度が高いことと、重みがずっと手首より先にあるからです)。

そしてその手にある重みが肩にも負担をかけます(肩が支点になる使い方をしてしまい、そして肩関節の自由度が高いからです)。

でも意識で胸から手先まで順番に重みを切り替えることができたら??

その投球は凄みのあるものになり、そしてピッチャーにとっては身体の負担が少なく(身体の異常に気づきやすく)、気持ちの良いものとなります。

(ちなみに、これは全く新しいトレーニングというよりは、もうひとりのTであるところの高岡先生が数十年前に通過した場所です)。

*興味がある方は昨年開催の「武術の身体」講座を是非!2講座完結です!

お申し込みはこちらから!!

 

というわけで、アナトミー・トレーニングもお楽しみに!

 

他にも脱洗脳系やメンタリング系でもいろいろと方針があります。そちらも徐々に公開していきます。

ともかくまずは狭き門をくぐってください。

メンターであれば、シンプルにEchoすること、ナマステすることです。

 

 

気功整体師であれば、解剖学を覚え、皮膚をずらす感覚を覚えること、解剖直観を鍛えることです。

トレーニングも解剖学を覚えて、解剖直観を自分に発火させることです。特にランドマークを肘や膝のように意識できるくらいに触れて、Rゆらぎさせてください。

 

狭き門を入りましょう!!

 

その先は未来も可能性も無限に広がっています!

 

 

【TENETスクール 〜T理論の徹底習得と実践〜】

【日時】 12月12日(土)13:00〜18:00

     12月13日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*Zoomによるライブ受講あります!!

*動画教材(当初はZoom版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

 

 

そして今月のスクールです!!

 

【ゼロからの気功師養成スクール 〜基本からトップクラスの技術まで〜】

【日時】 11月21日(土)13:00〜18:00

     11月22日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*Zoomによるライブ受講あります!!

*動画教材(当初はZoom版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

 

 

 

今月のまといのば講座です!!

 

呪いの技法を正確に知ると、こんなことを呪いに使うのはもったいない、もっと人や社会の役に立ちたいってなりますね〜(多分!)。

 

【まといのば講座『呪いの技法 〜「人を呪わば穴二つ」の科学〜』】
【日時】 11月27日(金)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!

*ヴァーチャル受講もしくはライブ受講(Zoom受講)も可能です!!

 

 

【書籍紹介】

TENETスクール受講にあたって、どの本を読んでおいた方が良いかという質問がありました。

これまでの書籍を読んでおいて欲しいのですが、強いて上げるのであれば初期三部作ですね!

 

 

 

それから、ルー・タイス以降のルー・タイス解説本として、以下の著作も。

 

 

 

そして認知科学ではこちら。

 

宇宙論として傑作だと思うのですが、物理学の相当な素養がないとシンプルなメッセージの深さが分からないかも。

 

 

 

そしてこちらも是非

 


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