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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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歴史は繰り返されるわけではないが、歴史は韻を踏む(マーク・トウェイン)

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物事の大きな流れというのは、それを感じ取るか否かは別として、空気のようなもので確実に存在します。

 

昨日、日本としては大きく舵を切ることができて、一連の騒動が終息を迎えます。

騒動は濁流のようなもので、足を取られて文字通り死ぬ方も多く、そして社会的な死を迎える方も多かったように思います。

 

その濁流の水が突如引いていく感じですね(もちろんウィルスによる感染症拡大うんぬんのことではありません。それは専門家の方々の分析にあるように、3月末で実質的に終わっています)

(むしろInfodemicによるパニックのことです。そのパニックにお墨付きを与えた宣言とその衝撃のことです)。

 

 

ただ、「まといのば」としては(いつも逆張りをしているようで恐縮ですが)これからがショックの始まりと考えています。

 

たとえば、不況や金融恐慌についてはすでに折り込み済みとは思いますが、もっと足元が崩れ落ちていく感じです。

 

シンプルに言えば、心身の健康のことです。

もし外出することが少なかったり、学校や会社が無かったとしたら、深刻な運動不足となり、具体的に筋肉量も骨密度も落ちているはずです。

 

効果がないことがこれから実証されるであろうマスクや手指消毒や頻繁な手洗いに関しては、ダウンサイドが牙を剥くでしょう。すなわち免疫の低下です(この「免疫の低下」や「免疫力の低下」なる医学的概念は存在しません。これも免疫学の重要な知見です。「冷え性」などと同じです。ここは大事なポイントです)

 

またPTSDではないですが、この騒動による分断と権威の失墜、そして情報汚染の問題は心に影響を与え、それが深刻に身体に反映します。

 

差別や暴力もむき出しになりました。

 

もちろん失った多くの機会については、永遠に取り戻せません(甲子園やインターハイなどは本当に無念でしょうし、ライブや舞台も同様ですし、教育の機会に関しては無残なものです。卒業式や入学式、結婚式も同様です。必要な自粛なら必要悪でしょうが、そうでないことは次第に明るみに出るでしょうし)。

 

しかし、これらにニュース価値はないとメディアは判断するでしょうし、流れないでしょう(流してもPVも視聴率は取れませんし)

ただ、ワイドショー化したニュースにおける重要性関数などはどうでも良くて、自分にとって重要か否かです。

 

厚生労働省によると4月は自殺が少なかったそうで、それをもって、経済を止めると自殺者が減ると言っている識者がいますが、悪い冗談でしかありません。

https://www.mhlw.go.jp/content/202004-sokuhou.pdf(厚生労働省)

 

[4月の自殺者数、前年比約20%減|TBS NEWS]

 先月の全国の自殺者数が前の年に比べおよそ20%減ったことが、厚生労働省などのまとめでわかりました。
 厚労省などによりますと、先月の全国の自殺者数は前の年の同じ月に比べ359人少ない1455人で、19.8%減ったことがわかりました。少なくとも最近5年間では最も大きな減少幅だということです。

*この記事を批判しているわけではありません。このような報道に乗じて、経済を止めると、環境汚染も改善し(それは事実でしょう)、交通事故も減り、そして自殺も減るなどと言っていることを批判しています。

「そういう見方は近視眼的にすぎる」と常々教えてくださった先生方や諸先輩方がそのような発言をしているのはとても遺憾に思います。本当に。

 

 

まずは健康を回復させること、そして情報を精査して、今回の騒動について自分なりの視座を持つことです。なぜ視座を持つことが大切かと言えば、その結論がどうあれ、それが自分に主導権を取り戻すことになるからです。主導権を取り戻せば、心の健康がゆるやかに回復します。

いまの状態は暗闇で暴漢に襲(おそ)われたような、受け身の状態で、嬲(なぶ)り殺されそうになっているようなものです。光を当て、そして傷を消しましょう。

 

 

そして表面的な世界での大騒動が終わったあとからが、ショックの本当の始まりです。
Infodemicの本当のショックが始まると考えるべきです(逆張りのようで恐縮ですが、、、繰り返しますが、逆張りでも天の邪鬼でもありません。まあ自己分析では(笑))。

 

 

今回のようなある程度の抽象度のある情報によるInfodemicによるパニックというのは、パニック自体の抽象度も高いので、一見すると冷静に考えているように見えます。傍からも、自分でも。

 

というのも、冷静でなければ、まずそもそもの問題を認識できないからです。

 

隕石が降ってくるような(もしくは火山の噴火のような)わかり易さは「ウィルス」にはありません(ですので、絵が作りにくくてメディアは困ったのでは)。

ですので、パニックになるために、少しだけ抽象度を上げなくてはいけないので、パニックの渦中にあっても、IQが維持できているような感じになるのです(←わかりにくい)。

 

ですので、まさか自分がパニックになっているとは思えず、冷静に理知的にパニックになります(自戒をこめて)。

 

ですので、もっともっとに分析しましょう。

そこにはロゴス(論理)のメスが必要です。

 

とは言え、もう(おそらく)冷静になれるでしょう。

なぜなら、後知恵で考えられるからです。

 

 

プロメテウス(先見の明を持つ者という意味)という人類に火をくれた英雄は、先に考えることを示しますが、我々にいま要求されているのは後知恵です。

 

*ルーベンスのプロメテウス。ゼウスの怒りに触れ(人類に火を渡したことで)、罰として永遠に肝臓を食べられる。いや、永遠ではないですが、刑期は3万年とか。

 

 

後知恵は賢いのです(笑)

 

後知恵、すなわちプロメテウスの弟エピメーテウスです。「エピ」とは「後に」という意味でした。

 

 

プロメーテウス="pro"(先に、前に)+"mētheus"(考える者)

 

エピメーテウス="epi"(後に)+"mētheus"

 

 

 

です。もちろんプロメテウスの名前の切り方を替えて、「テウス」(神)に「プロメー」(昇進)した(とか、させた)という説もありますが。させたというのは、人を神に昇進させたということです。

 

プロメテウス="Promē"(促進する、昇進させる)+"theus / theos"(神)

 

それはさておき、後知恵でいろいろと検証しましょう。

答えが分かった時点で後ろを振り返って見るのは楽なものです(状況が刻々と変わり、自分以外の全ての人が反対するかのように感じるときと比べると)。


もちろん日常が戻ってきて、その別な意味の濁流に今回の騒動は流れてしまいます。

 

アメリカやヨーロッパではまだ火事が燃え盛っていますが、中国をはじめとしてアジアでは沈静化しています。韓国は間違った成功によって、基本的人権を剥奪し、パノプティコンを推し進める方向に舵を切っています。良くない傾向だと思います。

(もっと心配なのは鎖国政策で持ち上げられた各国です。こっそりと鎖国を解き、こっそりと感染を拡大しておかないと、それこそアメリカとヨーロッパが経済を動かし始めている中で、圧倒的に取り残されます。グリーン・ゾーンなどいうフラグはあとで絶望的な回収によって報われます)

 

第二波、第三波が来るか来ないかの議論ではなく、来ても意識に上らない可能性を意識すべきでしょう(というのも、新型インフルエンザはいまだに季節性インフルとして猛威をふるっていますが、多くの人にとっては「あの人は今」状態なので)(しつこいですが、結核のことを思いましょう)。

 

繰り返しますが、騒動前の日常が急速に回復して、その日常という濁流に流されて、今回の騒動は忘れ去られます(年末の特番で「そういえばそんなこともあったね」、と思い出される程度でしょう。3密やら流行りもしなかった「新しい生活様式」やら、クラスターやら、、オーバーシュートやらw、、もう遠い日の花火でしょう)。

ですので、いま後知恵で検証するというような贅沢な時間を持つことは許されないかもしれません。

 

しかし、歴史は繰り返す(いや、「韻を踏む」byマーク・トウェイン)ですので、いま後知恵できちんと考えておけば、次のパンデミックのときの(いや、Infodemicのときの)先見の明の礎石となります。

 

(引用開始)

歴史は繰り返されるわけではないが、歴史は韻を踏む。これはアメリカの文豪マーク・トウェインの言葉だが、世界の出来事のほとんどは、まったく同じではなく、少しだけかたちを変えて繰り返される、という本質をついた言葉だとおもう。

(引用終了)

 

 

 

というわけで、本稿は軽めに時事ネタでスタートして、オンラインメンターについて書くつもりでしたが、、、、最近、記事が長いので、ここで終了します!!

 

 

 

【書籍紹介】

 

ゴーンさんの疑惑について、非常に明確に書かれていて非常に面白いです。

 

 

【まといのば講座「アーユルベーダの奇跡 〜医学の神秘のベールを剥がす〜」】
【日時】 5月21日(木)19:00〜22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
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*ライブ受講、ヴァーチャル受講もあります!!(すべての受講生にヴァーチャル教材は配信されます!)

 

 

 

 

【ヒーラー養成スクール『マインドコーディネータースクール』】
【日時】 5月30日(土)13:00〜18:00

     5月31日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

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*5月21日(木)まといのば講座 「アーユルヴェーダーの奇跡」

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(5月23日(土)気功整体師養成Boot Camp講習会(第4回目))

 

*5月30日(土)31日(日)ヒーラー養成スクール特別編「マインドコーディネーター」

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*6月20日、21日 アディトレマスタースクール

(6月27日、28日 Rayヨガスクール〜アーユルベーダ編〜)

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*7月18日、19日  気功整体師養成スクール (BootCamp2期)

(7月25日、26日  Ray式マッサージスクール (BootCamp2期)

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